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78 件の結果

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    旬の食材:蛤
    旬の食材:蛤
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 蛤といえば、桃の節句にお吸い物で頂くイメージが強い食材ですね。節句当日、蛤探しに一苦労という方も多いのでは。近所の大手スーパーの鮮魚コーナーでは、千葉県産の大きな蛤が、毎日並ぶようになりました。お値段も今だから、お手頃です。 見てください、この大きさ!これは食べ応えがありますね。蛤どうしで打ち当て、コンコンと金属音のような音がするものを買い求めましょう。濁った音がするものは鮮度が良くありません。 今回は蛤を使ったお料理を3品ご紹介します。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの まずは、この大きな蛤を使ったひと品。酒蒸しにして、サバイヨンソースをかけ軽く焦がして、グラタン風に仕上げました。サバイヨンソースとは、ブイヨンなどの水分を加えた卵黄を、泡立てながら加熱して作るソースのことです。西京味噌も加え、和風にアレンジしてみました。   材料 蛤 大4個日本酒 50ml水 50ml 卵黄 2個太白胡麻油 25ml蛤の出汁 90ml西京味噌 10g粉チーズ 適量 作り方 1、3%の塩水で2~3時間、砂抜きをし、蛤と蛤をこすり合わせるようにし洗う。 2、鍋に蛤と日本酒、水を入れ、中火にかける。 3、殻が開いたら素早く引き上げ、貝柱をこそげるようにして、殻から外し、大きいものは3等分くらいに切っておく。 4、小鍋で卵黄、3で出た出汁、白味噌を混ぜ湯煎にかける。 5、絶えずかき混ぜ、もったりとしてきたら火からおろし、太白胡麻油を少しずつしっかりと乳化させながら加える。 6、蛤の上にサバイヨンソースをかけ、粉チーズをふり、バーナーやトースターで焦げ目を付けて出来上がり。   アルミホイルを丸めて、蛤の下に置くと、座りがよくなります。 蛤の旨みを味わう贅沢なグラタンは、白ワインでも日本酒でも合いますよ〜。 ネギとも相性が良いので、西洋ネギでポタージュを作り、酒蒸しした蛤と合わせたことも。 こちらは小さな蛤でしたが、帆立と合わせて、ボリュームアップ。蛤のお出汁をジュレにし、アスパラガスや山葵の花と一緒に、サラダ仕立てにしてみました。 味わいはもちろんのこと、目でも楽しめる春のお料理を食卓に〜♪ 美味しく頂いた後は…貝合わせも是非作ってみて下さいね。 今日もご覧頂きありがとうございました。 あわせて読みたい 《ひな祭りの読みもの》✔︎ はぎれあそび -ひな祭り- by.kae✔︎ 季節のお飾り〜ひな祭り〜 - by.なこ✔︎ 雛祭りのテーブルコーディネート - by.平本麻美 2月の読みもの 2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら...
    旬の食材:鮎
    旬の食材:鮎
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 昔、子供達と川で食べた鮎の塩焼きが美味しかったこと!炭火の遠赤外線効果で、皮はパリパリ、中はしっとり。自分達でつかみ取りして、炭で焼ける匂いを嗅ぎ、焼き立てをハフハフしながら食べた経験は、子供達の夏の記憶としても残っているようです。美食家の北大路魯山人も鮎の塩焼きのことを「最上」と言っていますね。 さて、今回は串打ちはしませんが、家庭でも手軽に、鮎の塩焼きを楽しんで頂きたくて、下拵えを中心に書いてみようと思います。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 鮎の塩焼き 1、包丁の刃先を使って尾から頭に向かい、ぬめりを落とす。 2、腸の中の汚れを、指の腹を使って、むにゅっと押し出す。 3、流水で再び洗い流す。 4、ぬめりや水気が残っていると、焼き目が付きにくくなる為、しっかりとキッチンペーパーで拭き取る。 5、ヒレを広げながら化粧塩をし、塩少々を両面にまんべんなくふる。 6、グリルで火加減に気を付けながら中火で焼く。片面グリルの場合は、お皿に盛り付ける面を先に焼くこと。     酢橘、ハジカミなどと一緒に盛り付けて完成です。今回はハジカミではなく、新生姜の甘酢漬けを添えました。 秋刀魚と同様に、内臓は取らずにそのまま焼いて、その苦味もあじわいましょう。鮎の内臓にはビタミンAが豊富に含まれているそうですよ。 小ぶりな鮎は、低温の油でじっくり火を通す調理法のコンフィにすることで、骨まで柔らかく頂けます。 仕上げにバーナーでさっと炙り、胡瓜や青唐辛子で作った爽やかなソースと一緒に盛り付けました。 これから8月頃にかけて、脂がのってふっくらした鮎に成長していきます。そんな鮎を見つけたら、炊き込みご飯がおすすめですよ。 お米の上に出汁昆布を敷き、焼き鮎を並べて、水、醤油、お酒を加えます。炊き上がったら鮎を取り出して、熱いうちに骨を取り、ほぐしてご飯と混ぜ合わせましょう。 ところで、鮎の別名「香魚」「年魚」の由来をご存知ですか?その身から西瓜に似た爽やかな香りがすることから、また1年で命が尽きることからそう呼ばれています。「清流からの贈り物」とも呼ばれている鮎を、この季節に美味しく味わいたいですね。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   6月の読みもの 6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:里芋
    旬の食材:里芋
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 里芋は保存性が高いので、一年中店頭に並ぶ野菜のひとつですが、多くの品種は秋から冬にかけて旬を迎えます。昨晩は十五夜でしたね。中秋の名月へのお供えに、この時期に収穫を迎える里芋やさつまいもをお供えすることから“芋名月”とも呼ばれるそうです。 今回は、里芋の下拵えとともに、白いご飯にもビールのお供にもなる我が家の人気メニューをご紹介します。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの  里芋と豚ばら肉の甘辛炒め 材料 ・里芋 400g(皮付きの状態で)・豚ばら肉 100g・長ネギ 白い部分を1本分・片栗粉 適量・サラダ油 適量・醤油 大1・酒 大1・みりん 小2・メープルシロップ 小2・生姜の搾り汁 小1・青柚子の皮 お好みで   里芋の下拵え 里芋の下拵えはいくつか方法があります。まずは、たわしで洗い泥を落としましょう。洗ってある商品は便利ですが、土が付いているものの方が味が良いです。3つの方法をご紹介します。 《方法①》生のまま皮を剥く 皮を剥き、塩もみをしてから、水を変えながら2、3回すすぐ。 里芋に含まれるショウ酸は皮を剥く時のかゆみの原因になります。またこのショウ酸のぬめりは味染みが悪くなったり、煮汁が濁ったりするので、ぬめりを取ってから調理しましょう。《方法②》茹でてから剥く 水から茹で、中火で15分ほど加熱します。上下を薄く切り落とし、繊維に沿って手で皮を剥きましょう。 《方法③》電子レンジで加熱してから剥く 皮にぐるりと一周切り目を入れて、耐熱皿にのせたら、水を軽く加え、ふんわりラップをし、600Wの電子レンジで5分ほど加熱します。 加熱した里芋は冷めると皮が剥きづらくなるので、あたたかいうちに布巾などで包みながら剥きます。   作り方 1、下拵えをした里芋を、1㎝くらいの厚さの輪切りにする。 2、長ネギを微塵切りにする。 3、豚ばら肉を2㎝幅くらいに切り、軽く塩胡椒を振る。 4、袋に片栗粉と里芋を入れ、衣をしっかり付ける。 5、多めの油を熱したフライパンで、里芋に焼き目を付ける。 6、フライパンの端に里芋を寄せて、空いたスペースで長ネギ、豚ばら肉の順に加え炒める。 7、豚ばら肉に火が通ったら、調味料を加え煮からめる。 8、青柚子の皮を散らす。白胡麻や七味唐辛子でも。     片栗粉を付けることで、味がよく絡み、生姜とネギの香ばしさが、食欲そそる味わいに。皆さんはどんな里芋料理が好きですか?煮っころがし、豚汁、コロッケ、グラタン…様々なお料理で旬の味覚を楽しみたいですね。今日もご覧いただき、ありがとうございました。   9月の読みもの 9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、10月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 8月 | 一覧 | 10月...
