【料理家たちの夏とアペロ】宮武 衣充さん:夏の皮蛋豆腐
クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】
人気料理家 7名による夏とアペロの楽しみ方を、レシピとともにバトン形式でご紹介します。
(※アペロ:夕食の前に食前酒を楽しむフランスの習慣のこと。)
最後になります今回は、アンカー7人目、宮武 衣充さん(@emiemichina)。
2021年食事業の拡大により「合同会社Mandarine」を立ち上げ、五つ星ホテルや有名百貨店のフェア監修をはじめ、企業メニュー開発、セミナー講師、各種メディア撮影・メーカー新商品開発に携わるなど、様々な分野で活躍中。(プロフィール詳細は最後に)
① 夏のお楽しみ
ウェスティン都ホテル京都のメロンパフェ
暑い夏こそ、ゆっくりとした空間で、上質なフルーツをいただくことが毎年の楽しみです。
普段はお酒が大好きで、スイーツはあまりいただかないのですが、夏のフルーツだけは特別。
いろんなお店のおいしく仕立ててくださったフルーツスイーツをいただくことによって、日ごろのバタバタとした時間をリセット!
また、頑張ろう!って思えるチャージスイーツなんですよね(笑)。
季節を感じることができるかけがえのない時間です。
② 料理家的、今年の夏のトレンド
お仕事をさせていただいている台湾薬膳視点から見ても、季節に応じた「食養生」はとても重要視されており、また生活に根付いています。
わたしが今年の夏注目しているのは、ここ数年前から日本で広めたいと提案している「酸梅湯」!
これが無いと、夏を元気に過ごす自身がなくなるほど(笑)。
夏には欠かせない、夏の不調を払拭してくれる薬膳ドリンクです。
※日本の皆さんへも安心してご愛飲いただきたいと、弊社ブレンド販売もしております。
③ アペロのテーマ
台湾の夏の定番、燻製梅を使用した飲み物
この後のお料理へ ワクワクとした気持ちがつながるようなものを作りたい!(プロローグ的な)
重すぎず、お味も濃すぎず、気負わずに食べられるものを心がけます。
そこに「季節を感じるエッセンス」をちょっこっとプラスできたら最高!(←この次にご紹介するレシピでは茗荷を!)
また、食べていただく大切な方への身体の養生にもつながるような、プチ薬膳エッセンスを加えることをできたらな・・・と、いつも楽しく考えて作っています。
④ 夏のアペロを愉しむレシピ
【夏の皮蛋豆腐】
材料(2人分)
・絹ごし豆腐(お好みで木綿でも)…2切
・台湾産皮蛋…1個
・醤油…大さじ1
・ごま油…小さじ1
盛り付け用
・茗荷(小口切り)…1個分
・柑橘(薄皮むいてほぐしたもの)…適量
・香菜…適量々
作り方
・豆腐はしっかりと水切りをしておく。
①皮蛋は殻をむいて卵黄と卵白に分ける。
卵黄はビニール袋に醤油とごま油とともに入れて指先でピューレになるよう揉みこむ。
卵白は包丁で細かくみじん切りにする。
②皿に豆腐をおき、卵黄ピューレを乗せる。その上に茗荷、柑橘をたっぷりと乗せて、刻んだ卵白を上から散らす。
③香菜をトッピングして完成。
宮武 衣充(@emiemichina)台湾・薬膳料理研究家 中学・高等学校勤務時代に料理家 程 一彦氏に出会い、師事。 |
クラシコサエルの読みものバトン【料理家たちの夏とアペロ】いかがでしたか?
人気料理家たちの夏とアペロの楽しみ方をレシピとともに参考にしながら、暑さをしのぎつつ、気持ちよく過ごせる一助となったでしょうか。
わたしたちクラシコサエル編集部としても、以前のバトン(【全国調味料名鑑】、【暮らしをコサエル台所】、【わたしの愛用品】)同様、読んでいてとても楽しい企画でした!
参加者の料理家のみなさま、ありがとうございました。
現在進行形で【メンマのある食卓】も続いています。
また次回の新しいバトン企画も合わせて、お楽しみください♪
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