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124 件の結果

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    文月の暮らしごと<span class="blog_title_sub">〜半夏生と麦わら蛸:関西に伝わる夏の味〜</span>
    文月の暮らしごと〜半夏生と麦わら蛸:関西に伝わる夏の味〜
    Tammy* 連載:季節のしつらい手帖手のぬくもりが残る暮らしを大切にしているクラシライター:Tammy*さん(Instagram)より、月ごとに楽しむ食べること、暮らすこと、についてお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 夏至から数えて11日目にあたる日、半夏生(はんげしょう)。今年2026年は7月2日にあたります。昔は田植えを終える頃の節目とされていました。梅雨の終わりが近づき、湿気を帯びた空気の向こうに夏の気配を感じる頃にもなります。 あわせて読みたい ✔︎ 半夏生の行事食、関西で旬のたこを食べる風習 半夏生には、たこを食べる関西、うどんを食べる香川、焼き鯖を食べる福井など、地域ごとにさまざまな風習が残っています。私が暮らす関西では、この日にたこを食べる風習があります。 田植えを終えた人々が労をねぎらい、これから迎える暑い夏に向けて栄養豊富なたこを食べたとも言われています。 関西の旬を表す言葉に、「桜鯛 麦わら蛸に 祭鱧(さくらだい むぎわらだこに まつりはも)」という言葉があります。 鯛は桜の頃。蛸は麦が実る頃。鱧は祇園祭の頃。それぞれがいちばん美味しい季節を教えてくれる、関西ならではの言葉です。 ✔︎ 旬の麦わら蛸でたこ飯を炊く そのため、この季節になると、明石海峡から水揚げされた「麦わら蛸」で、たこ飯を炊きます。 編集部メモ 「麦わら蛸」は、麦の収穫時期に旬を迎える真蛸(マダコ)の呼び名です。地域によって呼び方や旬の捉え方は異なる場合があります。 まずはたこをたっぷりの塩でもみ込みます。塩でもむことでぬめりや汚れが浮き上がってくるので、何度も水を替えながら丁寧に洗います。吸盤の間にも汚れが残っているため、ブラシを使ってひとつひとつきれいに。少し手間はかかりますが、このひと手間がおいしいたこにつながります。炊き上がるとたこの身が締まるため、大きめに切って加えます。 お米に、みりん、醤油、酒、白だし、生姜を加え、その上にたこをのせて炊き上げます。 水揚げされた生たこはお刺身にしてもいただきます。 ✔︎ 身土不二に学ぶ、季節の恵みのいただき方 「身土不二(しんどふじ)」 身と土、二つにあらず。人の体と、その人が暮らす土地は切り離せない関係にあるという言葉です。この土地で獲れたものを、この土地でいただく。それだけで、体も心も満たされるような気がします。 季節の恵みをいただきながら、夏へ向かう体を整えていきましょう。 #蛸:たこ(夏6月〜8月、冬11月〜2月) 【365】 完全天日塩 太陽と職人の力の結晶 カートに追加 7月の読みもの 7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、8月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 6月 | 一覧 | 8月 ≫
    【暮らし上手さんのお弁当と道具】note.29 Tammy*さん~彩り豚肉ロールフライ|小分け容器~
    【暮らし上手さんのお弁当と道具】note.29 Tammy*さん~彩り豚肉ロールフライ|小分け容器~
    “食”を自分らしく楽しむ31人でつなぐ読みものバトン企画【暮らし上手さんのお弁当と道具】。(おかげさまで盛況となり、予定していた30+1人で完走です!)お弁当の鉄板レシピや役立つ道具の紹介、お弁当にまつわるエピソードを通して、日々のお弁当づくりのヒントを見つけてみませんか? 29人目は食生活アドバイザーのTammy*さん(@t_ammy)です。 【プロフィール】神戸在住、60代。季節を楽しむおうちごはんをInstagramにて発信。 < 28:yuuさん | 一覧 | 30:あきほさん > ① お弁当の鉄板レシピ「彩り豚肉ロールフライ」 豚肉の旨みで包む、彩りの一品。薄切りの豚ロースに軽く塩こしょうをして、季節の野菜や身近な食材を巻き、衣をまとわせて揚げました。断面に色がのぞくよう、パプリカやピーマン、いんげんなどを合わせると、お弁当の彩りにもなり、目にも楽しく仕上がります。大葉とチーズ、梅干しの組み合わせもまた、さっぱりとした風味が後を引く美味しさです。 【365】 完全天日塩 《PR》食に欠かせない塩にこだわる カートに追加 ②お弁当作りに役立つ道具「小分け容器」 お弁当は、特別なものではなく、日々のごはんの延長だと思っています。お肉は少し取り分けて衣をつけて冷凍。副菜も小分け容器に入れて冷凍しておきます。なので、小分け容器はとても重宝しています。時間がない朝にも、ちょっと余裕をくれる味方です。 ③ お弁当とわたしの物語 誰かにお弁当を作ることは、昔からささやかな憧れで、娘たちのお弁当作りは"私が"思う存分楽しませてもらいました! でも夫は、関係者の皆さまと外食も仕事のうちでお弁当に縁ない人でした。時は過ぎ、そのお役目から解放された夫がある日「お弁当作って!」と。ようやく夫へのお弁当作りが始まりました。60代。食べるのが大好きで、よく食べる夫へ。季節のもの。地のもの。野菜多めに。今は、作り手も食べ手も「お弁当」を楽しんでいます。 いかがでしたか?クラシコサエルの読みものバトン【暮らし上手さんのお弁当と道具】 次回はあきほさん(@koji.to.kurashi)にバトンをつなぎます。予定していた30人目、となりますが、盛り上がりましてオーバーラン、総勢31名で完走です。残りお2人となります!お楽しみに♫ < 28:yuuさん | 一覧 | 30:あきほさん > #お弁当 / #彩り豚肉ロールフライ / #小分け容器 / #暮らしのお気に入り / #愛用品 ライフスタイルECメディア クラシコサエル 人気のコンテンツはこちら。 ✔︎ 読みもの:暮らしや行事を楽しむアイデアの配信✔︎ ワークショップ:季節の手仕事を体験✔︎...
    フルタイムワーカーの1週間の朝ごはんと箸置きの話
    フルタイムワーカーの1週間の朝ごはんと箸置きの話
    megumi 連載:シンプル朝ごはん日記megumiさん(Instagram)が、白ごはんを中心に無理なく気負わずに楽しめるシンプルな朝ごはんのアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 フルタイムで働いていると、朝ごはんの準備はゆっくりできない日も多々。そんな中でも、手早く&しっかり満足できて、それから気分が上がる朝ごはんを心がけています。 私のインスタを見てくださっている方なら定番のシンプル朝ごはんですが、お気に入りの箸置きを添えるだけでちょっぴり特別に。今回は、時短で満足感のある1週間の朝ごはんアイデアと、箸置きについてご紹介します。 あわせて読みたい ✔︎ 忙しい朝の1週間メニュー|フルタイムワーカーの朝ごはん記録 【充電満タン月曜日の朝ごはん】白ごはん / 若竹煮  / れんこんの金平  / お味噌汁(豆腐・エリンギ) 【週の流れを整える火曜日の朝ごはん】白ごはん / 明太子入り卵焼き / お味噌汁(小松菜・玉ねぎ・椎茸・油揚げ) 【折り返しに力をくれる水曜日の朝ごはん】白ごはん /  ウインナー / 無限ピーマン /お味噌汁(小松菜・玉ねぎ・椎茸・油揚げ) 【あと一息を支える木曜日の朝ごはん】白ごはん / キノコのマリネ / 卵焼き / お味噌汁(豆腐・玉ねぎ) 【心踊る予感がする金曜日の朝ごはん】白ごはん / 卵焼き / 無限ピーマン / 梅干し / お味噌汁(豆腐・玉ねぎ) 【ゆるやかに目覚める土曜日の朝ごはん】白ごはん /...