    旬の食材:枇杷
    旬の食材:枇杷
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 先日、散歩の途中で、たくさん実をつけた枇杷の木に出会いました。露地ものの枇杷も、もうすぐ旬を迎えますね。子供の頃は、祖父母の庭の枇杷をお腹いっぱい、おやつに食べていました。初夏の味として、記憶に残っています。店頭にはハウス栽培の美しい枇杷が並び始めました。今回は枇杷を使った2品をご紹介したいと思います。まずは、優しい甘さを生かしたコンポートから。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの   枇杷のコンポート 材料 ・枇杷 5個・水 200ml・グラニュー糖 40g・レモン ¼個 作り方 1、枇杷を半分に包丁を入れ、種とその周りの薄皮をスプーン等で取り除き、皮を剥く。 2、枇杷は空気に触れると変色するため、皮をむいたら、すぐに水に浸けておく。 3、鍋に水、グラニュー糖、レモン汁を入れ火にかけ、グラニュー糖が溶けたら枇杷を加え、中火で10分ほど煮る。 4、保存容器に入れ、粗熱を取り、冷蔵庫で一晩冷やしたら完成。    そのまま食べたりヨーグルトのトッピングにしたり、煮汁ごとゼリーにしても良いですね。甘さ控えめなので、3日くらいで食べ切って下さい。   次に、枇杷と生ハムのマリネを簡単にご紹介します。くし切りにした枇杷とちぎった生ハムを、塩、オリーブオイル、レモン汁で和えました。お皿にバターナイフでリコッタチーズを塗り、仕上げにデュカスパイスを散らしています。おもてなしのひと皿にいかがでしょうか。 デュカスパイスとは、中東発祥と言われている、配合香辛調味料です。スパイス、塩、ナッツなどが香ばしく、ザクザクとした食感を楽しめます。 このひと皿には、特にクミンやヘーゼルナッツ入りのデュカスパイスが合いますよ。手軽に出来るので、手作りするのもよし、自分好みのものをお店で探すのもよし。 実家には植えてから15年くらい実らない枇杷の木がありました。それが、5年前にようやく実をつけたんです。私はその頃、毎週実家を訪れていたので、食べ頃になるのを楽しみに、枇杷でコンポートを作る計画をしていました。そろそろ熟した頃かな〜と、木を見上げたところ…すっかりなくなっているではありませんか!妹がいつの間にか収穫。ライバルは鳥だけではありませんでした。でも、姪っ子達が美味しく食べ、こんなに可愛い写真が送られてきたら、何も言えませんね。笑。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   5月の読みもの 5月の食に関すること(レシピ付き記事も)、5月の過ごし方のアイデアや6月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:ゴーヤ
    旬の食材:ゴーヤ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 処暑。 二十四節気が立秋から処暑へと変わりました。暦の上では、厳しい暑さは少しおさまる頃とされています。夏の疲れが出始めて、夏バテになりやすい時期でもあります。 そんな時はバランス食材のゴーヤを食卓に! 特有の苦みが体内にこもる熱を排出し、胃腸の調子を整え、食欲を促す効果があります。そしてビタミンCも豊富。夏バテ予防にぴったりの食材です。 我が家では、ゴーヤチャンプルにするとペロッとなくなります。 山でも食べたいゴーヤチャンプル 毎日摂りたい栄養素が詰まっているゴーヤを丸々1本を使うのではなく、もっと手軽に楽しめるように、乾燥ゴーヤも作っています。水で戻して炒め物に加えたり、そのままお味噌汁に入れたり。トッピングやアクセントにもなり重宝するんです。輪切りにしてざるに並べ、1〜2日天日干しします。冬頃まで長く楽しむ為に、保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存します。常温保存の瓶詰めは、早めに使い切るようにします。こちらは白いゴーヤ。苦味が少なく色味が綺麗なので、生食がおすすめです。酢漬けにして冷蔵庫に入れておけば、箸休めに便利です。   ゴーヤの酢漬け 材料 ・ゴーヤ 1本・米酢 200mℓ程度・塩 小1/2・はちみつ 大1 作り方 1、縦半分に切って、ワタと種を取り除き薄くスライスする。 2、塩をまぶして10分ほどおく。 3、しっかりと水気を絞り保存容器に入れ、はちみつと米酢を注ぐ。 米酢の量はゴーヤの大きさに合わせて、ひたひたに浸るくらいに調整してください。 ひらひらと可愛らしいフォルム。 苦味を和らげる方法としては塩と一緒に砂糖小さじ2を加えて揉み込み絞るというやり方もあります。お試しください。こちらは白ゴーヤの酢漬けと〆鯖を和えたもの。オリーブオイルを絡めて、レモンの香りと生胡椒をアクセントに。白ワインが進みます♪ いかがですか?滋味に富んだ旬の食材を使って、残暑を乗り切っていきましょう!  
