初夏の台所で焼く、米粉と植物油のスパイスサブレ。

日差しが少しずつ強くなり、朝の風に初夏の気配を感じる頃になりました。
冷たい飲みものが恋しくなる季節だけれど、午後のひとときには、あたたかいお茶と一緒に塩気のあるおやつも食べたくなる。
そんな日に焼いたのが、米粉と植物油でつくる、やさしいスパイスのサブレです。
バターの代わりに植物油。
小麦粉ではなく、米粉。
ほんのり香るチーズにスパイス、ハーブが軽やかで静かな存在感をくれます。
✔︎ 植物素材で焼く、ひかえめだけど確かな味。
米粉と植物油でつくるサブレは、軽やかで香ばしく、甘くない焼き菓子。
スパイスとして使うのは、粗挽きブラックペッパー。
市販のものでも美味しくできるのですが、今回私は、愛用のスパイス、INSPICEの万能香味料《DISH》の中のひとつ、シンフォニーNo.5「多彩な胡椒の調和」を使って作ってみました♪

個性の違う胡椒が組み合わさった、ピリッとしながらもどこかまろやかで、お菓子や料理に使っても自然に調和してくれます。
なによりも無添加・無塩の100%植物由来の食材で作られてるのが嬉しい。
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焼き上がりはサクサクと軽く、ひとくちかじれば、スパイスとチーズの余韻がほんのり残る。
甘さを使わないことで、素材そのものの味わいが際立ちます。
気取らず、飾らず。
でも、どこか気の利いたこのおやつは、お茶にも白ワインにもよく合いますよ。
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✔︎ おやつというより、小さな気晴らし。
焼きあがったサブレは、さっくりと軽く、チーズと胡椒とハーブが調和して、甘さのない焼き菓子なのに、なんだか心がほっとする味です。
焼き上がるころには、部屋の空気がやさしくなっていて、オーブンの前で思わず深呼吸♪
あわただしい日々のなかで、こんなふうに静かに過ごすひとときが、思っていたよりずっと心の栄養になる気がしています。

きちんと計量できなくても、ちょっと焦げたとしても、このサブレはいつも、ちゃんとおいしいです。
肩の力を抜いて、心に余白をつくるような気持ちで、今日も台所に立てたらいいなと思います。
無理せず、自分のペースで。
そんなおやつが、日々にそっと寄り添ってくれますように♪
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