    骨ぬきになる美味しいお魚シリーズ
    骨ぬきになる美味しいお魚シリーズ
    あさこ 連載:日本人で良かった弁当〜愛すべき飾らない茶弁〜食べることだけでなく作る工程も楽しんでいるクラシライター:あさこさん(Instagram)より、飾らないシンプルなごはんのことをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 やっっっと来たね!春が!いらっしゃいませ~!と桜も勢いよく咲き始めたのは良いものの…週末の花見まではちゃんと待っててくれな困る(笑) 今年は暖かくなるまでに冬?春?また冬?と気温も二転三転。そのせいか珍しく軽い頭痛(普段から頭痛とかは無縁)やだるさに悩まされ日も。 《体調管理は食べ物から》と日々気を付けて肉・魚・野菜バランス良くを心掛けてても魚ってのがなかなか難しかったりするよな。(皆の共感の声が聞こえてきた笑) どうしても単品で焼くか煮るかたま~に揚げるか。魚の栄養も摂らないといけないとわかってはいるものの、ちょっとばかし面倒なイメージが邪魔したり。 そこでお役立ちなのが島根県・恵曇のヤマヲ水産さんの骨まで食べれちゃうシリーズ。 海の幸詰め合わせセット 《PR》高品質な魚介を手軽に美味しく カートに追加\送料無料/ 『○○めしの素』ってパッケージで中身わからへんけど買ってみよか?ってのも多いけどヤマヲさんのは魚の凛々しい顔もバッチリやから安心。さて今日は高級魚としても年々知名度を上げてきている【のどぐろめしの素】を。 特製だし醬油をしっかり吸わせたご飯にどどんとのせて炊き上げるだけ。ふふふ…炊く前から美味しいが伝わってくる~。 一般的なごはんの素って少し濃いめで苦手なのもあるんやけど、こちらは濃すぎず薄すぎずええ塩梅。のどぐろのトロっとした脂と甘みと相まって上品な仕上がりに。 「おいら美味しいで~」 他に山陰沖で水揚げされた魚たちを加工した干物商品【そのまんま食堂シリーズ】も魅力的。保存料・着色料・化学調味料は一切不使用。調理不要で片付けも楽なのに頭から尻尾までバリバリバリっと栄養満点の魚を堪能できるで。 公式サイトではレシピも紹介されてるし、アレンジするのも楽しそうやな♪ ちょっと特別な日のお弁当やお花見のおむすびにもお勧め。クラシコサエルさんの日本全国想いを込めた作り手さんとのコラボ【まにまに商店】で限定セットをご紹介中なので是非! 今年は風邪らしい風邪もひかず元気に冬を越せました。改めて食の大切さを実感しております。食事内容もやけどバランス良い食事を心掛けて、またあの暑い夏までにしっかりと基礎体力作りや!   4月の読みもの 4月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、5月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 3月 | 一覧 | 5月 ≫  
    小暑<span class="blog_title_sub">〜2027年はいつ?旬のレシピや暮らしのアイデア、季節の手仕事〜</span>
    小暑〜2027年はいつ?旬のレシピや暮らしのアイデア、季節の手仕事〜
    ー 季節のささやきに、耳をすませて ー 二十四節気や五節句、季節の行事に合わせて、意味や風習、この時期ならではの楽しみ方をご紹介します。 この記事では二十四節気「小暑(しょうしょ)」について、 小暑っていつ?どんな時期?(行事・七十二候) 小暑の旬を味わう食材・食べ物とレシピ 小暑を楽しむ暮らしのアイデアと季節の手仕事 をまとめています。 1. 小暑っていつ?どんな時期?(代表的な行事、七十二候も) ∟「夏のにじみ絵で、暑中見舞いを贈る」by.真鍋百萌」 小暑(しょうしょ)は二十四節気で11番目となる季節の指標。2027年は7月7日から始まり、本来は次の節気までの約15日間を指します。 梅雨明けが近づき、次の節気の大暑に向けて暑さが日ごとに強まっていく時期です。 夏至 ≪ 前 | 次 ≫ 大暑 ✔︎ 小暑の時期の行事 ・五節句「七夕」毎年7月7日織姫と彦星の伝説で知られる五節句のひとつ。短冊に願い事を書き、笹竹に飾って無病息災や技芸の上達を願います。 ✔︎ 小暑の時期の七十二候 七十二候は、約15日間の二十四節気をさらに約5日ごとに3等分した72の季節の指標。草花や生き物の変化に目を向けながら、その時々の自然の気配を感じられる暦です。 ・初候(7月7日〜):温風至/おんぷういたる あたたかな風が吹き、夏の深まりを感じる頃。 ・次候(7月12日〜):蓮始華/はすはじめてはなさく 蓮の花が静かに咲きはじめる頃。 ・末候(7月17日〜):鷹乃学習/たかすなわちがくしゅうす 鷹の幼鳥が飛ぶことを覚えはじめる頃。 2. 小暑の旬を味わう食材・食べ物とレシピ この時期は、みずみずしい夏野菜や果物が旬を迎える頃。涼を感じる旬の恵みを食卓に取り入れながら、暑さに備えてからだを整え、夏のおいしさを楽しんでみませんか。 暑い時期にぴったりの手作りアイス・ゼリー・冷たいスイーツレシピはこちら↓ この時期の旬の食材と、オリジナルブランド「365(サンロクゴ)」の柚子ごしょうを使ったレシピはこちら↓ 3. 小暑を楽しむ暮らしのアイデアと季節の手仕事 ✔︎ 小暑の時期の暮らしのアイデア 季節の移ろいを感じられる、この時期ならではの暮らしの楽しみ方をご紹介します。 ✔︎ 小暑の時期に楽しむ手仕事 季節の行事や旬の恵みを楽しむ、この時期ならではの手仕事をご紹介します。 いかがでしたか。季節の移ろいをそっと暮らしに取り入れながら、健やかに過ごせますよう。 夏至...
    【暮らしをコサエル台所】eps.27 shuju 小泉優奈さん
    【暮らしをコサエル台所】eps.27 shuju 小泉優奈さん
    Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】今回は総勢50名でバトンを繋ぎます! 27人目はshuju 小泉優奈さん(@shuju_u)です。 ① 台所作りのこだわり 機能的 / 合理的に整理して使いやすさを追求する部分と、自分の感性で集めたお気に入りを遊び心たっぷりに楽しむ部分と。その双方のバランスを取ることを大切にしています。どちらかだけでも味気なかったり、逆に使いにくく掃除もしにくくなってしまうので。 ただどちらにも共通しているのは、誰かが決めた「当たり前」に囚われずに、自分の正解を試行錯誤しながら見つけていくことかなと思います。台所はそんな自由が生きる場所だと思います。 ② 台所にいる時間のマイルール 料理をする時間は何かに縛られたりしない自由な時間として大切にしています。どうしても料理は生活に必要な「家事」として捉えられがちですが、あえてセオリーとは違うつくり方に挑戦したり、好きなだけ自分の定番を追求したり。 私はレシピを書く仕事もしていますが、セオリーを知った上で遊び心や発見を加える工夫をいつもしています。日常の一部として単調に粛々とつづく営みである一方で、原始的な喜びがあったり、クリエイティブな行為である料理。自分らしく自由に愉しみたい。 ③ お気に入りの器や調理器具 うつわはどれもお気に入りで絞れなかったので、調理器具の「やっとこ鍋」をご紹介します。あまり馴染みのない方も多いかもしれませんが、やっとこ鍋とは「やっとこ鋏」で取っ手のない鍋を挟んで使用する調理器具です。 取っ手がないので重ねられる、和製ティファールといったところでしょうか。日本料理屋さんではアルミ製のものが使われていますが、これはステンレス製なので料理を入れたまま冷蔵庫で冷やすことも可能。自分にぴったりな道具を考え抜いて選んだものです。 ④ ささっと作れる箸休め 暑い時期におすすめで、ちょっと変わった野菜の「素麺南瓜(そうめんかぼちゃ)」を使った料理。素麺南瓜のミントの香りの酢の物をご紹介します。 素麺南瓜は別名「糸瓜」とも言って、輪切りにして10分ほど茹でてほぐすと素麺のように細い形状になる野菜。茹でてほぐした素麺南瓜を梅酢/酢/粗糖/醤油/鰹出汁の合わせ調味料に漬けてよく冷やします。食べる時にミントを散らすと一層爽やかに。 シャキシャキとした食感と目にも鮮やかな黄色、爽やかなミントの風味が夏らしい箸休めです。 shuju 小泉優奈(@shuju_u) shuju Inc 代表 何でも屋クリエイター|写真・動画・デザイン・イラスト・文章・レシピづくり・道具デザイン|漬けたり滋味シワシワ好き|自宅が撮影スタジオ|終の住処を建てるのが夢| 【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回はyuuさん(@ kitchenkitchen111)にたすきをつなぎます。お楽しみに♫ \TODAY'S PICK UP ITEM/ 【久川 創】灰釉コーヒーカップ  
    月桃染めのおはなし<span class="blog_title_sub">〜月桃の色を布に移す草木染め〜</span>
    月桃染めのおはなし〜月桃の色を布に移す草木染め〜
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  沖縄はひと足先に梅雨入りとなりました。雨に潤う季節の中、島のあちこちでは月桃の花がたわわに咲き溢れています。 あわせて読みたい  庭の片隅の日当たりがあまり良くないところで育っていた月桃は、日差しを求めてなのか約3メートルほどのかなりの背丈に育っていました。ところが背丈の割にヒョロヒョロと細かったためか、先日の雨と風で手前の月桃が大きく倒れ、小径を塞いでしまいました。  道が通れるようにと刈り取った月桃は、いつもなら小径の脇に積んで土に還すのですが、まだ花咲く前の蕾を内包していたものまでも刈り取ってしまったことが心苦しくもあり、土に還す前に月桃染めを試みようと思いたちました。 ✔︎ 月桃を煮出して染液をつくる  まず月桃を細かく刻み、大きめの鍋に刻んだ月桃と、月桃がひたひたに浸るくらいの水を入れてコトコトと煮出します。ちなみに我が家には庭に手製の竈門(かまど)があるので、ガス台ではなく竈門で薪の火を焚いて煮出しました。 大切な月桃素材。しっかりとじっくりと月桃から染液をいただきたかったので、水が少なくなったらまた足して、少なくなったらまた足してを繰り返しながら、夕方から夜になるまで煮出し続け、さらに余熱の中そのまま一晩置きました。  夜の間にじっくりと抽出された月桃染料を、翌朝ザルで濾して染液を取り出しました。どうやら月桃の色はしっかりと染液に移されたようで、真っ赤な色鮮やかな月桃の色の染液が現れました。 ✔︎ 月桃の色を布に移す  竈門に火を入れて月桃の染液を熱した後、染めたい服や布を染液に浸して熱しながら染めます。絹布、木綿、リネン、同じ染液に浸したというのに、生地によって全く染まり方が異なることが面白く、不思議でもあります。 火を止めた後も、ムラにならないように時々撹拌しながら、染液が冷めるまで服や布を染液に浸しておきます。  染液が冷めて、程よく染まったと思えたタイミングで、布や服を取り出してよく絞った後、海に晒しに行きます。海水には塩化ナトリウムをはじめ、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸カリウムといった天然のミネラルが含まれています。海晒しは、そういった海水のミネラル成分による媒染のため、色止めのために行います。(とはいえ海に含まれるミネラル成分は微量です。私のような、単なる暮らしのための染めの場合はこれでも良いのですが、本格的に草木染めをする方々は、媒染液を用いてしっかりと色止めしておられます)  月桃からいただいた色は優しいピンクを基調としたあたたかな色でした。 「植物の中から引き離すようにして 液体となった色彩は、植物の命」  染織家である志村ふくみさんの言葉を胸に、月桃からいただいた色、大切に身に纏いたいものです。 #染め物と暮らし / #植物と暮らし 【365】 完全天日塩 こだわりの細かめ粒子の塩 カートに追加 5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫
