旬の食材:ヤーコン
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
すっかり成人した我が子達ですが、子供の頃は調理前の食材やテーブルに並んだ魚など「コレな〜んだ?」と、よくクイズを出したものです。(今でも時々します。笑) この野菜、ヤーコンは「さつまいも!」と答えが返ってきていました。そっくりですよね。さつまいもの様な見た目ですが、生でも食べられます。皮を剥くと、透明感のあるとっても綺麗な色をしています。
変色止めの為に、水に晒しますが、あまり長いと栄養素が逃げてしまうので気をつけましょう。クセがなく、生でも、茹でても、焼いても、揚げても美味しいヤーコンの調理例をいくつかご紹介します。
金平ヤーコン
あっという間に火が通るので、お弁当にも便利です。少し細目に切って口当たりをよくします。
サラダ油と少しの胡麻油で炒めて、砂糖、みりん、醤油で味を整えます。私の金平には赤唐辛子も欠かせません。ぐっと味を引き締めてくれます。
ヤーコンの天ぷら
斜めに少し厚切りに切り、片栗粉をまぶした後、小麦粉と冷水の衣を付けて、180度の油で揚げます。
ヤーコンは熱を加えても歯応えと瑞々しさが残っています。不思議な食感の天ぷらを召し上がれ。
ヤーコンスティック
瑞々しく美しい色合いをそのまま生かして、スティック状に切りました。ラディッシュと一緒に並べると動きも出て可愛いですね。
お味噌やマヨネーズを添えて。いつものお味噌でも良いですが、先日ご紹介した味噌だれでも美味しく頂けます。
ヤーコンのツナマヨサラダ
輪切りにスライスしたヤーコンに塩を振り、軽く絞った後、ツナ缶と少しのリンゴ酢で和えて、マヨネーズと挽きたての黒胡椒を。
千切りにして、マヨネーズと一緒にボウルで和えてしまうのも良いですが、こんな風に盛り付けるとおもてなしにも使えます。ツナを茹でた海老に代えて、クリスマスのパーティーシーンにもいかがですか?
少し緑を散らしたいな〜と思った時に便利なのが、台所で水耕栽培している豆苗や人参の葉っぱ。いい仕事してくれます♪
ヤーコンのハチミツヨーグルト和え
最後に、こんな食べ方も⁉︎
果物感覚で、小さめのサイコロ状に切ったヤーコンを、水切りヨーグルトにのせて、はちみつをたら〜り。
ヤーコンは野菜の中で1番オリゴ糖を含んでいる野菜なんだとか。ヨーグルトと相性抜群ですね。
新聞に包み、冷暗所で保存すれば、10日ほど日持ちすると八百屋さんが教えてくれました。見つけたら、是非手に取ってみて下さい。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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