野良着について《前掛け編》〜家事や農作業に便利な前掛けの布の裁ち方・作り方〜
連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。
先日の朝、子供を小学校へ見送るその後ろに見える山の景色がいつもと違うことに気が付きました。
向こうの山の上の方にだけ、うっすらと白い粉をふったように白く染まっていて、あ!雪が降ったんだ、と気付きました。
東京に住んでると、雪は降ってくるまで見えないもので、近くにあって初めて冷たいとか、白いとか、そう思っていたのですが、こちらでは遠くに見えることから季節を感じるのだなと、そんなことがひとつひとつ新鮮に思っています。

∟ あっという間に溶けてしまった山頂の雪
二十四節気では大雪を迎える畑の様子です。
9月に苗を植えた白菜が無事に丸々と大きく育ちました。
いよいよ、初めての大物の収穫です。
種まきした菜っ葉、のらぼうも、虫さんと半分こしていただきます。

11月の終わりには、古代小麦の種も蒔きました。
小麦から粉を挽いて、茎を工作に使えたらと夢見ています。
やりたいことはたくさんあるので、ついつい急いでしまいますが、ゆっくりじっくり、季節の移りかわりを見逃さぬように、五感を鋭く持っていようと思う毎日です。
✔︎ 日々の作業に寄り添う、野良着のある暮らし
10月のもんぺ、11月のシャツと、続けて野良着について書いてきました。
考える、作る、着る、その中で日々の暮らしにも馴染んできています。
3回目の最終回は、前掛け編です。
前掛けとはエプロンのこと。
着物の時代は帯に被せるようにまとい、ひざ下までを覆い、着物を汚れから守るために作業や家事をするときに身に付けられていました。
農作業はもちろんのこと、家事に仕事に、前掛けひとつあるだけで、汚れの心配がなく、思い切り体を使うことができるというのは、動きの可動域や効率化に大きく関わります。
そして思いがけず前掛けには、防寒の機能もあると気付きました。
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作ってみると、腰に布一枚巻くだけで、こんなにも暖かく感じることに驚きました。
機能的で暖かな前掛け、ぜひこの冬に一枚作ってみて下さい。

野良着、すなわち、今の私に必要な衣服ですが、どんな方にも今のご自身にぴったりの必要な衣服があると思うのです。
衣服について続けて考えてきたことで、どんな服を着るかは、どんな暮らしがしたいかにつながっているのだと、実感しています。
私自身、さらにこれから先繰り返していくであろう暮らしの変化、衣服の変化も楽しんでいきたいと思っています。
今年も一年、月に一度の連載、「くらしの図工室」を読んで下さってありがとうございました。
山梨へ移住してはじめて迎える新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。
#縫い物と暮らし / #前掛け
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