    如月の暮らしごと<span class="blog_title_sub">〜器の衣替え:春を意識した和食器の整理〜</span>
    如月の暮らしごと〜器の衣替え:春を意識した和食器の整理〜
    Tammy* 連載:季節のしつらい手帖手のぬくもりが残る暮らしを大切にしているクラシライター:Tammy*さん(Instagram)より、月ごとに楽しむ食べること、暮らすこと、についてお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 冬の終わりが少しずつ見え始め、春の気配を感じる如月。年始に使ったものたちが、まだ家の中に少し居座っているのを目にして、時の流れの速さに、ふと焦りを感じることもあります。年度の終わりも近づき、何かを新しく始める前に、いまの暮らしを一度整えたくなる季節です。 結婚十周年の記念に迎えた、わが家のカップボード。当時流行っていたアンファンのカントリー家具で、カップ&ソーサーやグラス、ワイングラスなど、洋の器を中心に並べて楽しんでいました。扉を開けるたびに、少し背伸びをしたような気持ちになった、大切な家具です。 けれど、それから十年単位で年月を重ねるうちに、暮らしは少しずつ変わっていきました。食卓に並ぶ料理も、器の選び方も変化し、自然と和食器を手に取る機会が増えていきます。気がつけば、カップボードの中身はほとんど動かなくなり、「今の暮らしに合う食器棚に買い替えた方がいいのだろうか」簡単に結論を出せないままここ数年は考える時間が増えていました。 (取り外し可能な上部の飾り板。和食器専用にした現在は取り外しました。) ✔︎ 食器棚はそのままに、器を替えてみる そんな時、ある日、ふと考え方を変えてみようと思いました。食器棚を買い替えるのではなく、器を替えてみたらどうだろう、と。 思い切って食器棚の中を空にし、大切に集めてきた和の器たちを並べてみます。時代を経て、縁あって私の手元にやってきてくれた絵付けの器たち。これらは今の時代、私が預かっているだけの存在です。きっとこの先も、誰かの手に渡り、おいしい時間を彩っていく。そう思うと、一つひとつが器であると同時に、小さな時代の芸術品のようにも感じられます。 (お正月は富士山・松竹梅・塗りのお皿も並べてみました) あわせてチェック ✔︎ 如月に行う、器の小さな衣替え 年始に使ったお正月の器たちから、如月になると、ほんの少し春を意識した器を前に出します。お雛様の珍味入れなど、春を待つうつわや私自身が絵付けした淡い色の器も混ぜています。これから絵付けをする白磁や、金継ぎの順番を待つ器も、そのまま一緒に。完成したものだけでなく、途中にあるものも含めて、今の暮らしなのだと思います。 まだ寒さの残る季節だからこそ、色や文様にやわらかな気配を添えて。すべてを入れ替えるのではなく、少しだけ衣替えをする。その加減が、心地よく感じられます。 (引き出しの中の箸置きも、春を感じるものを前面に。) 新しい食器棚を迎えることは諦めました。長年ともに暮らしてきた思い出を大切にしながら、これからの暮らしに、そして季節に合わせて中身を整え、このカップボードと付き合っていきたいと思います。 今持っている家具も、使い方ひとつで景色が変わる。如月は、そんな小さな整え直しを楽しむのに、ちょうどよい季節なのかもしれません。 #器を楽しむ 2月の読みもの 2月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、3月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 1月 | 一覧 | 3月 ≫
    ローゼルのおはなし|2023
    ローゼルのおはなし|2023
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  南国西表島では、今がちょうどローゼルの実収穫の時期です。ローゼルは、エジプト原産のハイビスカスローゼルという植物で、真っ赤に熟した実の外側の部分をお茶などにします。ハイビスカスティーとして一般的によく知られるハイビスカスローゼルは、その名ゆえに、花の部分をお茶にするものだと誤解されがちですが、お茶にするのは花ではなく、種の外側を覆っているガクのような部分です。  わが家のローゼルは15年以上前に、当時わが家の真向かいに住んでいたおばあから譲り受けた種を、毎年毎年継いできたもの。今やこぼれ種で、自然に時期がくると芽が出るまでになりました。  4、5月頃に自然発芽したローゼルは、エジプト原産だけあって、照りつける太陽をものともせず、多少の干ばつもへっちゃらで、夏の強い日差しの中でぐんぐん育ち、秋になると人の身長を超えるくらいの高さまでに成長します。  秋になり涼しくなると、ローゼルの真っ赤な実が次々と実り始めるので、ちょうど良い大きさに育ったローゼルから順次収穫します。その際に、手間はかかるのですが、実を丸ごともぎ取るのではなく、種の外側の部分だけを収穫するようにすると、茎に残された種がやがて黒く熟して土に落ち、また来年自然に芽を出してくれます。  収穫したローゼルの実は、細く裂いてよく洗い、自然乾燥させてお茶にします。乾燥させたローゼルに湯を注ぐと、ハイビスカスティーという名で知られる、酸味のある赤い色のお茶となります。  ローゼルにはお茶以外にも活用法がいくつもあり、塩漬けにして梅干しのように利用したり、シロップにしたり、ジャムにしたりできます。毎年この時期には、友人たちが山のように林檎を送ってくれるので、今が旬のローゼルと合わせて、ローゼル林檎ジャムを作ります。ローゼルだけで作ったジャムは、酸味が強めに仕上がりますが、林檎と合わせることによって酸味が抑えられ、子どもにも人気な美味しいジャムになります。 あわせて読みたい 【レシピ】ローゼル林檎ジャム *分量はローゼルや林檎の量によって変わるので手順のみ載せます。 ◻︎ローゼルを蓋つき土鍋に入れ、蓋をして弱火でゆっくりと加熱する。(水は加えずにローゼルの水気のみで蒸す。) ◻︎ローゼルが柔らかくなったら、ハンドミキサーなどでペースト状にする。(トゲトゲした部分がそのまま残ってしまって、見栄えが悪くならないようにするため。) ◻︎ペースト状にしたローゼルの中に細かく切った林檎を入れる。(ローゼルと林檎の割合は 1:3 くらい。) ◻︎水分は林檎から出るので加えず、弱火で加熱する。 ◻︎林檎が柔らかく煮えたら、きび砂糖をちょうど良い甘さになるまで加える。 ◻︎煮沸消毒した瓶に詰める。  最高に美味しいジャムの組み合わせ、ローゼルと林檎。もしローゼルと林檎が同時に手に入ったならば、ぜひ作ってみて下さいね! #手作りジャム / #ローゼル(11〜12月) / #林檎:りんご(10〜2月) 12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫
    夏のグリーンリース作り<span class="blog_title_sub">〜庭の剪定枝や自然素材で楽しむリースの作り方〜</span>
    夏のグリーンリース作り〜庭の剪定枝や自然素材で楽しむリースの作り方〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  遅い梅雨入りをした今年の東京です。私の住む国分寺市では、ブルーベリーの農園があちこちにあって、そろそろ旬を迎えます。新鮮なブルーベリーは香りも高く、本当に美味しいです。今年は子どもたちと摘み取り体験にいけたらいいなと思っています。  7月の庭と言えば、去年調子の悪かった庭のぶどう(甲斐路)が青い実をつけてくれて、プランターで育てている藍の葉っぱが育っています。赤ちゃんカマキリが生まれたようで、小さなカマキリくんを所々で見かけます。庭の番人として活躍してくれているでしょうか。広々した日当たりの良い庭に憧れますが、住宅街の小さな庭でも、頑張って日々成長する植物や虫に、喜びをもらっています。  毎年夏には、勢いよく延びた植物の剪定も兼ねて、夏の緑をもりもり使ってグリーンリースを作ります。以前の記事で、冬の手仕事、森のリース作りについて書かせていただきました。 あわせて読みたい ✔︎ 身近な自然素材で作る、クリスマスリース✔︎ 【ワークショップ開催報告】 森のクリスマスリース作り  冬は庭の針葉樹や拾った木の実で、暖かなリースを毎年作っています。ある年、夏の生き生きした剪定枝がもったいなくて、ただ束ねるところから始まったのが夏のリース作りです。これからやってくる暑い日々ですが、室内に涼しげなグリーンがあることで、ちょっと爽やかな気分になりますし、太陽をいっぱいに受けた植物のたくましさ、瑞々しさも感じられます。  リースと言っても、ワイヤーを使わず、すべて麻ひもでくくります。野にあるように、ふんわりと「草の輪」のような自然なリースを作れたら、と思いながら手を動かしています。   楽しんだ後は、麻ひもをほどいて乾燥した植物を、ふたたび庭へ還します。この乾燥した植物は、パラパラと簡単に細かくなり、後によい腐葉土となり、栄養になります。藤つるで作ったリース台は、草をほどいた後、何度も繰り返し使うことができます。毎年夏と冬、これを循環するリースと呼んで、小さな試みを楽しんでいます。   【作り方】植物を使ったリース作りのコツ 1,ドライに向く植物を選ぶこと2,しっかりと麻ひもを引いて固定すること      植物には乾くとすぐに葉が縮んでしまうもの、色が黒ずんでしまうものがあります。ドライに向く植物とは、乾いても葉が比較的開いているもの、色が保たれるもの、を言います。もちろん、ドライに向く植物も、時間とともに徐々にセピア色へ変化していくものが多いのですが、その変化を楽しむ余韻があるということです。  自宅の庭で育てているものでは、ユーカリ、ミモザ、アナベルなど。これをメインに、ラムズイヤー、ローズマリーなどをアクセントにしたりします。どの植物も、手に入りやすく、育てやすく、毎年どんどん大きく成長するので、リースを作るのにお勧めです。身近に剪定をしているお家や業者さんがあったら、頂けないかと声を掛けてみると、案外快く譲ってくれたりもします。生花店で手に入るものもあります。   アナベルをドライにする方法 私が毎年行う、アナベルのドライの方法をご紹介します。 アナベル(西洋あじさい)は、咲き始めは白い花、徐々に乾燥して、ライムグリーンへ変化します。色が変わり、触るとカサカサしていたら完成です。     夏のグリーンリースで、今年の夏を少しでも爽やかに過ごせたらと思います。 #手仕事を楽しむ / #季節のリース 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい カートに追加 7月の読みもの 7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、8月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 6月 | 一覧 | 8月 ≫...
