連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。
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梅雨時から本格的な夏の到来の時期になると我が家で作りおきを始めるのが冷たいスープです。
涼味としてはもちろん、暑さで食欲がない時、時間がない朝などに、のど越しの良い冷製スープは手を伸ばしやすく、最低限の水分や栄養を補ってくれます。
特に恵みの雨とその合間の降りそそぐ太陽で元気に育った野菜を使ったスープは活力まで与えてくれるような気がします。
今回は、そんな冷たい野菜のスープの代表格、ガスパチョとヴィシソワーズ、2つの我が家のレシピをご紹介したいと思います。
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朝のガスパチョの作り方
フランスの料理学校で習ったものや、スペインで食べたガスパチョの多くは、濃度があり、野菜の青々しさや香味成分を強く感じる食べ応えのあるものでした。 それはそれでとても美味しく、ワインにも合うような一皿でしたが、今回のレシピは、子どもに朝飲んでもらえるようにアレンジしたものです。
材料
・トマト 熟したもの 300g ・パプリカ 60g ・きゅうり 60g ・たまねぎ 60g ・にんにく 1/2片 ・バゲット 20g ・シェリーヴィネガー 小さじ2 (なければワインヴィネガー、酢を味をみながら加えてください) ・オリーブオイル 大さじ3 ・塩 小さじ1/2 ・こしょう ・クミン、パプリカ、チリなどのスパイス お好みで ・細かく切った野菜 適宜
※トマトの熟度によって、ヴィネガーの量を加減したり、砂糖をひとつまみ加えてください。
作り方
1. たまねぎは繊維を断つように薄くスライスして、バットなどにしばらく広げて辛味を飛ばす。
2. トマトは湯むきして、横半分に切り、スプーンで種とゼリー状の部分をかき出して、ざく切りにする。 かき出したものはざるで濾して水分だけ取りおく。
3. パプリカは種と中わたを取る。きゅうりは縦半分に切って大きい種があれば取り除く。 それぞれざく切りにする。
4. にんにくは包丁の腹で軽く潰す。パンは細かくちぎる。
5. 野菜とパンを全てボウルに入れ、塩を全体にまぶし、トマトの水分、シェリーヴィネガー、オリーブオイル、こしょうを加える。 30分から一晩マリネする。
6. にんにくを取り出して、ミキサーやフードプロセッサーなどで液状にする。さらに細かいざるで裏濾す。 味をみて、必要であれば塩を加える。またお好みでパウダー状のスパイスをふる。
7. 器に注ぎ、細かく切った野菜を散らしてオリーブオイルをかける。
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こだわりの細かめ粒子の塩
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朝のヴィシソワーズの作り方
このレシピも朝食用にさらりとした飲み口になるようにしています。 良く火を通したポロネギとたまねぎから旨味成分やコク、甘みが出るためブイヨンなどの出汁は加えず、素材そのものの味が分かるようなシンプルな味つけにしました。
材料
・じゃがいも(メークイン) 正味300g ・ポロネギ(白い部分) 200g ・たまねぎ 100g ・バター 30g ・塩 小さじ1 ・水 600㏄ ・牛乳 400㏄~ ・生クリーム 100㏄~ ・白こしょう
※ポロネギがなければ、味わいは少し変わりますが、千住ねぎや下仁田ねぎなどの太ねぎで代用できます。ポロネギよりも辛み成分と水分が多いので弱火でよく火を入れて飛ばすようにします。
※牛乳と生クリームの量はお好みで加減してください。
作り方
1. ポロネギは縦半分に切り、良く洗って繊維を断つように薄切りにする。たまねぎも同じように切る。
2. じゃがいもは皮をむき、5~7㎜の輪切りにして水にさらす。
3. 鍋にバターを溶かし、ポロネギとたまねぎ、塩を入れ弱火で炒める。蓋をして、時々かき混ぜながら焼き色を付けないように火を入れる。
4. ポロネギとたまねぎが柔らかくなって甘みが出たら、じゃがいもを入れてひと混ぜする。水とポロネギの青いところを2~3枚を入れて、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
5. 粗熱が取れたら、ポロネギの青いところは取り除き、ミキサーにかけて裏濾す。冷蔵庫で冷やす。
6. 牛乳と生クリーム、白こしょうを加えて良く混ぜる。味をみて塩を入れる。
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落ち着いたグレージュも
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6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、7月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。
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連載:くらしつづり(Instagram)
食いしん坊が高じて、コルドン・ブルーとリッツ・エスコフィエでフランス料理を学び、JSA認定シニアソムリエも取得。数年前まで自宅でフランス家庭料理の教室を行っていました。