旬の食材:新生姜

2024.06.12
平本 麻美

連載:季節の手仕事
クラシライター:平本麻美さんより、日々の暮らしに寄り添うレシピやスタイリング、季節の手仕事などをお届けします。

生姜はお好きですか?色々な料理の臭み取りや薬味になくてはならない存在ですね。6月頃からは新生姜が出回り始めます。瑞々しく、爽やかな香りとマイルドな辛味が特徴の新生姜は、初夏の味。今回は定番の甘酢漬けとそれを使った焼き鯖寿司をご紹介します。


新生姜の甘酢漬け



材料 

・新生姜 400g
・米酢 180ml
・グラニュー糖 100g
・塩 小1



作り方

1、新生姜を洗い、皮は剥かずに気になる部分だけスプーンでこそぎ取る。

2、繊維を断つように薄切りにする。


3、赤い部分は別に残しておく。(☆)


4、沸騰したお湯で30秒ほど茹で、ザルにあけ水けを切る。3も同様に。


5、保存容器に新生姜を入れ、赤い部分を1番上にのせて、ひと煮立ちさせた甘酢を熱いうちに加える。


6、粗熱が取れたら、冷蔵庫で保存する。

 

甘酢を加えるとみるみる内に、綺麗な桜色に変化していきます。小さなお子さんにも是非、この瞬間を見せてあげて下さいね。マジシャンになったつもりで。笑。赤い部分(☆)が酢と反応して綺麗な色を作り出しています。口当たりが悪いので、わかりやすくするために1番上にのせます。


箸休めにはもちろん、刻んだ甘酢漬けをちらし寿司やお稲荷さんに混ぜ込むと、さっぱりして食が進みます。焼き鯖寿司にも入っています。意外と簡単なので、作ってみませんか?


小骨を抜いて焼いた塩鯖と酢飯を用意します。ラップを敷いた巻き簀に鯖、大葉、新生姜の甘酢漬けを順に重ね、酢飯をのせて整えたら、しっかり巻いていきましょう。そのまま30分ほど馴染ませ、ラップの上から切ると綺麗に切れますよ。


甘酢にきちんと浸かっていれば、冷蔵庫で1年くらいは保存が出来るので、いつもは倍の量で上の保存瓶いっぱいに作っています。新鮮な新生姜を見つけたら、たっぷり作って箸休めやアレンジ等を楽しんで下さいね。今日もご覧頂き、ありがとうございました。

 

6月の読みもの

6月の食に関すること(レシピ付き記事も)、6月の過ごし方のアイデアや7月の準備などの記事をお楽しみください♪

月ごとの読みものまとめはこちら

 



\ PICK UP ITEM /

おすすめ商品