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518 件の結果

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    秋の収穫のおはなし
    秋の収穫のおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  10月も後半に差し掛かって霜降を迎え、ようやく島も涼しくなってきました。(とはいえ日中の気温は25度程度、まだ十分半袖で過ごせる気候です) それと同時に、さまざまな植物の実たちが赤く熟し始めました。  島のおばあに昔、満月の時は実ものを、新月の時は根ものを収穫すると良いと教わったことがあります。植物の水分だったり栄養分だったりが、満月の時は上に、新月の時は下へと向かうようです。そこで、10月のハンターズムーンと呼ばれる満月の日に合わせて、さまざまな赤い実たちを収穫しました。  まずはコーヒーチェリーと呼ばれる珈琲の実。すべすべした楕円形の実の中にはパーチメントという薄くて丈夫な皮に包まれた状態で、珈琲豆が二つずつ合わさるようにして入っています。 コーヒーチェリーの赤い実の部分は、少し硬いけれど甘いので、食べることもできます。 収穫したコーヒーチェリーの中から、パーチメントに包まれた珈琲豆を取り出して乾燥させます。乾燥させたものがたくさんになったら、パーチメントを外して珈琲の生豆を取り出し、焙煎して珈琲として飲むのが楽しみです。 あわせて読みたい  月桃の実は、まるで葡萄のような フサの状態でたわわに実ります。一年のうちでもこの時期にしか収穫することができないのと、実をつけ終えた月桃は枯れて倒れてしまうので、月桃の実が赤く熟したものから収穫するようにしています。 刈り取った月桃の実はフサから一粒一粒外して、綺麗に洗い、汚れのつきやすいヒダの部分を取り除いたら、天日干しします。お茶にもできるしスパイスにもなる月桃の実。しっかりと乾燥させて瓶で保存しておけば、長い期間保存も効きます。 あわせて読みたい / 月桃のおはなし / 月桃の実のおはなし /  結実しにくいことで有名な熊竹蘭も、今年は台風直撃の被害を免れたためか、珍しくたくさんの赤い実を実らせてくれました。熊竹蘭は月桃とそっくりの姿形をしていて、よほど詳しくないと見分けることが難しいくらいです。村のおばあが、熊竹蘭の葉を月桃のメス、月桃の葉を月桃のオスなどと呼び、「メスの葉っぱの方が葉が大きいからムーチー(餅)を包むのに上等さー」なんて言うように、ほぼ月桃と同じように用いられています。 なのでこちらの熊竹蘭の実も、乾燥させて保存しておき、月桃と同じようにお茶にしていただこうと思います。  本州ではもうすでに真っ赤な実をたわわに実らせていると聞く、ハイビスカスローゼル。我が家のローゼルは、ぐんぐん育って人の背丈を優に越え、ようやく最近になって小さな蕾をつけたところ。赤く色づくまでにはまだまだしばらくかかりそうです。 こちらもやはり台風の被害を受けずに大きく育つことができたので、今年は過去最高レベルの収量が見込めそうです。たくさん収穫できたら、ジャムやお茶や塩漬けにして楽しもうと思っています。 あわせて読みたい  涼しくなり エサとなる虫が少なくなってくる時期に、鳥たちに見つけてもらって、鳥たちに食べてもらって、より遠くに種を運んでもらえるように、秋の果実は赤い色の実へと進化を遂げたと言われます。 珈琲の実、月桃の実、熊竹蘭の実。本州では林檎、そしてローゼル。真っ赤な果実を収穫しながら、長い夏もようやく終わり、秋が来たのだなぁとしみじみと感じています。   10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫  
    板から作る、家族の黒板
    板から作る、家族の黒板
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  駆け足で通り過ぎていく春を見送って、新緑が眩しい季節、立夏を迎えました。 庭の柚子の木の新芽が出て、アゲハチョウが行ったり来たり飛んでいます。柔らかな新芽はアゲハの幼虫の大好物なのです。杏の木はおそらく今年は大豊作の予感。6月頃に収穫です。去年は数個しか採れなかったのに、年によって違いがあるのが不思議です。何を作ろうか、それとも贅沢に生でいただこうか、楽しみに成長を見守っています。 2月に作ったピーナッツリースを食べに来ていたシジュウカラは、ベランダに設置したバードハウスで巣作りを始めました。小さな庭の小さな命の循環を確かめている、5月です。 さて、新生活が始まってひと月ですね。暮らしの変化に対応すべく、それぞれが頑張っている日々、お子さんのいる家庭はなおさら忙しい時期だと思います。我が家も3人の子供たちの支度や宿題、お手紙のチェック、保護者会や引き取り訓練、次から次へとやってくるハードルをぴょーんと飛び越えて、たまにつまづいたりもしながら走っているところです。 WACCA LETTER SET 《PR》菫色、和紙のレターセット カートに追加 先日アトリエの子供クラスで作った黒板が、子供の毎日のルーティーンの確認に便利かもしれないと気付き、実践してみることにしました。書いたり消したり、チェックを入れたり、ぱっと目で見て分かるのが、とても良い感じです。   【作り方】板と塗料だけで作れる黒板|家族の予定共有に 材料と道具 ・ベニヤ板・枠にするための板材・黒板塗料 ・刷毛・木工用ボンド 作り方 1,ベニヤ板に刷毛で黒板塗料を塗る。溜まりが無いように、でも擦れないようにするのがポイント。 2,乾いたらベニヤ板の周りに枠にする板材を、木工用ボンドで貼り付ける。 3,ボンドが乾いたら完成。 塗るだけで黒板になってしまう黒板塗料、色々なカラーが出ているので、気に入ったもので作れるのも楽しいです。 ✔︎ 暮らしの中で役立つ、黒板の使い方のアイデア 子供たちにとっては学校でしか触れない黒板ですが、小さなマイ黒板ができあがるととても嬉しそうでした。子供の毎日のルーティーンの確認や家族の予定共有に役立ちそうです。何度でも書き直せるので便利です。 アトリエではイベントの時に置く看板も、黒板塗料を塗って作っています 忙しい日々ですが、工夫しながら楽しみながら、5月の清々しい季節を過ごしていけたらいいですね。   5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫  
    11月12月の合言葉《ぬくもりを包む日》
    11月12月の合言葉《ぬくもりを包む日》
      何かテーマをもって行動や選択をすると、何気ない日常もいつもと違う新しさに出会えるかも。 クラシコサエルでは2か月ごとに決めている暮らしをシェアする「合言葉」があります。     2023年11月12月の合言葉は #ぬくもりを包む日 冷たい風が吹き、どこか忙しない季節。お気に入りのルームソックスと温かい飲み物を片手に、大切な人への贈りものの準備を。人のあたたかさに触れた今年一年を振り返り、湯気の上がる料理に乾杯しよう。そんな日々のぬくもりを見つけて、こっそり包んで、誰かに届けてみませんか。     読みものの一部ではクラシライターが「合言葉」に沿ったそれぞれの暮らしをご紹介しています。(これまでの #ぬくもりを包む日 はこちらから) 皆様もinstagramで11月12月の合言葉 #ぬくもりを包む日 を付けて暮らしの中のぬくもりを感じるエピソードをご投稿ください。 ご投稿くださった方の中から毎月1名様に、クラシライターkanaeさん作の[クラシコサエル オリジナルクッキー缶]をプレゼント!暮らしの中のひとときに、大切な人とお愉しみいただければ嬉しいです。     \合言葉×プレゼント企画詳細/ 今月の合言葉を付けて投稿くださった方の中から毎月1名様に、クラシライター @kanaenkm さんが手掛ける《クラシコサエルのオリジナルクッキー缶》をプレゼント♫可愛らしいアイシングクッキーは、前月の "読みもの"の内容をイメージして作ってくださっています♪再現性の高さは必見👀ぜひ記事と合わせてお楽しみください😊 詳しくはこちら(Instagram)
    旬の食材:かすべ|かすべの煮付けの作り方
    旬の食材:かすべ|かすべの煮付けの作り方
