【暮らしをコサエル台所】eps.16 小坊主食堂さん

2023.08.21


Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】
今回は総勢50名でバトンを繋ぎます!

16人目は小坊主食堂さん(@kadhiku)です。

① 台所作りのこだわり



こだわったのは大きさ。
夫婦2人で一緒に料理をしたいね、と作っていただいた3m弱のアイランド。

料理をするときは、何を作るか決めていないことも多いんです。
とりあえず、冷蔵庫にある食材を広げてみる。大好きな世界中の調味料たちも並べてみる。

まるで、アトリエの大きなパレット。
こんなにクリエイティブだったっけ?と勘違いさせてくれる、そんなお気に入りの台所になりました。

でも、結局、2人で料理をすることはあまりありません。
どちらかが料理を始めると「任せた!」って気持ちになるんです。
人間の心って面白いですね。

② 台所にいる時間のマイルール



素材に合わせる。
これがマイルールです。

例えば、ありふれたカツオの柵。

実は、同じスーパーで買っても、1本、1本、個性が全く違います。
昨日のはポン酢が美味、けれど、今日のは醤油一択。
いや、実はハリッサのほうが合いそう?

「組み合わせ」を博打にしないコツは「つまみぐい」です。
難しいときは「香り」だけでも嗅いでみてください。

これだけで「当たり」の確率がグッとあがりますよ。

③ お気に入りの器や調理器具



淡色の女性的な唐津。
貫入が美しい、この小皿は塩鶴るりこさんの手しごと。

でも、貫入の色、もともとはこうではなかったんです。

存在感のある、この「ヒビ」の色は、うつわ屋さんの仕事。
お茶で丁寧に色付けしたのだそう。

美しさに思わず観入ってしまいます。
でも、本当に魅かれるのは、その裏側にある、作家さんとの信頼関係。
器への理解の深さ。

想いやインスピレーションがつながっている、手しごとの品。

だから、つかってて気持ちいいのかな?そんなことを感じています。

④ ささっと作れる箸休め



365日、エネルギッシュな生活を送ることができたら... でも、現実は...つらい日、落ち込む日もあります。

そんなときに重宝している「本日(!)のサラダ」

この日は、わさび菜、チコリ、紅八朔。カボチャ、トマトも彩りに。 
ドレッシングは赤ワインビネガー、くるみ油を少量ずつ。

材料はあるものだけ。
レシピはフィーリング。

こだわりはお酢と油。
種類と質です。 
組み合わせを変えるだけで、思わぬマリアージュが見つかることも。

そうこうするうちに、心のモヤモヤもどこかへ。
これが私のストレス解消法...なーんてね!

小坊主食堂(@kadhiku)

創作料理作りが好きな元ビジネスマン。B型・直感・右脳派。
「料理の時間」は、贅沢で、自由で、かけがえのない、くらしの大切な一部。
これまで出会った、世界中のいろいろな味と香り。その「引き出し」がタカラモノ。
いまは、都会と海辺で二拠点生活をしながら、そのときどきの素敵な食材との出会いを大切にしています。

【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回はChinamiさん(@chinami_mnc)にたすきをつなぎます。
お楽しみに♫

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