型染めうちわ作り

2023.06.04
真鍋 百萌

連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。

6月はじわりじわりと湿度が上がってくる季節です。

庭の草木はますます勢いを増して、元気いっぱいの反面、
子ども3人と、大人2人、猫2匹の我が家、リビングにみんな集まると人口密度が高く、爽やかさがほしいところです。
これからの季節に、エアコンも扇風機も大事ですが、合わせて手作りのうちわはいかがでしょう。
お風呂上がりに、うちわの風が心地良いものです。
型染めというステンシルのような技法で、染めてみます。

去年のおとな図工室で開催した、「型染めうちわ作りの会」の様子をご紹介します。

まず一面はあらかじめ用意させてもらった型から選んでいただき、染める練習です。

絵手紙などに使う絵の具、顔彩に膠(にかわ)を少し混ぜて、強くしました。
水分量がポイントです。
薄めすぎると型からはみ出してしまうのです。

 

写真は生徒さんの作品です

 

もう一面はオリジナルの図案を切って型を作りました。
繊細な型、きれいに抜けました。

 

写真は生徒さんの作品です

 

お二人の、オリジナルの一面です。
キュートな金魚さんと粋な金魚さん

 

写真は生徒さんの作品です

 

ご用意した型で染めていただいた一面。
色だけでこんなに変わります。
シロップのグラデーション、きれいに出ています。

 

写真は生徒さんの作品です

 

湿った空気も、このうちわの風で涼しく感じられそうです。
好きな色で、好きな形で作る型染めうちわ、ぜひこの夏のお供に作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 



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