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 二十四節気のひとつである大寒。文字通り、1年で最も寒さが増す頃と言われている時期です。そんな時期に旬を迎える、かすべ という魚をご存知ですか? かすべとはエイのことで、主な産地は北海道です。漁獲時期は意外と長く、10月〜6月頃まで。九州生まれの私には、見慣れない食べ慣れない魚でした。今では東京のスーパーでもよく見かけます。下拵えが手軽で、リーズナブルなので、手に取るようになり、レパートリーも増えました♪ 今回は煮付けの作り方をご紹介します。    材料 ・かすべ 4切れ・牛蒡 ½本・水 200ml・醤油 大2・酒 大2・みりん 大1・砂糖 大1・生姜のスライス 2枚・生姜の搾り汁 小1・針生姜 お好みで   作り方 1、牛蒡を5~6cmに切り、太い部分は4~6割にする。 2、かすべを適当な大きさに切り、熱湯をかけて臭みを取る。 3、鍋に1と水を入れ、柔らかくなるまで茹でたら、調味料と生姜のスライスを入れてひと煮立ちさせる。 4、かすべを入れて落とし蓋をし、中火で15分ほど煮る。 5、火を止めて味をなじませ、器に盛り付ける。 6、煮汁に生姜の搾り汁を加えて、カラメル状に煮詰め、上からかける。 7、仕上げに、お好みで針生姜を天盛りにする。   かすべことエイは軟体の魚類に属するため、調理すると骨まで食すことが出来ます。コラーゲンやコンドロイチンなど、健康づくりに役立つ栄養素が豊富に含まれており、美容の面からも注目される食材です。(お肌がツルツルになりますように…。主人の五十肩も良くなりますように…。) 煮付けで食べても、唐揚げやフリット、ムニエルにしても、美味しく頂けます。ふっくらした身とコリコリとした食感を楽しめますよ。 見つけたら、是非試してみて下さいね! た・だ・し…エイは体内でアンモニア臭を発生させる魚です。特に鮮度が落ちると臭いが強く、食べにくいことから「かす」と呼ばれていたそう。近所のスーパーでは消費期限が加工日を含めて3日になっていますが、私は翌日でも臭いが気になり始めるので、調理する当日に、出来るだけ鮮度の良いものを選びましょう。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   1月の読みもの 1月の食に関すること(レシピ付き記事も)、1月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    清明<span class="blog_title_sub">〜2027年はいつ?旬のレシピや暮らしのアイデア、季節の手仕事〜</span>
    清明〜2027年はいつ?旬のレシピや暮らしのアイデア、季節の手仕事〜
    ー 季節のささやきに、耳をすませて ー 二十四節気や五節句、季節の行事に合わせて、意味や風習、この時期ならではの楽しみ方をご紹介します。 この記事では二十四節気「清明(せいめい)」について、 清明っていつ?どんな時期?(七十二候) 清明の旬を味わう食材・食べ物とレシピ 清明を楽しむ暮らしのアイデアと季節の手仕事 をまとめています。 1. 清明っていつ?どんな時期?(七十二候も) ∟ by.Tammy*「桜の楽しみ方:春を味わう6つのこと」 清明(せいめい)は二十四節気で5番目となる季節の指標。2027年は4月5日から始まり、本来は次の節気までの約15日間を指します。 植物や生き物が生命力に溢れて、万物が明るく清らかになる時期です。穏やかな春の日差しのもと、自然の美しさをいっそう感じられます。 3/21:春分 ≪ 前 | 次 ≫ 4/20:穀雨 ✔︎ 清明の時期の七十二候 七十二候は、約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに3等分した72の季節の指標。草花や生き物の変化に目を向けながら、その時々の自然の気配を感じられる暦です。 ・初候(4月5日〜):玄鳥至/つばめきたる ツバメが南から渡ってくる頃。 ・次候(4月10日〜):鴻雁北/こうがんかえる 冬を日本で過ごした雁が、北へと帰っていく頃。 ・末候(4月15日〜):虹始見/にじはじめてあらわる 雨上がりの空に、虹があらわれはじめる頃。 2. 清明の旬を味わう食材・食べ物とレシピ この時期に楽しめる山菜の下ごしらえとレシピはこちらから↓ クラシライターの最近の旬の食材のレシピ記事はこちらから↓ ∟ by.松本 知沙「グレープフルーツとアボカドのサラダ」 ∟ by.おべんとうつづり「新玉ねぎのアレンジレシピ」 ∟ by.えみ「葉にんにくの醤油漬け」 ∟ by.あさこ「春キャベツと海老の甘酢炒め」 3. 清明を楽しむ暮らしのアイデアと季節の手仕事 春のやわらかな陽気に包まれ、外で過ごす時間も心地よくなる頃。ピクニックを楽しんだり、家では春の花を飾ったりして、季節を感じながら過ごしてみるのもよいですね。 また、地域や風習によって異なりますが、4月中旬前後は端午の節句の飾りを出し始める時期にもあたります。...
    旅のスケッチ<span class="blog_title_sub">〜思い出の景色を気軽に残す方法〜</span>
    旅のスケッチ〜思い出の景色を気軽に残す方法〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  先日、雪解けしたての北海道・帯広へ、行ってきました。雪がまだらに残る大地に、土が顔を出し、小麦の芽が緑の絨毯になりはじめている様子が、広い春の空の下に続いています。 帯広を訪れるのは、5年以上ぶりです。今回の旅の目的は、私の祖母のお見舞いでした。祖母が元気だったころには、かぼちゃで作る芋餅の作り方を教わったり、お菓子屋さんの工場へ連れて行ってもらったり、趣味の踊りのビデオを見せてもらったり。おっとりとマイペースな、北海道の空気のような祖母でした。長く病床にいる祖母の顔を一目見て、それと合わせて春の帯広をスケッチ出来たらと思い、山梨から羽田空港へ、羽田から帯広まで飛行機に乗って出かけたのでした。 あわせて読みたい ✔︎ 旅先で思い出をスケッチする  素敵な風景に出会うと、多くの方はスマホで写真に残せたらと思うのではないでしょうか。もちろん私もその一人です。この景色の色、風、音、温度、湿度、記憶しておきたくて、何枚もシャッターを押してしまいます。なのに、後で見返してみると、「あれれ、こうじゃないんだけどな」と思うことがよくあります。私の写真技術の問題もありますが、目で見えるこの感じをそのまま残すというのは、なかなか難しいものなのだなと感じています。 そこで、最近の私は、時間が許せば写真と一緒に簡単なスケッチをしてみます。それは、自分用のメモのようなもの。漫才師さんならネタ帖、短歌を書く人なら拾った言葉の集まり、音楽家なら音出しや音源のような。この風景を後から思い出せるようにするためのメモが、私のスケッチなのです。 ✔︎ 旅のスケッチにおすすめのシンプルな道具  もし、これから始めるなら、こんな道具から始めてみてはいかがでしょうか。全て揃える必要はありません。持っているもの、身近に手に入るもので十分です。 ・スケッチブックまたはノート 大きいものから小さいものまであります。持ち歩き易く、野外で使うため、固めの背表紙があるものがいいです。私は遠出するときやしっかり描きたいときはマルマンのスケッチブックを、普段持ち歩くメモ用には、ミドリのMDノートブックを愛用しています。 ・鉛筆 2B~4Bくらいのもの3本くらい ・練ゴム 柔らかい消しゴムです。形を自由に変えることができます。消しカスが出ないのもいいんです。 ・色鉛筆 柔らかいものがおすすめです。よくある12色セットは、風景を描くには鮮やかすぎることがあるので、その間のハーフトーンが10色ほどあるといいです。土の柔らかな茶色、くすんだ緑色や明るい緑色、空の薄い水色、ベージュやグレーも、あると重ねて微妙な色を再現できます。 ・ソフトパステル 粉でできているので、描いた後、指の腹やティッシュで擦って、ふんわりとした表情を描けます。短時間で色や雰囲気を紙にとどめておきたいときに使っています。 LETTER WRITING SET 《PR》和紙の心地よい感触 カートに追加 ✔︎ 旅先の風景をスケッチに残す楽しみ  今回惹かれたのは、公園の大きな柏林、宿の近くの針葉樹の野性的な雑木林、畑の向こうに見える赤い屋根の納屋など。ここではきっとなんてことのない風景かもしれませんが、私にとっては、普段は見ることのできない物語の中の世界のようでした。特に、この季節の空のグレー、梢の浅い茶色、遠くに見えるぼんやり見える日高山脈の白いグラデーション。このまま目に焼き付けておきたいほど、美しいなぁと思いました。 住まいを東京から山梨に移してから、山が近く、空が広く、すぐそばの植物の呼吸が聞こえてくるように感じています。自然と人の営みがうまく重なって景色を作っているようなイメージです。 今回訪れた北海道は、さらにもう一つか二つ分スケールが大きく、人が作ったものより、自然が作ったものが大半を占めています。自然の懐に、人の暮らしがささやかに寄り添っている感じ。どちらも同じ、日本のひとつの地方の風景ですが、それぞれに美しく、改めて、大切に記憶したいと思ったのでした。  普段暮らしている町を離れて旅に出ると、出かけた先の土地の風景を、驚きや感動とともに自由な視点で見つめることができます。スケッチは、そんな思いも一緒に残せる方法です。上手に描こうとしなくて大丈夫です。誰かに見せるためではなくて、自分のためのメモだと思えば、気楽に始められます。あとで眺めると、そのときの色や温度、小さな記憶がふと蘇ってきます。写真とはまた違った楽しみです。旅行鞄の片隅に、スケッチブックを連れて行ってみませんか。 #旅と暮らし / #旅の記録 4月の読みもの 4月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、5月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 3月 | 一覧...
