古着から作るTシャツヤーン〜ハサミひとつで生まれ変わる、エコでかわいい鍋敷きリメイク〜
連載:ファブリック考
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさん(Instagram)より、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。
前回の記事では、衣替えのタイミングでいらなくなった服やバッグをただ処分するのではなく、ボタンや布などを素材として見直すアイデアを紹介しました。
今回は具体的に、古くなったTシャツを活用するアイデアをお話しします。
✔︎ 古着のTシャツを生かすエコなリメイクアイデア
もう着なくなったお気に入りのTシャツをハサミ1つでヒモに変える、Tシャツヤーンを知っていますか?
Tシャツヤーンは主に編み物に使います。編み物といえば、毛糸を使うので冬のイメージが強いですが、季節を問わず使える素材として編み物の幅を広げてくれます。
編むと厚みが出るので、マットや、バスケットを編むのにちょうど良いです。

Tシャツを切るだけで、Tシャツヤーンは出来上がるのですが、切る時のちょっとした工夫で、1枚のTシャツを繋ぎ目のない1本の長いヒモにすることができるので、今日はそのやり方をご紹介します。
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不格好ですが、Tシャツヤーンで鍋敷きを編んでみました。

私は、実は編み物はあまり得意ではないのですが、いつかしっかりやりたいと道具だけは揃っています。笑

∟ 編みながら、サイズを確認中
作り方を解説できるほど技術がないのが残念ですが、興味のある方はYouTubeなどで探してみてください。太さがあるので、鍋敷きくらいのサイズなら、30分もあれば編めてしまいます。
✔︎ 個性を活かしたTシャツヤーンで作るリメイクの楽しみ
お気に入りの色や柄でTシャツヤーンを作ると、仕上がりにも個性が出てとても楽しいです。たとえば、タイダイ柄やプリントTシャツなど、模様の出方がランダムな生地は、編んだときの表情がユニーク。一点ものの特別感を味わえるのも、リメイクならではの楽しみです。
マットや収納バスケットなど、次は少し大きな作品にも挑戦してみたいと思います。皆さんも秋の夜長にゆっくりとリメイクを楽しんでくださいね。
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