    旬の食材:無花果
    旬の食材:無花果
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 子供の頃に、祖父母の庭の無花果をもいで食べていました。今ではすっかり高級フルーツの位置付けですが、私も庭に植えたい果実ナンバーワンです。甘味が強くとろっとした食感に、プチプチとした種の食感もこの果実の魅力です。このプチプチ!女性ホルモンと同じ働きをするエストロゲンを多く含んでいるそう。女性に嬉しい栄養素を多く含み、不老長寿の果物とも言われています。今回は、そのまま食べても美味しい無花果に、ひと手間加えたレシピをご紹介しますね。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの まずは、無花果ときのこのバルサミコソテー。   無花果ときのこのバルサミコソテー 材料 ・無花果 2個・舞茸 90g・椎茸 3個・オリーブオイル 大1・バルサミコ酢 小2・醤油 小1・塩 少々・アーモンド 適量・イタリアンパセリ 適量 作り方 1、無花果を縦に6等分にする。 2、椎茸をスライスし、舞茸を適当な大きさに千切っておく。 3、フライパンで椎茸と舞茸を空炒りする。 4、焼き目が付いたらオリーブオイルを絡めて、醤油を鍋肌から加える。 5、さらに、無花果、バルサミコ酢の順に足し、さっと炒める。 6、アーモンドを加え、塩で味を整える。 7、お皿に盛り付け、イタリアンパセリを散らす。     きのこは空炒りすることで旨みがぐっと増します。調味料を加える前に、しっかり焼き目を付けて水分を飛ばしましょう。アーモンドは仕上げに散らすのではなく、具材と一緒に炒めて艶を出しましょう。   次は、無花果の季節に何度も作るひと皿。無花果と鶏ささみの胡麻酢和えです。 ねり胡麻は無花果にとっても良く合うんです。ねり胡麻、醤油、酢を同じ分量で混ぜ合わせ、茹でた鶏ささみと、銀杏切りにした無花果を和えます。無花果の甘みがあるので、砂糖は入れません。無花果のとろりとした食感が、鶏ささみを優しくまとめてくれます。酢の酸味を合わせることで後味すっきり。   最後は簡単なスイーツ、無花果のキャラメリゼを。 半分に切った無花果の断面に、グラニュー糖をたっぷりまぶして、バーナーで炙ります。熟れた無花果が、カリッとほろ苦いカラメルをまとい、アイスクリームとの相性も抜群。すぐに作れて、とてもシンプルなのに、ちょっぴり贅沢な気分になれます。   この夏、ひとつ歳を重ねました。美味しく食べることは健康に繋がっていると思っています。いつも感謝の気持ちを忘れず、心と身体を整えて、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   8月の読みもの 8月の食に関すること(レシピ付き記事も)、8月の過ごし方のアイデアや9月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:秋刀魚
    旬の食材:秋刀魚
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 朝晩過ごしやすくなり、ようやく秋の訪れを感じられますね。いつだって食欲のある私が言うのも変ですが、食欲の秋です!今回は旬の食材、秋刀魚の炊き込みご飯をご紹介します。近年の漁獲量の減少は気になるところですが、美味しそうな生の秋刀魚を見かけると、嬉しくなってしまいます。  秋刀魚の炊き込みご飯 【材料】 ・秋刀魚 2尾・お米 2合・薄口醤油 大1・酒 大1・水 2カップ弱・青ネギ ・生姜 ・白胡麻その他、青柚子(酢橘) 、茗荷、海苔等をお好みで。 【作り方】 1、米を研ぎ30分ほど吸水させたら、ザルにあけ水気を切っておく。 2、秋刀魚を二等分にし内臓を取って水洗いし、水気を拭き取る。 3、2に塩(分量外)を振り、10分ほど置く。 4、その間に、薬味を準備する。生姜の千切りは繊維に添って。私は、たっぷり入れるのが好きですが、今回、この量全ては使っていません。お好みで加減してくださいね。このように繊維に添って切り、水に晒しておけば、2、3日冷蔵庫で保存できます。5、秋刀魚から出てきた水分を拭き取り、両面をこんがり焼く。 6、土鍋に米を入れ、調味液と水を加えたら、平らにならし、生姜と秋刀魚をのせる。 7、炊き上がったら、ネギと白胡麻を散らす。秋刀魚の身をほぐして、頂きます。お好みで、青柚子や酢橘を搾って♪  さあ、2杯目のお楽しみは出汁茶漬け!お気に入りの土瓶を用意して… (信楽焼きの白灰釉土瓶と手作りコースター) 秋刀魚の骨と昆布で出汁を取り、日本酒と薄口醤油、塩で味を整えます。薬味を更に追加しました。茗荷、刻み海苔、わさびもいいですね。土鍋で炊いたので、おこげの香ばしい香りもご馳走です。 もうすぐ十五夜。先週ご紹介した落花生ご飯や栗ご飯、秋鮭、きのこなど、秋を感じる炊き込みご飯はいかがでしょうか。  
    旬の食材:蓮根
    旬の食材:蓮根
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 スーパーの店頭に並ぶ野菜からも、秋の気配を感じられるようになりましたね。 一年中出回っている蓮根ですが、収穫時期によって、味わいが変わっていきます。新れんこんと呼ばれるものは瑞々しく、サラダや酢の物に適しています。秋から冬にかけて出回る蓮根は、粘りと甘みが増していきます。私は子供の頃に母が作る、がめ煮の蓮根やお弁当に入れてくれた蓮根のきんぴらが大好きでした。そして今では、大好きな蓮根を楽しむレパートリーもずいぶん増えました。 今回は蓮根餅のレシピをご紹介したいと思います。  材料 ・蓮根 400g・片栗粉 大2・薄口醤油 小1/2・米油 大2 タレ・醤油 大1・酒 小2・味醂 小1・きび砂糖 小1 作り方 1、蓮根をすりおろし、軽く水分をきる。2、片栗粉と薄口醤油を加えてよく混ぜ合わせ、8等分の円形に形を整える。 3、フライパンに米油を熱し、中火で焼き色を付ける。上下を返して同様に焼き、一度取り出す。4、フライパンの油を拭き取り、タレを入れて火にかけ、ふつふつと沸騰したら、3を戻しさっとからめる。胡麻を散らし、お好みで七味などをかけて頂きます。  海苔で巻いて食べるのもおすすめです。ビールや日本酒のお供に、またお子様のおやつに。お団子のように丸めて、タレの代わりに葛餡をかければ、お客様むきの椀ものにも。こちらはキャンプでのワンシーン。ホイル焼きした蓮根に炭の香りを纏わせています。 お皿にのせ、オリーブオイルとバルサミコ酢を少しかけて、ブルーチーズを散らし、ステーキに添えました。赤ワインが進むひと皿です。いかがですか?収穫時期や調理法の違いで、もっちりとした食感やシャクシャクとした歯応えを楽しめる蓮根の魅力を、お伝えできたでしょうか。参考になれば嬉しいです。  
    旬の食材:花梨
    旬の食材:花梨
