気の巡りをよくする!養生ビビンパ弁当
連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。
ぽかぽかと暖かく、空気もカラッとして過ごしやすい日が続いていますね。
しかし5月病という言葉もあるように、疲れが出やすく体を労わりたい季節でもあります。
来月には梅雨もやってきて、どんどん季節がめぐります。
そこで今回は季節の変わり目が苦手・・という方におススメの
ビビンパ弁当をご紹介します^^
スープジャーにわかめスープを入れてほっと一息。
一食だけでも温かい飲み物を取り入れて体を冷やさないようにしましょう。
薬膳では健康の指標を、「気・血・水」のバランスが取れていることだとしています。
「気」:体力や免疫力、代謝のこと |
季節に合った食材を摂り、必要であれば漢方の力を借りて心と体のバランスを整えるのですが、
5月はこの中でも特に「気」に注目です。
春に環境が変わった方は特にそろそろ張りつめていた気がゆるみ、
やる気が出ない「気虚」、なんだかイライラどんよりしてしまう「気滞」等の症状が現れます。
こんな不調を改善するのが肉類、豆類、ハーブや柑橘系の香り食材(理気類)、お米。
気と血を作るコチュジャン風味の肉みそ、レモンで香りをつけた人参のナムル、グリーンピースのだし浸し、茄子とズッキーニのナムルは気滞の改善に一役買います(体が冷えやすいので摂りすぎには注意)
また薬膳の要には「五色(青赤黄白黒)」を意識するという考え方があるので上記の
お野菜とお肉の下にはごま油を塗った海苔を敷いて五色を完成させてみました。
香ばしさもプラスされておいしい◎
「ピビン(まぜ)パッ(ごはん)」好きなお野菜をたくさん入れて、お弁当箱の中でよくよく混ぜていただきましょう^^
こちらはエスニック風のまぜごはん。
お肉はナンプラーで味付けし、ライムを絞って爽やかに。
フォーなどの米麺と合わせてもいいですね。
薬膳を #わが家の夏支度 のひとつに加えて、いつも調子がいいからだ作りを!!
【今日の旬食材】 グリーンピース:季節の変わり目にぜひとりたい野菜。豆類は体の余分な水分の水はけをよくし、体のバリア機能を高めてくれます。
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