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    【全国調味料名鑑】山梨県:ビミサン
    【全国調味料名鑑】山梨県:ビミサン
    クラシコサエルのバトン企画【私のイチオシ!全国調味料名鑑】お料理にこだわりのあるバトンメンバーさんたちが大集合♫あなたの出身県、在住県や気になるあの都道府県はどなたが記事を書いて、どんな調味料がピックアップされるでしょうか? 今回はKeiさん(@sankakuflaskk)が愛用されている、山梨県:ビミサンのおはなしです♪ Kei(@sankakuflaskk) 実家の父を見守りながらマイペースに暮らすパート主婦です。夫は単身赴任中。一人娘も一人暮らしの新社会人。皆で揃って食べるご飯の時間を大切にしています。また、転勤族として約10年地元を離れたことによって気づいた地元の良さを楽しんでいます。 ① イチオシ調味料とのストーリー 「ビミサン」とは、1964年から現在も発売されている濃厚だしつゆのことで、「美味しさ」を「 讃える」という想いで名付けられたそうです。今では色々なだしつゆが販売されていますが、約60年前に誕生したビミサンは、だしつゆ界の先駆け商品だったと思われます。地元を中心に長年愛され、業界を引っ張ってきたビミサンとは、どんな商品なのか気になり、ワクワクしながらスーパーに買いに行きました。 ② イチオシ調味料のお気に入りポイント 1つ目は、甘さが控えめなところです。私はよく煮物の最後の味付けに「ビミサン」を使っています。ぼんやりした味がしまって美味しさが倍増します。また、他の調味料と馴染むため、使い勝手がよく、色々な味を楽しめます。2つ目は、パッケージの可愛さです。イメージキャラクターは、絵本モチモチの木の切り絵作家・滝平二郎先生の切り絵の女性で、とてもチャーミングなのです。 ③ イチオシ調味料を使った簡単レシピ ■ 簡単鶏ハム ■ 材料 : 鶏胸肉              1枚           ●ビミサン       80cc           ●酢                   20cc   ...
    新聞切り絵の楽しみ
    新聞切り絵の楽しみ
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さんより、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  新春の候、健やかに新年をお迎えのことと存じます。昨年は、月に一度の連載、「くらしの図工室」にお付き合いくださりありがとうございました。日々が過ぎるのはあっという間ですが、ふと目に留まる景色や足元の草から季節や力強さや美しさを感じ、人間も季節の中で生かされている生き物なのだと感じています。今年もささやかながら、草木や身近なものと造形する楽しみを、皆様とご一緒できましたらうれしいです。  1月の庭は、常緑樹と低温に耐える少しの草を残して、すっかり静かな落ち着いた様子になりました。 立ち枯れた枝や、茶色くアンティークのようになったアナベルの花がらがポツンと残っているのも悪くないと思っています。この記事が掲載されるのは、ちょうど小寒、寒さが厳しくなっていく時期です。外はきゅっと身を縮めたくなる寒さですが、子供も大人も家でできる、楽しい遊びをご紹介します。   【作り方】新聞切り絵|家で気軽にできる楽しい遊び 使うのは新聞紙、のり、はさみ、これだけです。材料をあらためて用意しなくても、思いついたときにできますよ。 材料 ・新聞紙(特にカラー部分)無ければ雑誌や広告でも 道具 ・はさみ・のり 作り方 1,新聞紙を色別に切り分けておく 2,ポストカードなどに、はさみやカッターで自由な形に切って貼ります 手でちぎってもいいですなんとこれだけです! こちらの画像は、はさみで切ったもの、手でちぎったもの、カッターで切ったもの同じ木のモチーフですが、表情が違って面白いです。 アイディア〇モノトーンの新聞紙に水彩絵の具を塗って染めておく〇重ねて切ると、同じ形がたくさん切れる   新聞切り絵の面白さは、新聞紙という、普段から見慣れた本来読むための紙を、色紙として、また画材として捉えるところです。最初は新聞紙に見えていた紙が、ある時から色として見えてきます。毎日掲載されている天気図なんかは、ポップなかわいらしい模様に見えます。出来上がった切り絵を見た人は、ぱっと見ると絵のように見えるのですが、よく見ると新聞紙を使っていると気付きます。そうすると頭の中で、新聞紙なのか、絵なのか一時混乱するような気分になって、それでもやっぱり絵としての意外性やユーモアを感じます。頭をやわらかくして、ぜひ楽しんでください。 今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。   1月の読みもの 1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 12月 | 一覧 | 2月 ≫  
    アダンのおはなし
    アダンのおはなし
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさんより、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  島の至る所に生えているアダンは、鋭い棘のある長い葉に覆われています。アダンの実は熟すとオレンジ色になり、パイナップルそっくりに見えますが、アダンの実がアダンの木にぶら下がるように実るのに対し、パイナップルの実は真っ直ぐな茎の上の方に実るため、実り方は全然違います。けれどもそんなアダンの実のよく熟したひとかけらをポロリと外し、根元の方を口に含むとほんのりと甘いのです。  私の暮らす村では、例年10月頃に (旧暦で決められるため、毎年日取りは異なりますが)、国の無形文化遺産に指定されている、節(シチ)という祭が執り行われます。  その節祭の時、女性は白いカカンを履き、濃紺のスディナを身に纏い、カンプーに結った髪に銀のジーファーを差し、アダンの葉で編んで作ったアダンパ草履を履きます。  節祭で履くためのアダンパ草履は、アダンの葉から作ります。今年は久しぶりに、内地から娘が帰ってきて節祭に参加することになったため、アダンパ草履は、自分の分と娘の分との二足が必要です。  手袋を二重にはめて、手に棘が刺さらないように気をつけながら、アダンの葉を採取します。こんなに鋭い棘に覆われているのは、アダンが自身の身を守るためです。その葉を頂くわけですから、痛いなどと言っているわけにはいきません。「節祭で履く草履を作りたいので、必要なだけ刈らせてください。決して無駄にはしません。」そう心で語りかけ、お願いしながら、丁寧に採取していきます。  採取したアダンの葉は、カッターで棘を落として細いテープ状にし、大きな鍋でグツグツと煮ます。湯掻いたアダンの葉は乾かして、丸まらないように鞣し、鞣したテープ状のアダンの葉は、使いやすいように小分けにして巻いておきます。同時に月桃の繊維で、草履の芯の部分の縄にするための太めの縄を綯っておきます。  テープ状のアダンの葉と月桃の太縄の準備ができたら、いよいよ編み始めます。編み方自体はワラ草履とほぼ同じなのですが、薄いテープ状のアダンの葉を、重ねるように編んでゆくため、ワラ草履のようにはいかず、少しずつ少しずつ形になっていくので、完成までにはかなりの時間がかかります。  節祭に間に合うように、娘と自分の分のアダンパ草履を編み上げ、手作りのアダンパ草履を履いて、節祭のアンガー踊りを奉納することができ、今年も無事にユークイ(世乞い)を迎えることができました。 島の植物であるアダンの葉を用いて草履を作り、作ったその草履を履いて、祭りに参加する。暮らしの中に手仕事が当たり前のようにあり、当たり前のように手技が継承される、そんな島の暮らしは、なんて豊かな暮らしなのだろう、と心から誇りに思います。
    金柑のシロップ煮<span class="blog_title_sub">〜基本の簡単レシピとチョコレートがけアレンジ〜</span>
    金柑のシロップ煮〜基本の簡単レシピとチョコレートがけアレンジ〜
    連載:くらしつづりインスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 冬の間、寂しくなる我が家の庭に唯一彩りを与えてくれるのが黄金色の可愛らしい実をつけた金柑の木。 金柑は皮ごと生で食べられる柑橘で、果皮には甘さとほのかな苦味、果肉には酸味があり爽やかな味わいです。 生食の他に、砂糖で煮た甘露煮やコンポート、ジャムなどがポピュラーです。丸のまま煮た金柑は、そのつややかに輝く色と形、そして金のつく名前から富の象徴とされ、おせち料理の一品としても好まれています。 あわせて読みたい 今回は冬に最盛期を迎える金柑を使ったシロップ煮と、それをアレンジして作る金柑のチョコレートがけをご紹介します。 【レシピ】金柑のシロップ煮|基本の簡単な作り方 材料 ・金柑     2パック(450〜500g)・グラニュー糖 金柑の重さの半量・水      グラニュー糖と同量 作り方 1. 金柑は楊枝でへたを取り、縦に1cmぐらいの間隔で包丁目を入れる。  切り目の間から竹串で種を取り出す。  味見して苦味が強ければ、1度茹でこぼす。 2.金柑が隙間なく並べられるお鍋に砂糖と水を入れ煮溶かす。金柑を入れ、シロップがひたひたになるように、必要であれば水を加える。 紙蓋をかぶせて弱火で柔らかくなるまで8~10分静かに煮る。  そのまま冷まして味を含ませる。 < メモ > ・種を取る時には金柑が潰れたり、切り目が裂けないように、手数をあまりかけ過ぎないように心掛けています。 ・煮沸消毒した瓶で密閉保存しておけば日持ちがするので、おせちに使う時には早めに用意しておくと便利です。 ・残ったシロップは炭酸やお湯で割ると美味しくいただけます。 【レシピ】金柑のチョコレートがけ|果実感を楽しむシンプルなアレンジ フランスで出会った、金柑のコンフィをチョコレートでコーティングしたお菓子のアレンジです。チョコレートはテンパリングすると、かたくつやのある仕上がりになります。ご家庭で楽しまれるのであれば、湯煎したチョコレートをそのまま使っても構いません。 材料 ・金柑のシロップ煮  12〜15個・製菓用チョコレート 100g 作り方 1. 一晩置いた金柑のシロップ煮を温める。ざるにあげて水分を切る。 2. クッキングペーパーを敷いた天板に網をのせて、金柑を並べる。  100℃に予熱したオーブンで60〜90分加熱して水分を飛ばす。 表面が乾いて、手で触ってもベタベタしていなければOK。そのまま冷ます。 3. チョコレートを刻んで、ボウルに入れる。 50〜60℃のお湯にボウルの底をつけてゴムベラでよく混ぜながらチョコレートを溶かす。 かたくつやのある仕上がりを目指す場合は、テンパリングを行う。(チョコレートがなめらかになり50℃に達したら、ボウルを冷水に当て、絶えずかき混ぜながら冷ます。28℃まで冷めたら、再び32℃になるまで湯煎にかける。) 4.金柑をチョコレートに浸して、コーティングする。チョコレートをよく切ってからクッキングペーパーの上に並べ乾かす。 < メモ > 今回のチョコレートがけは、金柑の果肉がコンフィほど乾いていないため、ジューシーな果実味が楽しめますが日持ちはしません。冷蔵庫で保管してください。 金柑はビタミンCが豊富で、風邪予防や美容効果も期待できると言われています。この冬、ぜひお試しいただければ嬉しいです。...