    紙版画を刷る<span class="blog_title_sub">〜家にある素材ではじめる簡単で楽しい紙版画づくり〜</span>
    紙版画を刷る〜家にある素材ではじめる簡単で楽しい紙版画づくり〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  私は雨の休日、家事を終わらせたら、家で思い切り手仕事や工作をしています。 保存食を作ったり、アトリエで作るものの試作だったり、自分の興味のあるものを作ったり描いたり。 私がダイニングテーブルで何か始めると、「何やってるの」とやってくる子供たち、そして猫たちです。  今回は、私が好きな工作のひとつ、紙版画をご紹介します。紙版画とは、紙を版にして、インクを乗せた版を紙に写す版画です。様々なやり方があるのですが、私がよくする紙版画は本当に簡単です。 あわせて読みたい 【作り方】簡単に揃えられる材料で楽しむ紙版画 版画と言っても、手で刷るので、プレス機もいりません。だいたい家にあるもので、やりたくなった時にできて、なかなか味わい深い版画ができます。主催しているゆずの木アトリエでは、大人にも子供にも定番の遊びで、みなさん面白いものを作ります。 材料と道具(ポストカードサイズ) ・ポストカード できるだけ凹凸のないフラットなものが良いです。 ・化粧紙(ポストカードサイズ) 片面がつツヤツヤしている厚紙。お菓子の空き箱や、下着を買ったときに付いてくる厚手の紙です。 ・版画用インク なければ文房具屋さんや百円ショップにあるスタンプ台でも代用できます。 ・ローラー ・バレン 段ボールを丸く切って新聞紙を巻いたものでも代用できます ・ボールペン ・新聞紙 作り方 1,化粧紙のツヤツヤしている方に下絵を描く刷ると左右反転するので注意する 2,下絵を切り取り、ボールペンで強く描き紙をへこませ、模様を入れる動物の目は、ポンチなどで穴を開けるカッターで切り抜いてもOK 3,発砲トレーなどにインクを伸ばして、ローラーにまんべんなく付け、版のツヤツヤしている方に色をのせるまたは、スタンプ台で版に色をのせる 4,ポストカードに刷る新聞紙1枚を重ね、バレンでしっかりと擦る ポイント ・ボールペンで強く描いたところが凹んでインクの色が乗らず、白く抜ける(ほかにも鉛筆など、ひっかく道具を試してみるとおもしろい)・インクを乗せてから1枚目はうまく色が馴染まないことがあるので、試し刷りをする・指にインクが付くので、ポストカードを汚さないように、指を拭く濡れ布巾を用意しておくとよい・何度か刷ってみて、うまく刷るコツを掴む  過ごしやすかった5月が終わり、いよいよ夏に向かっていく6月です。このひと月で、うちの小さく静かな庭は劇的に変化していました。 バラ、カモミール、セージ、シラン、ゆずが咲いて、終わり、オルレア、アナベルやアジサイ、萩が咲き始めました。杏の実も色づいてきています。ますます緑の勢いが増しています。 6月に入ると、そろそろ気になるのは梅雨入り時期です。 植物にとっては、真夏に備えてしっかりと根を張る大事な季節です。 あわせて読みたい  今回は、そんな時期にもおすすめの工作のひとつ、簡単にできる紙版画をご紹介しました。紙版画は、紙ならではの素朴な味わいが感じられます。刷る度に表情が変わるのも面白いです。一度作った版は、紙が耐久性が持つまで何度か刷ることができます。お子さんと一緒にやってみると楽しいですよ。 #季節の手仕事 / #手作り/ #ハンドメイド 手作り鍋敷きキット 色違いの木材がかわいい鍋敷き カートに追加 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、7月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 5月 |...
    天然ハッカ油でつくる虫除けスプレー。<span class="blog_title_sub">〜夏の虫対策に役立つ天然素材を使った作り方〜</span>
    天然ハッカ油でつくる虫除けスプレー。〜夏の虫対策に役立つ天然素材を使った作り方〜
    川上 琴美 連載:四角いおうちの暮らしごと日記。クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 外の空気に、夏の匂いを感じる季節になりました。山や海や公園など、自然に身をおいて過ごす時間が大好きな私にとっては嬉しい季節の到来に心がはずみます。 その一方で毎年心配なのは虫除け対策。とくに子どもたちは驚くほどよく汗をかき、体温も高いので虫に刺されやすいですよね。 今回は、夏を思いっきり楽しむための天然ハッカ油でつくる虫除けスプレーの作り方を、あつかい方の注意点も一緒にご紹介します。市販の虫除けスプレーに頼る場面もありますが、子どもたちに使うには強烈すぎる印象があり、少し抵抗を感じていたのをきっかけに、天然のハッカ油を使い手作りするようになりました。 ハッカ油は、ハッカソウというミントを乾燥させて抽出した植物油。化学物質が一切使われておらず、ハッカの葉茎から抽出して作られる天然成分であるため、市販の虫除けスプレーに使われている成分と比べ身体に優しいといわれています。 ハッカ油の主成分であるメントールのスースーした香りを虫たちが嫌うことで、虫除け効果が生まれるんだそう。そんなハッカ油を使った虫除けなら安心して子どもたちにも使えそう!と思い、毎年このシーズンになると作っているわが家の作り方です。 【作り方】天然ハッカ油の虫除けスプレー|子どもやペットにも安心の天然素材を使ったレシピ 最後に扱い方の注意もまとめていますので、そちらも読んでいただいて安全に使用してくださいね。 材料 ・ハッカ油 5滴・無水エタノール 10ml・精製水 90ml 作り方 step1・容器にハッカ油と無水エタノールを入れ、混ぜ合わせる。step2・精製水も加えて、よく混ぜ合わせて完成です。 扱い方の注意点 ※妊娠中、授乳中、3歳未満の乳幼児への使用は禁忌とされています。 ※原液は特に炎症やアレルギーを引き起こす可能性あり。作る際は直接触れないようにしましょう。 虫除けスプレーにした状態でも、まずはパッチテストから。粘膜への使用は避けてください。 ※保存容器は、アルコール液対応のスプレーボトルを選んでください。 ※作ったものは10日ほどが使い切りの目安。少し手間ではありますが、使用する分をこまめに作るようにするのが良いかなと思います。 ※少量の使用で十分に効果を発揮してくれますが、長時間の効果は期待できませんので、匂いを感じなくなったらこまめにスプレーするようにしてみてください。   小さめのボトルに詰めてバッグに忍ばせておけば、ここぞという時にさっと使えるのでおすすめです。子どもの外遊びや犬の散歩、庭仕事など、虫除けが必要な場面って普段の生活の中でも結構あるんですよね。玄関先にひとつ、バッグにひとつ常備しておくと安心です。 スーッとした香りは初夏の爽やかな空気にぴったり。清々しい気分にもさせてくれるハッカ油は、この時期には欠かせない存在になるはずです。 他にも消臭や抗菌など、お家のお掃除にも使うと家中がすっきりしますよ。まもなく迎える梅雨の時期のジメジメ対策にも◎ ぜひ夏支度として暮らしに取り入れてみてくださいね。 #天然成分で肌を整えるアイデア / #夏支度 #花ズッキーニ(5〜7月) 5月の読みもの 5月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、6月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 4月 | 一覧 | 6月 ≫
    靴下に春を描こう
    靴下に春を描こう
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 はじめまして。真鍋百萌(まなべもも)と申します。 暮らしの中で必要になったものを、できるだけ自分の手で作ることをライフワークにしています。 きっかけは、一人暮らしを始めた大学生のころ、小さな本棚をDIYで作ったことが始まりでした。 入れる本に合わせて材木をのこぎりで切り、好きな色のペンキを塗って仕上げたファースト本棚は、使い勝手が良い上愛着もわいて、自分の部屋での暮らしが前よりずっと好きになりました。 もともと絵が好きで美大に通っていたこともあり、周りには様々なもの作りをする人たちがいて。 そんな中での新生活、本棚作りをきっかけに、何か買う前にこれはもしかしたら作れるかも・・と思うようになりました。 大きな家具に挑戦したり、照明を作ってみたり、子どもが生まれてからは、お味噌や梅干しなどの保存食作り、染色や洋裁も始めました。 行き当たりばったりの性格なので、何度も失敗もして、壊れたら直して、そのたび新しい発見になっていくのも楽しくて。 気がつくと身の回りがお気に入りでいっぱいになっていました。 ちょっと不格好でもいいんです。 それを作るためにああでもないこうでもない、と頭と手を動かした分、好きになる、と気づいたことも大きい。 それに加えて身近な素材で作ることは、カーボンフットプリントも少なく、ゴミも少なく、地元に貢献することにもなり、自然の素材を選べば環境にも優しく安全です。 今は東京の端、国分寺市で築45年の古いお家を直しながら、夫と3人の子ども、猫2匹と暮らしています。 我が家の合い言葉は、「やってみよう」 自宅を開放した小さな造形教室「ゆずの木アトリエ」で、描き、作る楽しさをお伝えしています。 このコラムでは、草木、布、紙など身近な素材や材料、道具からできる、気軽な暮らしの手仕事をご紹介したいと思っています。 我が家の定番から、アトリエで楽しんでいる工作も。 読んで下さった方の暮らしが少しだけ楽しくなったらうれしいなぁと思っています。   (第2のアトリエは台所)   さて、4月です。 色んな場所で新しい一年がスタートする季節。 私はといえば、今年度からアトリエの新しいクラスが始まったり、こうしてコラムの連載のお話をいただいたり、わくわくの4月です。 春の明るい気分をファッションにも、足下の靴下に絵を描きました。  作り方もご紹介しますので是非描いてみてください♪     【作り方】手描きイラストの靴下 材料 ■靴下 ※素材はなんでも大丈夫です ※新品の場合は、糊を落とすため一度洗って乾かします 道具 ■布用絵の具、またはアクリル絵の具 ※アクリル絵の具を使う場合はファブリックメディウムがあれば尚可 ■筆■アイロン■新聞紙 描き方 1,靴下に一度当て布をしてアイロンをかけます。描きやすくなります。2,裏の布ににじむのを防ぐため、靴下の間に細く折った新聞紙を挟みます。    3,布用絵の具で好きな絵を描きます。 アクリル絵の具を使う場合、ファブリックメディウムを混ぜると、耐久性が増します。 厚塗りしすぎると乾いた後に固くなってしまうので、ドレッシングくらいの粘度で。...