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 硬くて渋みが強いので、生食が出来ないと言われている果実、花梨(カリン)。香りが良いので、義母が芳香剤として楽しんでいたことを思い出します。購入したら数日間は常温でしっかりと追熟させましょう。黄色みが増し、表面に蜜が出てきたら加工のタイミング!カリンエキス配合ののど飴が売られているように、風邪予防や咳を鎮める効果があると言われています。 子供達が受験生の頃「風邪をひきませんように…」「無事に乗り切れますように…」と念じながら作っていた花梨シロップをご紹介します。  材料 ・花梨 1㎏(小4-5個)・上白糖 500g〜・水 適量 作り方 1、洗った花梨の水気を拭き取り、縦に4等分に切る。 2、種をスプーンでこそぎ取る。(包丁を使うより安全です) 芯は捨て、種は少量の水に浸しておく。 3、包丁に持ち替えて皮を剥き、5㎜程度の厚さにスライスする。(硬くて難しいと感じたら、無理せず、スライスしてから皮を剥きましょう) 4、皮と果肉を3%ほどの塩水(分量外)に30分以上漬け、それぞれ茹でこぼす。 5、皮と種(浸していた水も一緒に)を鍋に入れ、ひたひたにかぶるくらいの水でとろみが出るまで煮る。 6、5を漉し鍋に入れ、果肉と上白糖を加えて30分ほど煮込む。 7、火を止め、果肉を穴あきお玉などで引き上げ、シロップを熱いうちに殺菌消毒した保存ビン等に入れる。   綺麗な色のシロップが出来上がりました♪ お湯や炭酸水で割って頂きましょう。お好みで、ジンやウォッカを足して楽しんでみてください。 残った果肉は… 食物繊維が豊富です。捨ててしまうのはもったいない!ザラっとした舌触りが楽しいペーストを作っておきましょう。レモン果汁を加え、ブレンダーで滑らかにします。蜂蜜を加えてヨーグルトと一緒に。チョコレートアイスとの相性も抜群です。 この時は、スプーンにのせた花梨ペーストに自家製キャラメルクリームをのせ、ピスタチオを散らしました。スティックパイを添えて。 今年はどんな風にアレンジしようかな♪  
    旬の食材:白瓜
    旬の食材:白瓜
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 夏野菜が店頭にたくさん並ぶようになりました。今回は5月から9月頃までが旬の白瓜について書いていこうと思います。この時期は、同じくウリ科のきゅうり、冬瓜、ゴーヤ、ズッキーニなども旬を迎えます。ウリ科の野菜は水分が多く、栄養価は低いと言われていますがカリウムは豊富に含まれているので、むくみ対策になります。     白瓜のポリポリとした食感が好きで箸休めによく作るひと皿をご紹介しますね。       材料 白瓜 1本 大葉 3-4枚 梅干し 1個 白味噌 小1 胡麻油 小1 白胡麻 小1 塩 小さじ½     作り方 白瓜の縦半分に包丁を入れたら、スプーンで種と綿を取り除く。(皮はピーラーなどで縞目にランダムに剥いても、剥かなくてもどちらでも構いません。) 白瓜を2mm程度の厚さにスライスする。 塩で揉んで、10分くらい置く。 大葉を千切りにし、梅干しを叩いておく。 3の水気を絞り、4と残りの調味料を和える。        梅肉の酸味と大葉の爽やかな香りで食欲の落ちる時期にもうれしい一品。ガラスの器に盛り付けて見た目も涼やかに演出しましょう。この夏、是非作ってみて下さいね。 そして白瓜といえば、忘れてはいけないのが奈良漬けですね。 母は父方の祖母が作る奈良漬けが一番だといつも言っていました。その奈良漬けは食べられ無くなってしまったけれど恋しくなった時には奈良県のアンテナショップで加藤商店さんの「うねび漬け」を買い求めています。粕を7回も替えるので完成まで約1年。手間ひまかけることで芳醇な香りのする美味しいうねび漬けができるのだそう。 (左)奈良漬け (右)伊賀越漬けディップソース 右は頂きもの。伊賀にあるレストランオリジナル商品。ate no michi (アテノミチ)とてもお洒落なパッケージなので頂いた瞬間に期待が膨らみました。中身はなんと伊賀越漬を原材料としたディップソース。伊賀越漬は白瓜の種をくり抜き、紫蘇の葉や実、生姜、大根などを刻んで詰めたものを漬けた伊賀の名産品とのこと。 刻んだ奈良漬けをじゃがバターに散らしアレンジ料理で楽しむこともあるのでこの瓶詰めでまた料理の幅が広がりそうです♪ 今回は夏野菜の白瓜にフォーカスしてみました。ご覧頂きありがとうございます。  
    旬の食材:ヤーコン
    旬の食材:ヤーコン
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 すっかり成人した我が子達ですが、子供の頃は調理前の食材やテーブルに並んだ魚など「コレな〜んだ?」と、よくクイズを出したものです。(今でも時々します。笑) この野菜、ヤーコンは「さつまいも!」と答えが返ってきていました。そっくりですよね。さつまいもの様な見た目ですが、生でも食べられます。皮を剥くと、透明感のあるとっても綺麗な色をしています。 あわせて読みたい 変色止めの為に、水に晒しますが、あまり長いと栄養素が逃げてしまうので気をつけましょう。クセがなく、生でも、茹でても、焼いても、揚げても美味しいヤーコンの調理例をいくつかご紹介します。 金平ヤーコン あっという間に火が通るので、お弁当にも便利です。少し細目に切って口当たりをよくします。 サラダ油と少しの胡麻油で炒めて、砂糖、みりん、醤油で味を整えます。私の金平には赤唐辛子も欠かせません。ぐっと味を引き締めてくれます。 ヤーコンの天ぷら 斜めに少し厚切りに切り、片栗粉をまぶした後、小麦粉と冷水の衣を付けて、180度の油で揚げます。 ヤーコンは熱を加えても歯応えと瑞々しさが残っています。不思議な食感の天ぷらを召し上がれ。 ヤーコンスティック 瑞々しく美しい色合いをそのまま生かして、スティック状に切りました。ラディッシュと一緒に並べると動きも出て可愛いですね。 お味噌やマヨネーズを添えて。いつものお味噌でも良いですが、先日ご紹介した味噌だれでも美味しく頂けます。 ヤーコンのツナマヨサラダ 輪切りにスライスしたヤーコンに塩を振り、軽く絞った後、ツナ缶と少しのリンゴ酢で和えて、マヨネーズと挽きたての黒胡椒を。 千切りにして、マヨネーズと一緒にボウルで和えてしまうのも良いですが、こんな風に盛り付けるとおもてなしにも使えます。ツナを茹でた海老に代えて、クリスマスのパーティーシーンにもいかがですか? 少し緑を散らしたいな〜と思った時に便利なのが、台所で水耕栽培している豆苗や人参の葉っぱ。いい仕事してくれます♪ ヤーコンのハチミツヨーグルト和え 最後に、こんな食べ方も⁉︎果物感覚で、小さめのサイコロ状に切ったヤーコンを、水切りヨーグルトにのせて、はちみつをたら〜り。 ヤーコンは野菜の中で1番オリゴ糖を含んでいる野菜なんだとか。ヨーグルトと相性抜群ですね。   新聞に包み、冷暗所で保存すれば、10日ほど日持ちすると八百屋さんが教えてくれました。見つけたら、是非手に取ってみて下さい。今日もご覧いただき、ありがとうございました。   11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 10月 | 一覧 | 12月 ≫  
    旬の食材:芽キャベツ
    旬の食材:芽キャベツ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 キャベツのミニチュアのような姿が可愛い芽キャベツ。コロンと小さいながらも栄養がぎゅっと詰まった芽キャベツは寒い冬の今が旬の野菜です。芽キャベツは、1つの種から1個出来るキャベツとは異なり、成長してもキャベツのように大きくはなりません。1本の茎から鈴なりになる野菜です。味や食感もキャベツとは違い、硬くて少し苦みがあるため、加熱調理がおすすめです。 今回は芽キャベツを使ってよく作る我が家の3品をご紹介します。 まずは芽キャベツの肉巻きフライ(1枚目の写真)歯応えを楽しめておすすめです。芽キャベツは下茹でなしで豚ロースの薄切りを1枚くるりと巻き、いつものフライのように揚げます。ボリュームのあるひと皿に。揚げたてをウスターソースで頂きますが、完全天日塩も合いますし、冷めても美味しいのでお弁当にも。 あわせて読みたい 《完全天日塩を使ったレシピ》✔︎ 完全天日塩でつくる塩むすび - by.tome✔︎ 完全天日塩でつくる山椒塩 - by.早織(クラシコサエルオリジナルブランド【365】完全天日塩はこちら) 続いてポタージュ。     材料 ・芽キャベツ 300g・玉ねぎ ¼個・牛乳 500ml・水 100ml・オリーブオイル 大1・コンソメ 小2・塩 小½ 作り方 1、玉ねぎはスライスし、芽キャベツは¼に切る。 