神無月の食べること〜秋の休日の朝ごはん:器と楽しむ和食〜

公開日:2026.10.01
Tammy*

連載:季節のしつらい手帖
手のぬくもりが残る暮らしを大切にしているクラシライター:Tammy*さん(Instagram)より、月ごとに楽しむ食べること、暮らすこと、についてお届けします。

休日は、いつもより少しゆっくりと朝ごはんを楽しみたくなります。
秋の味覚を取り入れながら、休日の和食の朝ごはんを整えてみました。

秋の休日、和食の朝ごはん

炊きたてのごはんに、温かい汁もの。
魚を焼いて、卵を焼いて、小さなおかずをちょこちょこと。
特別なごちそうではないけれど、季節のおいしいものを少しずつ並べた和食の朝ごはんは、
なんだかほっとするものです。

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✔︎ 休日は、器選びから

時間に少し余裕のある休日は、「今日はどの器にしようかな」と考えるところから。
秋になったので、塗りのお盆を出してみました。
染付や赤絵、緑の器をあれこれ並べて、料理を盛る前の器合わせも楽しみます。

休日は、器選びから

そして、朝ごはんを助けてくれるのが、常備菜。
少しずつ残った茄子やきのこ、ししとうは揚げ浸しに。かぼちゃはまとめて炊いておきます。
冷蔵庫にこんな小さなおかずがいくつかあると、あとは好きな器に合わせてちょこちょこと盛るだけ。
器を選ぶ楽しみと、作り置きの小さなおかず。
こんな準備の時間も、休日の朝ごはんをゆっくり楽しむための準備です。

✔︎ 秋の味覚を楽しむ和食の朝ごはん

▪️ 黒豆ごはんの作り方

秋の朝ごはんには、ほっくりとした黒豆ごはんを。
黒豆は一晩水につけておけば、あとはお米と一緒に炊くだけ。味付けも酒と塩だけのシンプルなごはんです。

黒豆ごはん

〈材料〉
・米  2合
・黒豆 80g
・酒  大さじ1
・塩  小さじ1

黒豆はさっと洗い、たっぷりの水に一晩つけておきます。
お米を研いで、酒と塩を加え、いつもの2合の水加減に。
水気を切った黒豆をのせて、そのまま炊きます。
炊き上がったら、黒豆をつぶさないようにふんわりと混ぜて、出来上がり。

▪️ あごのつみれと秋野菜のお吸い物の作り方

今回は、あごの練り物にごぼうと玉ねぎを加えてつみれに。
さつまいもと舞茸を合わせて、秋らしいお吸い物にしました。

あごのつみれと秋野菜のお吸い物

〈材料 2人分〉
・あごの練り物 100g
・ごぼう 5cm
・玉ねぎ 1/8個
・片栗粉 大さじ1
・さつまいも 適量
・舞茸  適量
・白ねぎ 適量
・水   適量
・白だし 適量(お吸い物の濃さを目安に)
・粉山椒 お好みで

あごの練り物をほぐし、細かく切ったごぼうと玉ねぎ、片栗粉を加えてよく混ぜます。
食べやすい大きさに丸めて、つみれにします。
鍋に白だしと水を入れ、さつまいもを加えて火にかけます。
火が通ってきたらつみれと舞茸を加え、つみれにしっかり火が通るまで煮ます。
器に盛って白ねぎを添え、お好みで粉山椒をぱらり。
さつまいものほっくりとした甘みと舞茸の香り。
温かいお椀ひとつで、朝の食卓にも秋が広がります。

▪️ 柿とミニトマトのサラダ

柿とミニトマトのサラダ

秋の果物、柿を朝ごはんの小さなおかずにも。
柿とミニトマトは食べやすい大きさに切り、オリーブオイル、酢、粒マスタード、黒胡椒を合わせたドレッシングでさっと和えます。
柿のやさしい甘みと、ミニトマトのほどよい酸味。
いつもの和食の中に、こんなひと皿を添えるのもおすすめです。

ごはんを炊いて、温かい汁ものを作り、焼いた魚と、少しずつのおかずを好きな器に盛る。

季節の移ろいを感じる朝ごはん

いつもの朝ごはんも、季節のものをひとつふたつ添えるだけで、季節の移ろいを感じられます。
少し時間に余裕のある休日。
器を選ぶところから楽しみながら、ゆっくり秋の朝ごはんを味わってみませんか。

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