    【暮らしの手入れ市】9月20日(日)21日(月)|2daysマルシェ・ワークショップ @石神井住宅公園
    【暮らしの手入れ市】9月20日(日)21日(月)|2daysマルシェ・ワークショップ @石神井住宅公園
    縮小開催と延期のお知らせ “暮らしの手入れ市”開催決定\入場無料&親子3世代で楽しめる/ クラシコサエル2度目のマルシェを東京都練馬区にある「石神井住宅公園」にて開催します。 テーマは「直して、また大切にする。」 ご家族やご友人を誘って、壊れてしまったおもちゃや手直ししたい木製品をもって、暮らしの手入れ市へ遊びに来てみませんか? 暮らしの手入れ市チラシ↑(クリックで拡大) 暮らしの手入れ市 \5つの見どころ/ 住宅展示場を会場に、暮らしにより近い空間を満喫しながら、大人もお子様もお楽しみいただける手入れサービスやお買いもの、キッチンカーグルメ、ワークショップを催します。 ①【手入れ】ものを長く使うための手入れを担う3店舗 ②【お買いもの】人にも環境にもやさしいものを選ぶ3店舗 ③【キッチンカー】スリランカ料理を楽しむ|バナナリーフカレーとライオンビールが味わえる ④【ワークショップ】暮らしを手入れする|木を削ってつくるバターナイフと、器を直す金継ぎ体験 ⑤【ご来場特典】先着40名様にナチュラルサイエンスより、ママ&キッズ モイストオリゴミルク ミニボトル20mlをプレゼント(条件あり) ※事前予約制、先着順商品などの最新情報はクラシコサエルのインスタグラムよりストーリーズにて随時更新いたします。 日時:9月20日(日)・21日(月)10:00〜15:30 場所:石神井住宅公園(〒177-0042 東京都練馬区下石神井1-8-4) ▼車でお越しの方新青梅街道から千川通りに入り、牛丼の吉野家の先左側。(田無方面から)目白通りから千川通りに入り、環八通りを越えてヨークマートの先右側。(練馬方面から)▼電車でお越しの方西武新宿線「井荻」「上井草」両駅から徒歩約10分。西武池袋線「石神井公園」駅から徒歩約20分。 ▼バスでお越しの方JR中央線「荻窪」駅北口より、西武バス「石神井公園駅行」(荻11)で「八成橋」下車。西武池袋線「石神井公園」駅南口より、西武バス「荻窪駅行」(荻11)で「八成橋」下車。 ①【手入れ】ものを長く使うための手入れを担う3店舗 左)金継ぎ暮らし(@kintsugikurashi)|器やグラス・天然石の金継ぎ 大切な器を使い続けてもらうため、東京で金継ぎ教室の開催しています。修理のご相談もお気軽に。 中)おもちゃのお医者さん|おもちゃ修理 壊れたおもちゃを、もう一度遊べるように。思い出の詰まったおもちゃを持って来てください。 右)K-デザイン工房 (@h_base_art)|木製品の修理・削り 木製品のリペア・販売を承ります。木と長く付き合う楽しさをお届けします。 ②【お買いもの】人にも環境にもやさしいものを選ぶ3店舗 左)焼き菓子Lulu (@yakigashi_lulu)|無添加焼き菓子 家族の笑顔をつなぐ、添加物を控えたやさしい焼き菓子。ほっと和むおやつ時間をどうぞ。 中)はかりうりのみせ Hoppë (@hoppe.hakariuri_no_mise)|量り売り  オーガニックや自然栽培の食材を20gから量り売り。プラごみ削減のため、容器をご持参くださいませ。 右)Noiré coffee (@noire_coffee.std)|コーヒー 厳選されたスペシャルティコーヒーを楽しめる、東長崎の小さなコーヒースタンド ロースター。 ③【キッチンカー】スリランカ料理を楽しむ|バナナリーフカレーとライオンビールが味わえる フロリダ亭(@floridatei_srilanka)|スリランカ料理・ライオンビール 南池袋の住宅街にある隠れ家スリランカ料理店『フロリダ亭』。名物「バナナリーフカレー」は、複数のカレーと副菜を包んだバナナの葉を開く瞬間のワクワク感がたまりません!...
    朝の冷製スープ<span class="blog_title_sub">〜ガスパチョとヴィシソワーズのレシピ〜</span>
    朝の冷製スープ〜ガスパチョとヴィシソワーズのレシピ〜
    連載:くらしつづりインスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 梅雨時から本格的な夏の到来の時期になると我が家で作りおきを始めるのが冷たいスープです。涼味としてはもちろん、暑さで食欲がない時、時間がない朝などに、のど越しの良い冷製スープは手を伸ばしやすく、最低限の水分や栄養を補ってくれます。特に恵みの雨とその合間の降りそそぐ太陽で元気に育った野菜を使ったスープは活力まで与えてくれるような気がします。 今回は、そんな冷たい野菜のスープの代表格、ガスパチョとヴィシソワーズ、2つの我が家のレシピをご紹介したいと思います。 あわせて読みたい 朝のガスパチョの作り方 フランスの料理学校で習ったものや、スペインで食べたガスパチョの多くは、濃度があり、野菜の青々しさや香味成分を強く感じる食べ応えのあるものでした。それはそれでとても美味しく、ワインにも合うような一皿でしたが、今回のレシピは、子どもに朝飲んでもらえるようにアレンジしたものです。 材料 ・トマト 熟したもの 300g・パプリカ  60g・きゅうり  60g・たまねぎ  60g・にんにく  1/2片・バゲット  20g・シェリーヴィネガー 小さじ2  (なければワインヴィネガー、酢を味をみながら加えてください)・オリーブオイル  大さじ3・塩  小さじ1/2・こしょう・クミン、パプリカ、チリなどのスパイス お好みで・細かく切った野菜 適宜 ※トマトの熟度によって、ヴィネガーの量を加減したり、砂糖をひとつまみ加えてください。 作り方 1. たまねぎは繊維を断つように薄くスライスして、バットなどにしばらく広げて辛味を飛ばす。 2. トマトは湯むきして、横半分に切り、スプーンで種とゼリー状の部分をかき出して、ざく切りにする。かき出したものはざるで濾して水分だけ取りおく。 3. パプリカは種と中わたを取る。きゅうりは縦半分に切って大きい種があれば取り除く。それぞれざく切りにする。 4. にんにくは包丁の腹で軽く潰す。パンは細かくちぎる。 5. 野菜とパンを全てボウルに入れ、塩を全体にまぶし、トマトの水分、シェリーヴィネガー、オリーブオイル、こしょうを加える。30分から一晩マリネする。 6. にんにくを取り出して、ミキサーやフードプロセッサーなどで液状にする。さらに細かいざるで裏濾す。味をみて、必要であれば塩を加える。またお好みでパウダー状のスパイスをふる。 7. 器に注ぎ、細かく切った野菜を散らしてオリーブオイルをかける。 【365】 完全天日塩 こだわりの細かめ粒子の塩 カートに追加 朝のヴィシソワーズの作り方 このレシピも朝食用にさらりとした飲み口になるようにしています。良く火を通したポロネギとたまねぎから旨味成分やコク、甘みが出るためブイヨンなどの出汁は加えず、素材そのものの味が分かるようなシンプルな味つけにしました。 材料 ・じゃがいも(メークイン) 正味300g・ポロネギ(白い部分)   200g ・たまねぎ  100g・バター   30g・塩     小さじ1・水     600㏄・牛乳    400㏄~・生クリーム 100㏄~・白こしょう ※ポロネギがなければ、味わいは少し変わりますが、千住ねぎや下仁田ねぎなどの太ねぎで代用できます。ポロネギよりも辛み成分と水分が多いので弱火でよく火を入れて飛ばすようにします。 ※牛乳と生クリームの量はお好みで加減してください。 作り方 1. ポロネギは縦半分に切り、良く洗って繊維を断つように薄切りにする。たまねぎも同じように切る。 2. じゃがいもは皮をむき、5~7㎜の輪切りにして水にさらす。 3. 鍋にバターを溶かし、ポロネギとたまねぎ、塩を入れ弱火で炒める。蓋をして、時々かき混ぜながら焼き色を付けないように火を入れる。...
    必要なものを自分の手でつくる(生活雑貨編)
    必要なものを自分の手でつくる(生活雑貨編)
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  二十数年前の島に移住したての頃、必要なものを自分の手でつくる暮らしが、まだまだ島に色濃く残っていました。 それぞれの家に田んぼがあり、お米はユイマールでみんなで協力して手植え手刈りで作っていましたし、普段食べる野菜は畑で、薬味などは家の周辺の小さなスペースで、お茶は近くに生えている野草や薬草を乾燥させて作っていました。 おばあやおじいの家にお邪魔すると、ガンシナーと呼ばれる鍋敷きや、アンツクという編みカゴ、稲藁で拵えたほうき、チガヤを編んだシンメー鍋の蓋、団扇がわりのクバ扇、竹で編まれたバーキというかご、ピーデで編んだ脱衣カゴなど、身の回りの生活の道具の多くが、自分たちの手で作られたものでした。 そんなおじいとおばあから、「身の回りの植物で、自分の暮らしに必要なものを、自分の手でつくる」ことを教えてもらった私は、必要なものがあった時に、すぐに買って済ますのではなく、身近な植物などを使って可能な限り自分の手で作ろうとするようになりました。 あわせて読みたい  前回は身の回りの植物などを用いて作ったバッグ類を紹介しました。今回は身近な植物を材料にして作った生活雑貨を紹介しようと思います。「必要なものを自分の手でつくる」時のヒントとなれば幸いです。 ✔︎ セイバンモロコシの箒  県道沿いや空き地、我が家の裏道にもびっしりと生えているセイバンモロコシ。