2、オリーブオイルで玉ねぎを炒め、塩を加えて甘みが出るまで炒める。 3、芽キャベツを加え、さらに炒める。 ※この時に剥がれた外葉をトッピング用に取っておく。 4、水を加え、蓋をして15分程煮る。 5、柔らかくなったらコンソメを加え、粗熱が取れたらミキサーにかける。 6、鍋に戻し、牛乳を入れ温めて、味を整える。 7、器に盛り付け、芽キャベツの葉(※)やオリーブオイル(分量外)をトッピングする。     甘みの中にほのかな苦みを感じます。栄養満点の芽キャベツのポタージュでほっこりしましょう。ビタミンCはキャベツの4倍もあるんですって! お煮しめに入れる芽キャベツも大好きなんです。柔らかく煮込んだ芽キャベツはホクホクした食感になり、甘みをしっかり味わうことが出来ます。コロンとした姿も可愛いですが、縦に切ると芽吹きのようで、春を感じられますね。盛り付けが楽しくなります。 是非皆さんも、今が旬の芽キャベツを存分に味わってみて下さいね。今日もご覧頂きありがとうございました。 あわせて読みたい ✔︎ 芽キャベツ入りキッシュ - by.sonomi✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 2月の読みもの 2月の食に関すること(レシピ付き記事も)、2月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:落花生
    旬の食材:落花生
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 ビールのお供に「夏の枝豆、秋の落花生〜♪」というくらい我が家ではこの時期の定番おつまみです。ピーナッツ?いえいえ、収穫したばかりの落花生を塩茹でしたものです。義母が家庭菜園で育てていたので、その落花生を炒らずに塩茹でにして食すことを知りました。乾燥させて炒った落花生とは、また違った美味しさを味わうことが出来ます。 最近では、都内スーパーでも生の落花生を見かけるようになりました。今回は、9月から11月頃にかけて収穫される落花生の塩茹で方法をご紹介します。   《落花生の塩茹で》 1、生の落花生を水洗いする。 2、鍋に水1リットル、生落花生、塩大さじ1を入れる。←必ず水から茹でます。3、沸騰状態を保ちながら40~50分程茹でる。←浮いてくるので、落とし蓋を使いましょう。 4、好みの硬さになっていることを確認したら、火を止め蓋をして、30分程そのまま蒸らす。 5、蒸しあがったら、ザルにあげて粗熱をとる。 出来上がり♪ 茹でたてをパカっと開くと、白くて柔らかな実が現れます。これは、千葉県で採れる「おおまさり」という品種です。粒が大きく甘〜い! 食べきれなかった茹で落花生は冷凍保存することが出来ます。その場合、おこわにして食べるのも、おすすめです。ホクホク、モチモチ。ついつい食べ過ぎてしまいます。 (アルミの無水鍋で炊きました) ところで、落花生が土の中に出来ることをご存じですか? 初夏に咲く花が土に落ちた後、子房柄が地中へと伸び、実を付けることから「落花生」という名前がつけられました。そう、落花生は木になる実ではないんです。ナッツとは《木になる実》のことを指すので、落花生はナッツではない、ということになります!意外と大人でも知らない人が多いのではないでしょうか。 今日もご覧頂きありがとうございました。  
    旬の食材:きのこ
    旬の食材:きのこ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 秋の深まりをようやく感じられるようになりました!ちゃんと今年も秋が来てくれて良かった〜とほっとしますね。それと同時に忍び寄ってくるインフルエンザの気配。猛暑の疲れを癒し、冬に向けて体調を整えましょう。 今回は、免疫力を高める食材の代表的な存在“きのこ”の調理例をご紹介したいと思います。 (サムネイルの写真は、右から時計回りで、花弁茸、大黒本しめじ、霜降り平茸です。) 大黒本しめじの肉巻き大黒本しめじは、大黒さんのようなシルエットが名前の由来だそうです。根元にだけ包丁を入れて、4等分に割き、豚肩ロースの薄切り肉を巻きました。甘辛いタレをしっかりと絡めています。瑞々しく歯応えのある大黒本しめじに、お肉を巻くことで、食べ応えのある一品に。 花弁茸の卵スープ花弁茸はその名の通り、可愛らしい花びらのような形をしたきのこです。見た目からは淡白なお味を想像してしまいますが、上品なお出汁がしっかりと出るので汁物におすすめです。食感はコリコリしています。食感の違いを楽しむために、ふわっとかき卵を加え、中華風に仕上げました。 霜降り平茸と秋鮭の包み焼きこちらは、包みを開けた時の平茸とバターの芳醇な香りをお届けできないのが残念です〜。軽く塩胡椒のみにして、頂く時にお醤油を少し足すこともあれば、ハーブやスパイスを加えてアレンジすることも。和食にも洋食にもなりますね。シンプルな味付けでも、旨みがぎゅっと詰まった包み焼きは、毎日でも食べ飽きないものです。 私は包み焼きの時にクッキングペーパーを使います。アルミホイルで作るよりも失敗しにくく、そのまま器にのせても絵になりますよね。 簡単に3種類のきのこの調理法をご紹介しました。旨味や食感の違うきのこを、それぞれの持ち味を活かした調理法で楽しみましょう。写真のきのこは食用ではありませんが、自然の中でその可愛らしいシルエットを見つけると、先を急いでいても、足を止めて写真に納めたくなります。身近なところでも、小さい秋を見つける心の余裕を持ちたいですね♪今日もご覧頂きありがとうございました。
    旬の食材:金糸瓜
    旬の食材:金糸瓜
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 両手で抱えるほどのこの大きな南瓜は、金糸瓜と言います。茹でると果肉の繊維が素麺のようにほどけることから、そうめん南瓜とも呼ばれています。今回は金糸瓜の下処理の方法と、美味しい食べ方をご紹介します。 帰省していた息子が手タレをしてくれました。笑。金糸瓜は皮がとても固いので助かります。「懐かしいね〜。小さい頃、ほぐすのを手伝ってくれたよね。」「理科の実験みたいだったでしょ〜⁉︎」などと話しながら。 金糸瓜を茹でてほぐす作業はとても面白いので、まだ手に取ったことがない方にも、是非、体験してもらいたいです。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 金糸瓜(そうめん南瓜)の下拵え 1、約3cm幅の輪切りにする。 注) 金糸瓜のヘタには棘があります。気をつけて下さいね。 2、種とワタをスプーンなどで取り除く。 3、沸騰したお湯の中に入れ、10~15分ほど茹でる。箸などを刺してみて、ほどけるくらいになれば、ザルにあげ流水で粗熱をとる。(茹ですぎるとシャキシャキ感がなくなるので注意しましょう) 4、粗熱がとれたら、水の中で実をほぐす。 5、ザルにあげ、水気をしっかり切る。     クセがなく淡白なので、三杯酢、マヨネーズ、ドレッシングなどお好みの調味料で和えるだけで、美味しく頂けます。 いかと金糸瓜のマリネ。 その名の通り、麺料理のアレンジもいいですね。薬味と一緒に麺つゆで。 冷凍保存することも出来ます。 よく絞った金糸瓜をラップで包み、保存袋に入れて空気を抜きます。1ヶ月ほど保存可能ですので、日々のお味噌汁や一品足りない時などに活用しましょう。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   7月の読みもの 7月の食に関すること(レシピ付き記事も)、7月の過ごし方のアイデアや8月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:戻り鰹
