金柑の艶干錦玉

2024.02.15
早織

連載:折々の一皿
クラシライター:早織さんより、旬を取り入れた、和の要素を感じられる自宅でのお料理やおもてなしについてお届けします。

厳しい寒さも峠を越え、暖かな陽射しにゆっくりと暦が移り行くのを感じます。


今回は四季折々に楽しめる宝石のような和菓子、艶干錦玉をご紹介します。


干す前の艶やかな煌めきと干した後の磨り硝子のような美しさ、糖の衣のシャリっと砕ける音に柔らかいゼリーの食感を楽しむことの出来る和菓子です。琥珀糖や干し琥珀などと呼ばれることもあり、茶道の干菓子に使われることもあります。


旬の味覚で味付けや香り付けをしたり、色を付けたり、鉱物のように刻んでみたり、型で抜いたり、様々な楽しみ方ができます。


今回の一皿は旬の果実、金柑の艶干錦玉です。

 

 


*材料*

(18cm×18cmの流し缶一台分)

糸寒天 又は 棒寒天:5g
水:250ml
金柑:7個
砂糖:300g
コアントロー:10ml

 



*作り方*

1.
寒天を水に6時間浸す。
水に浮くので、浸す時はキッチンペーパーなどを被す。
時間がない場合は粉寒天でも良いが、透明度が落ちるので時間がある場合は糸寒天や棒寒天がおすすめ。粉寒天にする場合は天草を使っているものを選ぶと良いです。


2.
金柑の皮をすりおろしておく。

3.
鍋に寒天と水を入れ、中火にかける。鍋を少し動かしながら寒天を溶かし、溶けたら一度濾す。

4.
再び鍋に戻し、中火にかけ沸騰したらグラニュー糖を加え溶かす。

5.
再度沸騰したら金柑の皮とコアントローを加え、煮詰める。木べらから落ちる最後の雫が糸を引くまで煮詰める。
※ 混ぜすぎると寒天が固まりにくくなるので触りすぎない方が良いです。

6.
粗熱を取り、型に流し入れる。しっかり冷めるまで一日置いておく。


7.
型から外し、お好みの形に切る。クッキングシートの上に並べて置き、乾燥させて完成。

 

 

上記レシピでは金柑で作りましたが、合わせる食べ物や飲み物に合わせて、食材を変えたり、日本酒やワイン、緑茶、ほうじ茶で作ったり、様々なアレンジが出来ます。
お客様にお出しするお茶菓子にもぴったりです。旬の味覚を閉じ込めて、楽しんでみてください。

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