道の草刈りのたびに伐採するのですが、南国の温暖な気候ゆえ、一年を通して刈っても刈ってもすぐに生えてきてしまいます。そのセイバンモロコシの穂の部分を取ってつくる箒。しなやかで使い勝手が良いので、何本も作っておいて、机の上、窓のサッシ、下駄箱などそれぞれの場所に置いて使い分け、傷んだら畑の土に還しています。 ✔︎ クバの団扇  クバの葉を切り取ってつくるクバ扇(クバオージ)と呼ばれるクバの葉の団扇。クバの葉の下葉を剪定した際には捨てずに取っておき、梅雨が明けて晴天続きになる時期に、雨戸の下敷きにして平べったく乾かしてつくっています。クバの若い葉でなく下の葉で作っており、硬くて丈夫なので、BBQの炭を起こすときや、たき火をする時にも重宝しています。 ✔︎ アダンパの眼鏡ケース  鋭い棘を持つアダンの葉は、道沿いで生い茂ると通行の際に棘でケガをしてしまうこともあるので、大きくなったものは定期的に伐採されます。そのアダンの葉をテープ状に拵えて編むと、さまざまな形のカゴとなるので、こちらのアダンの葉で眼鏡ケースを作って愛用しています。軽いのにクッション性があって中の眼鏡を守ってくれるので、旅行の時などにはこちらの眼鏡ケースに入れて持ち歩いています。 ✔︎ 月桃の茶漉し  島のあらゆるところで見られる月桃は、葉はお餅を包んで蒸したりする時に、実はお茶に、茎はかごを編んだりと、様々な用途で用いられています。その月桃の茎で茶漉しを作り、日々のお茶を淹れる際に使用しています。金属の茶漉しが苦手だったので、植物で作られたこの月桃の茶漉しを気に入って重宝しています。  かつての島の暮らしのように、というまでには至らないけれど、必要なものがあった時に、すぐに買って済まそうとするのではなく、自分の手で作れないかどうか考えてみて、できる限り「身の回りの植物で、自分の暮らしに必要なものを、自分の手でつくる」暮らしができたらいいなと思っています。 #植物と暮らし 7月の読みもの 7月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、8月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 6月 | 一覧 | 8月 ≫
    明かりで整える家時間<span class="blog_title_sub">〜暗さも愉しむ間接照明の使い方のアイデア〜</span>
    明かりで整える家時間〜暗さも愉しむ間接照明の使い方のアイデア〜
    りえ 連載:暮らし日和りえさん(@ri___wa12)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 天気の悪い日や梅雨時期には、何となく気持ちが下向きになってしまうことがあります。晴れていれば室内は明るく、明るければ電気をつける必要はないし、気持ちも明るく快適に過ごせます。でも、室内が暗い日だって気持ちよく過ごしたいという気持ちを諦めたくはありません。 そこで、「間接照明」という手を使って、家の中に小さい明かりを散りばめてみたら家を今よりもっとお気に入りの空間に仕立てられるのではないかと考えました。 ✔︎ わが家の間接照明は3つ 照明と一言で言っても、今やコンセント式のものから充電式まで種類は豊富です。それぞれ家の中のどこに置きたいかイメージしながら選んでみるといいかもしれません。吊り下げ式のライトは上から注がれる光を楽しめ、スタンド式であれば床置きか、棚の上に置くかなど場所によって光の高さを変える工夫ができます。また、充電式や電池式はコンセントを気にせず好きな場所に明かりをプラスできる手軽さが魅力です。 ちなみに、右端の白いライトは普段寝室用として使っているものです。「○○用」と場所を決めて購入してみたライを試しにいつもと違う場所に置いてみると、新しい使い道が見つかるかもしれません。手持ちの道具で家の中の雰囲気を変えられるのではとてもお得、ガッツポーズがでてしまいます。 ✔︎ 明かりを動かしてたのしむ 明るさを感じる場所というのは時間の経過で変わっていきます。家の中では特に、太陽の位置と反対の方角には光が入りづらいものです。暗さを感じる場所に照明を移動してみると、部屋の印象や気分は大きく変えることができそうです。 午前中の時間帯に暗さを感じる廊下収納にライトをセッティングしてみました。かご好きなので、お気に入りの道具が照明の力でいつもと違う雰囲気に見えます。手元が明るいので欲しい道具にもすぐに手が届きます。 東にある台所は午後にスイッチオン。手元がよく見え、あたたかい光に落ち着きます。 ✔︎ お気に入りを照らしてたのしむ 照らしたいものの近くに照明を置く楽しさもあります。美術館のスポットライトのようなイメージでしょうか。お気に入りの絵やポスターと組み合わせたり、棚の上のものに合せて光を当ててみたりと、見慣れていた家具や小物のちょっと違った雰囲気が楽しめます。 お気に入りの台所道具を照らして夕飯の下ごしらえを。 ビンやガラス物は明かりに反応して透明感や奥行きを感じるのでとても幻想的です。 いつもの読書や手帳時間にも雰囲気が出ます。また、植物の後ろに置くのもおすすめです。ふわっと背後からの光に包まれた植物の葉が幻想的に浮かび上がってきます。 何気なく水差しにしている大根の葉も陰影がついてインテリアの一部になるかも ✔︎ 明かり同士を繋げてたのしむ 複数の明かりを近くに置くと光に連動性が生まれます。もともと備わっている照明の近くに間接照明をセットしてみました。先ほども台所の写真を挙げてましたが、こちらでは換気扇についている備え付けライトもオンに。並んだ二つの光が広範囲に届くので作業するには十分な明るさです。 明かりを置く場所や置き方を工夫してみると、いつもの家具や見慣れた小物の雰囲気が変わって家の中で新しい楽しみや魅力を発見できるかもしれません。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。 #明かりと暮らし 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫
    帆立入りトロフィエ・アル・ペスト
    帆立入りトロフィエ・アル・ペスト
    連載:くらしつづりインスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(Instagram)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 梅雨の晴れ間の眩しいほどの太陽で庭の草木がぐんぐんと葉を広げ成長しています。 大きく育ったバジルを見ると作りたくなるのがトロフィエ・アル・ペスト。 トロフィエはイタリアのリグーリア州で古くから作られている手打ちのショートパスタです。擦るという言葉が名前の由来と言われていて、細く伸ばした生地を台に擦りつけながらねじって形を作ります。 そしてリグーリア州の州都ジェノバはバジルの産地として有名で、バジルを使ったペスト・ジェノベーゼ(バジルのペースト)の発祥の地でもあります。 あわせて読みたい 手打ちショートパスタのトロフィエ、それからじゃがいもといんげんを、ペスト・ジェノベーゼで和えたものがトロフィエ・アル・ペスト、この地の郷土料理です。 今回はこの伝統的な組み合わせに帆立を加えてごちそう感をアップさせた一皿をご紹介します。 まずはトロフィエとペスト・ジェノベーゼのそれぞれの作り方から。 【レシピ】トロフィエ|リグーリア伝統の自家製ショートパスタ 材料(2人分) ・準強力粉、または中力粉 100g・水 50cc・塩 ひとつまみ 作り方 1. 作業台に粉をドーナツ状になるように広げる。 中のくぼみに水を注ぎ塩を加え溶かす。さらに周りの粉を少しずつ混ぜ合わせる。 水分が流れ出ないぐらいになったら全体を合わせてスケッパーでまとめる。 2. 表面がなめらかになるまで5〜10分捏ねる。 3. ラップで包んで30分ほど休ませる。 4. 生地を4等分にして、直径1cmの太さまで細長く伸ばす。( 40cmぐらいの長さになる。)1cm幅に切り分け、転がして4cmの長さに伸ばす。 5. 手のひらを生地の右端に手刀の形で斜めにあて、台を擦るように左下にスライドさせてねじれを作る。(右手の場合) またはスケッパーやヘラなどで同じように形を作る。 6. 打ち粉(あればセモリナ粉)を振ったバットなどに並べる。 メモ ・粉について。写真のイタリア産のパスタ用の粉は輸入食材を多く扱うスーパーで購入しました。グルテン量が近い準強力粉や中力粉でも同じようにお作りいただけます。また細挽きのデュラムセモリナ粉を20〜50%加えると手離れが良くなり、歯切れの良い食感になります。 ・トロフィエの成形の仕方は検索するとプロの方の動画などが見つかりますのでご参考にしてください。   【レシピ】ペスト・ジェノベーゼ|香り高いバジルペースト 材料(2人分) ・バジルの葉 30g  茎は取り除く・松の実 15g・にんにく 1/2片・オリーブオイル 60cc・パルミジャーノ・レッジャーノ 30g すりおろす・塩 小さじ1/4 作り方 材料をかたいものから乳鉢ですり潰します。またはミキサーやフードプロセッサーでなめらかにします。 メモ このバジルのペースト、厳密にはジェノバ産のバジルを使ったものだけがペスト・アッラ・ジェノベーゼ、またはペスト・ジェノベーゼと名乗ることができ、一般的なバジルのペーストはペストと呼ばれています。多めに作って冷凍しておくと便利です。...