    旬の食材:戻り鰹
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 秋分の日を境に、ようやく秋らしい風を感じるようになりました。9月後半から11月にかけて、脂がたっぷりのった戻り鰹が出回ります。薬味たっぷりで食べる戻り鰹の美味しさは、言わずもがなですが、今回は少しアレンジを加えた2品をご紹介します。 まず1品目は、フルーティーなりんごのソースにピリッと爽やかな辛味の青唐辛子をアクセントにしました。青唐辛子が出回る時期はほんのわずか。この時期だけの戻り鰹×りんご×青唐辛子の組み合わせを楽しんでみてください。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 《唐辛子を楽しむ》 レシピ5選 / 島唐辛子のこと / 戻り鰹のカルパッチョ りんごソース 材料 ・戻り鰹 1柵・りんご ¼個・赤玉ねぎ ¼個・にんにく ½片分・オリーブオイル 小2・白ワインビネガー 小1・塩 小½・青唐辛子 適量 作り方 1、りんごをすりおろし、白ワインビネガーを加え混ぜておく。 2、赤玉ねぎをみじん切りにする。 3、にんにくをすりおろす。 4、青唐辛子はスライスし種を取り除く。 5、鰹の柵を薄めにスライスする。 表面が白っぽいピンク色なのは、脂がのっている証拠 6、ソースの材料を全て混ぜ合わせ、お皿に盛り付けた鰹のスライスの上にのせる。 青唐辛子はお好みですが、混ぜると時間と共に辛味が全体に行き渡るので、苦手な方には辛味を強く感じる場合もあります。鰹1切れに輪切り1、2切れを後のせするくらいが程よいかなと思います。買っても使い切れない場合は、タバスコや柚子ごしょう等を代用してみてください。     2品目は胡麻の風味が、藁で炙った皮目とはまた違った香ばしさのあるひと品です。   戻り鰹の黒胡麻衣揚げ 材料 ・戻り鰹 ½柵・卵白 1個分・黒胡麻 適量・片栗粉 適量・醤油 適量・すりおろし生姜 適量 作り方 1、腹身の部分を切り落とし(☆)、形を整える。 2、卵白をよく溶きほぐしておく。 3、鰹全体に片栗粉をまぶし、卵白をつける。 4、黒胡麻をたっぷりまぶす。 5、多めの油で表面をさっと揚げ焼きする。  生姜醤油でお召し上がりください。クレソンや貝割れ大根のような、少し辛味のある野菜を添えるのがオススメです。     切り落とした腹身の部分(☆)は… たたいてわさび醤油で頂きましょ。本鮪の中トロにも負けないくらい脂がのっていますね。  最後に豆知識を。右半身と左半身が並んでいたら、どちらを手にしますか?私は左半身を選びます。市場では、頭を左に右半身を下にして並べてあるので、お刺身にすると左半身よりも右半身の方が、ドリップが出やすくなるんですって!鰹に限らず、大きな魚に言えることですね。今日もご覧いただき、ありがとうございました。...
    旬の食材:新生姜
    旬の食材:新生姜
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 生姜はお好きですか?色々な料理の臭み取りや薬味になくてはならない存在ですね。6月頃からは新生姜が出回り始めます。瑞々しく、爽やかな香りとマイルドな辛味が特徴の新生姜は、初夏の味。今回は定番の甘酢漬けとそれを使った焼き鯖寿司をご紹介します。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 新生姜の甘酢漬け 材料  ・新生姜 400g・米酢 180ml・グラニュー糖 100g・塩 小1 作り方 1、新生姜を洗い、皮は剥かずに気になる部分だけスプーンでこそぎ取る。 2、繊維を断つように薄切りにする。 3、赤い部分は別に残しておく。(☆) 4、沸騰したお湯で30秒ほど茹で、ザルにあけ水けを切る。3も同様に。 5、保存容器に新生姜を入れ、赤い部分を1番上にのせて、ひと煮立ちさせた甘酢を熱いうちに加える。 6、粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存する。   甘酢を加えるとみるみる内に、綺麗な桜色に変化していきます。小さなお子さんにも是非、この瞬間を見せてあげて下さいね。マジシャンになったつもりで。笑。赤い部分(☆)が酢と反応して綺麗な色を作り出しています。口当たりが悪いので、わかりやすくするために1番上にのせます。 箸休めにはもちろん、刻んだ甘酢漬けをちらし寿司やお稲荷さんに混ぜ込むと、さっぱりして食が進みます。焼き鯖寿司にも入っています。意外と簡単なので、作ってみませんか? 小骨を抜いて焼いた塩鯖と酢飯を用意します。ラップを敷いた巻き簀に鯖、大葉、新生姜の甘酢漬けを順に重ね、酢飯をのせて整えたら、しっかり巻いていきましょう。そのまま30分ほど馴染ませ、ラップの上から切ると綺麗に切れますよ。 甘酢にきちんと浸かっていれば、冷蔵庫で1年くらいは保存が出来るので、いつもは倍の量で上の保存瓶いっぱいに作っています。新鮮な新生姜を見つけたら、たっぷり作って箸休めやアレンジ等を楽しんで下さいね。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   6月の読みもの 6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:小メロン
    旬の食材:小メロン
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 メロンの赤ちゃん、小メロン。メロン子、すぐりメロンなどとも呼ばれています。メロンを大きくする為に、摘果したものです。 今日は、小メロンの楽しみ方をたくさんご紹介したいと思います。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 小メロンを使った美味しいレシピ 5つ 小メロンは小さければ小さいほど、産毛が生えています。面白いですね〜。 基本的に小メロンは皮のままでも美味しく頂けます。産毛を洗い流してから使いましょう。 ①小メロンのナムル 薄くスライスし塩揉みして、にんにくのすりおろしを混ぜた胡麻油で和えます。器に盛り付け、胡麻をパラパラと。 ②小メロンの浅漬け 天地を切り、縦に4等分にします。 昆布を火で炙り、キッチンバサミで細切りにしたもの、生姜の千切り、鷹の爪、出汁、薄口醤油、米酢で漬けました。 ③小メロンのお味噌汁 薄切りにした小メロンと溶き卵のお味噌汁です。歯応えが残るくらい、短い茹で時間でさっと火を通しましょう。ほんの少し辛子を溶くのもおすすめです。 ④小メロンの肉詰め 少し大きめの小メロンを縦半分に切り、スプーンで種と実をくり抜きます。底になる部分を薄く切り、座り良くします。お湯で5分ほど下茹でし、粗熱をとってから肉ダネを詰めていきます。 チーズを振りかけて、180度のオーブンで15分ほど焼きました。大きさによって調整して下さい。 ⑤生ハム小メロン そして王道の…生ハムメロンを小メロンで。こちらは上記の小メロンの器の中身を使いました。オリーブオイルとレモン汁で軽くマリネしています。果物×生ハムは女子受け抜群ですが、我が家の男子はあまり好んで食べません。でも小メロンだと「これはいい!」と唸っていましたよ。笑。 肉詰めを作らない場合でも、皮を剥いて切るより、スプーンで削り取る方が、マリネ液が絡みやすくなります。その時に残った皮はきんぴらにして、余す事なく頂きましょう。 切り方を変えたり、煮たり焼いたり…癖がなくとても使いやすい食材です。甘く大きなメロンを作る為に間引かれた小メロンも、美味しく食べたいですね。 見つけたら是非、手に取ってみてくださいね。今日もご覧頂き、ありがとうございました。 #メロン(5〜7月)※大玉メロンと旬は同じくらい 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    旬の食材:晩生枝豆