    【暮らしをコサエル台所】eps.32 家事貯金研究家 leafさん
    【暮らしをコサエル台所】eps.32 家事貯金研究家 leafさん
    Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】今回は総勢50名でバトンを繋ぎます! 32人目は家事貯金研究家 leafさん(@leaf_asch)です。 ① 台所作りのこだわり \1歩も動かず流れ作業が出来る時短コックピット/コンパクトだけど最速最短の動線で作業出来る調理のコックピットキッチンを目指しました。実際はコンロの前に立ち両脇後ろの引き出しも全て開けっ放しで調理したりしています。調理や片付けの動線に合わせて最短で全て手に取れる配置を考えに考え抜いた収納。10年経ってもお友達に「使い勝手がいいキッチンだね」と褒めてもらえます♪ ② 台所にいる時間のマイルール \せめて1日の終わりだけは全てリセット/お料理は好きな方だけど、疲れていたり、忙しかったり、調子が悪い日は台所が1日片付かない日もあります。だけど、マイルールでどんなに疲れていても1日の最後だけは台所の流しの上をリセット、流しのステンレス天板と換気扇の外回りの拭き掃除だけはすると決めています。5分あれば実行出来ますよ!翌朝のスタートがそれだけで全く変わります。 ③ お気に入りの器や調理器具 \使うたびに愛着が増す道具/日々家事時間に追われ時短調理が中心になっているけど、念願の銅の卵焼き器を使いだしてからは逆に「美しい玉子焼きを作りたい」と自然に思うようになり、玉子焼きだけは丁寧に作業するようになりました。シンプルなお料理だけど、玉子焼きが美しく焼けるだけで気分も上がります。使うたびに愛着が増す大好きな道具です。 ④ ささっと作れる箸休め \作り置きついでにさっと一工夫/なるべく日持ちし、アレンジが出来る手作り合わせ調味料も合わせて準備するようにしています。よく作るさっと出せる箸休めにもなる作り置きは「合わせ酢」調合ついでの甘酢漬けです。冷蔵庫の余り野菜を型でくりぬき漬け込むだけでさっとお料理に添えられますよ♪合わせ酢は酢の物やちらし寿司などに、甘酢漬けも具にしたり、食材を無駄にしないように工夫しています。 家事貯金研究家 leaf(@leaf_asch) 夫婦2人+愛犬2匹暮らし。2014年に念願の小さな注文住宅が完成、以降、10年後も家に愛着が湧く暮らしを目指して日々模索し、実践中のごく普通の在宅ワークをしている主婦です。大好きな北欧インテリアにまつわることや築10年目の小さな注文住宅のリアルな住み心地についてや、時短家事を『家事貯金』と呼び、家事貯金のおかげで空いた隙間時間を有効活用して家時間を楽しむアイデアをライブドア公式ブロガー「10年後も好きな家」、インスタグラム@leaf_aschを通して日々お伝えしています。著書:「明日の私を助ける家事貯金」KADOKAWA書店 【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回はmachikoさん(@hana.shoku.ju.i365)にたすきをつなぎます。お楽しみに♫ \TODAY'S PICK UP ITEM/ 【西濱屋】博多あごだし 15袋入り  
    <span class="blog_title_sub">【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】</span>episode.5 Yuki Katagiriさん|器と季節の食卓を愉しむ会 主宰
    【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】episode.5 Yuki Katagiriさん|器と季節の食卓を愉しむ会 主宰
    12名の方がつなぐ読みものバトン【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】。春の食卓をもっと楽しむヒントを見つけてみてください。 “小さな器とカトラリーほど、暮らしの質を静かに底上げしてくれる” 5人目はYuki Katagiriさん(@yuki710)です。 【プロフィール】器と季節の食卓を愉しむ会主宰。器を用いたコーディネートや、季節を感じる暮らしの提案を行う。 < 4:wayaさん | 一覧 | 6:中川奈央さん > ①「これは暮らしに取り入れたい」と感じた理由 器にも色々な器があり、私もたくさん好きなものがありますが、最初に好きになったのが歴史のある古い器だったかもしれません。良い器は食卓を華やかにしてくれますが、歴史のある器はデザイン面でおしゃれなだけでなく日本らしさや良い意味での生活感を一緒に演出してくれると思います。 この器は幕末〜明治初期の伊万里焼。骨董の器を選ぶときはとくに、絵柄が好みかどうかで選ぶことがほとんどですが、サイズ感も軽さも薄さも気に入りました。 ② この器やカトラリーが似合う、春の一皿 家族の人数分揃っていることもあり、取り皿として使うことが多いです。手毬ずしをころんとのせてもかわいいし、ちらし寿司を少しずつ取り分けるのにもいいです。春に限った使い方ではないですが、おうち焼肉をするときの取り皿としても。 このお皿が食卓にあると華やかになるので、ひなまつりやこどもの日、七五三、お正月などのお節句、ハレの日によく使っています。 取り皿以外では、練り切りやおまんじゅう、お団子、カステラなど、和菓子をのせるのにもちょうどいいです。 【久川 創】灰釉鉢 《PR》グリーンの美しい釉薬だまり ③ 食卓や気持ちに起きた、小さな変化 よく器が好きというと、「料理が好きなんですね」と言われますが、私は料理がそんなに好きではない、得意ではない人こそ、器の力に頼ると食卓が変わると思っています。 私は実は料理が得意ではなく、作るのも簡単なものが多いです。骨董の器には、そんな私の切るだけ、のせるだけ、温めるだけのお手軽料理ばかりでも、"ちゃんとしたごはん"に見せてくれる力があると思います。料理が上手じゃなくても、"家族、家庭の食卓"のあたたかい雰囲気がだせる、そんなところに魅力を感じているのかもしれません。 いかがでしたか?クラシコサエルの読みものバトン【暮らし上手さんが偏愛する小皿・豆皿・カトラリー】 次回は中川 奈央さん(@nawo_recipe)にバトンをつなぎます。お楽しみに♫ < 4:wayaさん | 一覧 | 6:中川奈央さん > #小皿 / #豆皿 / #カトラリー / #伊万里焼 ライフスタイルECメディア クラシコサエル...
    豆乳と白味噌の煮麺 <span class="blog_title_sub">〜疲れた体を癒す簡単ご褒美レシピ〜</span>
    豆乳と白味噌の煮麺 〜疲れた体を癒す簡単ご褒美レシピ〜
    松本 知沙 連載:veganのごきげんな日常クラシライター:松本 知沙さん(@kitchenwork)より、ヴィーガン歴20年の日々の食にまつわるあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 用事が重なった日や、人とたくさん話した日。頭も心もよく使った日は簡単な食事というご褒美を。 とりあえず鍋に湯を沸かします。冷えた部屋が少しずつ暖まり始めたら、部屋着に着替え、動画を流したり、音楽をかけたり。湯が沸いたら素麺の束をひとつ取り出し、さっと1分茹でます。茹で時間が短い素麺は疲れた日にはぴったりです。 お湯の中でほどけていく細い麺を見ていると、自分の緊張も解けていきます。出汁を取る余裕はありません。豆乳を温め、白味噌と練り胡麻を溶き、ほんの少しのおろしにんにくを加え、仕上げにオリーブオイルやごま油を加えます。トリュフオイルなどのフレーバーオイルもおすすめ。 油は、香りだけでなく、不思議と満足感を連れてきます。ほんの少し加わるだけで、味に丸みが出て、心も身体も「もう十分」と感じられる。 【365】 完全天日塩 《PR》こだわりの細かめ粒子の塩 カートに追加 白い湯気が立ちのぼる丼を両手で包むと、今日一日の輪郭が、すこし柔らかくなります。お腹が温まるとバタバタしていた気持ちも落ち着きます。食後には好きな飲み物を用意してリラックスタイムに突入です。 作る時間がないということは、それだけ他の時間が充実していたということ。料理ができない日ではなく、一日をきちんと使い切った日。 料理は、日々のエッセンスであり、楽しむための背景のようなもの。白い煮麺は、今日を使い切った自分を静かに甘やかす一杯です。 【レシピ】豆乳と白味噌の煮麺 材料 ・素麺       1束・ネギ or 玉ねぎ 60g・きのこ      好きなだけ・にんにく 1片・水    100cc・豆乳   100cc・塩    小1・薄口醤油 小1・白味噌  小1・練り胡麻 小2・オリーブオイル or ごま油 小1 ・黒胡椒  少々 作り方 1. 素麺を規定時間ゆでます。ゆで上がったらざるにあげ、流水に当てながらしっかりもみ洗いします。ぬめりを落としたら、水気をよく切っておきます。 2. きのこは食べやすい大きさに切っておきます。ネギは小口切り、玉ねぎの場合は薄切りに。 3. 鍋に白味噌、白ねりごま、塩、薄口醤油、おろしにんにくを入れてよく混ぜます。そこへ水と豆乳を少しずつ加えてのばし、なめらかにします。中火にかけ、ふつふつと温まってきたら、きのこ、ネギ、水気を切った素麺を加え、さっと温めます。※豆乳は沸騰させすぎると分離しやすいので、水と合わせて分離しにくくしています。それでも煮立たせ続けると分離することがあります。 4. 味をみて、塩や白味噌でお好みに整えてください。器に盛り付け、黒胡椒を弾いて仕上げにお好みの油をひとたらし。ラー油やパクチーなどもおすすめです。 忙しかった日の夜に必要なのは、豪華さではなく、満ちる感覚なのかもしれません。疲れた日の食事も、どうぞあなたらしく。 #素麺 / #そうめん 3月の読みもの 3月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、4月の準備などの記事をお楽しみください。 ≪ 2月 | 一覧 |...
