リユーザブルバッグ考:ビッグトート|ジムバッグ、1泊旅行やマザーズバッグに《作り方》

2025.01.21
kae

連載:ファブリック考
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。

いろいろな「使い捨て袋」の形のまま、布に落とし込めたら楽しいな、とスタートした、【リユーザブルバッグ考】
今回は、ビッグトートです。

去年末あたりから、体力作りと健康面には気を付けて過ごしたいなと思うこともあって、今年はキックボクシングとピラティスに通い始めました。
クラスへ出かけるときは、ベトナムのスーパーマーケットannam gourmet marketで購入したトートバッグ型のエコバッグを使っています。

レジカゴにすっぽり収まるくらいの大きなサイズ
ボクシンググローブやウォーターボトル、タオルなどをポイポイ入れるのにちょうどいい大きさで、肩掛けも出来て気に入っています。そしてとっても持ちやすい

今回はこちらのバッグの使いやすい部分を生かしながら、リサイズしてビッグトートを作りたいと思います。
わたしはフィットネス専用のバッグとして使いますが、大きさとしては、1泊程度のお泊まりや、マザーズバッグとしても活躍できる容量です。

生地は、先日手芸屋さんに立ち寄ったときに、インテリアマテリアルのコーナーで惹かれたこちらの生地。

しっかりと厚みがあるけれどふわっとしていて軽く、バッグを作るのにちょうど良さそうです。

 


【作り方】リユーザブルビッグトート|ジムバッグ、お泊まりやマザーズバッグにも♪

材料

生地          1m
・綿テープ
 4cm幅のもの 4m
 1cm幅のもの 1m
・ナスカン 1つ
・マルカン 1つ



作り方

①生地を裁断する。
本体は下の図のように。持ち手は8cm×61cmを2本切り出しておく。

∟ 本体はまず95×85cmの四角形に切ってから
30cm角を4ヶ所切り取ると分かりやすい

②上面のないサイコロのような形になるように、隣同士の辺を合わせて縫う。今回は縫い代を活かすデザインにしたいので、表から縫っていきます。

∟ 同じ色の線同士を合わせて縫う

③持ち手を作る。
中心で合わせるように折ってから、綿テープを縫い付けます。

∟ 伸び止めと補強のために
4cm幅の綿テープと生地を組み合わせる

④留め具を作る。

∟ 30cmに切った1cm幅の綿テープを2本を半分に折り
それぞれナスカンとマルカンを取り付けておく

⑤バッグの口部分に4cm幅の綿テープを縫い付け、内側に倒して縫い止める。

∟ ④で作った留め具を
マチ部分の中央に一緒に挟んで縫い込む

⑥持ち手をつける

∟両脇のマチの縫い目ギリギリの所に
わりと幅広につける
これがこのバッグの持ちやすさの秘訣!

⑦目打ち等を使って、縫い代部分の縦糸を抜いてフリンジを作る。

\完成/


 

ジム通いが捗りそうな、お気に入りのバッグが完成しました!

生地選びで表情がかわるトートバッグ。素敵な生地をみつけたら、作ってみてくださいね。

 

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