家族の共有スペースづくりときまりごと

2024.12.20
りえ

連載:暮らし日和
クラシライター:りえさんのお家の「心地よい」を求めた暮らし、暮らしの道具や家じかんのあれこれをお届けします。

明日はいよいよ冬至。寒い冬は春や夏に比べて家の中の物が増えているなぁと感じることってありませんか。ストーブ、絨毯、ひざ掛け、もこもこ靴下、はおりものなど暖をとるためのグッズはかさばるものが多いからでしょうか。

家の中は家族が一日の疲れを癒す場所。みんなが気持ちよく過ごせるようなしくみをつくりたいなぁと思って意識していることがいくつかあります。

まず、家族全員で過ごす場所は共有スペースとしています。わが家で言えば、リビングやダイニング。

共有スペースは、みんなが使えて誰もがゆったりと休める場所。なので、基本的に私物の出しっぱなしはしないように決めています。

お絵描き道具、学校のもの、おもちゃは指定の場所を決めて使ったら元の場所に戻す。一つのことが終わったらその都度使ったものは片付けようと話しています。

子どもたちのものは和室の窓際にあるオープンラックにそれぞれゾーンを分けて入れています。お絵描き道具入れ、ゲームやパッドを置く充電コーナー、個人のちょっとしたおやつや小物を入れておく場所など、かごを使った収納です。


↑こちらは次女と長女のゾーン。


↑こちらは娘3人のお絵かき道具入れです。3人とも絵をよく描くので一人ずつ収納場所に入るだけというルールに。ちょっとパンパンになってきてるかな。

毎日必ず使う、鉛筆削りや消しカスクリーナー類も勉強場所からすぐ手が届く場所が定位置です。


とはいっても、子どもの遊びは流動的で次々と新しい場所、新しいものを求めて転々とする自由なものが多く、あっという間に物があふれてしまうときも多いです。溢れるのに時間はいりませんね、ほんと一瞬です。

そんな時は、一日の終わりに家族全員で一斉片付けタイム。片付けるものの量は多くても、返す場所がはっきりしていると「これどこに置けばいい?」がなくなります。子ども達が自分たちで片づけを進められるので本人たちも一緒に片付ける私も楽です。

また、新しいものを家に迎い入れるときには使いかたのルール決めを家族でするようにしています。
最近ではこたつについて話し合いました。


子ども達が熱望していたこたつを購入したんです。雪国に住んでいるの7年間こたつなしで暮らしてきました(笑)
今となってはなぜこれまで持たない選択をしか不思議なくらい快適でぬくぬくです。

こたつも家族で共用するもの。
みんなが気持ちよく使えるようにいくつかルールを決めました。


子ども達と考えを出し合って決めたものです。
末っ子が書いてくれました。

せっかくなので、しばらく見えるところに貼っておくことに。厳密に意識しているものは実はいくつかで、少しずつ消えていくルールがあっていいと思っています。
キッチンで食べると書いてあるけれどこたつで食べるアイスやミカンはやっぱり最高ですもんね。

家族でほっこりする時間は大切にしたいから、できるだけ汚さないように食べたあとは手を拭く。もし汚れてしまっても布巾で拭き取ったりと、自分にできることを考えることも大事だと伝えていきたいです。

家族がゆったりと羽を休める場所になるように、家の中の公私を意識すると誰でもくつろげるすっきりとした場所づくりにつながっていくように思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

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