    色を重ねて、秋の緑をいただく<span class="blog_title_sub">〜藍染めと玉ねぎの皮の重ね染め〜</span>
    色を重ねて、秋の緑をいただく〜藍染めと玉ねぎの皮の重ね染め〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  長い夏休みが終わって、子供たちは学校へ。ほっとしたような、ちょっと切ないような9月のはじまりです。日差しはまだまだ夏の名残りを感じますが、朝晩の風が優しくなりました。自宅の周りにはたくさんのぶどう畑があって、今の時期は、色付いたぶどうがあちこちに。朝、自宅の窓から見える木々や山の色も濃く深い緑色になって、秋に向かっていく前の最後の緑のシーズンです。  先月、畑で育てた蓼藍で青い布を染めました。植物染めで青く染まる植物は少なく、貴重な色ですが、同じくなかなか簡単には染まらない色が、緑色です。植物はだいたい緑色をしているので、素直に緑に染まるのでは。と思ってしまいますが、実はそれが難しい。植物の緑色をつくる色素はクロロフィルと言って、布や糸に定着せず、さらに変色しやすい特性があります。赤や黄、グレーに比べると、布に移しにくい色なのです。緑色は、植物が生きているときにいっそう強く表れる、生命の色だと感じます。  どうすれば緑色が染まるのか。昔の人は、藍の青と黄色に染まる植物を重ね染めして、緑色を染めていました。平安時代には、苅安など黄色に染まる植物と藍を重ね染めして、緑色を染めていた記録が残っています。当時から、色に対する思いや興味、憧れをもって布を染め、身にまとったり、暮らしに取り入れていたのでしょうか。草木花、山、水、空の色を眺めながら、どうにかこの色を映し取れないかと考える、平安時代の人の気持ちに思いを寄せます。私も、秋の始めの山々の深い緑色をいただいてみたいと思い、緑の染め重ねを試してみることにしました。 あわせて読みたい 藍染めに玉ねぎの黄色を重ねて緑色に染める 身近にある黄色に染まる素材、玉ねぎの皮で染め重ねてみます。緑がじわじわと生まれる瞬間はとても感動的です。玉ねぎの皮は、外側の茶色の部分を使います。私は料理に使うたびにとっておき、袋に入れて保管しています。 染め方 1. 玉ねぎの皮(今回は染める布の20%くらいの重さ)と水をたっぷり入れた鍋で、沸騰から約20分煮ます。少し煮ていると、ふわっとオニオンスープの香りが漂います。煮汁は濃い茶色に。濾して染液だけを別の鍋に取りおきます。 2. もう一度先ほどの皮をたっぷりの水で20分煮出して濾し、1. と合わせて染液とします。 3. 媒染液を作ります。染液と別の鍋に水を入れ、焼きミョウバン(布の5~10%の重さ)を入れて火を入れ、焼きミョウバンを溶かします。 編集部メモ《媒染液》 染料を布に定着させ、発色を助けるための液。 4. 藍染の布を染液に入れます。玉ねぎの皮の染液に布を浸し、布を泳がせながら、約20分染めます。温度がぬるければ弱火で火にかけながら、鍋が熱ければ火にかけなくても大丈夫です。 5. 媒染液に入れます。布をすすいで余分な染液を落としてから、媒染液に浸します。布を泳がしながら約20分媒染液を馴染ませます。ここで緑色が発色します。温度は4. と同様です。よくすすいで余分な媒染液を落とします。 6. 好みの色になるまで4. と5. を繰り返します。よくすすいで、乾かします。 ✔︎ 重ね染めで生まれる、奥行きのある緑  青かった布が、玉ねぎの皮の染液に浸され、布の表面を漂っていた黄色の色素が、ゆっくりと布に入っていきます。始めはうっすらと青緑に。徐々に黄色が深く入り込み、深い青緑から、緑、そして深いグレー寄りの緑へ移りかわっていきます。その布を媒染液に浸し、ふわっと緑が立ち上がる様子は、何度見ても不思議な感動があります。 藍染めした布から始まる一枚の布の変化は、朝の青い山が、日差しを浴びて緑を深め、秋に向かって黄葉していく季節の変化のようでした。絵の具で青と黄色を混ぜて緑を作ることはできますが、植物の色を重ねた時に表れる色は、単純ではない奥行きがあります。 布によって、染める時間によっても、いろいろな緑が染まりました。2カ月かけて生まれ変わった青緑色のブラウス、袖を通すのが楽しみです。  植物からいただいた色を、身にまとう。9月はこの緑を着て、出かけてみようと思います。 #染め物と暮らし コットンリネンのエプロン 家事仕事を楽しく軽やかに 軽やかなイエローも 9月の読みもの 9月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、10月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 8月 | 一覧...
    理想の服を作る 後編
    理想の服を作る 後編
    kae 連載:ファブリック考布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさん(Instagram)より、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 前編に引き続き、理想の服作り。(今回はワンピースを作っています。) あわせて読みたい 後編の今回は裁断からのスタート。でもその前に、生地選びです。前回生地を選びきれず、あれから1週間以上悩みました。 結局、候補として挙げていたこちらの3つの生地はピンとこなくて却下。買いに行くことも考えましたが、布在庫を減らすという最近の密かな目標を達成するため、再度手持ちの布から選んだのがこちら。 鮮やかなグリーンの綿麻生地です。 ∟ なんかちょっと既視感…と思ったら、去年も似た色でワンピースを作っていました(笑)その時は既存の型紙を使っています。こちらから 和晒エアリーシャツワンピース 《PR》こだわりの生地をまとう カートに追加\送料無料/ 一度これ!と生地を決めてしまうと、最初からこれで作る気だったかのように、イメージがしっかりと湧いてきます。 今回はオリジナルパターンなので、仕様書はありません。これまでの経験をもとに、接着芯を貼る部分、裏処理の仕方や、縫う順番をイメージして制作に取り掛かります。 【作り方:後編】お気に入りの服から型紙を起こすワンピース|裁断から完成まで ①まずは生地の裁断。今回は切り替えのないワンピースで、1つのパーツが大きいので裁断も一苦労。部屋にあるものを手当たり次第、ウェイトがわりに使います。 ∟今読んでいる本とか、古布を愉しむ夏の旅で購入した古いそろばんとか… ∟接着芯が必要な部分は、接着芯を貼ってから裁断します。 ②生地端にロックミシンをかける。 ∟全ての生地端にロックミシンが必要なわけではないのでその辺りも考えながら。 ③見返しと、本体の肩をそれぞれ縫う。 ∟見返しの背中側、裁断の際に間違えてしまって修正跡が。そんなこともあります。(笑) ④本体と見返しを中表に合わせ、両脇と、首まわりを続けて縫う。 ∟ここは洋裁を初めてすぐの頃、仕様書を見ながらも、何度も間違えては解いていました。失敗から学んで、今はちゃんと理解して進められるようになりました。 ⑤表に返して、アイロンで整える。 ∟一気にお洋服らしくなりました。 ⑥前中心と両脇を縫う。 ∟見返し部分から繋げて一直線に縫っていきます。1辺は長いけど、パーツが少ないのでもう完成が見えてきた…! ⑦見返しの裾とスカートの裾を三つ折りにして縫う。 ∟裾を縫う前。裏返しの状態です。 これで完成! 自分で型紙を作る時は、実はいつもちゃんと完成するか不安なのですが、無事完成しました✔️ …なのですが、なんだか物足りない気がしてきたので、ここから少しだけ手を加えて、自分らしいお洋服へ最後の仕上げをしていきます。 次回は、その最後の仕上げ、小さな手仕事で手持ちのお洋服がもっと好きになるアイディアをご紹介します。 あわせて読みたい #服を作る / #生地選び / #裁断 / #縫製 8月の読みもの...
