旬の果実で作るフルーツビネガー〜季節を瓶に閉じ込める果実酢の基本レシピ〜
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
夏の日差しを浴びて育った果実が店先に並び始めました。
春の終わり頃から今の季節、目まぐるしい程に旬のフルーツが出揃い、「次は何を仕込もうかな」と、わくわくした気持ちになります。

毎年この季節に作るのが、フルーツビネガー(果実酢)。
果実と氷砂糖、お酢を瓶に入れて待つだけで、旬の香りを閉じ込められる一瓶の基本の作り方、アレンジアイデアや楽しみ方をご紹介します。
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✔︎ フルーツビネガーのアレンジアイデア
基本のレシピに慣れてきたら、ハーブやスパイスを加えてアレンジをするのもおすすめです。

今回私は、すももにはカルダモンを合わせました。華やかで少し異国を感じる香りに。
パイナップルにはシナモン、カルダモン、クローブを少し。どこかクラフトコーラを思わせる、トロピカルな香りになります。
一方で、完熟梅はそのまま仕込むだけでも十分に豊かな香りを楽しめるので、まずは素材そのものの風味を味わってみるのもおすすめです。
✔︎ フルーツビネガーの楽しみ方
出来上がったフルーツビネガーは、水や炭酸水で4〜5倍に薄めるのが我が家の定番。
暑い日は氷をたっぷり入れて、ライムやレモンをひと搾りすると、より爽やかな一杯になります。

楽しみ方は飲み物だけではありません。
オリーブオイルと塩を合わせればさっぱりとしたドレッシングに。マリネやキャロットラペなど、いつもの料理に少し加えるだけで、夏らしい軽やかな味わいが楽しめます。
肉料理の漬け込みに使うと、さっぱりとした風味が加わり、酢の働きでやわらかく仕上がりやすくなります。

旬のわずかな期間だからこそ、その季節だけの香りを瓶に閉じ込める時間もまた、暮らしを豊かにしてくれる手仕事のひとつ。
ぜひ今年の夏は、お気に入りの果実で自分だけのフルーツビネガーを仕込んでみてください。
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