松本 知沙
連載:veganのごきげんな日常
クラシライター:松本 知沙さん(@kitchenwork)より、ヴィーガン歴20年の日々の食にまつわるあれこれをお届けします。
▷ 各クラシライターの紹介
9月に入り、店頭に並ぶ野菜を見ていると、少しずつ端境期に入ってきたことを感じます。
夏野菜が終盤を迎え、秋の野菜が本格的に出てくるまでの、季節と季節のあいだ。
夏の名残を感じる野菜と、少しずつ出始めた秋の食材。
その中から、今日の食卓に何を選ぼうかと考えます。
そんな時に頼りになるのが、季節に大きく左右されず、通年手に入りやすい食材です。
もやしや水耕栽培の青菜、乾物、そしてきのこ。
旬を感じにくい食材は、普段はあまり意識せず手に取っているかもしれません。
けれど、旬の野菜が少なくなるこの時期には、いつもそこにあるもののありがたさを改めて感じます。
あわせて読みたい
旬のものを食べることは楽しいこと。
でも、旬のものだけが豊かな食卓を作るわけではありません。
一年を通して私たちの食卓を支えてくれる食材があるからこそ、季節のものが出てきたときに「今年もこの季節が来た」と嬉しく思えるのかもしれません。
今回は、そんな一年中手に入りやすく、使い方も自由なきのこをたっぷり使ったマリネをご紹介します。
きのこのマリネの作り方
冷蔵庫にひとつあるだけで、日々の料理を少し楽にしてくれます。 今回はオリーブオイルとハーブで洋風に仕上げましたが、ごま油に替え、ハーブの代わりに唐辛子を加えるのもおすすめです。
材料(2人分)
・きのこ 500g ・にんにく 1片 ・塩 小1 ・ビネガー 大1 ・醤油 大1 ・オリーブオイル 大2〜3 ・赤玉ねぎ 1/2個 ・ドライハーブなど お好みで
ビネガーは、すっきりした酸味のワインビネガーや、甘みのあるフルーツビネガーなど、お好みのものを選んでください。 レモンやすだちなどの柑橘でも美味しく作れます。 酸味が強く感じる場合は、砂糖を小1/2程度加えてください。
作り方・保存
1. きのこは石づきを落とし、しめじや舞茸は小房に分け、えのきは3等分に切ります。
2. 蓋のできる鍋にきのこを入れ、塩とすりおろしたにんにくを加えます。 蓋をして弱火にかけ、きのこから水分が出てきたら火を止め、全体を混ぜます。
3. 保存容器にビネガー、醤油、オリーブオイル、薄切りにした赤玉ねぎを入れ、鍋のきのこを加えて混ぜ合わせます。 お好みでフレッシュハーブやドライハーブを加えます。
4. 粗熱が取れたら冷蔵庫へ。 5〜7日を目安に食べ切ってください。 食べきれない場合は冷凍保存もできます。
アレンジ
きのこを何種類か組み合わせて作っておくと、そのまま一品にするのはもちろん、冷奴にのせたり、パンにのせたり、サラダに加えたり。
さっと茹でたもやしや、熱湯で戻した切り干し大根と和えるのも、私のお気に入り。
|
旬のものを待つ時間も楽しみながら、その時々にある食材を、自分なりに美味しくいただく。
そんな柔軟な食卓があれば、季節のあいだも、もう少し軽やかに過ごせる気がしています。
|

|
太陽の恵みと、職人の力の結晶
|
|

|
8月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、9月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。
≪ 8月 | 一覧 | 10月 ≫
|
連載:veganのごきげんな日常(Instagram)
関西を中心に料理教室主催、レシピ監修、フードスタイリングなどをさせていただいています。ヴィーガン歴20年の日々の食事をご紹介します。