    せいろの魅力と選び方<span class="blog_title_sub">〜メーカー・素材・サイズ比較、ストウブ鍋ラウンド型との相性は?〜</span>
    せいろの魅力と選び方〜メーカー・素材・サイズ比較、ストウブ鍋ラウンド型との相性は?〜
    なこ 連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り家が大好きなクラシライター:なこさん(Instagram)の、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 わが家のお料理に欠かせなくなったお気に入りの中華せいろ。凝ったお料理、見栄えのするお料理を作るのが本当に苦手なのですが、そんなわたしにぴったりでした。 今回は、せいろの魅力とストウブの鍋との組み合わせについて、そしてメーカー・素材・サイズを比較して、選び方の参考になる情報をまとめてみました。 メリットたくさん!せいろの魅力 ∟ 素材の味そのままでじゅうぶんにおやつ、副菜に セットして蒸すだけ!簡単なのに、美味しくて見栄えが良いなんて…最高でした。 ・野菜は美味しくヘルシーに  茹でるのと違って栄養分がお湯に溶け出さない! 素材の甘みや香りが増すので調味料も少なめで済むし、かさが減るので生野菜よりモリモリたくさん食べられちゃいます。 ・肉・魚はふっくらジューシーに  野菜×鶏ムネ肉、野菜×豚バラが好き♡ 焼くとパサつきがちな海鮮もふんわり、プリプリに。 ・中華まんや焼売はふわふわしっとり  中華まんの皮のふわっと感の美味しいこと♡ せいろ×ストウブ鍋の組み合わせ(相性)について 21cmせいろは、実はストウブ鍋のラウンド型22cmにぴったりなのだそう!(これはInstagramなどでぴったり乗っているお写真などを見かけるので確かな情報なはず。) これを知ったときはわが家のストウブが18cmであることに悶絶したわたし。(16cmせいろ×18cmストウブも合うのでは?という情報もちらっと見かけましたが、そちらにしなかった理由→この組み合わせでぴったり、という確実な情報がみつけられなかった&16cmのせいろがわたしの選んだメーカーになかった&16cmせいろは4人家族のわが家には小さかった) ストウブ22cmを買って21cmせいろを購入しようか、ストウブ18cmと21cmせいろ×蒸し板で使おうか…迷いましたが、蒸し板は無い方が良いとの情報(後述あり)と、ストウブ18cmも使用頻度もせいろがなくともまずまず高かったので、わが家は苦渋の(!)せいろ専用鍋セットにしました。 ∟ ふんわりもっちり蒸しパンがとっても簡単にできます せいろの選び方〜メーカー・素材・サイズを比較〜  そんなこんなで購入時はとっても悩みましたが、4人家族のわが家はかごやさんの天山せいろ、杉・21cm×2段、鍋セットをお迎えしました。 メーカは、せいろを作り続けて40年のかごやさんの天山せいろ。せいろといえば、な照宝さんとも悩みましたが、照宝さん公式サイトではせいろ×蒸し板での販売で…蒸し板はないほうがしっかり蒸せるとのお話や、蒸し板を外すときに熱かったり水分が落ちる、とのお話を見かけて、蒸し板なしの鍋セットがお得なかごやさんのせいろにしました。 素材は杉にしました。・檜:高価。会社によっては国産も。香りが良い。・杉:檜と竹の間の価格帯。香りが良い。・竹:安価。香りが苦手な方。ということで、価格がまずまず、香りの良さが引き立つ杉に。 そしていちばん悩んだサイズ。わが家の兄弟が大きくなったらきっとよく食べる…大きな肉まん2個は21cmが良い…なら、家族4人は21cm×2段だな!と、謎の肉まんありきで選びました笑 ・15.5cm未満:大きなせいろ、蒸し器にセットして使う。・15cm:1人分や取り分けたいときに。・18cm:1〜3人分用。・21cm:2〜4人分用。・24cm:3〜5人分用。・27cm:お魚も丸ごと入れられるサイズ。・30cm:15.5cm未満の小さいせいろも中にセットできる業務用。  そんなわけで4人家族のわが家はかごやさんの天山せいろ、杉・21cm×2段、そして苦渋の(!)鍋セットを使っています。 とっても美味しくて簡単なせいろ×蒸しパンレシピ(というほどでもないのですが…)も紹介しています♫ #せいろ:蒸篭 1月の読みもの 1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 12月 | 一覧 | 2月 ≫
    自家製からすみ
    自家製からすみ
    早織 連載:折々の一皿クラシライター:早織さんより、旬を取り入れた、和の要素を感じられる自宅でのお料理やおもてなしについてお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 今年も残すところあとわずかとなりました。12月に入ると「またこの季節がやってきた」と途端に気が引き締まります。頭の中はクリスマスを飛び越えてお正月のお料理のことでいっぱいに。年迎えの準備はお節料理の材料を揃えることから様々ありますが、我が家はからすみ作りから始まります。 今回の一皿は自家製からすみです。  【レシピ】自家製からすみ  からすみの仕込みは血抜き、塩漬け、塩抜き、干しと文字に表すととても単純な工程です。丁寧な仕込みを済ませると、あとは時間と凍てつく寒風が美味しく仕上げてくれます。 *材料* ・ぼらこサイズや金額など様々です。地域によってはなかなか見つけられないところもあるのでお魚屋さんに問い合わせてみてください。 ・塩たっぷり使います。どのような塩でも出来ますが、我が家は天日塩を使います。 ・酒25%以上の焼酎を使います。 ・氷水・干しかご・スプレーボトル・バット・重石 *作り方* 1.血抜き(3-4日)ぼらこを裏返したら血管が見えるので、針を使い血管に血が抜けていくための穴を開ける。針で血管をなぞり、血を抜く。 2.ある程度、針で血抜きを済ませたら、氷水に漬け一晩冷蔵庫に保管する。 3.血が抜けていることを確認。すごく状態の良いものはこれだけで血抜きを完了することも出来るが、血が臭みの原因となるのでさらに血を抜いていく。 4.バットの上にメッシュのバットを重ね、ぼらこを置き、その上にさらにバットを重ね重石をする。このまま冷蔵庫の中で数時間保管する。 5.血が出ていることを確認したら、2と同じ状態で氷水に漬けさらに一晩置く。重石をして氷水に漬けるのを数度繰り返すことで出る血が減り、色が薄くなっていく。 6.状態を見て血抜きを終わらせる。 7. 塩漬け(5-7日)バットに塩を敷き、ぼらこを置いて上からもたっぷりの塩で覆い冷蔵庫で保管する。ある程度水分が出たら、水分を捨て適宜塩を追加する。 8.水分があまり出なくなるまで、様子を見ながら水分を捨てることと塩を追加することを繰り返す。塩が全て溶けたり水分をしっかり吸ってしまったら、一旦塩を除き新しい塩に取り替える。 9.水分が出なくなり、色が濃く固くなれば塩漬けは完了。 10. 塩抜き(7日)氷水に浸けて1日冷蔵庫に保管。 11.破れないよう注意しながら芯の硬さを触って確認し、中心に少し芯が残るくらいの硬さになれば酒に漬け再び冷蔵庫に保管。時々様子を見ながら数日そのまま漬けておく。 12. 干し焼酎から上げて、干しかごに入れて天日干しにする。最初はくっつきやすいので破れるのを防ぐためそのまま干しかごに入れるのではなく、ガーゼやさらしなどを敷く。 カビを防止するためスプレーボトルに焼酎を入れ、毎朝吹きかけてから干す。間も乾くようしっかり広げて置き、1日に1,2回表裏をひっくり返す。 日中は外で干し、夜間は冷蔵庫の中で保管する。数日経ち、少し表面が乾いてきたら形を整えるため冷蔵庫に保管する際に重石をする。 13.食べ方に合わせて、お好みの硬さになるまで干して出来上がり。 すぐに食べる場合は皮を剥いてそのまま食べられます。すぐに食べない場合は真空パックやラップに包んでフリーザーバッグに入れ冷蔵庫で保存する。     冷凍庫でしばらく寝かせてまろやかになったからすみもまた美味しいので、作られる方はぜひ試してみてください。しばらく寝かせる場合は削って食べられるくらいの硬さになるまでしっかり干してください。 からすみ大根にしたり、お蕎麦やパスタにしたり、甘いお餅に包んだり、お餅に包んで揚げたり焼いたり、様々な楽しみ方ができるからすみ。手間と時間はかかりますが、自分で作るとお好きなお酒でお好きな硬さに仕上げることができます。塩やお酒の種類、塩漬け期間、干し具合などを調整して理想のからすみを作ってみてください。   12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 |...
