文月の食べること〜豆皿を楽しむ:夏の食卓を彩る器〜
いつの頃からだったでしょう。
気がつけば、豆皿を集める喜びを知り、たくさんの豆皿が食卓を彩るようになりました。

楽しく集めていた時期を経て、今は以前ほど器を求めなくなりました。
それでも今年の夏、津軽びいどろの豆皿を二枚お迎えしました。

✔︎ 夏を迎える豆皿選び
夏になると、ガラスや籐のしつらいを取り入れ、豆皿も青や白を中心に選びます。
涼しげな色合いの器に手が伸びるのも、この季節ならでは。

この日はガラスの丸盆に合わせて、冷たい和え物や薬味などを少しずつ盛り付けました。
✔︎ 豆皿だからこそ広がる食卓の楽しみ
豆皿の魅力は、少しずつ盛れること。おひたしや和え物、薬味などを小分けにするだけで、いつものおかずも表情が変わります。

この日は赤の四角膳に並べてみました。小さな器をいくつか組み合わせると、食卓に自然とリズムが生まれます。
私は豆皿を選ぶとき、基本的には二枚ずつ求めます。
けれど、一枚しかないものは違う絵柄と組み合わせて。揃いすぎない景色もまた、豆皿ならではの楽しみです。

引き出しを開けるたび、今日はどれを使おうかと手が止まります。
青い器にしようか。花の形にしようか。その日の献立や気分に合わせて選ぶ時間もまた、豆皿の楽しみのひとつです。

小さな器だからこそ、気軽に季節を取り入れられる豆皿。
手持ちの器に夏色の豆皿を少し仲間入りさせながら、今年も食卓に涼を集めて、夏を愉しみたいと思います。
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