濃淡が繊細に出た表情豊かな「語れる」一枚

こちらは白土に黒御影を混ぜて作られています。
シンプルな白ではなく、象嵌（ぞうがん）された部分の周りが黒っぽく浮かび上がることで、奥行きと深みのある表情を作り出されています。この繊細な濃淡は、たかせりこさんの作品ならではの魅力であり、光の加減や見る角度によって異なる表情を楽しむことができます。日常使いにも特別なシーンにも溶け込む万能さがありながら、使う人に新鮮な感動を味わえるかもしれません。一見シンプルに見えつつも、じっくり眺めるとその深いデザイン意図が感じられる、まさに「一枚で語れる器」です。

日常の風景がちょっと楽しく、ちょっと特別に

特筆すべきは、デザインの遊び心。整列したカラフルなキューブ模様が、器全体に楽しげなリズムをもたらしています。それぞれのキューブの色合いは、一つとして同じものがなく、幾種類もの色を丁寧に調合して生み出されています。その中でも、ひとつだけ飛び出して見えるキューブがアクセントとなり、ユーモアあふれる作品に仕上がっています。食卓に取り入れるだけで、日常の風景がちょっと楽しく、ちょっと特別になる。そんなお皿をぜひ手に取ってみてください。

表面の白マットの仕上げは、ただ一色に染まった「無機質な白」とは一線を画しています。濃淡の変化が繊細で、生き生きとした表現力を感じさせます。そのため、和食にも洋食にも自然と馴染み、料理を美しく引き立ててくれる名脇役です。

クラシコサエルでの販売は3種類ご用意しています。 

商品紹介

重さ　｜約310g × 高さ約2.1㎝
素材　｜陶器
対応可否｜　オーブン ×　電子レンジ 〇    食器洗い洗浄機 ×　直火 ×

注意点

1点1点手作りのため貫入（表面に入る模様のようなヒビ）、ピンホール（小さな穴）、鉄粉（鉄分が焼かれることによって黒点となった状態）、釉薬のムラなどもありますが、大きさ、色、形、風合いなど、それぞれの個性をお楽しみください。

作家紹介

たかせりこ