    かご収納を愉しむ暮らし
    かご収納を愉しむ暮らし
    りえ 連載:暮らし日和10/4からスタートの新連載♪クラシライター:りえさんのお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 はじめまして。今月から連載をさせていただくことになりました、りえと申します。 私は戸建ての築古賃貸に住んでいて、小学生三姉妹のお母さんをやっています。好きなことは、家の中の収納や家具をあれこれ動かして楽しむことです。それと、休日のお昼寝も好きな時間です。 ここでは、家族とともに一日を始め一日を終える家での時間を、心地いいものにしていきたいわが家の暮らしのかけらを少しずつ話していきたいと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。   収納をあれこれ動かすのが好きと話しましたが、わが家の収納に欠かせないのが「かご」です。 改めて数えてみると、家の中には30以上のかごがありました。無印良品やニトリなどお店で購入したもの、職人さんが作った工芸品、祖母のお下がりなど素材や大きさ、色などさまざまなかごが集まっています。それぞれのかごが持つ独自の個性やかご特有の丸みあるフォルムは、どれもあたたかみがあっていくつあっても飽きません。 あわせて読みたい 《かごを楽しむ読みもの》 / かごのお手入れ / かごを使った秋のピクニックのアイデア / かごのリメイク / せっかく好きで集めたものなら目に見えるところに置いておきたい!と、収納用品として暮らしの中で積極的に取り入れることにしています。 廊下収納では、元々あった扉を外してかごを使った収納場所にしました。古紙、工具、母子手帳や子どもたちの貴重品、金継ぎ道具入れとしてそれぞれ使っています。 ご覧の通り、かごに入れるカテゴリーだけを決めたざっくり収納です。空間を細かく仕切って道具の住所作りに励んだときもありましたが、今は大雑把な収納の方が管理が気楽で長続きしそうだと思っています。 他には、和室の子どもゾーンでかごを使っています。ここには子どもたち個人のものを収納しています。3人それぞれのお絵かき道具やよく使うおもちゃなど。 薄手の羽織りものが必要なシーズンには、一人ひとりかごを作って入れる仕組みにしていました。(個人持ちのバトンもここに。朝の準備で忘れないように。) 台所では、かごにお気に入りの茶葉を入れて。口の広い手さげかごは、手が入りやすく中を見渡しやすいので欲しい袋がすぐに取り出せます。 編み目の大きいタイプのかごは、通気性がよく野菜のストックにちょうどいいです。片方には、実家からもらっているじゃがいもを入れています。持ち手つきのタイプは持ち運びしやすいので、かごを腕に下げて野菜を買いに産直に行くこともあります。 かごは手入れが大変ではないですか?とInstagramの方で質問いただくことがありましたが、クラシライター:なこさんの記事でもまとめられているように、それほど大変だと感じたことはありません。 私は、梅雨の前に風に当てて湿気を取り、埃っぽいときはたまにブラシで払うくらいです。この間、学校で作ったスライムが次女のかごの中でカピカピになって見つかる事件がありましたが(2度目)、内側外側とたわしでこすって水洗いするときれいに取れました。 自己責任の範囲で洗っていますが、今のところかごってとても頑丈です。見た目よしざっくり収納よしでタフさもあるかごたち。お手入れをしながら、これからも長く付き合っていきたいと思っています。みなさんも様々な場所で使えるかご収納で、使いやすく見た目にもあたたかい収納をしてみませんか。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。   10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫  
    暮らしの衣替えについて
    暮らしの衣替えについて
    おべんとうづづり 連載:くらしつづりインスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさんより、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 6月になると、私がまず意識するのは衣替えのこと。近年の気候の変化により前倒しになったり、地域によっても異なるかもしれませんが、多くの方が衣類と共に寝具の入れ替えや夏の暑さに向かう準備をされる時期かと思います。 時節の節目にそって季節のものを飾り愛しむような暮らしに憧れていますが、現実にはなかなか思うようにはいかない日々を送っています。せめて衣替えシーズンにはお部屋の中のアイテムも入れ替えて、少しでも季節感や涼やかさを演出したいと考えています。 そんな我が家の暮らしの衣替えをちらりとお見せしたいと思います。 まずは面積の大きいものの周りから。ソファーのクッションのカバーを明るい色のものに交換。 木目のテーブルにリネンのクロス。 窓辺に日よけを兼ねて、軽やかな布をかける。 明るく爽やかな色合いの緞通。 キャビネットには涼しげなガラスや竹細工のものをディスプレイ。 洗面所のくず入れも竹籠に。 これからもささやかながら、季節の移ろいを感じられる暮らしを心がけていけたらと思います。   6月の読みもの 6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    潮風薫る初夏の里山
    潮風薫る初夏の里山
    中里早紀子 連載:里山暮らし日々是好日クラシライター:中里早紀子さんが自然や季節とともに移ろう田舎での里山暮らしの中で見つけたものたちをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 GWを過ぎると高知では日差しがグッと強くなり、急に夏感が増してきます。田んぼに映る太陽の光も眩しく、山の新緑と田んぼの緑が日に日に濃くなっていくのが分かります。 里山の緑も美しいのですが、目の前に広がる太平洋の青もとっても美しい季節なのです。こちらも太陽の光を浴びてキラキラと輝き、青のグラデーションも毎日変化をしていて、7年住んだ今でも見飽きることはありません。畑仕事がなければ1日ぼーっと眺めていられるくらい。 ✔︎ 初夏の海辺に現れる「ひじき」 そんな海にこの時期波打ち際にわさわさ生えているのは、なんと「ひじき」!2年ほど前までは全く気付かず(というか知らず)ひじきだと分かったときには大興奮をしたことを覚えています。確かに、パックに入って売られている乾燥ひじきは知っているけど、どんな風になっているかは知らなかったのです。 というわけで、今回は「ひじき」が我が家の食卓に上がるまでの話し。 ✔︎ ひじき採りの鍵は「潮」と「暦」 岩場の波打ち際をよく観察していると、2月頃に岩肌に小さなひじきがくっついているのがわかるのです。それがぐんぐん成長して4〜5月には大きなひじきに成長し、収穫できるというわけです。(一般的には小さい方が美味しいとされているらしく、国内での収穫は早いところでは2〜3月に行われるようです) わたしの中での一番のポイントは、暦チェック!え!?そんなことが重要なの?と思われるかも知れませんが、波打ち際での潮位はとっても大事。干満の差が小さいとき、つまり干潮でも潮位が高いとひじきにはたどり着けないのです。 3月頃から月齢とタイドグラフを見て、大潮(潮の動きが大きい時で干満の差が一番大きいタイミング)の干潮時間を確認!ふむふむ、ランチタイムにマイナス3cmとか最高じゃないですかと、カレンダーに丸をつけてその日を待ちます。 日にちが近づいてくると、続いてはお天気チェック!ひじきは、採ったあとに湯がいて天日で干す作業があるので数日は晴れて欲しいところ。 そして、大潮とお天気がバッチリ合うタイミングで、いざ!海へ!サーファー横目に採集スタートです。 ✔︎ 潮が引いたらひじき採集、茹でて干したらお馴染みのひじきに変身 採集自体はとっても簡単。潮が引いた岩場にびっしりとくっついているので、根元を残してチョキチョキと鋏でカット。ほんの10分ほどで持ってきたカゴは山盛りになります。本当はこのままのんびりゆっくり海辺散歩でもしたいところですが畑仕事もあるので、早々に退散。 あとは古釘を入れた大釜で1時間ほど茹で、天日でしっかり乾燥するまで干すだけ。大釜に入れたひじきはさっと鮮やかな緑色に、1時間も経つと茶色くなり、干すと真っ黒なあのひじきになるのです。 ✔︎ 中里家流・ひじきご飯と里山の味 荒波に揉まれ大きくなったひじきたち。美味しくないわけがありません。煮物も美味しいけど、手軽に楽しめる中里家の定番は「ひじきご飯」。ひじきの風味を楽しみたいので、味付けはなし!(潔く!)お茶碗によそってから、お好みで自家製塩をふりかけていただきます。今回はちょっと体調が悪いため、おかゆにて。ご飯は昨年初めて自分たちで育てたもの、梅干しも昨年漬けたもの。ほっと心に沁み渡る美味しさです。 ✔︎ 自然と共にある暮らしから見えてくるもの ふと思うこと。 里山で暮らしていると、お天気はもちろんですが、潮の干満や月の満ち欠け、太陽の動く位置や日の長さ、風の向きなど、あらゆる自然の要素を気にかけて過ごすことがとっても多くなります。これらは暮らしに直結してくる大切な要素。今はスマホ片手に何でも検索できてしまう時代、そんなものがなかった時代の昔の人は感覚を研ぎ澄まし、知恵や考える力を身につけ、もっと自然と対峙しながら生きていたんだろうなぁ。 ひじき採りを通して、そんなことを思い、色々と考えさせられた初夏でした。 #初夏を楽しむ / #ひじき(3〜5月) 5月の読みもの 5月の食に関すること(レシピ付き記事も)、5月の過ごし方のアイデアや6月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら
    [47]心とからだに優しい無添加の銘菓 箱根ちもとの湯もち
    [47]心とからだに優しい無添加の銘菓 箱根ちもとの湯もち
