季節の瓶詰め:塩らっきょう

2024.06.19
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

皆さん、カレーライスに添えるらっきょうは[塩らっきょう]と[甘酢らっきょう]どちらがお好みですか?私は子供の頃、おばあちゃんが漬けた甘酢らっきょうで育ったので、甘酢漬け派。我が家では好みが分かれるのですが、塩らっきょうを作っておけば、いつでも甘酢漬けも作ることが出来ます。是非作ってみてくださいね。


塩らっきょう

材料

・土付きらっきょう
・10%濃度の塩水
 (1度沸騰させて冷ましておく)

洗いらっきょうも売っていますが、香りと食感が違うので土付きらっきょうをおすすめします。すぐに芽が出てきてしまうので、購入したら2、3日以内には加工するようにしましょう。


作り方

1、ボウルにらっきょうを入れ、流水を入れながら、手でこすり洗いをし、薄皮を取る。


2、根と茎を切り落とす。


3、もう1度きれいに洗う。


4、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。


5、ザルに並べ、1時間ほど表面の水分を乾かす。


6、殺菌消毒した保存容器にらっきょうを入れ、1度沸騰させて冷ましておいた塩水を注ぐ。

 

 

冷蔵庫で1年保存可能です。倍の塩分濃度に漬け、3年経った古漬けもあります。こちらは塩抜きをしてから頂きます。あっさり爽やかな風味とはまた違った古漬けの良さもあるんですよ〜。

浅漬けの塩らっきょうはスライスにして鰹節をかけて頂くのもおすすめです。


今夜は、今が1番ふっくらして美味しい鯵をフライにしました。甘酢漬けは微塵切りにしてタルタルソースに混ぜても美味しいです。是非お試しください。
今日もご覧頂き、ありがとうございました。

 

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