かぼちゃ粥〜素材の味を生かすシンプルなレシピ〜

公開日:2026.09.19
松本 知沙

連載:veganのごきげんな日常
クラシライター:松本 知沙さん(@kitchenwork)より、ヴィーガン歴20年の日々の食にまつわるあれこれをお届けします。

暑い日と、少し肌寒い日を行ったり来たりしながら、少しずつ秋の気配が濃くなってきました。

季節が変わる頃になると、秋らしい服が欲しくなったり、新しい趣味を始めたくなったり。暮らしの中にも、何か新しいものを取り入れたくなったりしませんか。

そんなとき私は、何かを足す前に、今あるものを一度見渡してみるようにしています。

「何を始めよう?」
「何を取り入れよう?」

と考える前に、

「なくても困らないものはないかな」
「今の私には、もう十分なものはないかな」

と考えてみる。

足し算をする前に、少しだけ引き算してみるのです。
これは、食事に限ったことではありません。

ふと気づけば、長年愛用している化粧水やシャンプー、クレイパックなども、とてもシンプルなものでした。

長年愛用しているシンプルなコスメ

特別なことをしなくても心地よい。
使うのが面倒ではない。
無理なく続けられる。

だから、気づけば何年も使っている。

✔︎ シンプルに続けられる食事

食事も、少し似ているような気がします。

身体のためにと、珍しいものや高価なものを取り寄せたり、たくさんのサプリメントを揃えたりしても、無理なく続けられなければ、いつかやめてしまう。

毎日の食卓にあるのは、特別なものではなくてもいい。お米を炊いて、野菜を煮て、塩で味をつける。
そんなシンプルな食事が、結局いちばん長く続いていくのかもしれません。

「続けなきゃ」と頑張らなくても、気づいたら続いているもの。
私の身の回りを見渡してみると、そんなものには「シンプル」という共通点があることに気づきました。

今回作るのは、かぼちゃのお粥です。

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かぼちゃ粥の作り方

お米とかぼちゃを水と一緒にゆっくり炊いて、味付けは塩だけ。

かぼちゃの甘みと、お米のやわらかな味。
何かをたくさん加えなくても、それだけで十分美味しい。

かぼちゃ粥

材料(1人分)

・玄米(白米)   1/2カップ
・かぼちゃ   150g
・水      3カップ
・塩      小さじ1弱

かぼちゃ粥

作り方・保存

1. 米は洗ってザルにあげて少し水を切ります。

2. かぼちゃは皮をところどころむき、1〜2cm角に切ります。

3. 鍋に米、かぼちゃ、水、塩を入れて火にかけます。

鍋にかぼちゃ粥の材料を入れて火にかける

4. 沸騰したら弱火にし、蓋を少しずらして15〜40分ほど、お米がやわらかくなるまで炊きます。
途中で混ぜすぎると粘りが出やすいので、なるべく触らずに炊きます。
かぼちゃが柔らかくなったら火を止めます。

5. 味をみて、塩で調整してください。

アレンジ・ポイント

・このままでも十分ですが、お好みでミキサーやブレンダーにかけます。
 中華粥のような滑らかさになります。
 ミキサーやブレンダーは、ペーストにするのではなく、小刻みに少しだけかけるのがポイントです。

中華粥のようにしたかぼちゃ粥

・暑い日は、冷めたかぼちゃ粥に豆乳、充填豆腐、ごま油(オリーブオイル)を加えて作る冷たいお粥もおすすめです。


シンプルにすることは、何かを我慢することではなく、本当に必要なものを残していくことなのかもしれません。

新しい季節を迎える今、何かを始める前に。
一度立ち止まって、今あるものを見渡してみる。

そして、ほんの少し引き算してみる。

そこにある「シンプルな心地よさ」を思い出すと、何かを買い足さなくても暮らしに新しい風が吹くものですね。

#かぼちゃ(9〜12月)

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