えみ
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
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梅雨が明け、いよいよ産直の棚に夏野菜が並び始めました。買わなくても、家庭菜園をされている方からいただいて、冷蔵庫がパンパンになることも。うれしい悲鳴ですね。
今回は、そんな夏野菜を塩麹に漬け込み、香りを楽しむ三種の浅漬けをご紹介します。
きゅうり、なす、白瓜……。切って漬け込むだけの簡単な浅漬けですが、ひんやりとした一皿があるだけで、暑い日の食卓に少し涼を感じる気がします。
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生姜香る、夏野菜の塩麹漬けの作り方
生姜の爽やかな香りが立ち、暑さで少し疲れた身体にも、すっとなじむ味わいです。 なすやきゅうりは安定の美味しさですが、みょうがやセロリは鼻からすぅっと香りが抜け、パプリカはほんのりとした甘みも感じられます。これからの季節コリンキーもとてもおすすめで、それぞれに違ったおいしさがあり、つい箸が伸びてしまいます。
材料
・きゅうり、なす、セロリ、みょうが、パプリカなど …… お好みの量 ・塩麹 …… 大さじ2 ・千切り生姜 …… 15g
※塩麹と生姜の量は、漬ける野菜の量に合わせて加減してください。
作り方
1. きゅうりやなすはヘタを切り、皮を縞模様になるようにむく。なすは縦半分に切る。 (※なすは変色しやすいため、切ったらすぐに塩麹へ漬けてください。) セロリは筋を取り、みょうがは縦半分に切る。 パプリカはワタを取り、皮目に隠し包丁を入れて味をなじみやすくする。
2. 野菜と塩麹、生姜をジップ付き袋に入れてなじませ、空気を抜いて冷蔵庫で1日〜置く。
3. 好みの塩加減になったら、塩麹を軽く拭って食べやすい大きさに切る。生姜もぜひ一緒にお召し上がりください。
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太陽と職人の力の結晶
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なすの塩麹からし漬けの作り方
ツンと鼻に抜ける爽やかなからしの香りが心地よく、ご飯にもよく合います。
材料
・なす …… 2本(約200g) ・塩麹 …… 大さじ2 ・酢 …… 大さじ1 ・粉からし …… 小さじ2 ・きび砂糖 …… 小さじ1
作り方
1. 粉からしは同量のぬるま湯(40〜50℃くらい)で溶き、5分ほど置く。 (混ぜたあとにラップをして待つと、辛味がより引き立ちます。)
2. 1. と他の調味料をジップ付き袋に合わせておく。
3. なすはヘタを切り、皮を縞模様になるようにむく。調味料の入った袋に入れてなじませ、空気を抜いて冷蔵庫で1日〜漬ける。
4. 調味料を軽く拭い、食べやすい大きさに切って盛り付ける。
※からし漬けは空気に触れると辛味が飛びやすいので、食べる分だけ取り出して、残りは空気に触れないように保存してくださいね。
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素材が引き立つ麹調味料
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白瓜の実山椒塩麹漬けの作り方
今の季節、実山椒を塩漬けして保存されてる方もいるのでは⁈ そんな方に是非作っていただきたい、口の中で時折はじける実山椒の香りが、夏らしい涼やかさを運んでくれる一皿です。
材料
・白瓜……1/2本 ・塩麹……大さじ1〜2 ・実山椒(塩漬け)……小さじ1〜2
※実山椒は15分ほど水に漬けて塩抜きし、水気を拭き取る。半分は粗く刻み、半分はそのまま使う
作り方
1. 白瓜は縦半分に切り、真ん中のワタを取り、皮を縞模様になるようにむく。塩少々をまぶし、10分ほど置く。
2. 出てきた水気をペーパーで拭き取り、ジップ付き袋に塩麹と実山椒を入れてなじませる。好みの塩加減になるまで、冷蔵庫で1日ほど置く。
3. 食べ頃になったら塩麹を軽く拭い、食べやすい大きさに切って盛り付ける。山椒も一緒に添える。
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どの浅漬けも食べるサイズに切ってから漬け込むと、もっと早く仕上がりますが、大きく漬け込んで食べる前に切るほうが、切り口にエッジがあり、見た目にも綺麗です。
翌日から少しづつ切って、味の変化を楽しむのも良いかもしれませんね。
夏の漬けものは、手間のかかる保存食ではありません。
野菜を切って漬け込むだけ。
それでも冷蔵庫にひとつあるだけで、食卓に季節の彩りを添えてくれます。
夏の台所に、小さな涼をひとつ。
そんな気持ちで、旬の野菜を漬けてみませんか。
ぜひ、いろいろな夏野菜で試してみてください。
#塩麹 / #夏野菜 / #茄子:なす(6〜10月)/ #白瓜(5〜9月)
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連載:季(とき)を味わう台所(Instagram)
岡山県在住。美容師を経て大手料理教室で経験を積み、現在は独立して「食」にまつわる活動を行っています。季節の手仕事を大切にしていた祖母の家を引き継ぎ、少人数制の料理教室も主宰。“季(とき)を味わう台所”を通して移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお伝えします。