ジャスミン茶と苺の酢豚

新緑がいっそう鮮やかになり、空の青さが心地よく感じられる5月の一茶一菜は、「ジャスミン茶」と「苺(いちご)とミントの酢豚」。
酢豚にフルーツといえばパイナップルがよく知られていますが、このレシピは季節ごとの果物に置き換えて楽しむこともできます。今回は、旬の終わりに差し掛かった酸味のあるいちごを使い、黒酢餡の甘酸っぱさを引き立てた、春の名残を感じさせる一皿に。ミントを添えることで、春から初夏へと向かう季節の移ろいを、爽やかな香りとともに食卓に取り入れました。
いちごの軽やかな食感に寄り添うよう、豚肉はブロック肉ではなくロース肉をくるくると丸めて使い、ふんわりとした口当たりに仕上げています。甘酸っぱいタレとミントの清涼感が、いちごの酸味を引き立ててくれます。
お茶は、華やかでみずみずしい香りが広がる「オリエンタルジャスミンティー」。爽やかなジャスミンに、白桃やライチのフルーティーな香りがふわりと重なり、ゆったりとした余韻が楽しめます。
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合わせるお茶は、オリエンタルジャスミンティー。

マンダリンオリエンタルのオリジナルブレンドを愛飲している私ですが、それを知った友人がプレゼントしてくれた期間限定のフレーバーティーです。KEITA MARUYAMAさんとのコラボで、爽やかなジャスミンの香りと、フルーティーなライチや白桃が香る紅茶です。
濃くなりすぎないように、熱湯でさっと出しました。
【叶谷 真一郎】7寸リム皿《PR》濃淡のある黒が料理を引き立たせる |
器はこちらを使いました。

器・・AKIHIRO NIKAIDO
カップアンドソーサー・・CHRISTINA IVERSEN
箸置き・・fresco
リネン・・TAJIMA SHIKIKO
春から初夏への移ろいと、光と風を感じながら、ちょっと新しい味わいを楽しむ時間になりますように。
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