旬の食材:蛤
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
蛤といえば、桃の節句にお吸い物で頂くイメージが強い食材ですね。節句当日、蛤探しに一苦労という方も多いのでは。近所の大手スーパーの鮮魚コーナーでは、千葉県産の大きな蛤が、毎日並ぶようになりました。お値段も今だから、お手頃です。
見てください、この大きさ!これは食べ応えがありますね。蛤どうしで打ち当て、コンコンと金属音のような音がするものを買い求めましょう。濁った音がするものは鮮度が良くありません。
今回は蛤を使ったお料理を3品ご紹介します。
まずは、この大きな蛤を使ったひと品。酒蒸しにして、サバイヨンソースをかけ軽く焦がして、グラタン風に仕上げました。サバイヨンソースとは、ブイヨンなどの水分を加えた卵黄を、泡立てながら加熱して作るソースのことです。西京味噌も加え、和風にアレンジしてみました。
蛤 大4個 卵黄 2個
1、3%の塩水で2~3時間、砂抜きをし、蛤と蛤をこすり合わせるようにし洗う。 2、鍋に蛤と日本酒、水を入れ、中火にかける。
4、小鍋で卵黄、3で出た出汁、白味噌を混ぜ湯煎にかける。
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アルミホイルを丸めて、蛤の下に置くと、座りがよくなります。
蛤の旨みを味わう贅沢なグラタンは、白ワインでも日本酒でも合いますよ〜。
ネギとも相性が良いので、西洋ネギでポタージュを作り、酒蒸しした蛤と合わせたことも。
こちらは小さな蛤でしたが、帆立と合わせて、ボリュームアップ。蛤のお出汁をジュレにし、アスパラガスや山葵の花と一緒に、サラダ仕立てにしてみました。
味わいはもちろんのこと、目でも楽しめる春のお料理を食卓に〜♪
美味しく頂いた後は…貝合わせも是非作ってみて下さいね。
今日もご覧頂きありがとうございました。
《ひな祭りの読みもの》
✔︎ はぎれあそび -ひな祭り- by.kae
✔︎ 季節のお飾り〜ひな祭り〜 - by.なこ
✔︎ 雛祭りのテーブルコーディネート - by.平本麻美
2月の読みもの2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ |