はぎれあそび -七夕-

2024.07.02
kae

連載:ファブリック考
布製品のオーダーメイドブランドmitsuamiを持つクラシライター:kaeさんより、季節の生地、世界の手芸事情や、身近な布切れの活用法などをお届けします。

今度の日曜日は七月七日。
七夕の飾りつけに、リバティとリネンのはぎれを使って短冊飾りを作ってみました。

一度作れば毎年使える布製の短冊、願い事はトレーシングペーパーで作った短冊に書きます。トレーシングペーパーから布の色がうっすら透けて、表も裏もカラフルに楽しめます。

布と紙を重ねて作った短冊が揺れると、さらさらと風になびく笹の葉のような音がしてきます。わたしがいま住んでいるマレーシアでは笹竹を手に入れるのが難しく、いつものリビングのグリーンに飾り付けをしただけなので見た目は南国のなんちゃって七夕ですが、音と雰囲気だけでも十分、七夕気分を満喫できます。

 


【作り方】\毎年使える/はぎれの布製短冊飾り

用意するもの

[材料]1つの短冊
・はぎれ 20×6cm:2枚(柄物と無地の色物の2種類あると良い)
・トレーシングペーパー 19×5cm:1枚
・ハトメ:1個
・ヒモ 20cm:1本



作り方

①はぎれは20×6cm、トレーシングペーパーは19×5cmに切っておく
 


②2枚のはぎれは裏同士を合わせて重ね、端から5mmのところをぐるりと一周縫う
(手縫いでも大丈夫です)


③縫い終わったら周りを1-2mm切り落として端を綺麗に揃えておく


④上部中心に穴を開け、専用の道具を使いハトメを取り付ける


⑤切っておいたトレーシングペーパーの上部中心にも穴あけパンチ等で穴を開ける。あれば、ルーズリーフ用の穴の保護シールを貼っておくと安心。


⑥トレーシングペーパーに七夕の願い事を書き、20cmくらいに切ったヒモを布短冊と一緒に穴に通して、完成!

 

 

ミシンのない方は手縫いでも易しいですし、ハトメを取り付ける器具がなければ、ヒモは縫い付けてもいいですね。家にあるものを上手に活用して作ってみてくださいね。

 

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