植物を添えて包む

2023.05.31
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

ギフトの第一印象は、ラッピングで決まるといっても過言ではありません。
手作りのお菓子や自家製調味料などを差し上げる際に
仰々しくなく、さりげないラッピングを
心掛けています。
そのアイテムとして植物を添えると
落ち着きのある印象に仕上がるように思います。

以前、差し上げた方から
「このひと手間が素敵ね!」と言ってもらえたことが嬉しくて。

今回は植物を添えたラッピングをご紹介しますね。

《南天の葉》

キクラゲの佃煮を小さなジップロックに入れて竹皮で包み、南天の葉を両面テープで貼りました。
自家製柚子胡椒が入った瓶は、和紙に文字を書き包んでいます。
材料の青柚子も一緒に小さな紙袋に入れてお渡ししました。

《ドウダンツツジ》 

 

美しいグリーンの葉が清々しい印象を添えるドウダンツツジは
インテリアグリーンとして、とても人気がありますね。
リビングに生けていた大振りの枝物から
先端を摘み、ちょっとしたお礼に添えました。
華奢な紐使いでさりげなく。

《葉蘭》

 

筒ものを和紙で包み、葉蘭を巻き付け、こよりの紐でリボン結びにしました。
水引のようですね。
脱プラスチックが叫ばれている今、葉蘭は工夫次第で色々な使い方が出来ると思います。
上記の竹皮のように折り畳んで包むこともあります。

《ローリエ》

 

これはお料理に使うローリエをキッチンから!
常にストックがあるので、登場率が多くなります。
ちょっとしたメッセージカードにおすすめですよ。
両面テープで貼っています。
紐はリボン結びにはせずに
クルクルっと巻きつけてシャープさを出しました。
キッチンからといえば、乾燥に強いローズマリーもおすすめです。

《ブルーベリー》

 

最後は、持ち寄り会にお招き頂いた時にリネンの布で包み持参したものです。
ブルーベリーの実をかんざしのように刺しただけですが
ひと枝の効果で、ただのお弁当包みではなくなりますよね。
季節感も出せました。

いかがですか?
参考にして頂けたら嬉しいです。

 



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