焼きなすのポタージュ〜香ばしく仕上げる夏のスープレシピ〜

公開日:2026.08.01
松本 知沙

連載:veganのごきげんな日常
クラシライター:松本 知沙さん(@kitchenwork)より、ヴィーガン歴20年の日々の食にまつわるあれこれをお届けします。

私は20代の頃、マクロビオティックを学びました。
その中で、夏野菜は身体を冷やすので摂りすぎないこと、特にナス科の野菜は冷やす力が強い、と教わり、控えていた時期もあります。

けれど、いつからでしょう。
少しずつ、教わったことよりも自分の感覚を大切にするようになりました。

夏になると、なすが美味しい。
トマトが美味しい。
きゅうりが美味しい。

気がつけば、夏の野菜たちも抵抗なく、自然に食べるようになっていました。

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8月に入ると、少しずつ夏の疲れを感じ始めます。
暑さに身体が疲れたり、冷房の効いた場所で長く過ごして気だるさを感じたり。
ゆっくりお風呂に入ったとき、じんわり身体が温まるのを感じて、「思っていたより冷えていたんだな」と気づくこともあります。

そして夏の暑さに疲れるのは、私たちだけではありません。
畑の野菜たちも、暑さの中で少しずつ変化していきます。

夏といえば、元気いっぱいの夏野菜を思い浮かべますが、8月に入る頃には、トマトが裂けたり、なすの皮や種が固くなったり、きゅうりが曲がったり。
そんな姿を見ると、野菜もまた季節の中で生きているのだなと思います。

夏になり、形が変わっていく野菜たち

見た目や食感が少し変わっても、料理の知恵があれば、美味しくいただく方法はたくさんあります。

例えば、ポタージュ。
そのままでは少し気になる野菜も、やわらかく煮てなめらかにすれば、また違った美味しさになります。

なかでも夏になると必ず作るのが、焼きなすのポタージュです。
なすをそのまま煮てももちろん美味しいのですが、一度焼きなすにしてから作ると、香ばしさが加わってひと味違うスープになります


焼きなすのポタージュの作り方

焼きなすのポタージュ

材料

・なす   250g
・玉ねぎ  250g
・水    2カップ
・塩    小さじ1
・味噌   大さじ1/2
・練りごま 大さじ1/2
・菜種油  大さじ1
・黒胡椒  適量

焼きなすのポタージュの材料

作り方

1. なすはヘタのすぐ下に、ぐるりと一周浅く切り込みを入れます。さらに竹串や包丁の先で皮に数か所穴をあけ、蒸気の逃げ道を作ります。

2. オーブンや魚焼きグリルで、皮全体が黒くなるまで焼きます。必要に応じて途中で返し、全体にしっかり火を通します。

3. 焼き上がったら10分ほど置き、触れられるくらいまで冷ましてから皮をむき、3cm幅程度に切ります。

焼きなす

4. 鍋に菜種油を入れて中火にかけ、玉ねぎと塩の半量を加えて炒めます。玉ねぎがしんなりとして半透明になったら、焼きなすと水を加え、ふつふつとするまで煮ます。

5. 玉ねぎが十分やわらかくなったら火を止め、味噌と練りごまを加えます。ブレンダーやミキサーで、なめらかになるまで撹拌します。

6. 味をみて、残りの塩で整えます。とろみが強ければ、水や豆乳などを加えて好みの濃度に調整します。

7. 器に盛り、お好みで黒胡椒を挽いてください。
 冷製にする場合は、粗熱を取ってから冷蔵庫でしっかり冷やします。

器に盛り、お好みで黒胡椒を挽く


冷たくしても、温かくしても。
その日の身体が心地よいと感じる方で、楽しんでみてください。

#茄子:なす(6〜10月)

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