kae
連載:ファブリック考
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさん(Instagram)より、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。
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前編に引き続き、理想のワンピース作り。
後編の今回は裁断からのスタート。でもその前に、生地選びです。
前回生地を選びきれず、あれから1週間以上悩みました。
結局、候補として挙げていたこちらの3つの生地はピンとこなくて却下。買いに行くことも考えましたが、布在庫を減らすという最近の密かな目標を達成するため、再度手持ちの布から選んだのがこちら。
鮮やかなグリーンの綿麻生地です。
∟ なんかちょっと既視感…と思ったら、
去年も似た色でワンピースを作っていました(笑)
その時は既存の型紙を使っています。
こちらから

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一度これ!と生地を決めてしまうと、最初からこれで作る気だったかのように、イメージがしっかりと湧いてきます。
今回はオリジナルパターンなので、仕様書はありません。これまでの経験をもとに、接着芯を貼る部分、裏処理の仕方や、縫う順番をイメージして制作に取り掛かります。
【作り方:後編】お気に入りの服から型紙を起こすワンピース|裁断から完成まで
①まずは生地の裁断。今回は切り替えのないワンピースで、1つのパーツが大きいので裁断も一苦労。部屋にあるものを手当たり次第、ウェイトがわりに使います。
∟今読んでいる本とか、 古布を愉しむ夏の旅で購入した古いそろばんとか…
∟接着芯が必要な部分は、 接着芯を貼ってから裁断します。
②生地端にロックミシンをかける。
∟全ての生地端にロックミシンが必要なわけではないので その辺りも考えながら。
③見返しと、本体の肩をそれぞれ縫う。
∟見返しの背中側、 裁断の際に間違えてしまって修正跡が。 そんなこともあります。(笑)
④本体と見返しを中表に合わせ、両脇と、首まわりを続けて縫う。
∟ここは洋裁を初めてすぐの頃、仕様書を見ながらも、 何度も間違えては解いていました。 失敗から学んで、今はちゃんと理解して 進められるようになりました。
⑤表に返して、アイロンで整える。
∟一気にお洋服らしくなりました。
⑥前中心と両脇を縫う。
∟見返し部分から繋げて一直線に縫っていきます。 1辺は長いけど、パーツが少ないので もう完成が見えてきた…!
⑦見返しの裾とスカートの裾を三つ折りにして縫う。
∟裾を縫う前。裏返しの状態です。
これで完成!
自分で型紙を作る時は、実はいつもちゃんと完成するか不安なのですが、無事完成しました✔️
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…なのですが、なんだか物足りない気がしてきたので、ここから少しだけ手を加えて、自分らしいお洋服へ最後の仕上げをしていきます。
次回は、その最後の仕上げ、小さな手仕事で手持ちのお洋服がもっと好きになるアイディアをご紹介します。
#服を作る / #生地選び / #裁断 / #縫製

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連載:ファブリック考(Instagram)
洋裁好きの母と、DIYが趣味の父の影響で、幼少期からモノづくりが好き。産後からは子供服作りに没頭。2019年から、入園入学グッズやエプロンなどのオーダーメイドブランドmitsuamiをスタート。現在はマレーシア在住。趣味は洋裁、海外旅行、布やリボンなどの資材集め、異国料理を食べること。季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをご紹介します。