和室を整える暮らしの工夫〜襖を外す収納と空間づくり〜

公開日:2026.03.13
りえ

連載:暮らし日和
りえさん(@ri___wa12)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

何かと制限がついてまわる賃貸住まいの中でも、お気に入りの空間を仕立てて楽しんでいきたいと思って暮らしています。
以前の台所編に続きまして、今回は和室をどのように工夫して整えているかについて掘り下げてみようと思います。

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✔︎ 襖を外して空間をつなげる工夫

襖を外してつなげた、和室とリビングダイニング

ダイニングと和室が襖で仕切られていたわが家。社宅として使われていた家ということもありそれぞれ個室にするための区切り戸が各所に見られます。和室の襖を外すことでフローリングのリビングダイニングに和室がつながりました。たった2枚の襖を外してみただけですが、これがとてもいい。

冬は和室にこたつを置いて、暖かく過ごす

ローテーブルを畳空間に置くかフローリングの方に置くかで家族のくつろぎ場所が変わるので、こたつにするときは畳の方で暖かく、夏はフローリングの窓の近くに置いて外の景色を眺めたりと季節に応じた変化を楽しめるようになりました。

和室の押入れの襖を取り払い、オープン収納に

和室にある押し入れの襖も取り払ってみました。中には家族5人分のシーズン服を収納しています。襖を閉めてしまえば中が見えないので、すっきりしている景色を演出できるものの、私は見えないのをいいことについつい中にモノをため込んでしまい、気持ちよく使えていないことも多く経験してきました。

そこであえて押し入れをオープンにすることで、いつも目に入るようになるからこそ見えていてもいい状態をキープしようと思えるのではないか、と考えました。私にはこのオープン収納が合っていたようで、中身を整えるモチベーションが上がり収納の中にかごやハンガーなど自分の好きな道具を取り入れて管理が楽しくなっています。

取り払った襖の置き場所と活用方法

ちなみに取り払った襖は別部屋の壁際に立てかけています。厚み部分を飾り棚として本や小物を置くちょうどよい空間が出来上がりました。

✔︎ 動かせる収納で家族の変化に対応する和室収納

和室の一角の子ども収納は背面のないオープンラックで

7年前に入居してから、和室の一角はずっとキッズゾーンです。登園から登校へと子ども達が成長していく度に、必要なものの量や種類、使いやすい位置、置きやすい高さは次々と変化していくのを身をもって実感。賃貸だから壁に大きな穴をあけることはできないし、またいつか引っ越すことを考えると大きい家具の購入も避けたい。

そんな中感じたのは、さまざまな使い方ができてどの成長過程にも柔軟に末長く対応し続けてくれる収納家具選びが大切だということでした。

私がたどり着いたのは、背板のないオープンラックです。
ラックを買い変えると中にはめ込むかごや引き出しのサイズが合わないというもやもやはありがちです。
が、背板がなければ少し奥行き長めのかごや箱でもラック自体を壁より少し手前に配置することで、手前にははみ出さずに使うことができるんです。高さもある設計であれば、背の高いファイルも入れられて重宝します。

子ども自身が使いやすい背の低い子ども収納

数年まではラックを重ねていましたが、今は平置きに。朝の準備で娘3人がそれぞれ動きやすいように意識して配置しています。ランドセルやリュックがバンっと下ろすだけなので置きやすいようです。

✔︎ 和室にやわらかさを添えるファブリックの工夫

和室の窓と言えば障子。ここにはちょうどいい大きさのリネンの布を持っていたので吊るして使っています。窓を開けると外をお散歩している人とバッチリ目が合ってしまうので目隠し要素として。また、THE和室な雰囲気が少し和らぐようにというインテリア要素として。

障子の前に吊るしたリネンの布

窓を開ける季節には時々、「やってるかい?」とお店のれんをくぐるようにリネンの隙間から「○○ちゃーん」と娘を遊びに誘う近所の子の声がします(笑)子どもたちが小さいうちだけ聞ける幸せな光景だな、と感じる母です。

✔︎ 暮らしの変化に合わせて空間を整える

今日は、お気に入りの空間で過ごす時間を愉しむ、和室編のお話でした。
写真を並べてみると、その変遷にこの家に長く暮らしてきた時間をしみじみ感じてしまいました。子ども達の体も当時より20㎝くらいは大きくなっていると思うんです。子どもが成長するに連れ、手狭に感じることもありますが、大きくなった体でも気持ちよく過ごすためにできることはあって、そのためのアイデアや工夫を見つけ楽しんでいきたいと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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