連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。
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毎年この時期になると、親戚が菜園で育てた新玉ねぎを沢山持ってきてくれます。
我が家では健康効果を期待して、玉ねぎ、特にスライスにしたものを毎日食べるようにしているのですが、新玉ねぎで作ったものはみずみずしくて辛味も少なく、いくらでも食べられそうです。
とはいうものの、新玉ねぎは水分が多く痛みやすいため、長くは保存できません。
そこで、生で食べ切れない分は、あらかじめオーブンで焼いておきます。
そうすることで、保存方法が増えて、いろいろなお料理にアレンジできるからです。加熱には様々な方法がありますが、オーブンはタイマーさえかけておけば、ながら作業で数多くをいっぺんに焼くことができるので忙しい時におすすめです。
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新玉ねぎは加熱すると火通りが良く、とろけるような柔らかさと濃縮した甘みを味わうことができます。
今回は、その新玉ねぎのグリルから作る我が家の料理あれこれをご紹介したいと思います。
✔︎ 新玉ねぎのグリル
→それを使ったスープとマリネ
✔︎ 新玉ねぎのグリルを使った新玉ねぎのピュレ
→それを使ったスープとムース
まずは、基本となる新玉ねぎのグリル、それを使った派生レシピ(スープとマリネ)から。
【レシピ】基本の新玉ねぎのグリル
材料
・新玉ねぎ 中サイズ ・塩 ・オリーブオイル ・タイムなどのハーブ お好みで
作り方
1. 新玉ねぎは薄皮をむいて、上下を切り落とし、根の方に十字に切り目を入れる。
2. バットや天板に並べて塩を振りかけ、オリーブオイルを回しかける。 (写真では隙間なく並べていますが、間隔を空けた方が火通りが良くなります。)

3. 190〜200℃に予熱したオーブンで1時間焼く。 途中焼き色が付き始めたら、ホイルを被せる。 下に水分がたまり、竹串がスッと入って、指で押すと柔らかさが感じられれば焼き上がり。オーブンの中でそのまま冷ます。

メモ
・このまま冷凍保存できます。 ・半分に切って、切り口に焦げ目をつけるように焼くと香ばしさがプラスされて立派な一品に。
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【レシピ】新玉ねぎとグリーンピースのスープ

材料
・新玉ねぎのグリル 4個 ・グリーンピース 50g〜 ・ベーコン 50g ・バター 5g〜 ・白ワイン 50cc ・チキンブイヨン 800cc ・ローリエ、タイムなど お好みで ・塩こしょう 適量

作り方
1. 鍋にベーコンを入れて、焼き色が付くまで炒める。バターを加えて溶かす。白ワインを入れてアルコール分が飛んだらチキンブイヨンを加える。
2. グリーンピースと新玉ねぎのグリル、ローリエなどを入れて弱火で15分煮る。

3. 塩こしょうで味を調える。
メモ
パルメザンチーズを振りかけても美味しいです。
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【レシピ】新玉ねぎのマリネ

材料
・新玉ねぎのグリル ・ホワイトバルサミコ酢 ・オリーブオイル ・ピンクペッパーまたは黒こしょう 粗く砕く ・タイム お好みで ・塩
作り方
1. 新玉ねぎのグリルを1cm幅のくし切りにする。
2. お皿に並べて、塩を振った後、その他の調味料を回しかける。
メモ
同じようにくし切りにしたものを甘酢に漬ければ、1週間ほど日持ちします。

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次に、新玉ねぎのグリルからできる新玉ねぎのピュレ、またそれを使った派生レシピ(スープとムース)のご紹介です。
【レシピ】新玉ねぎのピュレ

材料
・新玉ねぎのグリル 4個(作りやすい量)
作り方
グリルした新玉ねぎは、表面の乾燥した皮や硬い部分を取り除き、ざく切りにしてミキサー、またはフードプロセッサーなどで滑らかにする。

メモ
・このままお肉やお魚のソースやドレッシングのベースにすることができます。 ・冷凍保存しておくと重宝します。
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【レシピ】新玉ねぎの冷たいスープ

材料
・新玉ねぎのピュレ 200cc ・牛乳 100cc ・生クリーム 乳脂肪分35〜36% 100cc ・塩 適量 ・ホワイトペッパー 適量 ・オリーブオイル 適量
作り方
1. 全ての材料をよく混ぜて冷やす。
2. お好みでオリーブオイルを回しかける。
メモ
・フランス料理で野菜のピュレを作る時には、薄切りにした野菜をバターで色をつけないようにじっくり柔らかくなるまで炒めてからミキサーにかけます。この手間をグリルすることで省いているのですが、バターの乳脂肪分の代わりに生クリームでコクをプラスしています。
・牛乳と生クリームの量はお好みで加減してください。豆乳を使えばあっさりヘルシーになります。
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【レシピ】新玉ねぎのムース

材料
・新玉ねぎのピュレ 200cc ・牛乳 100cc ・生クリーム 100cc ・粉ゼラチン 5g ・塩 適量 ・ホワイトペッパー 適量
作り方
1. 牛乳を火にかけて温める。沸騰直前で火から下ろしてゼラチンを振り入れよく混ぜて溶かす。
2. 玉ねぎのピュレに1を加えて氷水に当てて冷ます。
3. 生クリームを6分立てに泡立て、2と混ぜ合わせる。塩とホワイトペッパーで味を調える。
4. グラスに注ぎ、冷やし固める。またはプリン型に分け入れて冷やす。固まったら型から抜いて盛り付ける。
メモ
魚介などをのせるとお祝いやおもてなし料理の前菜にもなります。

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どれも新玉ねぎならではの美味しさを感じることができる一皿だと思います。
ご参考になれば嬉しいです。
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連載:くらしつづり(Instagram)
食いしん坊が高じて、コルドン・ブルーとリッツ・エスコフィエでフランス料理を学び、JSA認定シニアソムリエも取得。数年前まで自宅でフランス家庭料理の教室を行っていました。