日々の小さなストレスを解消する収納術

気が付くと何となく置き続けてしまっているものや、置き場所を決めたものの使いにくいなと感じることってありませんか。そのままでも一日は過ぎていきますが、小さな引っ掛かりは気が付くとイライラしたり、暮らしにくさにつながることもあります。
✔︎ 日々の小さなストレスは、暮らしやすさ向上のヒント
もやっとしたことやちょっとした引っ掛かりは、家の中をこれまでより暮らしやすい場所に変えられるヒントが詰まっています。
最近わが家でも、ひっかかりを拾いながら暮らしのアップデートをいくつか試してみました。どれも、今まで○○に置くのが当たり前だと思っていたものたちですが、新しい定位置を作ったものです。
✔︎ ドライヤーを洗面所からリビングに

ドライヤーと言えば洗面所にポジションをとることが多い家電です。うちでは家族の共有スペースである和室に置いています。洗面所で使用していたこともありましたが、築古賃貸の冬は底冷えが激しいんです。毛量の多い娘たちが時間をかけて乾かしきる頃には、体はすっかり冷めしてしまいます。
そこで、リビングに続く和室で乾かすことにしてみました。体の小さい末っ子がドライヤーを自分で持ってゆっくりと乾かしても体が冷える心配はなし。子どもたちの仕上げ歯磨きとドライヤーの仕上げが同じ場所でできるようになったので以前のように子どもに呼ばれて洗面所から和室へ、和室から洗面所へ大人が移動する必要もなくなりました。
ドライヤーは、コンセント近くを定位置に。本棚の背面にくぎを打ってかけられるようにしています。
レトロな赤いドライヤーは亡くなった祖母が美容師時代にお店で使っていたものでとてもパワフル。20年選手くらい?でしょうか。昔のものは長持ちしますね。
✔︎ スキンケア品を洗面所から洋服収納棚に
リビングに洗面所が続くようなワンルーム作りの賃貸物件に住んでいる頃はスキンケア用品を洗面台に並べておくのが当たり前だと感じていました。

引っ越してからも造り付けの洗面台には、写真のように棚に化粧水やクリームをセットして使っていました。
今、ケア用品はリビングにあります。両頬を自分の手で包みながら「ふぅ~」と一息つく時間は、バタバタした毎日の中でも自分を労わる大切な時間だなと思うんです。たった何分かでも、できればあたたかい部屋で落ち着いた時間を自分のために使いたいと思い、置き場所を変えました。

今は、襖をとった衣類収納スペースにケア用品を入れたかごを置いています。家族が寝た後、こたつに当たりながら少し長めに手入れをしたり、外が見える窓際に籠をもって移動したりと、持ち運びできる良さを使って気分転換しています。

メイク道具など細々としたものを収納するのには、中身が上から確認しやすいかご収納がおすすめです。私はかごが大好きだからというのもありますが、今は様々な高さのかごをお店で見かけるので、入れたいものに対して深すぎないくらいのかごがあると、必要なものにさっと手が伸ばせるので便利です。中は100円均一のペン立てなどを仕切りに使い、細々としたメイク道具を立てて収納できるようにしています。
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✔︎ 長女のティッシュやハンカチ類は洗面所に
ドライヤーとスキンケア用品が運び出された一方で、洗面所に新たに定位置をつくったのが長女のティッシュやハンカチ類です。娘が入浴した後の脱衣所の棚には、まだ中身が残っている使いかけのティッシュが置きっぱなしになっていることが続きました。ぽつんと置かれている使いかけのティッシュは、一つ二つと日を追うごとに増えていきます。和室にある衣類箪笥には、子どもたちの服とともに娘3人それぞれのティッシュ・ハンカチ置き場を作っているのに。何度か声かけをしてみましたが、数日後にはまた使いかけティッシュが置かれ、また声かけをするも状況は変わらず...。
それなら、もしかしたらそこが長女にとってのベストなティッシュの定位置なのでは?と考えてみました。脱衣所の棚に長女のティッシュ・ハンカチ専用ボックスを用意するのはどうか。元々下着入れとして置かれていた帆布ボックスの中にティッシュやハンカチ類用のボックスをはめ込んで長女に説明をします。ふむふむと頷く長女。
その日の夜見てみると、使いかけのティッシュはちゃんとボックスの中に収められていたんです!その後も、以前のように他の場所に置かれることはなくどうやら戻る場所を見つけられたティッシュたち。

「ぽいぽいと無意識に置いてしまう場所は、その人の定位置にするといい」と何かの本で読んだことがあります。毎日取り残されていくティッシュを前にすると、だらしないなぁ〰️とつい困った気持ちが先に出て、長女の代わりにと元の場所に戻してあげたくなっていました。
でも、もしかしたら今までの場所は長女の動線からは外れていただけだったのではないか、と考えさせられました。こちらの「ここに置くべき」と決めた場所が、家族にとって使いやすいとは限らない。成長や年齢の変化によって、使いやすい位置や戻しやすい場所は変わり続けていくんだな、ということを改めて感じる体験でした。
ちなみに、次女と末っ子は今も洋服箪笥の中にハンカチティッシュを収納しています。朝、服を選ぶついでにハンカチ・ティッシュもポケットに、という流れです。

✔︎ 変化する家族それぞれの暮らしに対応する柔軟な収納アイデア
同じ家に住む家族でも同じ考えを持っているわけではないので、家の中には家族の人数分の動線が存在しています。その人に合った置き場所を意識すると、使いやすく戻しやすい収納の仕組みが作れそうです。
わが家の場合は築古賃貸特有の寒さや構造上の特徴があるのでどの家庭でも参考になるような話ではなかったかもしれません。ただ、やってみて思うのは、引っ掛かりやもやっとしてたポイントを解消した収納は以前よりも使いやすく、空間が少し光って見えるということです。家族の個性と家の特性がぴったりはまるものの置き場所が見つかるととても気持ちがいいです。
子どもも大人も体や心の変化と共にやりたいことや使う道具が常に変化してくもの。その時々に合った収納場所をこれからも一緒に見つけていけたらと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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