    【暮らしをコサエル台所】eps.24 のんさん
    【暮らしをコサエル台所】eps.24 のんさん
    Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】今回は総勢50名でバトンを繋ぎます! 24人目はのんさん(@non_la_non)です。 ① 台所作りのこだわり 調理道具やうつわは、長く愛用できるものを吟味して購入し、お手入れをしながら大切に使っています。収納スペースに限りがあるといった問題も、お気に入りの道具(羽釜、鉄鍋、鬼おろし器、蒸篭、鍋敷、ザル、鍋つかみ、弁当箱など)を飾るように収納する事で使いやすく、目でも楽しめる居心地の良い空間作りに役立てています。そんな「好き」が詰まった台所は、私のパワースポットです! ② 台所にいる時間のマイルール 台所に立つ時はエプロンをつけると気持ちがシャンとします。 お料理は、美味しく作るぞ!という気持ちを持って包丁を握ると、そこに『 気』が生まれる。これは、ある薬膳教室の先生のお言葉ですが、とても感銘をうけました。美味しく作りたい気持ちはあっても、美味しく作るぞ!と断言して作りはじめる事はなかったからです。 美味しく作りたいと、美味しく作るぞ!2つの言葉に大きな違いはないように思いますが、例えば『 行きたい』と『 行くぞ! 』では気持ちが異なりますよね?それと同じで、美味しく作るぞ!と思って作ったご飯は美味しいのです。お料理している時の気分までウキウキしてくるから不思議です。 また、使い方の幅がグンと広がるので、あえてお道具の使い方の概念をなくしてしまう、というのもマイルールです。詳しくは③の“飯台”について。 ③ お気に入りの器や調理器具 手仕事のうつわを中心とした和食器が好きです。なかでも豆皿は姿が愛らしく、ちょっとしたおかずや残り物でも美味しそうに見せてくれます。使い勝手も良いため少しづつ集めてきましたが、今では300点を超える数になってしまいました。笑 大切に愛用している道具はたくさんありますが、なかでも楕円の飯台は一年を通して出番の多いアイテムです。 飯台はお寿司を作る時の道具ですが、どう活用しているのかというと、『桶盛り弁当』と名付け、子供達の昼食をお弁当のように詰めたり、おもてなしの際にはお料理を彩るうつわとしても利用しています。 みんなで飯台を囲めば、楽しい食事時間がはじまります。 ④ ささっと作れる箸休め さっと作れてすぐおいしい!パリパリ発酵中華きゅうり きゅうり 2本A米酢 大さじ1Aレモン汁 大さじ1A醤油麹 小さじ1と1/2 (醤油で代用可)Aオイスターソース 小さじ2Aきび砂糖 小さじ1と1/2Aごま油 小さじ1と1/2Aたかのつめ小口切り 少々胡麻 小さじ2塩 少々 きゅうりは縦半分に切りスプーンなどを使って種を取り除き、キッチンペーパーで水分をおさえてから8mm程度の厚みで斜めに切る。 Aの調味料を混ぜ合わせ切ったきゅうりを加えて和える。 味をみて必要であれば塩少々で整え胡麻をふる。 すぐに食べられますが時間があれば冷蔵庫で少し冷やし味をなじませると更においしいです。 茹でたささみをさいて加えるのもおすすめです。 のん(@non_la_non) みそソムリエ発酵食スペシャリスト腸育コンシェルジュ はじめまして、のんです!心はぐくむごはんをテーマに、心にも栄養を届けられるようなごはんと、身体に優しい発酵料理や季節の仕込みものなどのレシピを発信しています。 【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回はmeeさん(@ noamayomi)にたすきをつなぎます。お楽しみに♫ \TODAY'S PICK UP ITEM/ 【松屋漆器店】白木塗 三段重 5寸  
    蓼藍の生葉染めで、青をいただく<span class="blog_title_sub">〜畑で育てた蓼藍で楽しむ夏の藍染め〜</span>
    蓼藍の生葉染めで、青をいただく〜畑で育てた蓼藍で楽しむ夏の藍染め〜
    真鍋 百萌 連載:くらしの図工室byゆずの木アトリエ日々のごはんを作るように、暮らしのものを作ったり、直したり。クラシライター:真鍋百萌さん(@momo12160627)より、「自然のものから暮らしのもの作り」のアイデアをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  先日、沖縄の離島へ旅をしてきました。海の群青や、緑青色、空の浅黄色、植物や山の草緑。青だけで作るパレットがいっぱいになりそうな旅でした。山梨の畑で育った蓼藍で染めたばかりの、空色の服も一緒に。 ✔︎ 畑で育てた蓼藍と、一年目の夏  山梨に移住して8月でちょうど一年になります。移住する前は、うまくやっていけるのか、心配なこともありました。でも思い切って飛び込んでみた結果、土に近い暮らしの心地よさを、日々感じています。私にとって、家のすぐ裏の広い畑を借りられたのも、大きな変化のひとつでした。日々の食卓に上る野菜作りもさることながら、それと同じくらい、暮らしの布を染めるための植物を育てることができるのが、嬉しいです。 この夏は、東京時代にプランターで育てていた蓼藍の種を広い畑に蒔いて、念願の藍畑ができました。今まではどうしても量が足りず、服を染めるところまでたどり着けなかったのですが、今年は初めて、身に付ける服を、畑で育てた藍から色をいただき、染めることができました。今回は、そんな蓼藍の生葉染めのことをご紹介します。 あわせて読みたい 蓼藍の生葉を使った化学建てで、コットンやリネンを染める 蓼藍とは、タデ科イヌタデ属の一年草で、日本では奈良時代から藍染めの原料として、栽培されてきました。葉には、インディゴという青に染まる成分があります。植物染めでは、青く染めることのできる植物を総称して藍と呼びます。その中でも、蓼藍は、夏の暑さでも水だけでぐんぐん伸びる育てやすい草なのです。 必要なもの ・蓼藍の葉・ジューサー・ネット・バケツ・ゴム手袋・ソーダ灰 ・ハイドロ ※ソーダ灰・ハイドロは藍染め専用の薬品で、染料店などで購入できます。 取り扱い・廃棄は各商品の表示や自治体のルールに従ってください。 染め方 1. 朝摘みした蓼藍の葉をジューサーにかけ、葉を濾して染液を作る。 2. 染液にソーダ灰とハイドロを加えて還元し、あらかじめ浸しておいた布を20分浸す。 3. 布を空気に触れさせると、黄緑色から青へと変化する。 水でよくすすぎ、干して完成。 ✔︎ 藍染めならではの、青へと変化する美しさ  藍染めが他の植物染めと違うのが、還元して色を布に移し、空気に触れさせて、青く変化させるというところ。染液の中で黄緑色だった布が、徐々に発光したような青になっていきます。水で洗うと、さらに青が深くなり。この工程は、何度やっても神秘的で見入ってしまい、あれもこれもと布や服を引っ張り出してきて染め続け、気付くと深夜2時。布によっても、染める回数や時間によっても、同じではない、たくさんの青が染まりました。大人になってもわくわくして眠れないことがあるなんて、自分でもびっくりしてしまうほどです。  藍染めをしていると、目に見えるもの、内包するもの、消えていくもの、現れるもの、どれかひとつでもないし、移ろっていくことは自然なのだと感じます。そして、そんなふうにして染まった植物の青を取り入れるのは、心地よく、涼やかな気持ちになります。 今年は、薬品を使う化学建てという方法で染めましたが、次にやってみたいのは発酵建てです。薬品が無い時代、藍の発酵するパワーで、古くから染められている方法です。一歩ずつ、藍と仲良くなっていけたらいいなと思っています。 #染め物と暮らし コットンリネンのエプロン 家事仕事を楽しく軽やかに 軽やかなイエローも 8月の読みもの 8月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食材を味わうレシピ、9月を迎える準備にまつわる記事をお楽しみください。 ≪ 7月 | 一覧 | 9月 ≫
    初夏を楽しむワンピース作り 前編
    初夏を楽しむワンピース作り 前編
    kae 連載:ファブリック考布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 お店でお洋服を見ているとき、いつもとちがう色や柄物が欲しいといつも思いつつも、「これの色違いがあったら…」「ピンクは好きだけどこのピンクじゃない…」と選り好みしてしまい、我が腕の中にキープしているのは気が付けば黒ばかり、なんてことがよくあるこの頃。 作りましょう!それならば!と久しぶりに意気込んで、【think patternのソーイングBOOK:日本ヴォーグ社】を参考に半袖のシャツワンピースを作ることにしました。 本に掲載されている、襟と前立ての色を変えるデザインが気に入ったので、生地屋さんで一目惚れしたグリーンの生地とシナモンブラウンを組み合わせることに。 使用生地:check and stripeコットンローンラミティエ(グリーン/シナモン)   さて、作るものと生地が決まったらまずは型紙をトレースします。付属の型紙の該当ページを広げて、作るものの線を探します。いくつも線が重なっているので、なかなかややこしいですが、間違えないように写し取ります。 大人服のトレースには巻いてあるタイプのトレーシングペーパーが便利。この型紙は縫い代込みになっているので、写したらすぐカットできます。 生地の上に切り取った型紙を置き、ずれないように注意しながら丁寧に生地を裁断していきます。 合印やボタンホール、ダーツの位置なども忘れずに生地に写します。 襟や前立てなど接着芯を貼らなければならないパーツは、先に接着芯を貼ってから裁断します。 シャツなどのパーツの多いものを作るときは、作っている途中で迷わないよう、カットした生地にそれぞれパーツ名を書いたシールを貼っておくと縫うときに迷わず便利です。 生地の裁断が済んだら、必要部分にアイロンをかけるなどの下準備をし、いよいよミシンで縫っていきます。仕様書に記載の通り順を追って、まずは上身頃から組み立てていきます。 左上:ずれないようにまち針で留め右上:ミシンで直線縫い左下:ロックミシンで端処理右下:縫い代を倒してアイロン掛け   ダーツ、肩、ポケット、脇と縫い進めて上身頃が形になってきました。 バラバラで平面だったパーツが少しずつ立体的に、着られる形になっていくのは、何度作っても嬉しいものです。 次回、後編ではスカート部分〜完成までの様子をお伝えします。   6月の読みもの 6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら  
    理想の服を作る 前編
    理想の服を作る 前編
    kae 連載:ファブリック考布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさん(Instagram)より、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 日本からマレーシアに戻り、先日ご紹介した古布を楽しむ旅程も終えて、夏休み後半は家族それぞれの日常を少しずつ取り戻すようにして、のんびり過ごしています。 この夏、日本で出番の多かった2着のワンピース。毎日暑くて暑くて、ノースリーブのゆったりしたワンピースでなければやってられない!と、現地調達したのです。どちらも大活躍してくれたのですが、実はちょっと不満があります。 左は首元の形は好きだけど、胸下がプリーツになっているところと、中途半端な丈感がなんか私にしっくりこない。右はスカートのフレア感、丈感はバッチリだけど、胸元のV開きが深すぎるのと、背中もVなので下に着るものを選ぶ…。 そして日本では気にならなかったのですが、色が暗い(地味)!マレーシアに戻ると、もっと明るい色が着たくなるのです。 和晒エアリーシャツワンピース 《PR》こだわりの生地をまとう カートに追加\送料無料/ 2つのワンピースを並べて眺めているとふと思いつきました。これ、上半身は左の形で、下半身を右の形にして、好きな布で作れば完璧なのでは…!? 今回は、この2つのワンピースを元にパターンを起こし、理想のワンピースを作ってみたいと思います。 【作り方:前編】お気に入りの服から型紙を起こすワンピース|観察と採寸から型紙完成まで ①まずはこの服がどんな構造になっているのかじっくり観察。 ∟特に裏側は要チェック上半身は見返しが付いていました ②それから採寸。必要な箇所の長さを測り製図します。 ③まず左のワンピースの身頃部分を製図。 ∟大抵の服は左右対称なので、型紙は半身分です ④作った型紙を別のハトロン紙に貼り付けて、右のワンピースを参考にしたスカート部分を書き足します。 ∟切り替えのないワンピースで型紙一枚が大きく床に這いつくばって作業しています ⑤前後、見返し、それぞれ製図し、縫い代を足してカットしたら型紙の完成✔️   次回は、生地の裁断から完成までの様子をご紹介します。 どの生地で作るか…はたまた生地を買いに走ることになるか…お楽しみに! あわせて読みたい #服を作る / #型紙制作 8月の読みもの 8月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、9月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 7月 | 一覧 | 9月 ≫
    切り枝を取り入れた季節の愉しみかた
    切り枝を取り入れた季節の愉しみかた
    りえ 連載:暮らし日和クラシライター:りえさんのお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 私は産直の生花コーナーが好きで、行くたびにしばらく眺めてしまいます。ちょっとワイルドなもの、華奢なものなど個性豊かな花や枝ものに出会える場所。お手軽な値段なのもありがたいです。たまにスーパーの一角にも枝ものが置いていることがあってうれしくなります。その場で、どれを持ち帰ろうかと縁のある出会いを求めて眺める時間は幸せに感じるものです。 ∟ 今回はこの時期出回るブルーアイスを。これで470円。 もみの木に似た枝で白く粉をかけたような青緑色の葉が特徴的です。寒さに強いことから「永遠」という花言葉があるのだそう。リースとしてどうぞとポップに書かれていたのですが(こういう一言も産直ならではのあたたかさを感じます)、クリスマス飾りをちょこっと乗せて生けることにしました。松のような香りが鼻をすーっと通り抜けていくのを感じる枝です。 一気に家の中がクリスマスの雰囲気でいっぱいになるような存在感です。季節感を簡単に取り入れられる手軽さが切り枝や切り花にはありますよね。子どもたちが中学生や高校生になって、ツリーを出すまでもないかな…なんていうときが訪れたら、切り枝メインで愉しむクリスマス飾りも素敵だなあ。 あわせて読みたい / 身近な自然素材で作る、クリスマスリース / クリスマスの手ぬぐい / チューリップチキン ほか / 玄関のドアには、残った葉と枝でできた小さいリースを飾りました。 いつもは手前にある白樺細工だけをかけていたので、リースを追加したことで季節感が出た気がします。半端に広がる華奢な枝も動きを感じられていいかもしれません。 他にも葡萄の皮でできた一輪挿しに葉と枝をランダムに入れ込んだものも作りました。躍動感ある葉は、入れておくだけで様になるから気軽に扱えてとてもありがたいです。 ちょこっと置くだけで場の空気が変わってさわやかに感じられるのが植物の魅力。家の中の雰囲気が変わる切り枝でクリスマスまでの時間を愉しんでいきたいと思います。最後までお付き合いくださりありがとうございました。   12月の読みもの 12月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、1月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 11月 | 一覧 | 1月 ≫  
    自家製砂糖づくりの冬
    自家製砂糖づくりの冬
    中里早紀子 連載:里山暮らし日々是好日クラシライター:中里早紀子さん(Instagram)が自然や季節とともに移ろう田舎での里山暮らしの中で見つけたものたちをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 2025年がスタートして約半月。皆さまいかがお過ごしですか。寒の入りをして大寒を迎え、高知でも雪が降る寒さとなる日も多くあります。 ✔︎ 砂糖にも“旬”がある⁉︎ 今回は「砂糖」のお話。皆さんは普段どんな砂糖を使っていますか?そして砂糖にも旬があることをご存知ですか?正確には「サトウキビ」の旬といったところでしょうか。 何でも作ってみたい中里家では2年前からサトウキビを栽培していて、それを冬に収穫し製糖、1年分の砂糖を自給しています。といっても栽培1年目は栽培量も収穫も少なく年間を通しての自給とはいきませんでした。この冬は約45kgの砂糖が出来上がり、恐らく1年分を賄えるのでは?と淡い期待を寄せています。 ひとくちに「約45kg」と言ってもそれが出来上がるまでにはどんな道のりがあるのか?今回はそんなことを紐解いていきたいと思います。 ✔︎ サトウキビの栽培について 簡単に説明すると、2月中旬頃に前年に育ったサトウキビの茎の節を土の中に埋め、3月中旬以降にそこから育った芽を畑に植え替え、今年の苗を育てていきます。前年に育ったサトウキビの根茎が残っていれば春には新たにそこから芽が出て苗へと育ちます。ぐんぐんとまっすぐに苗は伸びて育ち、茎が太り夏には背丈を越えるほどになります。ざわわざわわと。この茎の部分に果汁が含まれるという訳です。(厳密にはもっと細かい栽培作業がありますが、今回は割愛します) 収穫は冬。土の上に出ている茎の部分を刈り取っていきます。葉っぱも茂っていますがそれは取り除き、茎だけの状態にします。2mを優に超えるサトウキビですが、上の部分は熟成が進んでいないため、切り落とします。ちょっとのことですが、これで味が全然違うとのこと。 プロが作ったものはやっぱり全然違いますね。シュッと真っ直ぐなものはサトウキビ農家さんのもの。ぐにゃんと曲がっているのは中里家...。これも個性ということで...。 ✔︎ いよいよ製糖! まだ夜明け前。まず、サトウキビを機械にかけ搾汁していきます。約480kgあったサトウキビも、搾汁して残る果汁はおおよそ半分の240リットル。搾りかすは粉砕され、これはまた畑へ戻します。無駄なものは一切ありません。 絞った果汁は釜炊きへ。1番釜、すまし桶、2番釜、3番釜と順を経て炊いていき、水分を蒸発させながら糖度を上げていきます。1番釜ではアクが出てくるので何度も何度も丁寧にすくい上げる工程があります。もちろんですが、サトウキビの性質によって、ここでのアクの色や量といった具合も全く違うものになります。 1番釜からすまし桶へ入れて少し落ち着かせ、次は2番釜へ。ここからはひたすらに炊いていきます。釜の中の様子を見ながら、火の加減、混ぜ具合、アクの状態、前後の釜の進捗、全てに神経をめぐらせ進めていきます。