    旬の食材:晩生枝豆
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 暦の上では明日から立冬ですが、体感的にはやっと風に涼しさを感じる気持ちの良い季節になりました。夏の野菜という認識が強いと思いますが、実は枝豆には早生(わせ)と晩生(おくて)があります。 こちらは山梨県身延町の特産品、あけぼの大豆さんの枝豆です。粒が大きく、甘みが強くて、なんて美味しいんでしょう。茶豆や丹波黒枝豆も秋が旬となります。 今回は、この時期の枝豆と秋の食材を組み合わせた料理を2品ご紹介します。 あわせて読みたい まずは、もっちりしたお団子に、枝豆でアクセントをつけたひと皿。   【レシピ】真鱈と枝豆の蓮根団子 材料 (約10個分) ・真鱈 2切れ・塩茹で枝豆 200g (鞘付きで)・蓮根 100g・片栗粉 大3 ※・みりん 小2・生姜の搾り汁 小1・塩 少々 ・出汁 500ml・酒 小1・醤油 小1・塩 小1/2・白髪ネギ 適量 ※蓮根の水分量に合わせて加減してください。 作り方 1、鱈の皮と骨を除き、包丁で細かく叩く。 2、蓮根を摺り下ろし、ザルなどに入れて水分を切る。 3、団子の材料全てを混ぜ合わせる。 4、鍋に出汁を用意して、酒、醤油、塩を加える。 5、丸めた団子を優しく入れて、火を通す。 6、器に盛り付け、白髪ネギをあしらう。 蓮根の成分で自然にとろみがつきますが、足りないようでしたら、水溶き片栗粉で調整してください。    次に、3種の秋野菜を使ったおこわを。今回は土鍋で炊いています。セイロで蒸すと粒がしっかりモチモチ、炊飯器や鍋で炊く場合は、柔らかめに仕上がります。お使いのものに合わせて、水分量を加減してくださいね。姪っ子が掘ったさつま芋も使いました。   【レシピ】枝豆と落花生、さつま芋のおこわ 材料 ・餅米 2合・枝豆 50g・落花生 50g・さつま芋 小1本・水 400ml程度・酒 大1・塩 小½・ごま塩 お好みで 作り方 1、餅米を洗って、2時間〜ひと晩浸水させる。 2、枝豆、落花生は事前に塩茹でしておく。(落花生の塩茹での方法はこちらの記事で)さつま芋は気になるところだけ皮を剥き、小口切りにした後、水にさらしておく。 3、餅米の上に、枝豆、落花生、さつま芋をのせ、酒と塩を加えた水を足して、炊く。    味付けはお酒と塩のみの優しいおこわですが、箸が止まらなくなります。いつもお世話になっているご近所さんにもお裾分けし、喜んでもらえました。庭の青ゆずも添えて。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   11月の読みもの 11月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、12月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪...
    旬の食材:ツルムラサキ
    旬の食材:ツルムラサキ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 ツルムラサキは夏に旬を迎える、栄養価の高いネバネバ野菜のひとつです。私がよくスーパーで見かけるのは、蔓が緑色の青茎種です。先日、紫色の赤茎種に出会いました。金平糖のような花も付いていて可愛いですね。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 両種共に葉の付け根に紫色の実がなることから、ツルムラサキという名が付いたそうです。 アクが強いので、下茹でしてから使いましょう。茎が太く固いので、写真のように先に根元だけを茹でます。その後もくにゃりとは曲がらないので、鍋に寝かせる十分な直径と深さのある鍋選びがポイントです。   ツルムラサキの下拵え 1、ツルムラサキを水洗いする。2、沸騰したお湯に塩を1%ほど入れ、茎は2分、葉は1分を目安に茹でる。3、流水にさらして冷まし、最後に氷水で色止めをする。4、キッチンペーパー等で水気をしっかり取ったら、変色している根元を切り落とし、使いやすい大きさに切る。    葉と茎に分けて茹でる方法でも。切り口から栄養が逃げてしまうのが少し残念なところではありますが。 冷凍しておけば、使いたい時にすぐに使えて便利なので、私は2-3袋をまとめて下茹でしてしまいます。冷凍庫で約1ヵ月保存可能ですよ。 こちらは箸休めにぴったりのツルムラサキのポン酢おかか和えです。最近お気に入りのカツオと昆布の削り節をのせて。  こちらは厚揚げとツルムラサキの含め煮です。煮物の仕上げに、アク抜きをしたツルムラサキの葉の部分のみを加えて。お出汁をまとった旬のお野菜は、ほっとする味です。  油と相性の良いツルムラサキは炒め物にも最適です。牛肉とツルムラサキの和風パスタを作りました。こういう一品には切り方を変えて見るのも良いですね!斜め切りにしています。牛肉を炒める時に日本酒を加え、昆布茶と醤油で味を調えました。にんにくと唐辛子も入れて。 最後はツルムラサキの天麩羅。パリッとした葉と茎のねっとりとした食感を楽しむことが出来ます。茎を下に並べてしまったので見えていませんが…美味しいですよ♪ マヨネーズで和えたり、煮物に添えたり、お味噌汁に入れたりと、色々な料理に使えるので、是非、日々の食卓に取り入れてみて下さい。今日もご覧頂き、ありがとうございました。   7月の読みもの 7月の食に関すること(レシピ付き記事も)、7月の過ごし方のアイデアや8月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:聖護院かぶ
    旬の食材:聖護院かぶ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 クリスマスの余韻が残る中、新しい年への準備で心が忙しくも温かく感じられる頃となりました。今回は何をテーマに書こうかなと八百屋さんを巡っていた時、目に留まったのがこちらの聖護院かぶ。ずっしりと重いこのかぶはなんと1.5㎏もありました。大きいものでは5㎏ほどにもなる国内最大のかぶは、柔らかさと上品な味わいが特徴です。 あわせて読みたい 聖護院かぶをスライスして塩漬けした後に、昆布、唐辛子、米酢、みりん、砂糖で薄味に仕上げる千枚漬けも大好き。保存袋でも簡単に作ることができます。 今回はすりおろしたかぶを淡雪に見立てたひと皿、聖護院かぶのかぶら蒸しをご紹介します。 庭の甘夏がたわわに実ったので、少し小ぶりの甘夏をくり抜いて器にし、ふんわりと蒸しあげました。爽やかな香りとほのかな苦味で、かぶら蒸しの上品さを一層引き立てます。   【レシピ】聖護院かぶのかぶら蒸し 材料(2~3人分) ・聖護院蕪かぶ 200g・魚の切り身 100g(定番は甘鯛ですが鱈や鰆などでも)・卵白 1個分 ・椎茸 ・しめじ・銀杏・百合根 (器の大きさに合わせて具材の量を調整してください) A・片栗粉 大1/2・みりん 小1・塩 少々 B・出汁 200ml・みりん 小1・薄口醤油 小1 ・片栗粉 小2・わさび 適量 作り方 1、百合根を水から2分ほど茹でておく。 2、銀杏の殻を割り、2分ほど茹でて薄皮をむいておく。 3、魚の切り身を一口大に切り、塩(分量外)を軽く振って、10分ほど置く。 4、聖護院かぶの皮を厚めに剥き、すりおろしたら、ザルで水分を切っておく。 5、卵白をツノが立つくらいしっかりとメレンゲにする。 6、水気を切った聖護院かぶとメレンゲ、Aを混ぜ合わせる。 7、具を入れた器に6をのせ、蒸気の上がった蒸し器で10分ほど蒸しあげる。 8、鍋でBを合わせ、水溶き片栗粉を溶き、煮立たせてとろみをつける。 9、蒸し上がったら器に盛り、銀餡をかけわさびを天盛りにする。     さて、クラシコサエルが始まって以来、毎週水曜日にお届けしてきた私のコラム:季節の手仕事ですが、本日で最終回となりました。レシピだけではなく、日々のこと、庭や山のことなども自分の言葉で綴りたいと思いながら書き進めてきましたが、成長が十分ではないまま気付けば丸2年経っていました。それでも時折り、Instagramを通じていただく感想やコメントが励みとなり、続けてこられたことを嬉しく思います。コラム数98だそうです!貴重な経験を積むことができました。これからも日々の暮らしの中で、四季の移ろいを楽しみながら過ごしていきたいと思っています。拙い文章ではありましたが、たくさんの方々にご覧いただき、本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。   12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫  
