瓶を包む
連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。
新年会シーズン
知っていると便利なボトルラッピング
レジ袋有料化に伴い
エコバッグ持参が生活の中に浸透してきましたが
日本酒やワインはどのように持ち運んでいますか?
私はエコバックが浸透する前から
公園ピクニックや持ち寄りパーティーの際に
このようなグッズを愛用していました。
お店によっては緩衝材で包んで頂けるので
他の食材などと一緒にエコバッグに入れて持ち帰って来ることが多いのではないでしょうか。
また、手土産にする際には専用の縦長の紙袋を購入されるかと思います。
センスのよい紙や布で包まれていると
送られた方の期待は膨らみます。
そこで、包装紙や風呂敷を使った簡単な包み方をご紹介します。
包装紙で包む場合
一辺がボトルの高さ+底の直径より少し大きめで、もう一辺はボトルを1-2周包める長さの紙を用意します。
ここでは約38㎝×50㎝を使っています。
私は薄葉紙のような透け感のあるものが
扱い易くて好きです。
あまり硬い紙だと難しいのでおすすめしません。
1、包装紙の上にボトルを平行に置き
ボトルを転がしながら底にタックを作っていきます。
2、タックで底の部分を包むことが出来たら
底のラインで包装紙に折り目を付けます。
3、ボトルを転がし包み終えたら
端をテープで止めます。
4、ボトル上部をクシュクシュっとして
リボンで結びましょう。
この時期はリボンの代わりに水引を使うと
新年らしさが出て日本酒にもぴったりです。
色はベージュに近い落ち着いた色のゴールドを使いました。
風呂敷を使って包む場合
70cm角サイズの風呂敷を用意します。
1、風呂敷の中央にボトルを置き、
対角線上の隅でボトルを覆うように真結びします。
2、残った二つの対角線の端は交差させて巻き
ボトルの腰の位置で結びます。
3、1で結んだ端をこより、輪っかを作って結びます。
左は絹です。
薄手で生地がしなやかにボトルに添うので、とても包み易いです。
右は、洋服に合わせやすい色の綿の生地を買ってきて作ったものです。
日々の買い物にも手軽に使えます。
風呂敷は昔のエコバッグ!
絹の風呂敷だと敷居が高いかもしれませんが
綿や麻などで少しカジュアルダウンすると
洋服とのコーディネートにもぴったりです。
これからは風呂敷をもっと日常生活に取り入れてみたいなと思っています。