モザイクちらし寿司で春をお祝いしましょう
連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。
「2月は逃げる」とはよく言ったもので、早くも3月を迎えます。
雪が降ったかと思えば春のような暖かさになるなど、この冬は日々違う季節を過ごしているようでした。
お野菜売り場にも春野菜が店頭に並び、冬と春が同居していますね。
今回はこの時季ならではの、春野菜と冬野菜で作るちらし寿司をご紹介いたします。
《クラシライターのちらし寿司》
✔︎ 鯛ちらし - by.平本麻美
✔︎ ローストビーフのちらし寿司 - by.早織
《しいたけと人参の甘煮》 まだ湯気が残るくらいのアツアツのごはん(2合)に、軽く汁気を切った《しいたけと人参の甘煮》・好みの酢(今回は梅酢)小さじ2・白いりごま小さじ1を加えよく混ぜたら酢飯の完成。しっかり味を感じられるくらいがおすすめ。
春野菜はグリーンピース・菜の花・三つ葉・筍。全て塩ゆでし、筍は《しいたけと人参の甘煮》のだしで味をつけておきます。 冬野菜はかぶ・柚子・しいたけ。かぶは梅型で抜き、梅酢につけてほんのりピンク色に。柚子はへぎゆずにします。(柚子にはこの冬も本当にお世話になりました。ありがとう^^) 生の桜海老と鯛・秋に漬けたいくらも飾ります。錦糸卵も忘れずに。
お弁当箱に具だくさん酢飯を敷き詰めます。この時ラップなどでごはんの高さを均一にすると盛り付けしやすいです。
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お雛祭りや、春のお祝い事にぜひ手作りのちらし寿司を楽しんでみてください^^
鯛:旬は春と秋。特に春は、冬に栄養を蓄え産卵期に備えているため脂がのりおいしくいただけます。全体がピンク色になり桜鯛と呼ばれるのもなんだか愛おしいですね。良質なたんぱく質を含み、薬膳では脾(消化器系)と腎に効能があり、負担をかけずに体力を回復させると言われます。なんだかお疲れ気味の日は、鯛をいただいて春を元気に楽しみましょう。 |
《ひな祭りをめぐる“食”に関すること》
✔︎ 雛祭りに作りたいご飯もの3選 - by.平本麻美
✔︎ 春のおもてなし料理 - by.おべんとうつづり
✔︎ 雛祭りのテーブルコーディネート - by.平本麻美
2月の読みもの2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ |