環境のためにできることを考える(後編)

公開日:2025.06.13
りえ

連載:暮らし日和
りえさん(Instagram)のお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

前回は家庭でできる環境への取り組みの前編として、コンポストとコットンたわしについて話をしました。今回は、後編。
エコラップとナチュラルクリーニングについてです。

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✔︎ エコラップの使用頻度を上げる

長く使い続けられるものを大切にしたい、とラップの使いかたについてもいろいろ試してきました。

一つは、エコラップという、みつろうでコーティングされた布を代用すること。器の上にかけたり、使いかけの野菜やおにぎりを包んだりと市販のラップと同じ使いかたができます。汚れたら水洗いすると繰り返し使えるのがポイントです。わが家は、お弁当のおにぎり包みもこのみつろうラップを使っています。適度に水分を吸収し、殺菌効果もあるラップで見た目もかわいらしく、衛生的だなんていいことばかりです。

手の温かさでラップが包みたいものの形にフィット。折り紙のように娘がゆっくりと畳んでいきます。

柄物のエコラップは、お弁当のかわいいアクセントにもなります。

あとは、皿に皿で蓋をする。
そんなおおざっぱな考え方だってありとしてしまえばありなんです。

✔︎ ナチュラルクリーニングを取り入れる

自然由来の素材を使って行うナチュラルクリーニング。化学薬品を含まず自然に分解されやすい成分でできているので、環境への負荷が少なく済むそうです。

わが家は重曹とクエン酸、セスキ炭酸ソーダをメインに掃除をしています。

トイレの便器・床・壁掃除にはクエン酸水。
布巾の煮沸消毒、お風呂の皮脂汚れには重曹水。
コンロの油やキッチン回りにはセスキ炭酸ソーダ水。
といった感じで、今は落ち着いています。それぞれの汚れが持つ酸性、アルカリ性に対して反対の性質を持つ素材を掃除に使用すると中和されて汚れが落ちるのだそう。他にも数種類のクリーニング素材がありますが、わが家は把握しやすい種類を長く使えるようにできる範囲で少しずつ取り入れることにしています。

スプレーボトルに小さじ1,2杯の粉を入れて水を混ぜれば完成するナチュラルクリーニングは環境だけでなくお財布にも優しい。前回、粉をいつ買ったか思い出せないくらい長持ちしています。

今の生活が決して当たり前ではないと思うと、小さなことでもできることは少しずつ取り組んでいきたいと思っています。最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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