    的場 シオリ 連載:週末手土産会議クラシコサエル編集長:的場シオリが、季節の生菓子、無添加のおいしいもの、厳選した逸品をご紹介します。 ▷ 各クラシライターの紹介 最近、3歳の息子の言葉がどんどん出てくるようになりました。自分の気持ちを伝えるだけだった日々から、相手の気持ちや行動を予測したり、言葉での表現力が表情と共に付いてきて、夫婦で目を見合わせて驚きを隠せない毎日です。 小さな赤ちゃんが少年になるまで。誰かの人生をこんなに間近に見ることは、後にも先にもない。子育てとは尊いものですね。   さて、本日ご紹介するのは神奈川県指定銘菓にも選ばれている、箱根ちもとの湯もち。国産もち米を使用した白玉粉を練り上げたやわらかいお餅にお粉が塗され、まるで赤ちゃんのお肌のような優しさ。中には、箱根を流れる早川の岩石になぞらえ、細かく刻んだ本練羊羹が入っており、柚子や柑橘も香ります。 創業70年の老舗、食品添加物など人工的な素材は極力使わず、素材の力だけで完成する健康で安全な和菓子屋で、箱根を代表する銘菓なのでご存知の方も多いかもしれません。   つくづく和菓子は余計なものが入っていないものと、そうでないものの差がはっきりしているなと感じます。 一口食べるとシュワっと溶け、どこか懐かしさがあります。 職人さんがひとつずつ作る竹の皮の包みがまた、湯もちの雰囲気とマッチしていて風情漂います。包み方を動画で見たいかたは、是非ホームページをのぞいてみてくださいね^^   黄緑の包装紙に赤い紙紐も印象的。本当は店頭に伺いたいところですが、お取り寄せも可能です。美味しいお茶と共に。  出来立てにこだわる箱根ちもとが設ける賞味期限は4日間。今週末の手土産にいかがでしょうか?   箱根ちもと 〒250-0311神奈川県足柄下郡箱根町湯本509営業時間 9時~15時電話番号 0460‐85‐5632 オンラインショップはこちらから   6月の読みもの 6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    クワズイモのおはなし<span class="blog_title_sub">〜里芋との見分け方と、島の暮らしでの使われ方〜</span>
    クワズイモのおはなし〜里芋との見分け方と、島の暮らしでの使われ方〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  あまり日の当たらない日陰の場所を好むクワズイモ。島のあちこちの茂みの中に生息するこちらのクワズイモは、里芋と同じサトイモ科の植物です。ただし「食わず芋」の名前の通り、食べられない芋なのです。というのも、クワズイモにはシュウ酸カルシウムという成分が含まれていて、それが口などの粘膜に触れると、激しい痛みやヒリヒリした炎症、腫れやしびれを起こしてしまうからです。 ✔︎ 里芋とよく似たクワズイモの見分け方  里芋とそっくりなのに、食べたら危険なクワズイモ。ですから島で暮らす上では、きちんとクワズイモを見分ける必要があります。 見分け方のポイントのひとつめは葉の部分。クワズイモは葉柄(茎)が、葉の裏の中央付近から突き出していて、葉脈は傘の骨のように、中心から放射状に広がっています。そして葉の表面には艶と光沢があり、つるっとした質感です。また、クワズイモの芋の部分は大きくゴツゴツとした塊状です。 ∟ クワズイモ  それに対して里芋は、葉の付け根に切れ込みがあり、葉柄がその葉の切れ込み部分から出ています。そして葉の表面は水を弾くマットな質感です。また、里芋の芋は地中で親芋と子芋が連なっていて、芋は丸い形をしています。 ちなみに我が家の畑では、近所のおじさんからもらったタロイモを育てています。タロイモは里芋と同じで、葉柄が葉の付け根の切り込み部分から出ていて、葉の表面に光沢はなくマットな質感なので、クワズイモとの見分けがつきます。 ∟ タロイモ ✔︎ 島の暮らしの中で使われてきたクワズイモ  残念ながら食用にはできないクワズイモですが、島では昔から暮らしの中の様々な場面で、このクワズイモが使われています。 例えば何かお菓子だったりおかずだったりをお裾分けしたい時、クワズイモの葉に包んで渡したりします。クワズイモの葉はとても大きく、また厚みがあってしなやかで丈夫なので、包装紙のように包むのに適しているのです。  また、クワズイモの葉でウブルという水汲みを作ることもあります。村の祭の中に、水の神様に感謝する水恩儀式というものがあるのですが、その際に小川の水を汲むのに、近くに生えているクワズイモの葉を束ねて留め、ウブルを作り、作ったウブルで水を汲んだりします。  里芋とよく似た姿を持ちながら、食べると危険なクワズイモ。口にしてはいけない危険な植物でありながら、一方では包装紙がわりに包んだり、水汲みに用いたりと暮らしの中で大切に役立てられてもいます。島の人々は、それぞれの植物の性質を正しく知り、使い方を見極めながら自然と向き合ってきました。自然とともに安心して生きていくためには、目の前にある植物をよく知るということがやはり大切なのだとしみじみ思います。 #植物と暮らし / #クワズイモ 12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫
    「見せる」と「しまう」を使い分けて収納する(台所編)
    「見せる」と「しまう」を使い分けて収納する(台所編)
    りえ 連載:暮らし日和りえさん(Instagram)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 料理がどんなに好きでも、その日の気分や体調、時間によって台所に立つのが億劫な日もありますよね。どんな時でもやってくるごはんの時間。誰かと暮らしていれば、相手のことを考えて料理を作らなければならない日もあります。 やる気があるときでもそうでないときでも、料理をスムーズにこなしていきたいなあと意識して整えていることについて今日はお話したいと思います。 あわせて読みたい Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画♪(すべての記事はこちら/りえさんの記事はこちら) 台所の引き出しを使いやすく収納する工夫 ✔︎ 頻繁に使う一軍道具は手がすぐ届く1段目に キッチンの引き出しの一番上は、調理道具入れとして使っています。開ければさっと取り出せる配置作りをすると毎回同じ動きで調理ができるのでとても楽です。以前はツールバーにぶら下げる収納をしていましたが、最近引き出し内に道具の引っ越しをしたんです。開ければすぐに手が届く引き出しの最上段は一軍道具の特等席に。調理作業中は、この引き出しは開けっ放しにしていることが多いかもしれません。 吊るしておく収納の方が使いやすそうに見えると思いますが、料理を手伝うのが好きな末っ子(小2)は小柄で壁にかけた道具に手が届きません。せっかく自分からやると言ってくれているので、道具選びも自分で好きにできるように引き出しに収めました。ここに入るだけしか道具を持たない、と決めると自然と持ち物を厳選できるので引き出し内に移動させた後も取りにくさは感じません。 ↑ツールバーにぶら下げていた時の写真です。吸盤式になっているので賃貸でも安心。娘が大きくなったらこちらの形に戻すかもしれません。家族の必要性に応じて臨機応変に愉しみたいと思っています。 ✔︎ 2段目以降も使いやすさを考えた配置に 2段目はというと、こちらには調味料を。基本和食派で、香辛料等の使用頻度は低いためここに収納しています。醤油やみりんなど液物はすべて冷蔵庫に保管しています。 3段目は、ラップやホイルなど箱に収納されているものやスケールを入れています。 一番下は、お弁当箱です。たまに使う使用頻度の少ないものは、しゃがんで取る場所に。 コットンリネンのエプロン 《PR》こだわりデザインのエプロンで台所仕事を カートに追加 見えるところに置くものは見せておきたいものを なるべくならすっきりさせておきたい台所ですが、出しておいた方が調理がしやすかったり便利だったりするものもあります。出しておくと決めたものは、つい見ていたくなるような自分が気に入ったものを選ぶようにしています。 しまわずに出しているのは、毎日使う調味料やカトラリーです。家族が誰でも手に取りやすいように出しておくことにしています。「○○はどこ?」ときかれることがなくなりとても楽です。家族が手伝いしやすいように、という母のひそかな狙いもあったり.. 調味料は壺に、カトラリー類は小さな花びんや鉢植え(未使用のもの)、使わなくなったカップを使って収納しています。何となく白のような色合いで合わせるようにしていますが、色味や素材を合わせると雰囲気にまとまりがでるのでおすすめです。 ✔︎ オープン収納を上手に活用するポイント 作業台の上にある造り付け戸棚には、戸を外してボールや保存容器を置いています。ボウルが二つ、バット、あとはガラスと琺瑯の保存容器です。ガラスと琺瑯のようにシンプルな形と色の道具は、オープン収納にしていてもすっきり見えます。視界に入る情報量は多くしすぎないことがポイントです。 収納の工夫で料理のストレスを軽減 たかがものの置き場所ですが、使いたいものが取りやすい状態で置かれていれば、動作がスムーズでストレスなく料理が進められます。ちょっとだけ見た目にも気を遣って、料理が楽しく進められ毎日台所に立つ身としてやる気につながったらうれしいですよね。 夕方の忙しい時間に少しだけ余裕をくれる、そんな道具の置き方や収納のしかた。これからも少しずつわが家にとっての”よりよい”を見つけていきたいと思います。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。   2月の読みもの 2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 1月 | 一覧 | 3月 ≫  
    枝や実で暮らしに季節の移ろいを添える<span class="blog_title_sub">〜身近な枝ものを愉しむ冬のしつらえ〜</span>
    枝や実で暮らしに季節の移ろいを添える〜身近な枝ものを愉しむ冬のしつらえ〜
