お茶を作ってみました
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
夏も近づく八十八夜〜♪ 新茶の季節ですね。昔から初物を食べると福が来ると言われ、初物の新茶は福を呼ぶ縁起物です。立春から数えて、今年の八十八夜は5月1日でした。なんと、二拠点生活をしている庭のある家には、お茶の木が5本あります。今年のゴールデンウィークにやりたいことのひとつがお茶を作ってみることでした。
✔︎ 大久保香さんの連載《一茶一菓子》〜お茶×お菓子の楽しみ方〜
✔︎ 四季折々に楽しめる宝石のようなお茶菓子、艶干錦玉のレシピ
昔、茶摘み茶揉み体験をしたことがあると言う主人に教えてもらいながら、挑戦してみました。一芯二葉(いっしんによう:まだ開いていない芽の部分とその下の2枚の葉)を意識しながら新芽を摘みました。
摘み取った茶葉をすぐに蒸し
揉みながら熱を加えて
しっかりと乾燥させます。
細い束にならなかったのは、揉みが足らなかったのかもしれませんが、それらしい香りと形になった時点で、大満足!
こんな風に手作り出来るなんて、小さな感動を覚えます。昔は家で茶葉を手作りするのも珍しいことではなかったとか。
今回は約15gの茶葉が出来ました。さてさて、お味は???我が家は家族全員、緑茶好き。半信半疑で皆、口に運びます。笑。
口に含んだ瞬間、息子が「え⁉︎お茶だ〜‼︎ 普通にお茶だ〜‼︎」といい反応をしてくれました。苦味や渋みのない爽やかなお茶が出来ました。恒例にしたい季節の手仕事が、またひとつ増えました。
白茶については、クラシライターの大久保香織さんが、可愛いお手手の写真と共に紹介しています。合わせてご覧ください。
皆さんも新茶を飲んで、1年間無病息災で過ごしましょう。今日もご覧頂き、ありがとうございました。
5月の読みもの5月の食に関すること(レシピ付き記事も)、5月の過ごし方のアイデアや6月の準備などの記事をお楽しみください♪ |