えみ
連載:季(とき)を味わう台所
クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。
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もうすぐ3月。
まだ朝晩の空気は冷たく感じるけれど、日中の太陽のやわらかい光も、浴びると少しづつ暖かさを感じるようになってきました。
3月の年度末を思うと気忙しくなる方も多いかもしれませんが、それと同時に“今年の桜の開花はいつ頃か⁈”…と、ワクワクされる方も多いのでは⁈
もちろん私もその1人で、お花見弁当や桜にちなんだお料理…。
開花に合わせて作るのも素敵ですが、春は他の季節より先取りしたい気持ちになります。…良い季節は少しでも長く楽しみたいですよね。
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そんな春待ちデザートは、つるんと軽やかで、ふんわり春の香りのおやつ。
今回は桜のパンナコッタを作りました。
【レシピ】桜のパンナコッタ
とろけるほどやわらかく、でも甘さは控えめに。 牛乳と生クリームのまろやかさに、ほんのりと桜の香りを重ねます。
主張しすぎない桜のリキュールと、塩抜きした桜の花や葉のやさしい塩気。 甘みの中にほんの少しの塩味があることで、後味がきゅっと引き締まり、最後まで心地よくいただけます。
材料(4人分)
〔パンナコッタ〕 ・牛乳 120g ・生クリーム 80g ・桜の葉の塩漬け 1枚 ・グラニュー糖 20g ・アガー 3g ・桜のリキュール 10cc ・バニラエッセンス 少々
〔シロップ〕 ・グラニュー糖 8g ・水 30g ・桜のリキュール 5cc
グラニュー糖を違うお砂糖に変えても良いですが、桜はとても繊細で優しい風味。 きび砂糖など風味がある砂糖より、すっきりした甘さのグラニュー糖の方が桜の風味を楽しめると思います。
下準備
・アガーはダマになりやすい為、グラニュー糖としっかり合わせておく
・桜の葉の塩漬けは洗って水に20〜30分浸して塩抜きをして、香りが出やすい様に刻んでおく
・桜の花の塩漬けはたっぷりのため水で何度か水を換え、振り洗いし、15分ほど水に浸しておく
作り方
1. 鍋に牛乳・生クリーム・葉の塩漬けを入れ、合わせておいたアガーとお砂糖を少しづつ加え、混ぜておく
2. 弱中火くらいで火にかけ、沸騰したら弱火にして1分程度煮る
3. バニラエッセンスと桜のリキュールを加えて混ぜ、ザルや茶漉しで1回濾す
4. 混ぜながら、少しとろみがついてきたら(50℃位)、器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める
5. 耐熱カップにグラニュー糖とお水を入れ、レンジ加熱(600w 40秒程度)をして砂糖を溶かし、リキュールを加えて冷まし、ペーパーで水気を取った桜を加え、ほぐす(桜シロップ)
6. 冷え固まったパンナコッタに桜シロップ(5. )をかける
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透明感のある桜のシロップを仕上げにかければ、淡い春色の季節を感じる甘味になります。
食後に小さな器で。
来客時のおもてなしにも。
ひと足早い春を、台所からどうぞ。
作っていただけると嬉しいです☻
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2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください。
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連載:季(とき)を味わう台所(Instagram)
岡山県在住。美容師を経て大手料理教室で経験を積み、現在は独立して「食」にまつわる活動を行っています。季節の手仕事を大切にしていた祖母の家を引き継ぎ、少人数制の料理教室も主宰。“季(とき)を味わう台所”を通して移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお伝えします。