朝日に照らされながら湯気がもくもくと上がる作業場の雰囲気は、何とも言えない美しさがあります。 最後の釜は仕上げの釜。糖度をはかり、まだ液体である砂糖の具合を確認し、ここぞ!というタイミングで釜からあげます。 仕上がった砂糖は攪拌しながらゆっくりと冷まし、こちらも絶妙なタイミングで型へと流し入れていき、固まれば砂糖の完成です。 できあがった砂糖はシャリシャリとした食感が特徴で、口の中にじんわり広がる優しい甘さが何ともいえず美味しいのです。ひとかけ、ひとかけ大切に食べたい、そんな気持ちです。 砂糖も野菜も同じです。作り手によって味も違うし、毎年変化がある。いつ食べても同じという均一に作られる工業技術は素晴らしいと思いますが、本来食べるもの(素材)とは変動があっていいものだと思います。それは味わう楽しみでもあるのですから。 そんなことを考えながら、2025年分の砂糖作り、無事に完結となりました。そして、また来年はどんな砂糖になるでしょうか。冬の製糖を終え春への植え付けと続いていく、昔から続く季節の営みがここにはあります。 *高知県内には製糖組合というのが数カ所あり、サトウキビ栽培、製糖が行われています。製糖は自分たちだけではできないので、この製糖組合さんにお邪魔し、教えていただき助けていただきながら作業をしています。組合の皆さま、本当にありがとうございます。   1月の読みもの 1月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、2月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 12月 | 一覧 | 2月 ≫  
    ローゼルのおはなし|2025
    ローゼルのおはなし|2025
    nijisuzume 連載:シチシチムジクイ 島の暮らし西表島在住のクラシライター:nijisuzumeさん(Instagram)より、自然の移り変わりや植物のサイクルに合わせたものづくり〈シチシチムジクイ〉をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介  秋に差し掛かり、本州ではローゼルの収穫の時期を迎えているようです。一方こちら沖縄は毎日30度越えの夏のような気温で、収穫どころかまだまだ大きく成長中のローゼルは、この夏は台風が直撃しなかったこともあり、株によっては2メートル以上の高さに育っているものもあります。  真っ赤に色づいたローゼルの実は、お茶にしたり、ジャムにしたり、塩漬けにしたり、蜂蜜漬けにしたり、その甘酸っぱさを生かしてた、さまざまな活用ができます。 あわせて読みたい  ローゼルは実だけでなく、葉や茎も有効に活用することができます。  茎から外したローゼルの葉を熱湯でサッと湯がくと、緑色だった葉の色が瞬時に褐色に変化します。湯がいたローゼルの葉は、水気を切っておひたしにして食べることができます。ローゼルの葉はビタミンとミネラルが豊富なのだそう。食感はモロヘイヤのようにトロッとしていますが、味は酸味が強めです。個人的には桜餅の桜の葉のような風味も感じます。  真っ赤なローゼルの実同様に、真っ赤な色をしたローゼルの茎。折ろうとしても簡単に折ることもできないくらい強靭なその茎からは、ローゼルの繊維を取り出すことができます。  まず、ローゼルの茎から真っ赤な表皮の部分を剥ぎ取ります。そして、表皮の表面の赤い部分と、うっすらとした緑がかった部分をこそげ落とすようにしごき、白っぽい繊維の部分を取り出します。  取り出した繊維はしっかりと干して乾燥させます。あんなに真っ赤な色をしたローゼルの茎の下に、こんな白い繊維が潜んでいるだなんて驚きです。  沖縄のローゼルの収穫のシーズンはまだまだ先の12月頃なので、今回は繊維をお試し程度に取り出しただけですが、収穫の時期が来たらもっとたくさん繊維を取り出してみようと思います。今がローゼルの旬である地域の皆さん、ローゼルの実だけではなく、葉や茎もぜひ生かしてみてくださいね。 #植物と暮らし / #ローゼル 10月の読みもの 10月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、11月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 9月 | 一覧 | 11月 ≫
    張子のお面作り
    張子のお面作り
    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 もうすぐ節分ですね。 子供が小さい頃は幼稚園で作ってきた作品を飾ることでインテリアの中にも季節感を出すことができました。 子供が大きくなってきてインテリアも大人仕様になるとはて、何を飾りましょう…となりませんか? 五節句と違い、節分は種類が少なく、素敵!と思うものは高価だったり…。 そんな時、スーパーで節分豆に付いているお面を見て「これを型にして張子のお面を作ってみよ う!」と思ったんです。 テカテカのお面ではなく、張子なら自分好みになる気がして、創作意欲が湧きました。 自己流ですが 私が過去に作ったものをご紹介します。   【作り方】張子のお面|節分を楽しむ  準備するもの ・型となる小さなお面 (100円ショップなどでも手に入ります。)・和紙、書道用の半紙など・アクリル絵の具・でんぷんのり・平筆、細筆・絵の具やのりを溶く容器・水   作り方 1、和紙を手でちぎります。 2、でんぷんのりを少しとろみが残るくらいまで薄めます。 3、平筆を使って、お面に半紙を貼り付けていきます。 最初の4層くらいは水のみで貼り付けます。 これは、乾燥後に型からはがしやすくする為です。 4、次に薄めたでんぷんのりを使って、半紙を貼り付けていきます。 元のお面が透けないくらいの 厚みを作っていきましょう。 5、貼り終わったら、しっかりと乾燥させ 型から外します。   これは去年までの室礼です。和紙の風合いが味わい深い仕上がりとなりました。   これだけでも大満足!そして今年は ようやく色が入りました。 構想5年⁉︎笑。   今回使ったアクリル絵の具はジャポネスクカラーといって細かな粉が入っているのでざらざらとした質感が得られます。 紙に下絵を書いている時はお多福さんの表情に苦戦していましたが実際に描き始めてみると鬼の方が難しい…。 家族にダメ出しをされて上から何度も塗り直しをしました。家族とのやり取りも含めて唯一無二の作品だと思っています。 皆さんの参考になれば嬉しいです。 まだまだ寒い日が続きますが春はすぐそこまで来ています。 節分までに部屋を整え、清め、祓い鬼を追い払いましょう!  
    赤紫蘇ジュースで夏を迎える。
    赤紫蘇ジュースで夏を迎える。
    川上 琴美 連載:おやつのじかん川上琴美さん(Instagram)が提案する"記憶に残るお母さんのおやつ”。料理教室での経験や、子育てをされる中でのおやつ作りのアイデアやレシピなどをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 6月の風が、少し湿り気を帯びてくると、「そろそろ赤紫蘇の季節だな〜」と、心が動き出すのを実感します。 深い赤紫の葉を両手で抱えると、草いきれのような、どこか懐かしい香りが立ちのぼって、子どもの頃の台所の記憶がふとよみがえったりして。 あわせて読みたい そんな思い出とともに、今年もわが家では赤紫蘇ジュースを作りました。 作り方はびっくりするほど簡単で、しかもとても美味しい。家族みんなで飲めるやさしい味。 これを飲むと、いよいよ夏がやってくるんだな〜と実感するんです。 ✔︎ 赤紫蘇のうれしい効能 夏の短い期間に収穫される赤紫蘇には、疲労回復、整腸作用、抗酸化作用、むくみの改善など、身体に嬉しい効果がたくさん詰まっています。 【レシピ】やさしい赤紫蘇ジュースのつくり方|昔ながらの作り方で、旬の恵みを暮らしに 材料(約1リットル分) ・赤紫蘇の葉 200g・水 1リットル・きび砂糖 300g(甘さはお好みで)・レモン汁100ml 作り方 1、赤紫蘇の葉を茎から外し、たっぷりの水でやさしく洗います。 2、鍋に水を沸騰させて、赤紫蘇を入れ、中火で10分ほど煮出します。 3、葉を取り出して煮汁をこし、砂糖を加えて、弱火で溶かします。 4、火を止めて、レモン汁を加えると魔法のように色がぱっと鮮やかなルビー色に変わります。 5、粗熱をとって、清潔な瓶に入れ、冷蔵庫で保存してください。 ✔︎ 季節を瓶に詰めるということ 忙しい日々の中で、こんなふうに手を動かし、季節のものを瓶に詰めると、なんだか心が整ってくるように感じます。 「今年も梅雨がきたんだな」 「また暑い夏がやって来るんだな」 そんなことを、ぼんやり思いながら。 ジュースは冷蔵庫で2週間ほど保存できます。 古いガラス瓶に詰めて、麻ひもでラベルをつければ、お裾分けにもぴったりです。手渡すたびに、うれしそうな顔が見られて、それがまた喜びになります。 手づくりの赤紫蘇ジュースは、身体にも心にも、やさしい飲み物。季節の移ろいを、暮らしの中で感じられる、小さな楽しみのひとつです。 ぜひこの季節に、みなさまの台所でも楽しんでみてくださいね。 #おやつのレシピ / #赤紫蘇:赤じそ(6~7月) 6月の読みもの 6月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、7月の準備などの記事をお楽しみください♪ ≪ 5月 | 一覧 | 7月 ≫...