    旬の食材:浅葱のペペロンチーノ
    旬の食材:浅葱のペペロンチーノ
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 今が旬の浅葱(あさつき)をスーパーで見かけるようになりました♪ 春の芽吹きを感じるなんて可愛いフォルムでしょ♡種から育てる万能ネギとは違い、球根から栽培する浅葱は根元が膨らんでいてこの白い部分が美味しいんですよね。  ネギ独特の辛味が強いので、薬味として使うのはもちろん、酢味噌和えにしたりお肉と炒めたり、かき揚げなど火を通すことによって甘みが増す浅葱。 今回は浅葱を使ったペペロンチーノをご紹介します。   【レシピ】浅葱のペペロンチーノ 材料 (2人前) ・パスタ 160g・浅葱 1パック・釜揚げしらす 100g・にんにく 1かけ・鷹の爪 1本・オリーブオイル 40ml・白ワイン 40ml・茹で汁 40ml・塩 適量 作り方 1、にんにくはスライスし、鷹の爪は輪切りにする。 2、フライパンにオリーブオイルをひき、1を加え弱火でじっくり香りを引き出す。 3、熱湯に1%濃度の塩(分量外)を入れてスパゲッティーを茹で始める。 4、2に浅葱を加え、さっと炒め軽く塩をする。 5、釜揚げしらすを加えたら白ワインを入れアルコール分を飛ばし、パスタの茹で汁を加え火を止める。 6、パスタが茹で上がったら、フライパンを中火にしソースをよく絡める。 ポイント ・浅葱がたっぷり入って食べ応えがあるので、パスタの量を1人前80gにしています。お好みで調整して下さい。 ・パスタの茹で時間は袋の表記よりも1、2分早くあげ、フライパンの中で仕上げるようにしましょう。   旬のお野菜を頂くと身体が喜びます。 出回る時期が短い浅葱を使った一皿をぜひ食卓に。  
    旬の食材:野草 蔓菜(ツルナ)
    旬の食材:野草 蔓菜(ツルナ)
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 先日、八百屋さんでおじさんが「ようやくこんなの出てきたよ〜!」と見せてくれたのは、蔓菜(ツルナ)。英名はニュージーランドスピナッチ。ほうれん草に少し似ていますが、独特の風味と歯応えがあります。海岸の砂地に自生する植物で、古くから親しまれている野草です。山形県で採れた蔓菜を手に入れることが出来ました。 あわせて読みたい ✔︎ 平本麻美さんが書く“旬の食材”の読みもの 左が表葉、右が裏葉。アイスプラントのように裏葉に細かい粒が無数に付いています。アイスプラントと聞くと、生で食べたくなりますが、こちらはアクが強いので、生食には適していません。塩1%のお湯で1-2分ほど茹で、冷水に取ってからお浸しや和えものなどに使いましょう。茹でた蔓菜に生姜醤油だけでもとっても美味しく頂けます。 また、お肉との相性も良いので、今回は焼きうどんのレシピをご紹介しますね。   蔓菜と豚肉の黒酢焼きうどん 材料 ・蔓菜(ツルナ) 100g・豚肩ロースの薄切り 200g・ネギ 20g・冷凍うどん 2玉・サラダ油 大1・醤油 大1・黒酢 大1・黒胡椒 適量 作り方 1、蔓菜を洗い、ネギは微塵切りに、豚肉をひと口大に切る。 2、耐熱皿に冷凍うどんをのせ電子レンジで5分ほど加熱しておく。 3、フライパンで油を熱し、ネギと豚肉を炒め、肉の色が変わったら、蔓菜を加えて炒める。 4、全体がしんなりしたら、うどんを加えて、ほぐしながら炒める。 5、醤油と黒酢を回し入れ、全体によくからめる。   お皿に盛り付け、黒胡椒をたっぷりと振りかけて頂きましょう。シャキシャキと肉厚な歯応えと、モチッとしたうどんとの相性抜群。シンプルな味付けですが、黒酢のコクと優しい酸味でペロリと完食してしまいます。 今週は夏日になる日も多そう。夏野菜がたくさん出回りますね。これから旬を迎える蔓菜を見つけたら、是非、試してみて下さいね。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   5月の読みもの 5月の食に関すること(レシピ付き記事も)、5月の過ごし方のアイデアや6月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    旬の食材:かすべ|かすべの煮付けの作り方
    旬の食材:かすべ|かすべの煮付けの作り方
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 二十四節気のひとつである大寒。文字通り、1年で最も寒さが増す頃と言われている時期です。そんな時期に旬を迎える、かすべ という魚をご存知ですか? かすべとはエイのことで、主な産地は北海道です。漁獲時期は意外と長く、10月〜6月頃まで。九州生まれの私には、見慣れない食べ慣れない魚でした。今では東京のスーパーでもよく見かけます。下拵えが手軽で、リーズナブルなので、手に取るようになり、レパートリーも増えました♪ 今回は煮付けの作り方をご紹介します。    材料 ・かすべ 4切れ・牛蒡 ½本・水 200ml・醤油 大2・酒 大2・みりん 大1・砂糖 大1・生姜のスライス 2枚・生姜の搾り汁 小1・針生姜 お好みで   作り方 1、牛蒡を5~6cmに切り、太い部分は4~6割にする。 2、かすべを適当な大きさに切り、熱湯をかけて臭みを取る。 3、鍋に1と水を入れ、柔らかくなるまで茹でたら、調味料と生姜のスライスを入れてひと煮立ちさせる。 4、かすべを入れて落とし蓋をし、中火で15分ほど煮る。 5、火を止めて味をなじませ、器に盛り付ける。 6、煮汁に生姜の搾り汁を加えて、カラメル状に煮詰め、上からかける。 7、仕上げに、お好みで針生姜を天盛りにする。   かすべことエイは軟体の魚類に属するため、調理すると骨まで食すことが出来ます。コラーゲンやコンドロイチンなど、健康づくりに役立つ栄養素が豊富に含まれており、美容の面からも注目される食材です。(お肌がツルツルになりますように…。主人の五十肩も良くなりますように…。) 煮付けで食べても、唐揚げやフリット、ムニエルにしても、美味しく頂けます。ふっくらした身とコリコリとした食感を楽しめますよ。 見つけたら、是非試してみて下さいね! た・だ・し…エイは体内でアンモニア臭を発生させる魚です。特に鮮度が落ちると臭いが強く、食べにくいことから「かす」と呼ばれていたそう。近所のスーパーでは消費期限が加工日を含めて3日になっていますが、私は翌日でも臭いが気になり始めるので、調理する当日に、出来るだけ鮮度の良いものを選びましょう。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   1月の読みもの 1月の食に関すること(レシピ付き記事も)、1月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら