毎日の料理のために意識していること

公開日:2025.08.08
りえ

連載:暮らし日和
りえさん(Instagram)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

料理は好きです。おいしいものが出来上がって食卓に並べるとき、子どもたちがおいしいと言ってくれるときには、体も心も満たされます。
でも、毎日続けていく家事としてはどうしても大変に感じる瞬間はあります。忙しい時、疲れている時など体や心の調子によっては気持ちがどうも料理に向いていかないんですよね。
どんなときでも料理しやすい環境づくりのために意識して決めていることを3つご紹介します。

✔︎ 副菜の定番メニューを決めておく

毎日悩ましいのが副菜決めという方はいませんか?わが家の場合、主菜は大体を肉か魚,大豆製品の3択で考えますが、副菜は冷蔵庫の在庫や乾物、調味料など把握して選択して...と料理までの道のりがどうしても長く感じられてしまうことがあります。

今実践しているのは、副菜の「定番」品を決めておくということです。定番にする料理は、普段作り慣れていているものやわりと短時間で作れるものに限定。調理途中に、子ども達から声がかかって中断せざる負えないときもありますよね。そんな忙しい夕飯時や疲れてしまって気持ちが乗らない日でも、体が覚えている料理や短時間で作れるメニューには安心感があります

わが家の定番副菜は、

ひじき煮
ごぼうと人参のマヨしょうゆ和え
きんぴらごぼう
切り干し大根の煮物
ポテトサラダ
すき昆布と根菜煮

など、和食寄りのメニューが多めです。

✔︎ 調味料には気を配る

私が作る料理のレパートリーは決して多くないので、調味料には少し気をつけるようにしています。

「調味料はいいものを使いなさい。」
これは、子どもの頃同居していた祖母が生前によく言っていたことでした。
今になってこの祖母の言葉が少し理解できるような気がするのは、いい調味料を使うといつもの料理やシンプルなメニューほどおいしく感じるからかもしれません。

ゆでるだけ、蒸すだけ、時には切るだけの一品が醤油や塩のおかげで驚くほどおいしく感じます。

蒸し野菜にオイルと塩
野菜スティックに手作りマヨネーズ
ゆでたアスパラに塩

あれこれ調味料を混ぜなくても、シンプルにすればするほどおいしく感じるといえばいいのか、それほど一つ一つこだわった素材を使って大切に作られた調味料なのだろうと思うのです。

少し高価であってもシンプルな使いかたでもおいしく仕上がるので、いろんな調味料や香辛料を買い揃えて余らせてしまうということがなくなりました。クラシコサエルで買えるこうのとり醤油も丁寧に作られているのが分かるおいしいお醤油です。安心安全に長く使いたい調味料です。


【大徳醬油】こうのとり醬油

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✔︎ 気に入った道具を使う

私は、地元の工芸品でもある南部鉄器を愛用しています。フライパン、鍋、鉄瓶など6種類ほどがレギュラー道具です。写真はそのうちよく使う4つを写したもの。手入れに苦労しそうなイメージがあるかもしれませんが、しばらく使い続けて鉄器に油が染み込んだ後は、数日使わずに置いていてもサビることなく使えています。

パリッと羽が付いた餃子や目玉焼きなどよく作る簡単料理がさらにおいしく出来上がり、鉄分を摂取できる道具。お気に入りの道具を使うことでその時間が楽しみになります。疲れている時にはその楽しみに向かってキッチンに立ってみるのもいいかもしれません。

暮らしの中で生きていく限り続いていくのが、「食」。大切にしながらも、自分に優しいルールを仕込んで少しでも気軽に料理を楽しめるような方法をこれからも考えてみたいと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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