雛祭りに作りたいご飯もの3選

2024.02.28
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

もうすぐ雛祭りですね。皆さん、誰とどんな食卓を囲みますか?今回は雛祭りの食卓のご飯ものにフォーカスしてみたいと思います。


まずはふくさ寿司

酢飯に煮穴子をのせ、薄焼き卵で包みました。さっと茹でた三つ葉の茎で結びます。薄焼き卵や煮穴子は前もって準備が出来るので、他のお料理に手がかかる場合やおもてなしにも良いですね。パクッと手でつまめるので楽屋土産などにも喜ばれます。薄く綺麗に焼いた卵がなんとも春らしいですよね。
 


そして王道のちらし寿司

海老の甘煮、煮穴子、厚焼き卵、空豆の蜜煮、菜の花の昆布締め、そこに型抜きした黄色人参のちょうちょが舞い、新生姜の甘酢漬けに切り込みを入れて作った桜の花弁を散らして、春を演出しました。4色×2種使いだということにお気づき頂けるでしょうか。ピンク、緑、黄色、茶色が2種類ずつ入っています。茶色は御重も含みます。笑。この絶妙なグラデーションで品よく可愛らしいちらし寿司に仕上げることが出来ました。


最後は変化球のライスコロッケ

ライスコロッケとは、トマトリゾットを丸めてバッター液、パン粉をつけて揚げるイタリア生まれのお料理のことです。トマトリゾットではなく、菜の花や蕗のとうを混ぜ込んだご飯にすることで、季節感が出せますね。ライスコロッケは大きく作ることもありますが、雛祭りの際には、可愛らしい大きさの球型にしましょう。ふんわりのせた生ハムとふわりと散らしたパルミジャーノチーズが、良い仕事をしてくれます。持ち寄りパーティーなどにおすすめです。

おまけ。手作りのお干菓子もテーブルを華やかに彩ってくれました。


いかがでしたでしょうか。雛祭りに作りたいご飯もの3選、参考にして頂けたら嬉しいです。

今日もご覧頂きありがとうございました。

 

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