庭の草花でコサージュを
連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ
日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。
寒い日と暖かい日を繰り返しながら、ゆっくりと春が近づいてきました。
去年はブロック塀を壊して、小さなフロントガーデンを作りました。
日陰で湿った土と、駐輪場だった場所です。
高いブロック塀をハンマーとドリルで壊し、砂利とレンガ、敷石を敷いて、花壇を作るという、なかなかの大仕事でした。
念願の日の当たる花壇を手に入れ、今年はここを小さなハーブガーデンにする予定です。
現在は、秋に植えたチューリップやムスカリの球根が芽を出して、オルレア、フェンネル、ラベンダーの新芽も育っています。
5歳の息子は、毎朝登園前に花壇を観察して、小さな芽が成長しているのを確認すると喜んでいます。
もう少し暖かくなったら、どんな種を蒔こうか、苗を植えようか。
今年の庭の計画を立てるのにも、春は楽しい季節です。
《春の草花を楽しむ》
✔︎ 庭のハーブでレターセット作り - by.真鍋百萌
✔︎ 春を束ねるタッジーマッジー - by.川上琴美
春といえば、卒業入学のシーズンですが、長女も3月で6年間通った小学校を卒業します。
いろいろあったようであっという間の6年間でした。
私は子供たちのセレモニーに、ここ数年は決まってシンプルな黒のロング丈ワンピースを選ぶのですが、シンプルな服に、庭の草花でコサージュを、式典当日の朝手作りします。
春の始めに開く、奥ゆかしい花や新芽、ハーブなど、楚々とした雰囲気が門出の日にぴったりだなと感じます。
とても簡単で、慣れれば10分から20分で作ることができます。
材料 道具
2,配置が決まったら、茎部分の3~4cmほどの葉は切ります。
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ミモザやユーカリなど、ドライに向いた植物でしたら、前日に作っておいても十分に綺麗なまま、当日を過ごすことができます。
クリスマスローズの花を使う場合は、当日の朝に作ることをお勧めします。
身近な植物がコサージュに向くかどうか、切ったものを一日置いてみると観察できます。
次女の入学式では、親子お揃いのミモザのコサージュを付けました。
しばらく飾って取っておくこともできます。
手作りのコサージュで、大切な日に花を添えてみてはいかがでしょうか。
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