シューファルシ〜丸ごとキャベツのオーブン煮レシピ〜
連載:くらしつづり
インスタグラムでは日々のお弁当を紹介されているクラシライター:おべんとうつづりさん(@obentotsuduri)より、ここでしか見られない「くらし」 のひとこまをお届けします。
フランス料理の学校で習ったもので特に印象に残っているお料理のひとつがシューファルシです。
シュー(chou)はキャベツ、ファルシ(farci)は詰めものをした、という意味で、キャベツにひき肉などの種を詰めたフランスの家庭料理。ビストロでも人気のメニューです。
日本にもキャベツで詰めるものを包むロールキャベツがありますが、料理学校で教えてもらったシューファルシはキャベツをそのまま丸ごと煮たような見た目でインパクト大。

加熱の方法もコトコトとお鍋で煮込むロールキャベツと違って、煮汁は少なめ、蓋をした鍋ごとオーブンに入れて蒸し煮にします。
こうすることで、火が四方からまんべんなく入り、詰め物が煮汁の中で泳がないので形が崩れにくいのです。
また煮込むよりも詰めものの旨みがキャベツの中に閉じ込められるのでお肉の存在感をより強く感じるものになります。
✔︎ シューファルシに使われるキャベツの特徴
フランスではシューファルシにはchou frisé シューフリゼ(縮れたという意味)という、葉が肉厚でちりめん状のキャベツが使われます。
日本ではサボイキャベツやちりめんキャベツの名前で売られています。
日本では冬から春先にかけて流通が増える食材です。手に入らない場合は普通のキャベツでも代用できます。葉が大きめで巻きがしっかりしている冬のキャベツの方がシューファルシには向いています。

サボイキャベツは普通のキャベツよりも硬いので生食には向きませんが、煮込むと柔らかくなり、その甘味は格別です。
また縮れた葉が煮汁や肉汁を含みジューシーな仕上がりになります。ポトフもこのキャベツで作ります。
材料はシンプルで、調理はオーブン任せ、見た目よりも簡単にできるシューファルシ<を今回はご紹介したいと思います。
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シューファルシは丸く小さく作ってもかわいいです。
手間がかかりますが取り分けはこちらのほうが楽。

この時にはベーコン、にんじん、マッシュルームはファルスには入れず、キャベツに巻いたり、付け合わせにしました。

サボイキャベツは加熱しても破れたり煮崩れをしにくいので、詰め物を巻き込んだりする時に少々手荒にしても大丈夫。
定番の俵形も作りやすいと思います。
トマト味にしても美味しいですね。

サボイキャベツを見つけたら、ぜひお試しください。
#キャベツ(春4~6月、冬11~3月)
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