とうもろこしをおいしく味わう〜保存と加熱のコツ、メキシカンマリネ〜
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
産直やスーパーにとうもろこしが並び始めると、初夏の訪れを感じます。
みなさんはもう今年初のとうもろこしは食べられましたか??
私は先日友人とのタコスパーティーで今季初のとうもろこしを。

皮をむいた瞬間の青々しい香りや、ぎっしりと並んだ粒の美しさ、蒸した後の甘い香り…想像してドキドキしてしまう私は、みなさんより少しとうもろこし愛強めだと自負しています(笑)
✔︎ とうもろこしをおいしく保存するコツ
そんなとうもろこしは、実は鮮度がとても大切な野菜。
収穫後も呼吸を続けており、甘みのもととなる糖分を少しずつ消費していきます。
そのため、購入したらできるだけ“早く食べる”か、“加熱しておく”のがおすすめです。

すぐに使わない場合は、皮付きのまま新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵庫へ。
育った時と同じように立てて保存すると鮮度を保ちやすいともいわれています。
…とはいえ、旬のとうもろこしは買ったその日がいちばんおいしいもの。
ぜひ新鮮なうちに味わってみてください。
✔︎ 甘さを生かす加熱方法
加熱方法は蒸籠や蒸し器、または電子レンジがおすすめです。
蒸籠なら、湯気の上で10〜15分ほど蒸すだけ。
水に浸けずに加熱するため、甘みや香りが逃げにくく、粒もふっくらと仕上がります。

忙しい日には電子レンジも便利です。
耐熱容器に入れたり、ラップに包んで600Wで4〜6分ほど加熱します。
電子レンジはとうもろこし自身の水分で蒸し上げるような状態になるため、糖分や風味を保ちやすいのが特徴です。
私は2本シンデレラフィットするルクエ(シリコンスチーマー)を愛用しています。

とうもろこしの甘さの主成分はショ糖。
たっぷりのお湯で茹でるよりも、蒸したり電子レンジで加熱したりする方が、その甘さをより感じやすいとされています。
加熱後は手で触れるくらいまで粗熱が取れてから開けると、粒はシワにならずぷっくり弾けんばかりです。
塩を使うなら加熱後がおすすめ。
熱いうちにひとつまみの塩をなじませると、塩味との対比で甘みがより際立ちます。
✔︎ とうもろこしとパクチーのメキシカンマリネ
私はそのままかぶりつくのが一番好きですが、少し残った時にはこんな一品もおすすめです。

加熱したとうもろこし1本分の実を外し、刻んだパクチー2本と合わせます。
オリーブオイル小さじ2、塩ひとつまみ、チリパウダー少々で和え、お好みでライムやレモンを絞れば出来上がり。
パンの上に乗せていただきました。

とうもろこしの甘さに、パクチーの爽やかな香りとチリパウダーのほのかな辛みがよく合います。
冷たい飲み物のお供にもぴったりです。
旬のものは、手をかけすぎなくても十分おいしいもの。
保存のひと工夫と、素材の味を生かす加熱方法で、夏だけの甘さを楽しんでみてください。
#とうもろこし(6〜9月)
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