冬から春へ!食材の衣替え

2023.03.06
tome

連載:旬を楽しむお弁当
クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。

春ですね◎
この冬は寒い日が多かったのでぽかぽか陽気が嬉しい^^ 
 
今月のクラシコサエルの合言葉は#くらしの新年度
みなさんはどんな新年度を迎えますか?
 
私のくらしの新年度は食材の衣替えからはじまります。
 
お野菜は冬にお世話になった根菜類から
ほんのり苦い山菜、春ごぼうや春人参、菜の花へ。
貝類やほたるいかも春の味。
すこしだけ柑橘類の酸味を足したら衣替え完了です!



春人参のクミンラぺ、春ごぼうのきんぴら、
いんげんのごまあえ、菜の花のマスタード和え
 
薬膳では、春は解毒の季節。
春野菜、たんぱく質、ビタミンをバランスよくとると
免疫力アップにも効果的です。
冬の間にため込んだ不要なものを外に出し、
体の解毒を担う肝臓を労わる食材を積極的にとりましょう。
 
ということで!
今日のお弁当は春の食養生ができる食材を
ふんだんに使ったえびかつ弁当です。
【えびかつレシピ】
殻付きエビ8尾(全て洗って殻・背ワタをとり、
半量はみじん切りにし、残りは飾り用に取っておく)、
みじん切りにしたエビ、はんぺん1枚、
新玉ねぎ、パセリ(ともにみじん切り)、
とろろ昆布5gを全てビニール袋に入れ、
よくもみ、
飾り用のえびにたねをつけ、密着させます。

薄力粉を水で溶いたものとパン粉で衣付けし、揚げ油で揚げます。
とろろ昆布がつなぎになり、旨味もUP!!
 
えびは腹側に切込みを入れて伸ばしておくとたねをつけやすいです◎
冷めてもおいしく、おつまみにもぴったりです。

 
【今日の旬食材】

えび:たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富。
春に弱りやすい「肝」を補い、免疫力強化や眼精疲労予防に 効果が期待できます。
クミン:デトックス作用や、消化を助ける働きがあります。

 



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