お屠蘇を手作りしてみませんか。

2023.12.27
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

今年も残りわずかとなりました。新しい年を迎えるにあたり、お正月準備でバタバタ…

皆さま お疲れ様です。

こんな時に「お屠蘇を手作りしてみませんか。」なんて⁉︎笑。いえいえ、お屠蘇の材料を和名で書くと見慣れない漢字が出てきますが、実はスーパーなどで手に入り易いものばかりで作り方もとっても簡単です。美味しい本みりんを使うのが1番大事なポイントかもしれません。

お屠蘇とは、無病息災・長寿の願いを込めてお正月の朝に頂く特別なお酒です。

1度自分でお屠蘇を配合してみたところ、私好みのフルーティで軽やかなお屠蘇が出来ました。ひとくち口に含んだ瞬間に、これは恒例にしたい!と強く感じました。

 

材料

・みかんの皮
・生姜の皮
・茴香(ういきょう/フェンネル)の茎
・桂皮(けいひ/シナモン)
・小豆蔲(しょうずく/カルダモン)
・日本酒
・本みりん


作り方

1、みかんの皮、生姜の皮、茴香の茎を160度のオーブンで20分乾燥させる。

2、日本酒と本みりんを合わせる。(基本は1対1。日本酒が多いと辛口に、みりんが多いと甘口に仕上がります)

3、2に材料全てを入れ、一晩漬け込む。

 


大きいモノは少し砕いて。お茶パックに入れておけば、使いやすくなりますね。

桂皮は手に入るようでしたら、繊細で品のある香りが特徴のセイロンシナモンをおすすめします。ほのかな甘い香りの中に柑橘系の香りが微かにして、お屠蘇にぴったりだと思います。無ければ、スパイシーで香りの強いカシアシナモンを控え目に使えば良いと思います。

この他にも柚子の皮や山椒、丁子などを入れて、ご自分好みの調合を楽しんでみてくださいね。

それから、お屠蘇を元日の朝ではなく、夜に飲むことで「おめでたい」というイメージを押さえることが出来るので、喪中の方も邪気払いの意味で頂くと良いそうです。その時は、雅な屠蘇器ではなく、写真のように黒じょかや普段使いの酒器などが良いですね。


今年のコラムはこれで最後となりました。
季節を追いかけるように手仕事を楽しみ、こちらでもなるべく直近でお伝えしてきました。手探りで始めた拙いコラムを、1年間ご覧頂きありがとうございました。

来る年も皆様にとって幸多き一年となりますように。
どうぞ良いお年をお迎えください。

 



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