    りえ 連載:暮らし日和りえさん(@ri___wa12)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 この時期は、きれいに色づいた葉や実を落としていく植物が多く、静かに冬の訪れを感じる季節です。そんな「今」だけの枝もの・実ものを暮らしの中に取り入れて、季節の移ろいを愉しむアイデアついてお話ししたいと思います。 ✔︎ 落ちている枝と木の実は飾りになる この時期になると家の周りの木々たちは葉を落とすものが多く、いろいろな形や格好をした個性的な枝が現れている様子を見かけます。近くを歩いてみると落ちている枝や葉を発見。歩いて帰ってくる子供たちが好きで拾ってきたり、一緒に外遊びしながら庭の木を少しもらってきたりして家の中に飾ります。 ちょうど実のついた蔓科の植物が巻かれている枝を見つけたので今日はこちらを使うことにしました。そのまま花瓶に入れてみると、木製の家具や土物の器との相性がいい。枝や実の温かい色合いが自然素材の道具たちの雰囲気にとても合うんだなと感じます。水分が抜けたドライな植物は、華やかな花や鮮やかな葉とは違う落ち着きや安心感を感じるものです。 実だけを選んで一輪挿しに入れてみるのも丸いフォルムが際立ってかわいらしいです。 【365】玄米カイロ 《PR》温冷兼用、自然素材由来 カートに追加 ✔︎ 間接照明と組み合わせて枝ものの美しさを引き立てる 照明をそばに置くと、明るい日差しの下とはまた違う雰囲気の変化を愉しめます。個人的には薄暗い日中や夕方にライトアップするのがおすすめです。落ち着いた色合いの枝ものは間接照明の明かりを近くに置くことで、色合いがふわっと膨らみ、細い姿全体に奥行きが出ます。照明に当てることでできる影を眺めるのも落ち着きます。 あわせて読みたい ✔︎ ツリーの飾りをおすそ分けする 例年12月中頃にツリーを出すわが家は、この時期は枝ものにクリスマス飾りをつけて飾ることが多いです。少しだけクリスマスの要素を取り入れてみるだけでも雰囲気が出てわくわくしてきます。 作業していると末っ子が参戦してくれました。軽い素材の飾りはいくつつけても枝に負担がかからないので気軽に楽しめておすすめです。 赤い実をつけた枝をもらって飾りつけをした年もありました。実が落ちた後も、新芽が出て緑の葉が大きくなり…と半年ほどお世話を楽しみました。 身近な枝や実を暮らしの中の飾りとしてしつらえると、季節の移ろいを近くで感じる空間になります。出会いを愉しみに、外を歩いてみる時間もまたいいものです。一人で歩いてもいいですし、誰かと探してみるのも視点が変わるので思わぬ発見を楽しめます。ぜひその地域ならではの出会いを楽しんでみてくださいね。 あわせて読みたい #植物と暮らし / #明かりと暮らし 11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 10月 | 一覧 | 12月 ≫
    明かりで整える家時間<span class="blog_title_sub">〜暗さも愉しむ間接照明の使い方のアイデア〜</span>
    明かりで整える家時間〜暗さも愉しむ間接照明の使い方のアイデア〜
    りえ 連載:暮らし日和りえさん(@ri___wa12)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 天気の悪い日や梅雨時期には、何となく気持ちが下向きになってしまうことがあります。晴れていれば室内は明るく、明るければ電気をつける必要はないし、気持ちも明るく快適に過ごせます。でも、室内が暗い日だって気持ちよく過ごしたいという気持ちを諦めたくはありません。 そこで、「間接照明」という手を使って、家の中に小さい明かりを散りばめてみたら家を今よりもっとお気に入りの空間に仕立てられるのではないかと考えました。 ✔︎ わが家の間接照明は3つ 照明と一言で言っても、今やコンセント式のものから充電式まで種類は豊富です。それぞれ家の中のどこに置きたいかイメージしながら選んでみるといいかもしれません。吊り下げ式のライトは上から注がれる光を楽しめ、スタンド式であれば床置きか、棚の上に置くかなど場所によって光の高さを変える工夫ができます。また、充電式や電池式はコンセントを気にせず好きな場所に明かりをプラスできる手軽さが魅力です。 ちなみに、右端の白いライトは普段寝室用として使っているものです。「○○用」と場所を決めて購入してみたライを試しにいつもと違う場所に置いてみると、新しい使い道が見つかるかもしれません。手持ちの道具で家の中の雰囲気を変えられるのではとてもお得、ガッツポーズがでてしまいます。 ✔︎ 明かりを動かしてたのしむ 明るさを感じる場所というのは時間の経過で変わっていきます。家の中では特に、太陽の位置と反対の方角には光が入りづらいものです。暗さを感じる場所に照明を移動してみると、部屋の印象や気分は大きく変えることができそうです。 午前中の時間帯に暗さを感じる廊下収納にライトをセッティングしてみました。かご好きなので、お気に入りの道具が照明の力でいつもと違う雰囲気に見えます。手元が明るいので欲しい道具にもすぐに手が届きます。 東にある台所は午後にスイッチオン。手元がよく見え、あたたかい光に落ち着きます。 ✔︎ お気に入りを照らしてたのしむ 照らしたいものの近くに照明を置く楽しさもあります。美術館のスポットライトのようなイメージでしょうか。お気に入りの絵やポスターと組み合わせたり、棚の上のものに合せて光を当ててみたりと、見慣れていた家具や小物のちょっと違った雰囲気が楽しめます。 お気に入りの台所道具を照らして夕飯の下ごしらえを。 ビンやガラス物は明かりに反応して透明感や奥行きを感じるのでとても幻想的です。 いつもの読書や手帳時間にも雰囲気が出ます。また、植物の後ろに置くのもおすすめです。ふわっと背後からの光に包まれた植物の葉が幻想的に浮かび上がってきます。 何気なく水差しにしている大根の葉も陰影がついてインテリアの一部になるかも ✔︎ 明かり同士を繋げてたのしむ 複数の明かりを近くに置くと光に連動性が生まれます。もともと備わっている照明の近くに間接照明をセットしてみました。先ほども台所の写真を挙げてましたが、こちらでは換気扇についている備え付けライトもオンに。並んだ二つの光が広範囲に届くので作業するには十分な明るさです。 明かりを置く場所や置き方を工夫してみると、いつもの家具や見慣れた小物の雰囲気が変わって家の中で新しい楽しみや魅力を発見できるかもしれません。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。 #明かりと暮らし 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    野良着について《前掛け編》<span class="blog_title_sub">〜家事や農作業に便利な前掛けの布の裁ち方・作り方〜</span>
    野良着について《前掛け編》〜家事や農作業に便利な前掛けの布の裁ち方・作り方〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  先日の朝、子供を小学校へ見送るその後ろに見える山の景色がいつもと違うことに気が付きました。向こうの山の上の方にだけ、うっすらと白い粉をふったように白く染まっていて、あ!雪が降ったんだ、と気付きました。東京に住んでると、雪は降ってくるまで見えないもので、近くにあって初めて冷たいとか、白いとか、そう思っていたのですが、こちらでは遠くに見えることから季節を感じるのだなと、そんなことがひとつひとつ新鮮に思っています。 ∟ あっという間に溶けてしまった山頂の雪  二十四節気では大雪を迎える畑の様子です。9月に苗を植えた白菜が無事に丸々と大きく育ちました。いよいよ、初めての大物の収穫です。種まきした菜っ葉、のらぼうも、虫さんと半分こしていただきます。 11月の終わりには、古代小麦の種も蒔きました。小麦から粉を挽いて、茎を工作に使えたらと夢見ています。やりたいことはたくさんあるので、ついつい急いでしまいますが、ゆっくりじっくり、季節の移りかわりを見逃さぬように、五感を鋭く持っていようと思う毎日です。 ✔︎ 日々の作業に寄り添う、野良着のある暮らし  10月のもんぺ、11月のシャツと、続けて野良着について書いてきました。考える、作る、着る、その中で日々の暮らしにも馴染んできています。 あわせて読みたい 3回目の最終回は、前掛け編です。前掛けとはエプロンのこと。着物の時代は帯に被せるようにまとい、ひざ下までを覆い、着物を汚れから守るために作業や家事をするときに身に付けられていました。農作業はもちろんのこと、家事に仕事に、前掛けひとつあるだけで、汚れの心配がなく、思い切り体を使うことができるというのは、動きの可動域や効率化に大きく関わります。そして思いがけず前掛けには、防寒の機能もあると気付きました。 【作り方】前掛け|こだわりの形を作る、無駄のない裁ち方 今回は普段の洋服にも似合い、さっと巻けて、動きやすい前掛けを考えてみました。前に入れたタックのおかげで、適度に体に沿ってくれます。胸当ては無いのですが、ややハイウエスト気味に巻くと水仕事の時の水はねも安心です。腰だけなので、肩が凝らず、身軽なのがいいところです。 また、布の端切れがなるべく出ないよう、布幅いっぱいに使い、耳を利用して作るので、縫うところが少なく簡単です。 前掛けの裁ち方 ・布  110~130幅の普通地から厚地の布 122㎝+必要ならポケット分※今回は幅125㎝の中厚地インド綿を使いました 前掛けの縫い方 1,上図のように裁断します。 2,前掛け布の中心から左右に10㎝のところから、2㎝幅、5㎝の深さに、2本ずつ合計4本タックを入れます。 3,布幅いっぱいの長さに、紐を2本作ります。ループ返しを使うと簡単ですが、無ければ縫い代を内側に畳んで布の上から縫います。 4,腰ベルトを半分に折り、タックを取った前掛け布より左右に1cmずつ長めに切ります。(1cmは縫い代になります) 5,腰ベルトの左右上部に紐を挟んで、前掛け布を挟んで縫います。 6,前掛けを体に巻いてみて、裾は好きな長さに三つ折り始末します。たっぷり縫い代を取ると、暖かです。 必要なら大きなパッチポケットを付けても便利です。 作ってみると、腰に布一枚巻くだけで、こんなにも暖かく感じることに驚きました。機能的で暖かな前掛け、ぜひこの冬に一枚作ってみて下さい。  野良着、すなわち、今の私に必要な衣服ですが、どんな方にも今のご自身にぴったりの必要な衣服があると思うのです。衣服について続けて考えてきたことで、どんな服を着るかは、どんな暮らしがしたいかにつながっているのだと、実感しています。私自身、さらにこれから先繰り返していくであろう暮らしの変化、衣服の変化も楽しんでいきたいと思っています。今年も一年、月に一度の連載、「くらしの図工室」を読んで下さってありがとうございました。山梨へ移住してはじめて迎える新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。 #縫い物と暮らし / #前掛け 12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫
    はぎれあそび -ひな祭り-
    はぎれあそび -ひな祭り-