    【全国調味料名鑑】山形県:ソースカツ丼のたれ
    【全国調味料名鑑】山形県:ソースカツ丼のたれ
    クラシコサエルのバトン企画【私のイチオシ!全国調味料名鑑】お料理にこだわりのあるバトンメンバーさんたちが大集合♫あなたの出身県、在住県や気になるあの都道府県はどなたが記事を書いて、どんな調味料がピックアップされるでしょうか? 今回はやまがたやの早川桂さん(@funfan_yamagata)が愛用されている、山形県:ソースカツ丼のたれのおはなしです♪ やまがたや 早川桂(@funfan_yamagata) 山形県天童市の出身で、現在東京都に住んでいます。2023年12月、山形県の食品を販売するECショップ『やまがたや』を開業しました。私のように県外に住む山形県出身者や、これまで山形県に関わりのなかった方たちに、山形の美味しいものやメーカーさんの魅力を伝えていきたいです。長年、飲食店で料理長として働いてきた経験を活かし、山形県の食品を使ったアレンジレシピを日々考えています! ① イチオシ調味料とのストーリー 山形県河北町には『冷たい肉そば』というご当地グルメがあり、『ソースカツ丼』とセットで頼むのが地元の食べ方です。河北町の肉そばの人気店が閉店してしまうと聞いた、河北町の肉屋『サンミート吉田』の吉田さん。 なんとか『ソースカツ丼』の味を残したいと、肉屋をやりながら修行に行き、秘伝のたれの味を再現して商品化! そのたれに合わせ『庄内豚の豚かつ』という商品も用意して、『ソースカツ丼』は受け継がれました。このたれを使えば本場のソースかつ丼が味わえます。 ② イチオシ調味料のお気に入りポイント 河北町のソースかつ丼のたれは、普通のソースと違いほんのりカレー風味なのが特徴です!駄菓子のビッグカツのような懐かしい感じもあり、一口食べるとくせになり、もう一口食べたくなるような味わいなんです。たれ自体は少しさらっとしていて、豚かつにもご飯にも馴染みやすいです。また、ソースかつ丼以外にも、焼きそばやコロッケにかけても美味しいです。材料もシンプルなので、どなたでも安心して食べられます。 ③ イチオシ調味料を使った簡単レシピ まずはその名の通り、揚げたての豚かつにたれをかけてソースかつ丼にするのが一番!揚げてから時間が経っている豚かつだと衣のサクッと感がなくなり、全体的に重い感じになります。豚肉の厚さは薄めで、衣も薄くして、カリっと揚げてください。あったかいご飯の上に豚かつをのせ、ソースかつ丼のたれをかけ、紅ショウガをのせれば完成!紅ショウガは口をさっぱりとさせ、食べ進みが良くなるのですごく大事です。ぜひ、お試しください。   【私のイチオシ!全国調味料名鑑】バトン、次回は12/23(土)公開予定。クラシコサエル 編集部より、群馬県のイチオシ調味料のおはなしです。お楽しみに♫ (地図は黄緑:公開済み、赤:次回公開です) \TODAY'S PICK UP ITEM/ 【安達 健】 茶灰釉 角鉢 商品をもっと見る  
    《体験レビュー》四万十の恵みを味わうセット by.しまんと百笑かんぱに
    《体験レビュー》四万十の恵みを味わうセット by.しまんと百笑かんぱに
    山本 萌 まにまに商店 店長:山本 萌(Instagram)です。兵庫県在住、娘と夫の3人暮らし。旅が大好きで旅先でのご当地ごはんや美味しいものを見つけるのが好き。 今回は高知県四万十のしまんと百笑かんぱにさんの《四万十の恵みを味わうセット》の体験レビューです。 ▷ まにまに商店について 四万十の恵みを味わうセット by.しまんと百笑かんぱに カートに追加\送料無料/   数ある自慢の商品ラインナップから、まにまに商店だからこその組み合わせでセットにしていただきました。 事前のお打ち合わせでセットにする商品は知っておりましたが、どういう形で届くのかは知らなかったので届いてからびっくりしました! すごくおしゃれなパッケージ!しかもボリュームがあり、届いた瞬間から一瞬でワクワク!とトキメキました。 こちら100%再生紙からできておりパッケージからも商品へのこだわりが感じ取れます。 開封!まにまに商店だけの特別なラインナップです。しまんと百笑かんぱにさんの魅力が存分に伝わるようなセットにしていただきました。 左から時計回りで①つぎ足す鰹だし醤油②飲むお出汁 ORIGINAL BLEND DASHI DRIP③我が家のだし(厚削り)④しまんとフルフルドレッシング(イタリアン)⑤四万十のお米2合 カートに追加\送料無料/ それぞれご紹介していきます! ①つぎ足す鰹だし醤油 早速、お豆腐にかけてみました。 いつも使っている濃口醤油より鰹だしが効いている分、まろやかでとっても美味しい!もちろん、お料理に使っても美味しいと思うのですが、鰹だしが効いた主役級のお醤油なので、お豆腐などシンプルなものにも使っていきたいと感じました。鰹だしは1回で全て出尽くすものではないため、半分くらいに減ったら継ぎ足して10回程使えるそうです。2回目、3回目と継ぎ足していき、味の変化も楽しんでいきたいと思います。 ②飲むお出汁 ORIGINAL BLEND DASHI DRIP プレーン、塩、お野菜バージョンのベジドリの3種類。 朝に飲むコーヒーの代わりにもおすすめとのことで、《プレーン》を朝に淹れてみました♩化学調味料・食品添加物はもちろん、お塩も入っていないので身体にとっても優しそうです。 開封すると、出汁のいい香りがふわ〜っとしてきました。思わずクンクンと鼻を近づけて嗅いでしまうくらいいい香りです。 お湯の量と抽出時間で味の濃さを調整してください、とのこと。初めてだったのでじっくり少しずつお湯を注ぎ、ちょっと濃いめにしてみました。私個人の体感としては、ドリップコーヒーよりゆっくり抽出されていたので、お出汁の香りを楽しみながらゆったり入れる時間も至福のひとときでした。 そして、お味は優しくもありながら複雑な旨味を感じ、これぞお出汁を楽しむ一杯!と朝から元気になりました。 ③我が家のだし(厚削り) いつも使っている醤油を入れ4~5時間すると宗田節の香る、自分で作るだし醤油。 想像以上に多く入っていた、だしの素!これはいい出汁が抽出されそうで期待値が上がります。 家で使っている薄口醤油を入れてみました!ここから、4〜5時間経つとだし醤油が完成です。 厚揚げ豆腐にかけてみましたが、最高に美味しかったです。塩味の強い薄口醤油が尖りの部分がまろやかになり、薄口醤油の特徴であるすっきりとした味わいは残しつつ、だしの旨味がギュギュッとプラスされ、美味しいだし醤油に仕上がりました。 だしの素からは、じっくり時間をかけて旨味が出るので、醤油が半分程に減ってきたら継ぎ足して10回ほど使えるとのこと。 ①のつぎ足す鰹だし醤油と同じく、継ぎ足しの回数を重ねてからも楽しみです。 ④しまんとフルフルドレッシング(イタリアン)...
    モザイクちらし寿司で春をお祝いしましょう
    モザイクちらし寿司で春をお祝いしましょう
    tome 連載:旬を楽しむお弁当クラシライター:tomeさんより、旬のものをおいしく、楽しく、簡単に作れるようなお弁当のレシピや漢方の視点をお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 「2月は逃げる」とはよく言ったもので、早くも3月を迎えます。雪が降ったかと思えば春のような暖かさになるなど、この冬は日々違う季節を過ごしているようでした。 お野菜売り場にも春野菜が店頭に並び、冬と春が同居していますね。今回はこの時季ならではの、春野菜と冬野菜で作るちらし寿司をご紹介いたします。 あわせて読みたい 《クラシライターのちらし寿司》✔︎ 鯛ちらし - by.平本麻美✔︎ ローストビーフのちらし寿司 - by.早織 ◎ 具だくさん酢飯を作ります。 《しいたけと人参の甘煮》干ししいたけ4枚を120㏄の水に入れ、一晩おくか、お急ぎの場合には砂糖をひとつまみ加えて電子レンジで1分ほど加熱します(砂糖が食材を柔らかくする力で早く戻ります)。柔らかくなったしいたけは薄切りに、人参はせん切りにして、しいたけの戻し汁ごと加熱します。砂糖・醤油・みりん・酒(全て小さじ1)を加えて、煮汁が半分になるまで煮込み、そのまま冷まします。 まだ湯気が残るくらいのアツアツのごはん(2合)に、軽く汁気を切った《しいたけと人参の甘煮》・好みの酢(今回は梅酢)小さじ2・白いりごま小さじ1を加えよく混ぜたら酢飯の完成。しっかり味を感じられるくらいがおすすめ。   ◎ 具材を準備します。 春野菜はグリーンピース・菜の花・三つ葉・筍。全て塩ゆでし、筍は《しいたけと人参の甘煮》のだしで味をつけておきます。 冬野菜はかぶ・柚子・しいたけ。かぶは梅型で抜き、梅酢につけてほんのりピンク色に。柚子はへぎゆずにします。(柚子にはこの冬も本当にお世話になりました。ありがとう^^) 生の桜海老と鯛・秋に漬けたいくらも飾ります。錦糸卵も忘れずに。 鯛は昆布〆にしました。昆布ではさみ、酒をかけてラップで密着し、しばらく待ちます。もっちりとした食感になり、昆布の良い香りも移ってそのままでもおいしくいただけます。今回は鯛ですが、ほたてや鱸などでもおいしいです^^ 2時間ほどで香りが移りますが、今回はひと晩置きました。また、昆布〆に使用する料理酒は塩分不使用のものがおすすめです。 ◎ さぁ、詰めていきましょう。 お弁当箱に具だくさん酢飯を敷き詰めます。この時ラップなどでごはんの高さを均一にすると盛り付けしやすいです。今回はモザイク寿司にしていくので、具材の数と、盛り付ける場所のスペースを合わせます。今回は9種類なので、9等分に。スケッパーや定規などで、仕切りの線をつけておくと詰めやすいです^^ 仕切りの線に合わせて、具材を配置します。菜の花や筍など、長さのあるものは仕切りに合わせて切りそろえましょう。また、同系色のものが隣り合わないように置くときれいですね。なるべく具材の高さも合わせると一体感が出ます。鯛には完全天日塩で作った桜塩を、かぶにはぶぶあられでお化粧してみました。 並べず散らすバージョンのお弁当箱では、錦糸卵は「W」・桜海老は「▽」となるように配置してから他の具材をのせていくと、盛り付けしやすいです。    お雛祭りや、春のお祝い事にぜひ手作りのちらし寿司を楽しんでみてください^^   【今日の旬食材】 鯛:旬は春と秋。特に春は、冬に栄養を蓄え産卵期に備えているため脂がのりおいしくいただけます。全体がピンク色になり桜鯛と呼ばれるのもなんだか愛おしいですね。良質なたんぱく質を含み、薬膳では脾(消化器系)と腎に効能があり、負担をかけずに体力を回復させると言われます。なんだかお疲れ気味の日は、鯛をいただいて春を元気に楽しみましょう。 あわせて読みたい 《ひな祭りをめぐる“食”に関すること》✔︎ 雛祭りに作りたいご飯もの3選 - by.平本麻美✔︎ 春のおもてなし料理 - by.おべんとうつづり✔︎ 雛祭りのテーブルコーディネート...
