うぐいす餅〜レンジで作る春の和菓子のレシピ〜

更新日:2026.04.15 | 公開日:2026.04.13
えみ

連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。

春になり、桜のお花見も落ち着いた頃。
山の緑も一気に若葉色の柔らかい新芽が芽吹き始めます。
やわらかく艶やかな新緑が太陽の光でキラキラしていて、とても気持ちの良い光景です。
そして鶯(うぐいす)の鳴き声も。
ぎこちなかった鳴き声が、少しずつ上手くなっていく。その変化に気づけるのも、春ならではの楽しみ。

今回はその鶯を模したうぐいす餅を。
手軽に、電子レンジで作るやわらかな求肥と、こし餡を使って、普段でも作りやすいレシピを考えてみました。

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レンジを使ったうぐいす餅の作り方

レンジで作るうぐいす餅

材料(6個)

《求肥生地》
・白玉粉 … 60g
・砂糖 … 20g
・水 … 80ml前後

・こし餡 … 約180g(30g×6個)

《仕上げ》
・青大豆きな粉(うぐいすきな粉)… 大さじ3
・砂糖 … 小さじ1
・塩 … ひとつまみ

※うぐいすきな粉は普通のきな粉と比べると、軽やかな風味なので、ほんの少しの砂糖でやさしい甘みを補い、塩で味の輪郭を整えると全体がぐっと引き締まります
 私が今回使ったのは着色料無しの100%の青大豆の鶯きな粉なので、淡い色味でしたが、モノによって、もし色が濃い様なら…濃厚なきな粉の風味が欲しいなら…鶯きな粉ときな粉を混ぜて使ってみて下さい。

うぐいすきな粉

下準備

1. こし餡を6等分して丸めておく

2. きな粉・砂糖・塩をバットにはかり、混ぜておく

うぐいす餅の下準備

レンジで作る求肥生地

1. 耐熱ボウルに白玉粉、砂糖と水を入れて、ダマがなくなるまでしっかり混ぜる
(少し置いておくとダマも水分吸って潰れやすく)

2. ふんわりラップして600Wで1分加熱し、一度取り出してしっかり混ぜる

3. 再度1分加熱し、混ぜる
 ☑︎半透明&もっちりになればOK
 ☑︎白っぽい部分があれば追加で20〜30秒

成形の手順とコツ

1. きな粉を広げたバットに加熱した求肥をのせる

バットに求肥をのせる

2. 均等に6等分できる様、長方形に形を広げる

長方形に広げる

3. カードに水をつけながら、6等分する

編集部メモ

カードは、生地を切り分けるための道具(スケッパー)のこと。包丁やゴムベラでも代用できます。

6等分する

4. 1つずつ広げて、餡を包み底面の求肥を軽くつまんで閉じる

広げて、餡を包み閉じる

5. 形を整えて(鶯に見立てて、左右をつまみ出した様な形)、茶漉しなどで更にきな粉を振りかける
 ☑︎手にきな粉をつけると扱いやすい
 ☑︎完全に閉じなくてOK
 (うぐいす餅らしく“ゆるっと”で◎)

形を整えてきな粉を振りかける

作る時のポイント

加熱後はすぐに扱うとやわらかくて、作業しやすいです。
 冷めると生地が伸びにくくなります。
 火傷しない様に求肥にきな粉を纏わせながら作業して下さいね。

成形でのポイントは「包みきらないこと」
 少し餡がのぞくくらいの、ゆるやかな仕上げがうぐいす餅らしい佇まいになります。
 最後に全体にきな粉をまぶし、仕上げにうぐいすきな粉をひとふり重ねると、春の気配がふわりと立ち上がります。


うぐいす餅

やわらかな光の中で、ころんと並ぶその姿は、とても愛らしく、季節をそっと映す和菓子の良さを改めて感じさせてくれます。

よかったら作ってみて下さい☻

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