    kae 連載:ファブリック考布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 はやいもので、来週末はひな祭り。今年は3月3日が日曜日ということもあって、当日に家族揃ってお祝い予定の方も多いでしょうか? 我が家のひな祭りメニューは定番のちらし寿司か、手巻き寿司が恒例。今年は日本で過ごすことができるので、美味しいお刺身を堪能できると思うとすでにワクワクしています…! 海外に住んでいるとひな祭りのような日本らしい文化に触れる機会も少なくなってしまい、娘の小さいうちにどのように季節の行事を体験させてあげられるかなぁ と考えさせられることも少なくありません。 今回はひな祭りにちなんだ、お子様とも楽しんでいただけるはぎれあそびをしてみました。 あわせて読みたい 《ひな祭りの読みもの》✔︎ 貝合わせを作りましょう - by.平本麻美✔︎ 季節のお飾り〜ひな祭り〜 - by.なこ✔︎ 雛祭りのテーブルコーディネート - by.平本麻美 【作り方】はぎれで作る雛祭り飾り|色合わせが楽しい♪ 使うのはこんなはぎれ。春にちなんで、若葉のようなグリーンと、梅のような濃いピンクをえらびました。 ∟まる、しかく、さんかく まずは四角い布をこんな風に 2色重ねて… 丸を乗せたら… あっという間にお雛様のような風貌に。 丸でも、三角でも。 いずれの形も、2色交互に重ねることで着物っぽく見えて、そこに頭に見立てた「◯」が乗るだけで、お雛様に見えてしまうのはきっと日本人特有の感覚ですね。 わたしは、このコロンとしたシルエットと、丸だけで構成されたデフォルメ感が気に入ったので、あわせてお殿様も作りました。 色や柄を変えたりしながら、並べて遊ぶだけでも楽しいのですが、せっかくなので今日はこれを小さなタペストリーに仕立ててみます。 約25cm幅の生地の両端を三つ折りに処理し、バランスよくお雛様を配置したら、ミシンで縫い付けます。 上下につくった通し穴に木の棒を通し、上の棒に吊るし糸を付けたら完成。 シーズンが終われば畳んだり巻いたりして小さく収納できるのもタペストリーのいいところです。 ぜひご家族で、ひな祭りのはぎれ遊びを楽しんでみてくださいね。   2月の読みもの 2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    たんぽぽの綿毛でリースを作る<span class="blog_title_sub">〜春の野草で楽しむナチュラルクラフト〜</span>
    たんぽぽの綿毛でリースを作る〜春の野草で楽しむナチュラルクラフト〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  三寒四温、行ったり来たりの季節を感じながら、4月を迎え、清明となりました。足元を見ると、オオイヌノフグリ、ナズナ、カラスノエンドウ、小さな花があちこちに咲き始めて嬉しい季節です。地面に顔を近づけてまじまじと覗き込んでみると、小人になって散歩しているような気持ちになりますね。  住宅街の小さな庭にも、新一年生のような新芽が出て、花が咲き始めました。毎年出る球根も、秋に植えた球根も、ひとつずつ顔を出して、寒かった冬が終わろうとしています。  「くらしの図工室」というこの連載を始めて2年になりました。スタートしてからしばらくは、ドキドキしながら締め切りを迎えていましたが、文章を書く生活に少しずつ馴染んで、普段の暮らしの中で楽しみを見つけながら、伝えたいことを言葉にして拾い集める作業が、なかなか難しくも面白いなぁと感じています。いつもお付き合い下さりありがとうございます。 プレミアムひまわりオイル 《PR》無農薬栽培の熟成種でできています カートに追加\送料無料/ ✔︎ たんぽぽの生命力と綿毛のひみつ|リース作りにも使える自然の変化  春の草花は大好きなものがたくさんありますが、寒い空気の中で地面にくっ付くように黄色い花を付けるたんぽぽを見つけると、春が来たんだなと嬉しくなります。気温とともに、首を長くして、葉が延びて、花が増えて、季節が進むとどんどん姿がたくましく変わっていきます。  開花後のたんぽぽは、一度茎を低く倒して花を閉じますが、徐々に綿毛を膨らませながら、ふたたび茎をのばして、綿毛がきれいに丸く膨らんだころには、茎を高くすっとのばして遠くに種を飛ばします。実は綿毛を作る変化は、茎を切って、根から離れても、たんぽぽ自身の蓄えている水分とエネルギーで行うことができるのです。子供が摘んで遊んで、そのまま公園に置いていかれたタンポポが、数日後しっかり綿毛になっているのを見たことがありませんか。子孫を残すための、たんぽぽの植物としての能力にびっくりします。春だけのお楽しみ、この生命力いっぱいの綿毛を使ってリースを作ってみました。茎をしっかり固定するために針と糸を使っています。 あわせて読みたい 【作り方】たんぽぽの綿毛リース|自然素材でつくる春のナチュラルクラフト 材料と道具 ・たんぽぽ(開花後閉じた状態のもの) 19個・リース台 (今回は18cmくらい)・縫い針・手縫い糸 白 作り方 準備:リース台に壁掛け用の麻紐を結んでおきます。 1.たんぽぽは花の下3cmくらいでカットします。また、咲き終わった花がらが付いている場合は除きます。(スポッと抜けるのが気持ちいいんです)取れない時は無理に引っ張らず、そのまま落ちるのを待ちます。 2.リース台の周りに、外向き、内向きの順に並べてみます。 3.一度たんぽぽをリース台から離して置き、7時の位置に糸を結びます。 4.一つ目のたんぽぽに糸を通します。茎は柔らかいので刺しても抜けてしまうことがあります。なるべく茎の上の方、厚みのある部分に針を刺します。 5.たんぽぽの花の角度を決めながら、茎をしっかり押さえてリース台に糸を巻きつけていきます。内向き、外向き、と交互に反時計回りに止めていくのがポイントです。※右利きの場合です。左利きの方は4時の位置からスタートして、時計回りに留めていきます。 6.途中で糸が足りなくなったら結んで、また糸を結んで再開します。 巻いてきた糸に結んでいるところ 7.1周したら最初の糸にひっかけて結び、終わります。 8.そのまま平らに置いておけば、数日かけて徐々に綿毛が開いていきます。 ✔︎ たんぽぽの綿毛リースをきれいに楽しむポイント  ひとつずつ綿毛に変わっていく変化はとてもドラマチックです。リースを見るたびに違った表情が見られて、たんぽぽの生命力を感じます。すべての綿毛が開いたら完成です。そっと壁に掛けます。なるべくエアコンなどの風の当たらないところに掛けておけば、綿毛は飛ばず、ふわふわのリースを室内で長く楽しむことができます。どうぞお試しください。  4月はご自身や家族の新しい環境がスタートする方もいらっしゃるかと思います。皆様にとって、希望いっぱいの4月になりますように、願っています。3年目の「くらしの図工室」も、どうぞよろしくお願いいたします。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 4月の読みもの 4月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、5月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 3月 |...
    旬の食材:ツルムラサキ
    旬の食材:ツルムラサキ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 ツルムラサキは夏に旬を迎える、栄養価の高いネバネバ野菜のひとつです。私がよくスーパーで見かけるのは、蔓が緑色の青茎種です。先日、紫色の赤茎種に出会いました。金平糖のような花も付いていて可愛いですね。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 両種共に葉の付け根に紫色の実がなることから、ツルムラサキという名が付いたそうです。 アクが強いので、下茹でしてから使いましょう。茎が太く固いので、写真のように先に根元だけを茹でます。その後もくにゃりとは曲がらないので、鍋に寝かせる十分な直径と深さのある鍋選びがポイントです。   ツルムラサキの下拵え 1、ツルムラサキを水洗いする。2、沸騰したお湯に塩を1%ほど入れ、茎は2分、葉は1分を目安に茹でる。3、流水にさらして冷まし、最後に氷水で色止めをする。4、キッチンペーパー等で水気をしっかり取ったら、変色している根元を切り落とし、使いやすい大きさに切る。    葉と茎に分けて茹でる方法でも。切り口から栄養が逃げてしまうのが少し残念なところではありますが。 冷凍しておけば、使いたい時にすぐに使えて便利なので、私は2-3袋をまとめて下茹でしてしまいます。冷凍庫で約1ヵ月保存可能ですよ。 こちらは箸休めにぴったりのツルムラサキのポン酢おかか和えです。最近お気に入りのカツオと昆布の削り節をのせて。  こちらは厚揚げとツルムラサキの含め煮です。煮物の仕上げに、アク抜きをしたツルムラサキの葉の部分のみを加えて。お出汁をまとった旬のお野菜は、ほっとする味です。  油と相性の良いツルムラサキは炒め物にも最適です。牛肉とツルムラサキの和風パスタを作りました。こういう一品には切り方を変えて見るのも良いですね!斜め切りにしています。牛肉を炒める時に日本酒を加え、昆布茶と醤油で味を調えました。にんにくと唐辛子も入れて。 最後はツルムラサキの天麩羅。パリッとした葉と茎のねっとりとした食感を楽しむことが出来ます。茎を下に並べてしまったので見えていませんが…美味しいですよ♪ マヨネーズで和えたり、煮物に添えたり、お味噌汁に入れたりと、色々な料理に使えるので、是非、日々の食卓に取り入れてみて下さい。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   7月の読みもの 7月の食に関すること(レシピ付き記事も)、7月の過ごし方のアイデアや8月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    タブノキのおはなし
    タブノキのおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  我が家の端の森のようになっている場所に自生している木の中に、香りのいい木があり、その木に触れると良い香りがするのでずっと気になっていました。  ある時ひょんなきっかけで、その木の正体がわかりました。その木はお香の原料となるタブノキで、昔はこの島でも採取されていたとのこと。よくよく見渡すと、我が家には何本ものタブノキが自生していました。 とはいえこちらのタブノキは、クスノキ、ヤブニッケイ、シイの木、シロダモなど、似ている樹木が多くて、なかなか見分けることが困難です。  そんなタブノキの私なりの見分け方のポイントは3つ◻︎枝や葉を折ると良い香りがする◻︎葉の裏が白っぽい◻︎葉を千切ると粘着っぽく糸を引く  中でもこの粘着っぽく糸を引くところがタブノキの大きな特徴で、このような粘着性があるために、お香として練った時に粉を繋ぎ止める役目を果たし、お香がうまく形としてまとまるので、お香の原料とされているというわけです。  大きくなったタブノキのうちの一本を、道を広げるにあたって倒すことになったので、倒されたタブノキの皮を剥いでおくことにしました。木の皮というものは、水気のあるうちに剥がないと幹にへばりついてしまい剥がれなくなってしまうので、倒したすぐその日に剥いで、よく乾燥させておきます。  よく乾燥させたタブノキの皮は、グラインダーで細かな粉状にしておき、いつでもタブ粉として使えるようにしておきます。  海辺に生えている浜香の香りが、セージに似ていてとても好きなので、浜香にタブ粉を混ぜてお香を作りました。型を持っておらず手で成型しているため、カタチは少々いびつになりますが、それもご愛嬌。 あわせて読みたい  全て自然のものから作ったお香は、市販のお香のように強く香ることはありませんが、植物由来の香りがとても心地よく、朝起きてヨガやストレッチをする時などにも、こちらのお香を焚いています。  こうやって作れることを知ってからは、最近では市販のお香を買うのは時々にして、なくなりかけたらその都度作るようになりました。時には月桃の乾燥葉を入れてみたりしながら。気分に合わせて好みのお香を作るのは愉しいものです。今度は蓬や薄荷を入れたものも試してみようと思います。 #植物と暮らし / #お香を楽しむ / #タブノキ / #浜香 10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫
    キッチンからはじめる脱プラスチック生活。<span class="blog_title_sub">〜蜜蝋ラップと自然素材で整えるエコな暮らし〜</span>
    キッチンからはじめる脱プラスチック生活。〜蜜蝋ラップと自然素材で整えるエコな暮らし〜
    川上 琴美 連載:四角いおうちの暮らしごと日記。クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 ”地球に優しい行動をとりたい" そんなふうに思うようになったのは、環境問題が年々深刻化しているのを痛感しているから。豊かで美しい自然や動物たちを守りたいし、子どもたちが生きる未来が今よりずっと素敵な世界であってほしい。 そう願うからこそ、自分ができることを少しずつ小さなことから暮らしを見直しているところです。 ✔︎ プラスチックごみを減らす第一歩はキッチンから わたしが一番意識を変えやすかったのが、キッチンまわりの見直し。主にプラスチックごみを減らす、脱プラスチックな暮らしです。 今では、エコバッグやエコボトルなど私たちの暮らしに浸透してきていることもやってみたら無理なく簡単に続けられたこと。ほんの少し意識を変えてみるだけで、できることはたくさんあるんだと感じています。 あわせて読みたい ✔︎ 洗って繰り返し使える蜜蝋ラップの魅力 私がいつもの暮らしに取り入れてみたのは、キッチンの中でも使用頻度の高いラップを蜜蝋ラップに変えたこと。蜜蝋ラップ、知ってる方も多いかと思いますが、天然素材で作られた洗って繰り返し使えるエコラップです。コーティングに使われている蜜蝋やホホバオイルには抗菌性と天然の保存性があり、食品が長持ちするというメリットもあるんだそう。おにぎりやサンドウィッチを包んだり、お皿やボウル、保存容器などの蓋として使用しています。 最近ではお洒落なデザインのものも増えていますし、好みの布と蜜蝋ビーズを使って作る自分だけのオリジナル蜜蝋ラップなんかもあるようで私も今度作ってみたいと思っているところです♪ ✔︎ プラスチックを減らすためにわが家で取り入れたアイテムたち 他にも、 1 子供用の食器はプラスチック製品は使わず木製のものをチョイス。 今では陶器の器も使いこなせる年頃になりましたが、小さな頃は木製の器が大活躍でした。軽くて持ち運びにも便利なのでキャンプの時にも使っています。 2 シリコン製のフードバッグ。 チャック付の保存袋はプラスチックごみになりやすい為、繰り返し使えるフードバッグを使っています。食品の下ごしらえや残った野菜や果物を保存しておくのに便利なんです。 3 シリコン製フードカバーはボウルや器のラップ代わりに。 蜜蝋ラップだと電子レンジの使用ができないため、レンジでチンしたい食材の時はフードカバーを使っています。 4 天然材質で作られた見た目も可愛いエコブラシ。 ブラシの部分は100%天然植物繊維で持ち手部分が竹製のブラシです。ポリウレタンやナイロンの台所スポンジはマイクロプラスチックの原因になる為、できる限りエコブラシを使うようにしています。シンクに置いておいてもおしゃれにみえるのもいいところ。 ✔︎ 自然素材を暮らしに取り入れる心地よさ プラスチックを減らす意識を持つようになって思うことは、暮らしに自然素材のものが増えることで、見た目はもちろんのこと気持ちも心地よくなっていくのを実感しています。生活用品を買う普段の買い物から、プラスチック製品を選ばないという選択もひとつの工夫。 「買い物は未来への投票」という言葉を初めて耳にした時、自分の中ですごく納得したんです。 プラスチックごみが私たちの生活や健康、そして地球環境に深刻な影響を与えていること、見て見ぬフリはできないなと思うんです。 私たち大人世代がこれからの子どもたちが生きていく未来を壊さないように。 大きなアクションは起こせないけれど、小さなことからコツコツと今私にできることを続けていきたいなって思います。 #サステナブルな暮らし / #蜜蝋:ミツロウ:みつろう 4月の読みもの 4月の食に関すること(レシピ付き記事も)、4月の過ごし方のアイデアや5月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら...
    野良着について《シャツ編》<span class="blog_title_sub">〜直線裁ちで仕立てる手作りシャツの裁ち方・作り方〜</span>
    野良着について《シャツ編》〜直線裁ちで仕立てる手作りシャツの裁ち方・作り方〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(Instagram)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  山の見える毎日を送るようになってから、朝夕刻々と変わる山なみの色や雲のかかり方を眺める楽しみができました。山の稜線は気温が高い夏の間はもやっと白く見える時間が長かったのが、ここ数日ひんやりする朝にはキリリと青く、別の表情に見えます。雨上がりの、雲がボワボワと沸き立つ峰や、夕刻の影で尾瀬が濃く深く見えるのも、面白く見飽きません。 畑はといえば、花のように開いていた白菜の葉が、ここ数日で内側へ包むようにきつく巻き込んでいます。結球といって、このときに中に青虫が入ったままだと、中の美味しい葉を食べつくされてしまうそうです。畑の名人のお隣さんからつい先日教わりましたが、すでに結球し始めてしまった我が家の無農薬白菜、どうなるでしょうか。恐る恐る、中心を覗いてみたり、応援してみたり、収穫を待っています。もうすっかり、山や土やお天気のことばかり考えるようになりました。 あわせて読みたい ✔︎ 野良着を手本にした働き者のシャツ  先月のくらしの図工室で書かせていただいたもんぺですが、とても履き心地が良く、畑の時も、家の時も、動き回るときも、リラックスの時も、気持ちよく履いています。生地を変えれば、一年中毎日履けるパンツになりそうです。 パンツが出来たら次に欲しいのは、作業や家事や育児にぴったりな、働き者のためのシャツです。汗をかいても風が抜けていくような適度な余裕と、作業の邪魔にならないよう体に沿う形、肌に当たると気持ちのいい素材のシャツ。参考にしたのは、やはり戦後より日本各地で着られた野良着です。さらりとした絣や紬などの木綿地、袖は短め、襟元はきゅっと合わせてあります。そして一番の注目は、脇の形です。筒袖と呼ばれる筒形や、もじり袖と呼ばれる脇が広いものなど。どれも直線裁ちで布を無駄にしない作りなのは、もんぺ同様です。 【作り方】シャツ|野良着を参考にした形と無駄の少ない裁ち方 今回は昔ながらの野良着シャツを参考に、洋服にも合い、毎日着られるようなシンプルなデザインを考えてみました。適度に体に沿うけれど、脇にゆとりがあって動きやすい形です。 シャツの裁ち方 ・用尺 木綿や麻の布(幅110cm~)120㎝+α これ以外に、1㎝幅の両折れバイアステープ50㎝を使います。・今回は身長162㎝の私の体にちょうどぴったり合うようにサイズを出しています。 参考にしていただきながら、微調整をしてください。 ややゆとりを取るには、身幅を左右それぞれ+2㎝、袖の幅に+2㎝、丈にも+2㎝することをお勧めします。・首回りの曲線は、お手持ちのシャツなどを参考にサイズを決めてみてください。・布端の処理は、折り伏せ縫いやジグザグミシンなど、やりやすい方法でどうぞ。 シャツの縫い方 1,襟ぐりをバイアステープで始末します。表から見えないように、内側に縫いつけます。 2,前身ごろの両端を三つ折りで始末します。今回は7㎜ほどの三つ折りにしました。 3,身頃に袖を付けます。 4,脇のマチを付けます。 5,前身頃と後見頃の脇下を縫い合わせます。 6,左右の袖を筒に縫い合わせます。 7,袖の端を三つ折りで始末します。 8,身頃の裾を三つ折りで始末します。 9,一度羽織ってみて、首が通る所に印を入れ、左右の前身ごろの前を縫い合わせます。  このとき裾まで縫ってしまわず、5㎝~10㎝ほど縫い残すと動きやすい形になります。  縫い始めと縫い終わりは力がかかるので、何度か返し縫いをしておきます。  ふんわりと織られたインドのカディコットンを、手縫いで、始末は折り伏せ縫いで仕上げてみました。着てみるととても優しい着心地です。肌に直接触れる衣服として、これから寒くなったら上に重ね着をするのにもいいのではないかと思います。  昔の野良着を着た女性の写真などから想像して、今を生きる私たちにもしっくりくる野良着シャツを考えてみましたが、地方によって、気候によって、色々な種類のシャツがあることが分かりました。生活に合う服として、着物から洋服への移り変わり、そして布を含めて、物を大切にして長く使い続けるという感覚を、忘れないでいたいと思います。 そしてもちろん、折り紙を折るように自由で工作的なシャツは、今見てもとても魅力的だなと感じます。楽しむ衣服、暮らしの中から生まれる衣服、大切に着続ける衣服、そんなことを考えた時間でした。秋が深まる季節、少し立ち止まって、今の自分のための衣服について考えてみるのもいいかもしれません。次回は野良着シリーズ最終回、前掛け編をお送りします。 #縫い物と暮らし / #シャツ 11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 10月 | 一覧 | 12月 ≫