春の目覚め、花山葵の醤油漬け

更新日:2025.03.21 | 公開日:2025.03.20
早織

連載:折々の一皿
早織さん(Instagram)より、旬を取り入れた、和の要素を感じられる自宅でのお料理やおもてなしについてお届けします。

春分を迎えました。
春先に小さく白い可憐な花を咲かせる山葵。

山葵の花の花言葉は「目覚め」だそう。
冬の寒さに耐え、春を目前にようやく花をつけた山葵のつんと突き抜ける鮮やかな辛味に相応しい花言葉ですね。

今回の一皿は花山葵の醤油漬けです。
しっかり辛味を出す方法をご紹介いたします。

また、後半ではこちらをゆば甚さんの国産大豆の生ゆば食べ比べセットに合わせていただいたレビューも付記しています。
花山葵との相性が良く、特別な調理をすることなく湯葉専門店でお食事をしている気分を自宅で味わうことができました。

 


【レシピ】花山葵の醤油漬け|辛味をしっかり引き出す作り方

*材料*

花山葵:100g
(花が咲く直前の蕾の状態のものが良い)
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
醤油:90ml
酒:30ml
味醂:30ml

*作り方*

1.
さっと水で洗い3cmほどに切る。
ボウルに入れ、塩と砂糖を加えて揉み込む。

2.
80度のお湯に1を入れ、全体が浸かるようにし10秒待ちざるにあける。

3.
冷水にとり、手で触れるくらいまでさっと冷ます。
水に長くさらすと辛味が飛ぶので注意。

4.
水気を絞り、清潔な瓶に入れる。蓋をして刺激を与えるように数回振る。そのまま3時間ほど冷蔵庫で冷やす。

5.
酒、味醂を一煮立ちさせ、醤油を加え冷ましておく。3時間後、4に注ぎ入れ完成。
一日置くことで味が馴染みます。

 

揉んだり振ったりすることで花山葵に刺激を与え怒らせて辛味をしっかり出します。つんと突き抜ける辛さと香りが癖になる、この時期だけの旬の味です。

お刺身やお肉、お豆腐などに山葵と同じように合うのはもちろん、ごはんのお供にも良し、刻んで大根おろしなどと混ぜて薬味にするのも美味しくおすすめです。

今回はまにまに商店で購入できるゆば甚さんの国産大豆の生ゆば食べ比べセットに合わせて食べ比べをしてみました。

 

生ゆば食べ比べセット

《PR》国産大豆、老舗の味

 

まずはとろける生ゆば。
花山葵を添えて漬け汁をかけて。
薄い湯葉が幾重にも重なっており、濃厚で口当たり滑らか。何もかけなくても大豆の味がしっかりしていて、美味しくいただけました。

次は汲み上げ生ゆば。
刻んだ花山葵を乗せていただきました。
柔らかくてとろっとクリーミーで濃厚。コクのある美味しさは豆乳をあわせてあるからでしょうか。

こちらは湯葉包み。
蒸籠で蒸して、お出汁に少し醤油をたらし、葛を溶いたものに刻んだ花山葵を加えた餡をかけていただきました。
説明を読まずにいただいたので、色々な食材が包まれていて美味しくてびっくり。長芋、鱧のすり身、海老、さつまいも、コーン、枝豆、蓮根が包まれているとのこと。

最後はゆばとうふ。
花山葵を乗せて漬け汁をかけていただきました。
柔らかく濃厚なお豆腐の中になめらかな湯葉がたっぷり入っていて、食感が良く食べ応えがありました。

どれも僅かな違いかと思いましたが、それぞれしっかり個性があり美味しくいただきました。

花山葵の醤油漬けとともに。
少し珍しい食材ですが、見かけた方はぜひ手に取って試してみてください。

 

3月の読みもの

3月の暮らしや行事を楽しむアイデアや旬の食べ物に関すること(レシピ付き記事も)、4月の準備などの記事をお楽しみください♪

≪ 2月一覧4月 ≫

 



\ RECOMMEND COLLECTION /

おすすめ商品