    かご収納を愉しむ暮らし
    かご収納を愉しむ暮らし
    りえ 連載:暮らし日和10/4からスタートの新連載♪クラシライター:りえさんのお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 はじめまして。今月から連載をさせていただくことになりました、りえと申します。 私は戸建ての築古賃貸に住んでいて、小学生三姉妹のお母さんをやっています。好きなことは、家の中の収納や家具をあれこれ動かして楽しむことです。それと、休日のお昼寝も好きな時間です。 ここでは、家族とともに一日を始め一日を終える家での時間を、心地いいものにしていきたいわが家の暮らしのかけらを少しずつ話していきたいと思っています。 どうぞよろしくお願い致します。   収納をあれこれ動かすのが好きと話しましたが、わが家の収納に欠かせないのが「かご」です。 改めて数えてみると、家の中には30以上のかごがありました。無印良品やニトリなどお店で購入したもの、職人さんが作った工芸品、祖母のお下がりなど素材や大きさ、色などさまざまなかごが集まっています。それぞれのかごが持つ独自の個性やかご特有の丸みあるフォルムは、どれもあたたかみがあっていくつあっても飽きません。 あわせて読みたい 《かごを楽しむ読みもの》 / かごのお手入れ / かごを使った秋のピクニックのアイデア / かごのリメイク / せっかく好きで集めたものなら目に見えるところに置いておきたい!と、収納用品として暮らしの中で積極的に取り入れることにしています。 廊下収納では、元々あった扉を外してかごを使った収納場所にしました。古紙、工具、母子手帳や子どもたちの貴重品、金継ぎ道具入れとしてそれぞれ使っています。 ご覧の通り、かごに入れるカテゴリーだけを決めたざっくり収納です。空間を細かく仕切って道具の住所作りに励んだときもありましたが、今は大雑把な収納の方が管理が気楽で長続きしそうだと思っています。 他には、和室の子どもゾーンでかごを使っています。ここには子どもたち個人のものを収納しています。3人それぞれのお絵かき道具やよく使うおもちゃなど。 薄手の羽織りものが必要なシーズンには、一人ひとりかごを作って入れる仕組みにしていました。(個人持ちのバトンもここに。朝の準備で忘れないように。) 台所では、かごにお気に入りの茶葉を入れて。口の広い手さげかごは、手が入りやすく中を見渡しやすいので欲しい袋がすぐに取り出せます。 編み目の大きいタイプのかごは、通気性がよく野菜のストックにちょうどいいです。片方には、実家からもらっているじゃがいもを入れています。持ち手つきのタイプは持ち運びしやすいので、かごを腕に下げて野菜を買いに産直に行くこともあります。 かごは手入れが大変ではないですか?とInstagramの方で質問いただくことがありましたが、クラシライター:なこさんの記事でもまとめられているように、それほど大変だと感じたことはありません。 私は、梅雨の前に風に当てて湿気を取り、埃っぽいときはたまにブラシで払うくらいです。この間、学校で作ったスライムが次女のかごの中でカピカピになって見つかる事件がありましたが(2度目)、内側外側とたわしでこすって水洗いするときれいに取れました。 自己責任の範囲で洗っていますが、今のところかごってとても頑丈です。見た目よしざっくり収納よしでタフさもあるかごたち。お手入れをしながら、これからも長く付き合っていきたいと思っています。みなさんも様々な場所で使えるかご収納で、使いやすく見た目にもあたたかい収納をしてみませんか。 最後までお付き合いくださりありがとうございました。   10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫  
    自分のための家事貯金。これさえあれば!の安心調味料。
    自分のための家事貯金。これさえあれば!の安心調味料。
    川上 琴美 連載:四角いおうちの暮らしごと日記。クラシライター:川上琴美さんの衣食住、好きなものに囲まれた日々の暮らしをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 食べたもので心と身体ができている。 子どもができて初めて”食”に気を使うようになりました。やたらと”無添加”や”無農薬”、そんなワードを気にするようになり、気にしすぎていつしかそのワードに振り回されて自分勝手に疲弊した時期もあったり。。笑 今ではただただ『楽しいからやっている』その気持ちの余裕が持てる範囲のことしか暮らしに取り入れないのがマイルール。しかしながら、手を抜き気を抜いてばかりいるとついつい添加物ばかりの食生活に。。さらに、その代償に身体は絶不調になり何もかもが悪循環。。お料理をすることは好きなのに、毎日のこととなるとキッチンに立つのがしんどくなる日も当たり前にあります。添加物の恐ろしさは鳥肌が立つほどにわかってはいるものの、忙しすぎる我々現代人には食品添加物は切っても切れない存在なんだなと思い知らされる場面ばかりです。 程良い塩梅がなかなか難しく、今の私は、”程々に気にしていきましょう”というテンションに落ち着いています。ほんのちょっと意識してみるだけでいいや。という感じに。 身体にやさしいものを食べさせたいし、食べたい。 その想いだけは常に根底にあり、ゆるっと取り入れられることだけを続けよう。 前回綴った手造りお味噌もそのひとつ。これさえあれば!と、日々の食卓を支えてくれている心強い存在に助けられています。 そして今回は、先日のお味噌仕込みで半端に余ってしまった米麹を忘れないうちに使い切ってしまいたくて、お味噌作りの延長で玉ねぎ麹と塩麹を仕込みました。これは驚くほどに手軽で簡単!ただ材料を混ぜ合わせるだけで、玉ねぎ麹は洋風だしに、塩麹はお塩の代わりに。漬け込むだけでお肉やお魚が柔らかくなる。パスタやスープ、炒め物に煮物、なんでも使えます。日々のお料理に欠かせない万能調味料になり感激です。   【レシピ】玉ねぎ麹と塩麹|無添加の万能調味料 材料 <玉ねぎ麹>・微塵切りした玉ねぎ300g・米麹100g・塩30g <塩麹>・米麹100g・塩35g・水 適量(瓶の中の麹と塩が浸かる程の水) step1 瓶を煮沸消毒しておきます。 step2 材料を瓶に計り入れます。 step3 スプーンで混ぜ合わせます。 1日1回スプーンでかき混ぜて、5〜10日ほど常温でねかせてじっくり発酵させます。 麹が柔らかくトロッとしてきた頃に冷蔵庫で保管。 ※塩麹は、翌日米麹が水を吸ってしまうため、米麹全体がひたひたになるまで水を足します。 冷蔵庫で数ヶ月は持つとのことで、余裕のある時に自分のための家事貯金として作り置きしています。 そして、瓶に詰められた姿ってなんともいえない愛おしさ。 発酵中の日々変化する瓶の中の様子を見続けると、愛着も増し増しですよ。   無添加な調味料を暮らしに取り入れてみる。自分で作る作り置き調味料に加えて、普段の買い物での調味料選びも意識をほんの少しだけ変えてみています。 無添加のものは多少値が張ったとしても、そこにはきちんと理由があると思っていて。質の良さに共感できる本物の調味料には惜しまず投資したい。 クラシコサエルでもオリジナル無添加調味料ブランド『365』がデビューし、早速我が家の愛用調味料の仲間入りしました!無添加ですから余計なものは一切入ってなく、安心安全で美味しくて。味はもちろんのこと見た目の品の良さは食卓に並んでいても様になりますし、ちょっとした手土産や贈り物にも持っていきたい◎ 我が家では、おでんに餃子に蒸し野菜や炒め物、、いつものご飯にちょっと添えるだけで劇的においしくなって、大活躍です。 これさえあれば!のとっておきの安心調味料を家事貯金として揃えておけば、ヘトヘトに疲れて動けない日でもなんとか乗り越えられると思うんです。 無理せず楽しみながらゆるりといきましょうね。  
    「中里家、米麹を作る」の巻
    「中里家、米麹を作る」の巻
    中里早紀子 連載:里山暮らし日々是好日クラシライター:中里早紀子さんが自然や季節とともに移ろう田舎での里山暮らしの中で見つけたものたちをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 皆さま、こんにちは。梅雨明け宣言も出始め、夏本番の蒸し暑さとなってきましたね。畑も尋常ではない暑さで、野菜も私たちも油断すると一気に溶けてしまいそうです。そんな夏の体調管理に欠かせない中里家の定番は「甘酒」。冷たいものを取りすぎないようにと気をつける時期でもあるのですが、これだけはきーんと冷やしておやつ代わりにいただきます。 甘酒自体は、米麹に、炊いた米(冷やご飯でもOK)と水を加え、ヨーグルトメーカーで簡単に作ることができます。 この材料となる「米麹」を、例年はご近所で200年ほど続く麹屋さんで買わせていただくのですが、今年は「米麹」を手作りしてみることに。 ちなみに、こちらの麹屋さんには味噌作り、醤油麹&塩麹作り、、などなど、ありとあらゆる中里家の麹生活で大変お世話になっているのです。(そんな歴史ある麹屋さんがご近所にある有り難さよ...。) 米麹作り、実は去年もチャレンジしたのですが、どうもうまくいかず再チャレンジの夏なのでございます。 いざ!!   中里家の米麹作り ① まずは、お米を洗い10時間浸水 余談ですが、こちらは去年うちで栽培・収穫をしたお米。手前味噌ですが、本当に美味しい!仲間と共に初夏に手植え、夏の間に手で除草をし、秋に手刈り、稲架(はざ)かけ、脱穀、唐箕(とうみ)がけ、をした愛おしいお米なのです。愛着のある分、美味しさも100倍ってことですね。農薬や化学肥料は使っておらず、自分たちで食べる分だけを栽培しています。(米作りはまだまだひよっこで、今年の作付け分は早くも問題に直面しております、汗) ② その後ざるにあげ2-3時間しっかり水を切り、蒸し器で1時間蒸します ③ 人肌より少し熱いくらいの温度に冷ましたら麹菌(種麹)を3、4回に分けて振り入れながら軽く混ぜ合わせます ④ 布巾で包み、その上からタオルでふんわり包み保温発酵器へ ⑤ ここからは温度と時間を設定して、発酵させていきます まずは、35度で22時間次は30度で5時間もう一度30度で、今度は6時間最後に30度で13時間ほど.... 各温度・時間設定のインターバルには米をほぐすように軽く混ぜ合わせ、また布巾とタオルでふんわりと包み発酵器へ戻します。 途中経過はこんな感じ。米の周りが菌糸で見た目がふかふかしてきたのが分かります。菌のもつ力って不思議ですね。 ⑥ 最後の発酵を終えると無事に完成です! 完成したら冷蔵庫で保存。なるべく早めに使い切りたいところですが、冷蔵庫で1−2週間ほど保存しています。   家庭で作る「米麹」は量も限られているので、甘酒、醤油麹、塩麹など少量でもアレンジしやすいものに活用をしています。米麹が違うとそれぞれ出来上がりの味も全く異なるのでとっても面白いですよ。一番分かりやすいのは「甘酒」。いつだったか、全然甘くない甘酒が出来上がり凹んだこともありました。 こちらは我が家の「甘酒」。飲むのも良いですがヨーグルトのように食べることが多いです。 こちらは塩麹と醤油麹。塩麹はできあがったものに軽くブレンダーをかけて滑らかにしてあります。醤油麹は粒がしっかり残っています。炒め物や煮物、グリル前の下味用、スープ、ドレッシング作りなどなどに。活用方法はとってもたくさん!本当に重宝しています。 野菜もお米もそうですが、米麹も時間と共にじわじわと育っていく感じが何とも愛おしいのです。そして菌や発酵の世界はやっぱり不思議で奥深い!菌の種類とえさ(米、大豆、小麦など)の違いによっていろんなものが生み出せる。普段目に見えない菌たちが働き、美味しいものへと変化していく。これってすごいことじゃないですか?醤油や味噌、(法律上家庭では作れないけど)お酒やみりんもそう。菌がいてくれれば、調味料も自給できちゃう!!という面白さが中里家のモチベーションです。米、大豆、小麦作りが大変なんですけどね....笑。 毎日の食を、そして暮らしを作っていく、まさに「クラシコサエル」!   7月の読みもの 7月の食に関すること(レシピ付き記事も)、7月の過ごし方のアイデアや8月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    潮風薫る初夏の里山
