【ワークショップ開催報告】御前酒と料理で味わい学ぶ発酵の世界

2月11日(火・祝)クラシコサエルのワークショップ
「御前酒と料理で味わい学ぶ発酵の世界」 を開催しました。
当日は満席予約の大盛況!日本酒と料理の奥深い魅力に触れる、充実したひとときとなりました。
今回のイベントでは、岡山県より御前酒蔵元 ㈱辻本店 七代目蔵元 辻総一郎さん をお迎えし、御前酒の由来や辻本店さんの歴史や活動、日本酒造りへのこだわりや、それぞれの酒が持つ個性について貴重なお話をスライドとともにご紹介いただきました。
1804年創業の歴史を持つ株式会社辻本店は、岡山発祥の酒米「雄町(おまち)」を使った日本酒造りで知られています。
今回ご紹介いただいたのは、
• 等外雄町50生(無濾過生酒)
• 御前酒1859
• 菩提酛 貴醸酒
どれも味わい深く個性豊かな3種。
実際に試飲しながら、日本酒の造りやそれぞれの特徴を蔵元である辻さんから直接学ぶことができました。
そしてお待ちかね、クラシコサエルで2年間水曜日の連載を担当してくださっていた、料理家の平本麻美さん にそれぞれの日本酒に合う発酵料理をテーマに、岡山県真庭市の発酵調味料を取り入れた特別メニューを考案していただきました。
実は今回、平本さんが大の日本酒好きということで、企画してくださったワークショップでした。
• カリフラワーのムース
• 鯵と菜の花の胡麻和え
• 蕗の薹の春巻き
• 鯛のアラを使った出汁で鯛煮麺
• 酒粕入りガトーショコラ 赤酢でマリネした苺を添えて
一杯と一皿、どの組み合わせも料理と日本酒が見事に調和し、その相性の良さに驚きの声があがる場面も。
酒器による味わいの変化についても、平本さんと辻さんのトークを交えながら、みなさまメモが止まりませんでした。好きから生まれるパワーで皆様の一体感を感じました。
参加者の皆様にはレシピもお渡しできたのですが、デザートはバレンタインを意識したスイーツ。スイーツと日本酒の組み合わせもまたたまりません♪
今回ご用意くださった酒器はsghrさんのもの。数も数だけに圧巻の佇まい。
参加者の皆さまからは、
「最近夫とハマっている日本酒。家族で参加すればよかったと思いました!」
「一気に世界が広がりました!」
「ペアリングの奥深さに感動!」
「平本さんの発酵料理が素晴らしかった!」
といった嬉しいお声をたくさんいただきました。
クラシコサエルでは、これからもその道の匠による “ひとつのものをじっくり味わう” イベントをお届けしていきます。
次回の開催もお楽しみに!