[50]小豆と麹の発酵ようかん「美甘」
連載:週末手土産会議
クラシコサエル編集長:的場シオリが、季節の生菓子、無添加のおいしいもの、厳選した逸品をご紹介します。
ここ数年の発酵ブームにあやかり、調味料を手作りするようになって早1年。
すっかりわが家の暮らしの一部になり、体質改善の一助を担ってくれているわけですが、クラシコサエルの中には米麹から自家製で作られたり、甘酒を作ってそれをさらにおやつにされているライターさんがちらほら。
暮らしのプロフェッショナルであるクラシライターさんたちのライフスタイルを綴った連載は、見ているだけでも学びが多く、かといって参考書的でもなく、皆さんとても楽しそうで文字を読み進めるのが気持ち良いです。
私個人としては「甘味×発酵」はこれから深めていきたい分野。
そんな時出会ったのが、明治21年創業 金沢にある越山甘清堂さんのプロジェクト「Azuki de Hakko」から生まれた発酵ようかん「美甘(みかん)」です。
羊羹の材料は主に小豆と砂糖と寒天(レシピにより多少異なる)。
そのメインの材料である小豆を、米麹を使って独自の製法で発酵させ使用することで他にはない、健康にも気を使った羊羹が完成したのです。
「原材料表示を見れば美味しいかどうかが分かる」とその道のプロが仰っていましたが、このラインナップはどの角度から見ても美味しそう。
発酵の力もあり、砂糖は普通の羊羹の半分ほどだそうで甜菜糖を使用。
食べた後に甘ったるさが残らないのがうれしいです。
今回は三種類
小豆能登塩・濃茶・能登紅はるか
羊羹ならではのすりガラスのような色味にも、ときめきます。
初めての発酵ようかんは、自然な甘さで後味すっきり。
発酵小豆の豊富な栄養成分を存分に感じられる一品でした。
甘いものは食べたいけど健康にも気を使いたいと仰っていたあの人へ、今週末の手土産にいかがでしょうか?
箱での購入もできますが、少ない本数で手渡しする場合は、ラッピングの参考にこちらもご覧ください♪
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