    せいろでつくる、ふんわり抹茶蒸しパン。<span class="blog_title_sub">〜初心者でも簡単、抹茶の香り広がる大人のおやつレシピ〜</span>
    せいろでつくる、ふんわり抹茶蒸しパン。〜初心者でも簡単、抹茶の香り広がる大人のおやつレシピ〜
    川上 琴美 連載:おやつのじかん川上琴美さん(Instagram)が提案する"記憶に残るお母さんのおやつ”。料理教室での経験や、子育てをされる中でのおやつ作りのアイデアやレシピなどをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 桜はもうほとんど散ってしまったけれど、あとを追うように、道の木々が新しい緑をまといはじめています。上着も薄手になって、朝のコーヒーよりもお茶が飲みたくなるようなそんな気分です。 こんな日には、おやつもやさしいものがいい。お茶の時間に、ほんのり甘くてやわらかな蒸しパンがあったなら。 今日は、抹茶蒸しパンをつくります。 せいろでふっくらと蒸し上げるから、しっとりしていて、口どけがよくて。噛むほどに、やさしい抹茶の香りが広がります。 あわせて読みたい ✔︎ お菓子作りにもぴったりな FUJISAN MATCHA を使って 抹茶の味と香りは、そのままお菓子の仕上がりを決めてしまうから、せっかくなら、本当においしい抹茶を使いたい。 FUJISAN MATCHAは、富士山のふもとで育ったオーガニック抹茶。粉がとても細かくてダマになりにくいので、お菓子作りにもぴったりで、混ぜ込んでも、きれいな緑色と香りがちゃんと残ります。   【レシピ】せいろの抹茶蒸しパン|おいしく作るポイントや簡単アレンジも♪ 材料(9号のカップ5〜6個分) ・薄力粉 … 150g・抹茶パウダー(FUJISAN MATCHA) … 小さじ2(※今回はつゆひかりを使いましたが、どれでも◎)・ベーキングパウダー … 小さじ1・きび砂糖 … 70g・牛乳 … 150ml・サラダ油 … 大さじ1 本格抹茶3種セット 《PR》お菓子作りにもぴったり カートに追加\送料無料/ 作り方 1. 下準備をする ・せいろをセットできる鍋に湯を沸かし、蒸気が立つようにしておく。・せいろの底にクッキングシートを敷いておく。・薄力粉、抹茶パウダー、ベーキングパウダーを合わせてふるっておく。 2. 生地をつくる ・ボウルにふるった粉類ときび砂糖を合わせて泡立て器で混ぜる。・牛乳とサラダ油を加え、さらに混ぜる。(まぜすぎに注意)・お好みで甘納豆や黒豆を加えても◎...
    【暮らしをコサエル台所】eps.50 madokaさん
    【暮らしをコサエル台所】eps.50 madokaさん
    Instagramで見かけた素敵な暮らしのあの人の、ふだんは公開しない台所のあれこれ、世界観を覗くバトン企画【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】今回は総勢50名でバトンを繋ぎます…と始まった企画でしたが、盛り上がりましてオーバーラン、残り2名、総勢52名で完走することとなりました!最後までどうぞお楽しみください♪ 50人目はmadokaさん(@________m.ko.k)です。 ① 台所作りのこだわり 台所道具が好きです。蒸籠や鉄のフライパン、土鍋、こだわって選んだそれら台所道具が、毎日の食事を彩ってくれています。それなのに、大好きな台所道具をしまい、一切のキッチン家電を隠し、できる限り‘台所’らしさをなくすよう、ギャラリーの一角にあるお茶や珈琲を淹れられるような空間、そんなキッチン作りを目指しました。台所道具をこよなく愛するわたしが、一見矛盾とも思えるような空間を作ったことで、道具を手にしたときより喜びを感じられる気がしています。 ② 台所にいる時間のマイルール ‘ちょうどいい’、心も体も、そう、‘ちょうどいい’状態で、暮らしを愉しむことを大切にしています。朝、キッチンに立ち、窓から差し込む光やその窓の向こうにある空の色、雲、また日によってはさめざめと降る雨、そんな日々の空の様子を見て、さらに自分の心と体を見つめます。季節の旬な食べ物をごくシンプルに、そういった空や天気、体調によって、その調理法を決めるようにしています。‘ちょうどよく’おいしく食べることができ、‘ちょうどいい’わたしで一日が始まります。 ③ お気に入りの器や調理器具 お気に入りの台所道具はいくつもありますが、その中でもとりわけ気に入っているのが鉄製のフライパンです。成田理俊さんという作家さんのもので、片手パンと両手パンの2種類を15年近く大切に使っています。焼き切って、叩いて叩いて作られただろうそのフライパンは、信じられないほどの薄さと漆黒にも近い深緑のような色と艶があり、本当に見惚れる美しさです。もちろん、造形美のみならず、焦げつくことなく美しく炒めることができ、素晴らしい手仕事を日々感じています。 ④ ささっと作れる箸休め 新牛蒡は春から初夏に出る白く柔らかい牛蒡で、さっと火を通すだけで食べられる牛蒡。新牛蒡も好きですが、秋に収穫される土牛蒡で作るきんぴらはシャキシャキとした食感でつい食べ過ぎてしまうほど、秋を感じる土牛蒡も好きです。 こどももお箸が進み過ぎるわが家のきんぴら牛蒡は、タラコきんぴらです。箸休めに食卓に出したつもりが、休むことなくモリモリとつい食べ続けてしまいます。 ・土牛蒡 1本・にんじん 2/3本・本みりん 大さじ1から1と1/2・醤油 小さじ1・タラコ 1つ(味が濃いのが好きなら一腹(2つ)でも!)  牛蒡とにんじんを油で炒め、シャキシャキが残るくらいで本みりんと醤油を入れて水分が飛んだら、タラコを入れて菜箸で崩すようにしながら炒めます。 簡単なのに、ご飯にもビールにも合って抜群の箸休めです。 madoka(@________m.ko.k) 玄関を開けると六甲山が目の前にある神戸で、築35年ほどのヴィンテージマンションの一室をリノベーションし暮らしています。食べること作ることが好きで、どの器にしようか、と考える時間を大切にしています。 【素敵なあの人の、暮らしをコサエル台所】バトン、次回は 松岡由希子さん(@yukiko_light)にたすきをつなぎます。お楽しみに♫ \TODAY'S PICK UP ITEM/ 【96】ざらざら 商品をもっと見てみる  
    旬の食材:かすべ|かすべの煮付けの作り方
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    平本 麻美 連載:季節の手仕事クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。 ▷ 各クラシライターの紹介 二十四節気のひとつである大寒。文字通り、1年で最も寒さが増す頃と言われている時期です。そんな時期に旬を迎える、かすべ という魚をご存知ですか? かすべとはエイのことで、主な産地は北海道です。漁獲時期は意外と長く、10月〜6月頃まで。九州生まれの私には、見慣れない食べ慣れない魚でした。今では東京のスーパーでもよく見かけます。下拵えが手軽で、リーズナブルなので、手に取るようになり、レパートリーも増えました♪ 今回は煮付けの作り方をご紹介します。    材料 ・かすべ 4切れ・牛蒡 ½本・水 200ml・醤油 大2・酒 大2・みりん 大1・砂糖 大1・生姜のスライス 2枚・生姜の搾り汁 小1・針生姜 お好みで   作り方 1、牛蒡を5~6cmに切り、太い部分は4~6割にする。 2、かすべを適当な大きさに切り、熱湯をかけて臭みを取る。 3、鍋に1と水を入れ、柔らかくなるまで茹でたら、調味料と生姜のスライスを入れてひと煮立ちさせる。 4、かすべを入れて落とし蓋をし、中火で15分ほど煮る。 5、火を止めて味をなじませ、器に盛り付ける。 6、煮汁に生姜の搾り汁を加えて、カラメル状に煮詰め、上からかける。 7、仕上げに、お好みで針生姜を天盛りにする。   かすべことエイは軟体の魚類に属するため、調理すると骨まで食すことが出来ます。コラーゲンやコンドロイチンなど、健康づくりに役立つ栄養素が豊富に含まれており、美容の面からも注目される食材です。(お肌がツルツルになりますように…。主人の五十肩も良くなりますように…。) 煮付けで食べても、唐揚げやフリット、ムニエルにしても、美味しく頂けます。ふっくらした身とコリコリとした食感を楽しめますよ。 見つけたら、是非試してみて下さいね! た・だ・し…エイは体内でアンモニア臭を発生させる魚です。特に鮮度が落ちると臭いが強く、食べにくいことから「かす」と呼ばれていたそう。近所のスーパーでは消費期限が加工日を含めて3日になっていますが、私は翌日でも臭いが気になり始めるので、調理する当日に、出来るだけ鮮度の良いものを選びましょう。 今日もご覧頂き、ありがとうございました。   1月の読みもの 1月の食に関すること(レシピ付き記事も)、1月の過ごし方のアイデアや2月の準備などの記事をお楽しみください♪ 月ごとの読みものまとめはこちら