    潮風薫る初夏の里山
    中里早紀子 連載:里山暮らし日々是好日クラシライター:中里早紀子さんが自然や季節とともに移ろう田舎での里山暮らしの中で見つけたものたちをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 GWを過ぎると高知では日差しがグッと強くなり、急に夏感が増してきます。田んぼに映る太陽の光も眩しく、山の新緑と田んぼの緑が日に日に濃くなっていくのが分かります。 里山の緑も美しいのですが、目の前に広がる太平洋の青もとっても美しい季節なのです。こちらも太陽の光を浴びてキラキラと輝き、青のグラデーションも毎日変化をしていて、7年住んだ今でも見飽きることはありません。畑仕事がなければ1日ぼーっと眺めていられるくらい。 ✔︎ 初夏の海辺に現れる「ひじき」 そんな海にこの時期波打ち際にわさわさ生えているのは、なんと「ひじき」!2年ほど前までは全く気付かず(というか知らず)ひじきだと分かったときには大興奮をしたことを覚えています。確かに、パックに入って売られている乾燥ひじきは知っているけど、どんな風になっているかは知らなかったのです。 というわけで、今回は「ひじき」が我が家の食卓に上がるまでの話し。 ✔︎ ひじき採りの鍵は「潮」と「暦」 岩場の波打ち際をよく観察していると、2月頃に岩肌に小さなひじきがくっついているのがわかるのです。それがぐんぐん成長して4〜5月には大きなひじきに成長し、収穫できるというわけです。(一般的には小さい方が美味しいとされているらしく、国内での収穫は早いところでは2〜3月に行われるようです) わたしの中での一番のポイントは、暦チェック!え!?そんなことが重要なの?と思われるかも知れませんが、波打ち際での潮位はとっても大事。干満の差が小さいとき、つまり干潮でも潮位が高いとひじきにはたどり着けないのです。 3月頃から月齢とタイドグラフを見て、大潮(潮の動きが大きい時で干満の差が一番大きいタイミング)の干潮時間を確認!ふむふむ、ランチタイムにマイナス3cmとか最高じゃないですかと、カレンダーに丸をつけてその日を待ちます。 日にちが近づいてくると、続いてはお天気チェック!ひじきは、採ったあとに湯がいて天日で干す作業があるので数日は晴れて欲しいところ。 そして、大潮とお天気がバッチリ合うタイミングで、いざ!海へ!サーファー横目に採集スタートです。 ✔︎ 潮が引いたらひじき採集、茹でて干したらお馴染みのひじきに変身 採集自体はとっても簡単。潮が引いた岩場にびっしりとくっついているので、根元を残してチョキチョキと鋏でカット。ほんの10分ほどで持ってきたカゴは山盛りになります。本当はこのままのんびりゆっくり海辺散歩でもしたいところですが畑仕事もあるので、早々に退散。 あとは古釘を入れた大釜で1時間ほど茹で、天日でしっかり乾燥するまで干すだけ。大釜に入れたひじきはさっと鮮やかな緑色に、1時間も経つと茶色くなり、干すと真っ黒なあのひじきになるのです。 ✔︎ 中里家流・ひじきご飯と里山の味 荒波に揉まれ大きくなったひじきたち。美味しくないわけがありません。煮物も美味しいけど、手軽に楽しめる中里家の定番は「ひじきご飯」。ひじきの風味を楽しみたいので、味付けはなし!(潔く!)お茶碗によそってから、お好みで自家製塩をふりかけていただきます。今回はちょっと体調が悪いため、おかゆにて。ご飯は昨年初めて自分たちで育てたもの、梅干しも昨年漬けたもの。ほっと心に沁み渡る美味しさです。 ✔︎ 自然と共にある暮らしから見えてくるもの ふと思うこと。 里山で暮らしていると、お天気はもちろんですが、潮の干満や月の満ち欠け、太陽の動く位置や日の長さ、風の向きなど、あらゆる自然の要素を気にかけて過ごすことがとっても多くなります。これらは暮らしに直結してくる大切な要素。今はスマホ片手に何でも検索できてしまう時代、そんなものがなかった時代の昔の人は感覚を研ぎ澄まし、知恵や考える力を身につけ、もっと自然と対峙しながら生きていたんだろうなぁ。 ひじき採りを通して、そんなことを思い、色々と考えさせられた初夏でした。 #初夏を楽しむ / #ひじき(3〜5月) 5月の読みもの 5月の食に関すること(レシピ付き記事も)、5月の過ごし方のアイデアや6月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら
    水栽培を楽しむ〜vol.6:来シーズンの準備を〜
    水栽培を楽しむ〜vol.6:来シーズンの準備を〜
    なこ 連載:季節と暮らす12か月の飾らない飾り家が大好きなクラシライター:なこさん(Instagram)の、季節のお飾りと暮らしの雑記をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 1月は往ぬる、2月は逃げる、3月は去る…と、昨年の3月の読みものでも書いていたわたし。今年の2月は閏年で1日多かったにもかかわらず、「え、2月?ありましたっけ⁉︎」と言いたくなるほどの早さでした。 そうこうしているうちに、もうすぐひな祭り、そして新年度もすぐそこですね。 さて、ヒヤシンスの水栽培1年、昨年度の経験から学んだアドバイスも含め今年度10月から毎月ひと記事書かせていただいていた球根の水栽培のことについては、今月でシリーズ最後となりました。  ・vol.1;基礎知識・球根選びについて ・vol.2;花瓶選びについて ・vol.3;水栽培開始について ・vol.4;開花前まで ・vol.5:花を楽しむ 今年度はヒヤシンスに加えてムスカリも育てています。今回は花が終わってからの来シーズンの準備までのことをまとめました。   前回の読みものでも書きましたが、花をできるだけ長く楽しむコツは、咲き終わってしおれた“花がら”を摘んであげること。(もっと詳しく知りたい▷vol.5:花を楽しむへ) 花茎ごと切り取ると雑菌が入って腐りやすいとの理由で、花がらを摘むだけ、を推奨する意見をちらほら見かけたため、今年は花茎は切らずに花がらだけを摘んでみました。上のヒヤシンスの葉っぱの間からシュッと伸びているのが花茎です。 次男が花を近づけている紫のヒヤシンスは、二番花。(二番花を上手に楽しむには一番花の花茎は切ったほうが良いようです。)すべての花が咲き終わって枯れてきたら、さあ、来シーズンの準備です。 咲き終えてすぐ?来シーズンの準備…?とハテナがたくさん浮かんだ方も多いかと思いますが、球根は、水栽培で花を終えた後に土に植えておくと、まれに来シーズンに花を咲かせることがあるそう。 △花茎あるまま植え付け→花茎をカット 大まかな手順を調べると、一般的には花茎を根本からカットする→植え付けるなのですが、花茎をここまで残しておいた理由が“切り口から雑菌が入って腐りやすい”だったので、わたしは先に植え付けてから花茎をカットする手順にしてみました。子どもも一緒に手伝ってくれましたし、花茎をカットした後に植え付けだと雑菌が入りやすそうに思えたためです。 植え付ける穴の深さは、球根が隠れて葉の根元見えるくらいが目安です。 大切なこと。植え付けた後、カットするのは花茎のみです。 葉は球根を成長させるために必要な部分なので、残します。あとは日によく当てて、土が乾いたらたっぷりと水を、ときどき肥料をあげればOK。 葉は次の5~6月頃に自然に黄色く枯れたら梅雨前には掘り起こし、土を落としたら日陰で1週間ぐらい乾燥させ、その後は春化処理のため冷暗所においておきます。(冷蔵庫の野菜室内がおすすめ!詳しくは▷vol.1;基礎知識・球根選びについて) そして秋植えの時期に植え込みをすると、うまくいけばまた芽が出てお花を楽しめるそうです。(翌年も水栽培、は球根の栄養がじゅうぶんではないため、難しいみたい。) 今年はヒヤシンスのみ来シーズンの準備をしました。ムスカリも同じ方法で来シーズンを楽しめる可能性もあるようですが、球根が小さくヒヤシンスのように栄養をたっぷり蓄えられる品種ではないため、やや難しいようです。 今年は葉が出てからあまり日に当てなさすぎたので、少々ムスカリのお花の元気がなかったのが反省点でした。 2度目の球根を成長させるための準備をしたり、反省点を生かしたり。来シーズンも楽しみですね! 水栽培を楽しんだのは、こんな感じのわが家。手ぬぐいを始め、季節のお飾りは買い替えるつもりはなく、ずっと使えるものを選んでいるので、変わり映えがしないかな、と、今年度は季節のお飾りについては縮小してお届けしています♪ 3月のひな祭りのお飾り詳細は昨年の記事をご参照ください。  季節のお飾りのひとつに、手ぬぐい飾りはいかがでしょう   手ぬぐいは額装がおすすめです♪ 「どうして額装が良いの?」→こちらの記事へ 「どうやって額装するの?」→こちらの記事へ   3月の読みもの 3月の食に関すること(レシピ付き記事も)、3月の過ごし方のアイデアや4月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    塩麹で作る夏の浅漬け<span class="blog_title_sub">〜旬の夏野菜を味わう簡単レシピ〜</span>
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    えみ 連載:季(とき)を味わう台所クラシライター:えみさん(@kuche_foodworks)より、移ろう季節の気配を感じながら、旬の食材を楽しむレシピやアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 梅雨が明け、いよいよ産直の棚に夏野菜が並び始めました。買わなくても、家庭菜園をされている方からいただいて、冷蔵庫がパンパンになることも。うれしい悲鳴ですね。 今回は、そんな夏野菜を塩麹に漬け込み、香りを楽しむ三種の浅漬けをご紹介します。きゅうり、なす、白瓜……。切って漬け込むだけの簡単な浅漬けですが、ひんやりとした一皿があるだけで、暑い日の食卓に少し涼を感じる気がします。 あわせて読みたい 生姜香る、夏野菜の塩麹漬けの作り方 生姜の爽やかな香りが立ち、暑さで少し疲れた身体にも、すっとなじむ味わいです。なすやきゅうりは安定の美味しさですが、みょうがやセロリは鼻からすぅっと香りが抜け、パプリカはほんのりとした甘みも感じられます。これからの季節コリンキーもとてもおすすめで、それぞれに違ったおいしさがあり、つい箸が伸びてしまいます。 材料 ・きゅうり、なす、セロリ、みょうが、パプリカなど …… お好みの量・塩麹 …… 大さじ2・千切り生姜 …… 15g ※塩麹と生姜の量は、漬ける野菜の量に合わせて加減してください。 作り方 1. きゅうりやなすはヘタを切り、皮を縞模様になるようにむく。なすは縦半分に切る。 (※なすは変色しやすいため、切ったらすぐに塩麹へ漬けてください。) セロリは筋を取り、みょうがは縦半分に切る。 パプリカはワタを取り、皮目に隠し包丁を入れて味をなじみやすくする。 2. 野菜と塩麹、生姜をジップ付き袋に入れてなじませ、空気を抜いて冷蔵庫で1日〜置く。 3. 好みの塩加減になったら、塩麹を軽く拭って食べやすい大きさに切る。生姜もぜひ一緒にお召し上がりください。 【365】 完全天日塩 太陽と職人の力の結晶 カートに追加 なすの塩麹からし漬けの作り方 ツンと鼻に抜ける爽やかなからしの香りが心地よく、ご飯にもよく合います。 材料 ・なす …… 2本(約200g)・塩麹 …… 大さじ2・酢 …… 大さじ1・粉からし …… 小さじ2・きび砂糖 …… 小さじ1 作り方 1. 粉からしは同量のぬるま湯(40〜50℃くらい)で溶き、5分ほど置く。(混ぜたあとにラップをして待つと、辛味がより引き立ちます。)...